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そ~どす そ~どす おこしやす京都へ

majenda1.

080201 明日、12時受付どすえ。覚えたはりますか?

あんさんのお越しを、お待ちしとりますえ。

なんでぇゆうたかて、日常をちぃと離れて、リフレッシュせな、

元気でぇやしまへんやん。この暑さやもん、いそがしさやもん…… 080202

そういうときこそ、
「京都」があるんどす。

⇒全体会・会場チャペル⇒⇒⇒

 はんなりした「京炎そでふれ」や「オープニングの高校生・大学生企画」っちゅうのんをまず見て、がっこの話、語って聞いて、まったり時間、過ごしまひょ。え?申し込み、したはらへんの?そらかなんわ~。けど、かめへんかめへん、今このブログのトップ見ておくれやしたら、上のとこ、ちょこっとクリックするだけどす。ほな、うちらで特製名札つくって待ってますしぃ。
 名札もどすけど、ようけぇの学生さんが集まって、いろいろあんじょうしてくれたはって……記念グッズとか珈琲やろか?「おぶ」やろか?飲みもんやお弁当まで手伝ってくれたはる。開会行事でしか見られへん「ムービー」がこれまた、びっくりどすえ。最近のお若いひとは、なんでも上手どすなぁ!ほかにもまだ「サプライズ企画」もあるいうて!ここだけの話……いやいやあかんあかん。内緒ごとやのに、あて、言うてしまいそうなった。
080203 とにかく来とくれやす。うち、明日の夜は「アロマタッチでリフレッシュ」っていうのんに行こか、思てますねん。いっしょにどうどす?よそで習うのん、ちょっとたいそうやけど、駅二つ向こうに行くだけで、教えたくれはる先生も心安いお人やし。二日目は、授業、もうちょっと上手なりたいし。「学びの原点」かな?この授業受けはった高校生も参加しはるゆうたはるし。三日目は、まだ決めておへん。あんさん、来はったら、どうしはんのんか、おたずねしよ思て。
え?京ことば、わからへん?? うちの言うてること、通じへなんだ?? そら堪忍。JR京都駅から、地下鉄烏丸線(からすません)に乗り換えて、「国際会館」駅下車。2番出口あがってすぐ。明日、同志社中学校・高等学校どすえ~~~。

岸田 康子

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20代以下の参加20%超えか?

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-実行委員として携わって-R大学院2回生のOです。

今大会で学生STAFFの世話係として、初めて大会実行委員を経験させてもらっています。

昨年の東京大会に参加し、次回が京都だという縁で今大会のスタッフとして関わることができました。初めての経験も多く、至らない事もある中で、他の実行委員メンバーの方々に助けられてきました。貴重な経験をすることができて、一般参加では経験できない学びを体験することができました。

当日は開会セレモニーにて司会を任され、大会まで一週間を切ったあたりからドキドキ

どきどき。どうボケを入れて笑いを取ろうかと考えているのですが、なかなか大爆笑のイメージも浮かばず…。当日までには何か思いつくといいなぁ~と能天気に構えていますが、3日間の大会が盛り上がるように、いいスタートを切れるように頑張りたいと思います。

暑い!京都で、熱い!議論を交わせるように皆さんのサポートをしていきたいと思います。よろしくお願いします!

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昨年度、同じ学校の先生にお誘いいただき、初めて高生研全国大会へと参加させていただきました。080102素直な感想として、「疲れたけれど心地いい。」「全国各地には、素敵な先生がたくさんいるんだ。」「私も頑張ろう。」等々、書き出したらキリがない程、たくさんの前向きな思いを持って帰ってくることができました。

あさってからは京都での大会です。今年度は『スタッフ』として参加させていただく番でありながら、なかなか他の先生方のように動けずにいる自分に、これでいいのか!? という思いを持ちつつ日々を過ごしてきました。そうこうしているうちに、いよいよ当日が近づいてきてしまい、ますます不安いっぱいです。ただ、それ以上に楽しみに感じている自分がいるのも事実なので、とにかく今の自分にできることを全力でやっていきたいと思います。大会当日は、元気いっぱい・若さ全開のOさんと一緒に司会をさせていただきます。すぐ緊張してしまう私はすでにドキドキですが、ぜひ楽しみながら、そしてみなさんの元気に力をもらいながら、精一杯頑張りたいと思います。今回も、多くの方が「来て良かった!!」と感じて帰っていただける大会になることを心から願っています。どうぞ宜しくお願いします!!

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あと3日 現地受付担当から

 はじめまして。京都大会受付担当の船越弘美です。高生研HPから申込をなさった方は私からの受付完了メールを受け取っていただいていると思います。

 2月下旬に第1号の申込があってから5か月。目標200名にはまだ届きませんが、現地京都はもちろん、それぞれの支部の方々の呼びかけのおかげで現在約150名の申込みがあります。皆さまに感謝しつつ、大会当日まで受け付けておりますので、最後のご奮闘をお願いしながら、受付担当のあれこれを書いてみたいと思います。

 「2013年の全国大会は京都」 田中容子先生から聞いたのは1年前だったか、2年前だったか。そのとき、20年以上前に田中先生に誘われ、子連れで京滋大会に参加したのを思い出しました。当時、高生研の存在を知って間もなかった私は全国大会に参加して何から何まで本当にびっくりしました。(大会に参加したことがなく、何にどうびっくりしたかが分からない方は、京都大会に参加し是非ご自身で体感してみてください。)大会最後の久田先生の挨拶をお聞きし、大会開催までの準備、当日の運営のご苦労がいかほどであったのか、参加するだけで精いっぱいだった私と、教師として人として何か大きな差があるような気がしたものです。
 あれから20数年。全国大会にはなかなか縁がなかった私ですが、今回の京都大会では何か役割を担当させて頂こうと思っていたところ、田中先生からあの澄んだ高音で「受付担当をお願いします」と言われ、自宅にFAXがないため各方面に多大なご迷惑をおかけしながら現在に至る…。

 今回は全生研とのコラボがある関係で、かなり早い段階から「7月20日までには申し込みを」「できる限り早めの申込みを」と訴えてきました。
 しかし、そこはそれ、教師の夏休みは忙しい。授業がある時期でさえ会議だ、出張だと予定が突然入ってくる。まして夏休みなんていつ何が飛び込んでくるかわからない。だから予定がなかなかたてられない。しかも大会ぎりぎりに申し込むことに体が慣れてしまっている。(失礼!そうじゃない方も一部いらっしゃいます。)
 そんなわけで出足はかなり鈍かった。2月に第1号の申し込みがあってから4か月、申込締切(のはず)の7月20日まで あと一ヶ月になっても50に届かない。「参加者数が100に届かなかったらどうしよう」「かといってこれから一ヶ月の間に150近い申し込みがあったら私の処理能力が追いつくだろうか。」不安は募るばかり。
 そんな中で岸田先生から働きかけがあった高校生大学生が次々と学生スタッフとして申し込んできてくれて本当に励まされました。そして、コメントを下さった方、いえ、何より郵便番号から始まってたくさんの項目に一つ一つ入力してくださった全ての方にお礼を言いたいと思います。申込ありがとうございます。

 今までの応援ブログで紹介されているとおり京都大会は盛りだくさん。どのような参加形態であっても濃密な時間を多くの仲間と共有し、「やっぱり高生研の全国大会はすごい」と満足してもらえるはず。
 あと3日。一人でも多くの人とお会いできるのを楽しみにして受付業務は今日も続く。

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教師がつながる その2

滋賀の藤本です。28日に『高校生活指導 18歳を市民に』196号の発送を終えました。機関誌については井沼さんに語ってもらった方がいいのですが、私からも少し話します。 
今日、隣に座る職場の先生に早速1冊買ってもらいました。会員にも少し興味を示し「こんな良い本がもらえるのなら年6000円でも高くはないですね」と言ってくれました。
新機関誌になって3号目ですが、いろいろと改良を重ねて、なかなか良いデザインになってきたと思います。196号は195号と同じ表紙デザインでブルーが基調、さらに表紙にコーティングを施してより重厚な仕上がりです。つまり結構高価な本に見えるようです。 
「この『ケアというのは交じりあってケアするのでつまみ出すだけではなんの解決にもならない』(99㌻)とか確かにそうですよね」などと言いながら拾い読みをしていました。
内容と装丁で「こんな良い本がもらえるのなら年6000円でも高くはないですね」という発言になったのでしょう。すかさず持っていた全国通信を見せて、これを読むとさらに機関誌に書いてあることを深めて読むことができて2度お得ですと。
ところで、「教師がつながる」という話です。私たち教師も生徒と同様、なかなか本当の意味でつながりがもてない状況にいるのではないでしょうか。現状を変えることのできないあきらめ、ニヒリズム。競争に巻き込まれてしまって、何かへんだとは思いながら突っ走ってしまう状況。文化祭のような面倒で余計なものはできるだけ簡単にしてほしいという声の増大。理想を語ることが揶揄される。厳罰主義のもと権力への恐れもますます大きくなっているように思います。
そのような状況の中で、私たちは確かにここにいるんだという存在の重みが感じられるような「呼びかけと応答」の関係がますます重要になってきているのではないでしょうか。
「呼びかけと応答」とは、相手に呼びかけることも含まれますが、相手に呼びかけられていることを感じ、その呼びかけに応答することだと思います。そのためには相手が何を呼びかけているかについて耳を傾けなければならないでしょう。
「呼びかけと応答」はお互いが独立し、自由でありながら、しかも、つながりを持つことのできる関係だと思います。それは「相手に言うことを聞かせる」関係ではありません。また、お互いの存在の重みが立ち現れるような関係であって、たんなるおしゃべりの関係でもないでしょう。
今回の大会への参加の呼びかけの中でもそのような「呼びかけと応答」の関係を意識しました。大会参加を呼びかけることも、もちろん大切なことなのですが、呼びかける相手が逆に何を呼びかけているのか、何に困っているのかを聴き取り、応答しようと意識しました。そうすると数を集めないといけないという圧迫感から解放され自然体で相手にメールできるようになったように思います。
今大会でも、初参加者に対しては特にそうですが、お互いが、呼びかけられていることを感じ、応答できるような大会にしていきたいものです。

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元気をもらう場所

今年度、教員生活初となる異動を経験しました。ドキドキしていたのもつかの間、様々な場面で見えてくる学校独自のやりかたに戸惑ったり(同じ府立高校と言えども、違いは想像以上に膨大でした…。)、担任クラスの子たちに関する色々な問題や事件に奔走し始めたりすることで、あっという間にいっぱいいっぱいになっていった1学期だったように思います。
昨年度は、自己啓発休業という形で休みをいただき、1年間大学へと行かせてもらっていた私。本当に自分自身のための時間がたっぷりあり、ゆるやかで幸せな毎日でしたが、現場復帰した今年、アップアップしているなかで心から思うことは…。

①たとえ忙しすぎて睡眠時間が削られようとも、やっぱり学校現場にいると、心身ともに自然とシャッキリ!
②たとえ時に「うざっ」とか言われようとも、高校生と接することで感じられる清々しさは格別!
③たとえ「伝わらないなぁ。」「何にもしてあげられてないや。」と自分の無力さに悲しくなる日がほとんどであろうとも、ふとした瞬間の生徒の成長&心からの笑顔が見られれば、完全復活!

結局まとめると、
「高校の先生って素敵な仕事だな!」これなんです。一年間、クールダウンできたことで、より強く感じるようになりました。この思いが口に出せるようになったことが、もしかしたら一年間現場を離れて大学に行った一番の収穫なのかもしれません。

それにしても、こんなこと、少し格好つけているような気恥ずかしさもあり、普段はなかなか言えない私が、高生研という場(今回はブログですが。)だと、さらりと言えるあたりが不思議です。私にとって高生研との出合いが本当に貴重だったんだと改めて感じさせられる理由のひとつです。
今回の全国大会も、私にとっては自分の思いが再確認できる場、また素直に出せる場、そして色んな先生の「生徒のために」という思いに刺激を受けられる場になるはずです。
終わったあとに元気になれる大会!!そんな大会に今年も出られることが楽しみです!!

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全国大会は夏まつりのようなもの

静岡 小川京子

 終業式は1週間前に終えたものの、赤点補講や三者面談、進学補講などに追われる毎日です。今日からは勉強合宿に行くので、5日間山ごもりです。毎年のことですが、高生研の全国大会に行くのはそのような忙しい日程の合間を、何とか都合をつけて参加されている方も多いのではないでしょうか。
 私が初めて高生研の全国大会に参加したのは、沖縄大会です。そのときも、部活のコンクールが終わったその足で飛行機に乗り、同じ静岡の仲間とは一日遅れで、疲れ切った体のまま何とか現地入りをした記憶があります。この翌年は静岡・大仁で全国大会が予定されており、書籍販売の責任者になっていた私は、少しでも様子を見て、やり方など教えていただこうと思っていました。少々体調を崩しながらではありましたが、初めての全国大会は、私にとってとても印象深いものになっています。特に一番記憶に残っているのは、全国の方とともにいろいろな話ができて、同じような悩みを抱えて頑張っている仲間がいるということでした。
 私は、当時富士サークルという、静岡にある5つの地域サークルのうちの一つのサークルの責任者になったばかりでした。どのように運営していけばいいのか、わからないことや不安が多かった中で、青森や長野の方が、地元の様子を色々とお話してくださり、同じように参加者を少しでも増やすために、参加しやすい環境を作るためにいろいろと頑張っている話を聞いて、とても元気になりました。
 その後、何度も全国大会に参加していますが、その時々に自分が悩んでいる課題や関心に合わせて考えさせられることが多いです。忙しい日程の中で少々無理をしながら参加しても、元気になって帰ってこられる大会だと思います。だから、全国大会は一年に一度、元気をもらえる「夏まつり」のようなものだと思います。今年の京都大会も、現地実行委員の方々や大会グループの皆さん(私は働いていませんが)が、忙しい中で、皆さんを迎える準備を本当に細かいところまで気を配りながら、頑張っています。ぜひぜひご参加下さい。京都で会いましょう。

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さあ、京都に集いましょう。

京都大会までちょうど1週間になりました。26日時点で参加者は140名。青森高生研からは7名の参加者となっています。青森からの参加者は、ここ数年では、最も多いのではないでしょうか。

私にとって京都はもっとも多く訪れている町です。高校生の時の修学旅行、そして教師になってからの修学旅行で7回、大阪大会のときは、寝台特急日本海で京都駅下車しました。今回の全国大会参加で10度目の京都です。

大会事務局から発信されるメールの内容は、新しい高生研のはじまりが躍動的で笑顔に満ち溢れているものに感じられます。青森高生研からは酒田さんが、基調発題をするのも私にとっては意味深いものです。

20代のときに初めて高生研全国大会に参加しました。教師として自信を失いかけていたときでした。1996年には青森で初めての全国大会を三沢小牧温泉で。(開会行事の演劇「振鈴」にわき役で出演)。2008年には青森で2度目の全国大会を事務局長として関わりました。滋賀、熊本、大阪、札幌、東京の大会では元気と勇気をもらいました。私にとって高生研の学びはなくてならないものだと、今強く感じています。

全国の仲間がいること、大学生を含め若い先生方が意欲的に積極的に熱く教育のことを語る場面を間近にみることができること。自分が20代のときに、悩んでいたころを懐かしく思う今日この頃です。

さあ、大会に参加する皆さん、新しい高生研の全国大会をみんなで盛り上げていきましょう。世の中が混沌とする今だからこそ、教育の力は大切です。生徒にとっても保護者にとっても、そして私たち教職員にとって学校が笑顔と喜びに溢れるように、京都大会でたくさんのことを学び合いましょう。

(青森高生研 吉田 雅浩)

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(フォトは2008年 青森大会より)

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問題別分科会3「『生きづらさを抱えた生徒たち』から学ぶこと 〜セクシャルマイノリティーのいるHR・学校〜

8月4日の問題別分科会3「『生きづらさを抱えた生徒たち』から学ぶこと
〜セクシャルマイノリティーのいるHR・学校〜」
を担当する絹村です。
 LGBTなどセクシャルマイノリティーと呼ばれる人たちは人口比5%存在す
ると言われています。
40人のクラスに2人の割合です。こうした子ども・生徒たちは、男女二元論にも
とづき、またジェンダー視点が
まだまだ不十分な学校において、人知れず生きづらさを感じながら生活をしてい
ます。
発達障がいは特別支援教育として徐々にどの学校にも明確な実践課題としてとり
あげられつつありますが、
今まで学校はもちろん、私たちの生活指導研究でも、こうしたセクシャルマイノ
リティーの問題は、
実践課題として浮かび上がることがありませんでした。
セクシャルマイノリティーの問題を実践課題として位置付けることで、私たちの
生活指導実践は、学校はどう変わるのか、
変らなければならないのか、「マイノリティーに優しい社会はすべての人にやさ
しい社会である」という命題とともに、実践的に
確かめていきたい、そういう思いがこもった分科会です。
「セクシャルマイノリティーって、何?自分には関係ない」って思う方も是非参
加してみて下さい。
セクシャルマイノリティーを切り口に私たちの教育実践や学校がかかえる課題が
浮かび上がってくると思います。
いっしょに学び合いましょう。
皆さんのご参加をお待ちしています。

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A子さんの「やる気スイッチ」

 京都では、3学期制をとっている府立高校は先週末に1学期終業式を迎えましたが、進学補習や基礎補充が延々と続いています。猛暑の中で少々バテ気味の私ですが、少人数で行う基礎補充の時間には、そこにいる生徒たちについての新しい発見が毎日あって、そのことでまた元気になれたりもします。
 私が担当している基礎補充は「ライティング」です。普段の授業で教えていない生徒たちが数名来ていて、その中にA子さんがいます。教材は本校英語科オリジナルワークシートで、英語の語順を学び直す内容です。A子さんは、初日の最初は「こんなもん、わからん。」と言って投げやりな態度を取ったのですが、英語の文を創るルールが身につくようにと工夫して作問されたワークシートを私がつきっきりで説明するうちに、するすると英文を創れるようになりました。次々と質問しながらワークシートを進んでいく姿からは、一つのルールを他に応用する力も持っていることが見て取れました。A子「あってる?」私「あってるよ」A子「すごい!」というやりとりの中から、「できるようになる」ということが本当に子どもを励ますのだと、つくづく感じられたのでした。
 今日の後半は「昨日の日記を50ワード以上の英語で書く」という課題をしました。生徒が書きたい内容を英語で書くのですが、わからない語彙はこちらが黒板に書きます―「起きましたgot up」「~時にat~」等の語彙です。A子さんは、「食べた、は?」「ごはん、は?」「スパゲッティは?」「バイトに行った、は?」「たのしかった、ってどうやって言う?」等々、矢継ぎ早に質問してくれたので、それらの意味を成す英語の単文を紹介することができて、他の生徒もそれに触発されて自分のことを英語で書いていきました。
 定期テストではテスト用紙にほとんど何も書いていなかったA子さんですが、場面が違えば全く違う姿を見せるのだと、私が学びました。     (京都 たなかようこ)

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教師がつながる

 滋賀の藤本です。滋賀からの参加は現在、確定しているのが8名です。ささやかですが大会参加の呼びかけの取り組みについて書きます。
 メールアドレスを知っている人に何度かメールをしたり、職場の人に声をかけています。
 今や学びの共同体の拠点ととなった観のある学校づくりを推進してきた夏原さんですが、最初のメールには、その彼の次のような文章を載せました。
 「(前回の京滋大会)から20年あまり経ちました。教育基本法は『改正』され、新自由主義的な学校経営が全国的に広がっているにもかかわらず、いまの学校でまっとうな実践を展開できているのは高生研で学んだおかげだとつくづく思います。もし高生研と出会わなかったら私の教職人生はつまらないものになっていたでしょう。間違いなくそう思います。 ・・・」
 次のメールには、7月11日の大会ブログにあった望月さんの「京都大会の魅力」という文章を転載して送りました。「基調は実践のエピソードと主張があり、分かりやすく、当日は、ビジュアルナラティブ(スライドで実践を語る)もあり、酒田基調のイメージを鮮明に私たちに伝えてくれるでしょう。いま、注目されている政治学者、岡野八代さんのコメントも楽しみです。」
 ちなみに岡野さんは上野千鶴子も注目する新進気鋭の政治学者です。望月さんが基調とかみ合うように丁寧な打ち合わせをしてくれています。
 以下は、それらのメールに対するある女性の返事の一部です。
 「わくわくするお誘い文ですね。できる限りたくさんの日程、参加します。高生研、入りますね。やっぱり自主活動ですよ。クラスも生徒会も、まだまだいけるはず。最近、心折れていますゆえ、学校内では実践できていませんが…」
 次に紹介するのは、青年部の中心的な方で大阪高生研の方に研修会にきてもらったり、全国教研で絹村さんに出会ったりしている方です。大津であった近ブロには来られなかったので、どうかなと思いつつメールをさしあげたら次のような返事が来ました。 「高生研は、すごく魅力的なので、職場でも声を広げて、できれば参加したいと思います。」
 3つめ。私は今、通信部にいますがとなりの昼間部の先生と帰りが一緒になったときには、その途上で彼女の文化祭の取組みの話などをクラス運営の話を私が質問して聞いていきます。さながらミニ例会のようです。その彼女はベテランですが職場の若い先生を2人連れて参加してくれます。
 このあとも最後まで高生研と高生研大会の魅力を伝え、参加を呼びかけていきたいと思っています。
 
 話は変わりますが問題別分科会1の紹介を少し。藤木祥史さんは京都の中学校を今年退職された実践家。紀要に掲載するのは大津のいじめ事件が大きな問題になっている時期の講演を今回のためにテープ起こししたものです。彼の学年づくりの取り組みです。彼が赴任したときは大津の中学校とよく似た状況の学校でした。その学年づくりの実践は大津の中学校もこういうふうに別の展開もあり得たのではないかとイメージできるものです。その生活指導的な取り組みに学びながら私たちの高校現場に問われていることを共に考えていきたいと思います。

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五色豆とあんかけうどん

 母が言うには、おまえは小さい頃から気散児で、めったなことで駄々を捏ねなかったが、たった一度どうしても買って欲しいと、店の前で寝っ転がってねだったのが「五色豆」らしいが、その記憶は本人にはまったくない。五色豆というのは京都のお菓子で、夷川通りの豆政のが有名である。えんどう豆に砂糖でコーティングして色をつけただけの、和菓子に興味のない私としては、さしておいしくもないお菓子だが、子どもの頃の私からすると、その色合いがたいへんうまそうに見えたのだろう。五色豆の「五色」というのは青・赤・白・黒・黄色の五色で、陰陽五行説に則った色彩であることは言うまでもない。京都という地は三方を山で囲まれ、南が開けていて川(水)があるという風水でいうととても恵まれた自然の地形であるらしいが、そんなことを言うのは科学的ではないと自省する。万城目学が京都を舞台にして書いた「鴨川ホルモー」という珍無類の小説を、京都に来られる前に読んでみるのもいい鴨。
 いまは亡き親友のOと一緒に、はじめて京都に行ったのは小学校6年の夏休みだ。京阪電車で行けばよいものを、小学生の行動である、なぜかJR京都駅に到着。目指すは三十三間堂、夏の暑い盛り、昼めしどき、目の前に現れたのは屋台のうどん屋。昭和47年、京都にもまだ屋台のうどん屋があったのですねぇ。お品書きの中、とくに目を引く「あんかけうどん」の文字。自分はさっさときつねうどんを頼んでおきながら、Oは私には「あんかけうどん」をしきりに勧める。彼が「あんかけうどん」の正体を知っていたのか知らなかったのかは、いまとなっては定かではないが、私はうどんに餡子がのったものを想像していたことは確か。はじめてウインナーコーヒーを注文したときも勇気がいったが、ここでも怖いもの見たさで「あんかけうどん」を注文。ちなみに、いまはほとんど餡子を受け付けない(嫌いな)のでどんなことがあっても注文することはないが、子どもの頃はまだ食べることができたのだ。さて、出てきたのは予想に反して片栗粉でとろみをつけた、生姜の味がよく利いた絶品。あんかけうどんというと冬の食べ物みたいに思うが、じつは夏の暑い盛りにもうまい。祇園四条・松葉本店(南座の隣)の「にしんそば」もいいが、どこか気の利いた店で夏のあんかけうどんはいかがですか。

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またしても、LINE考

大阪高生研 井沼淳一郎

広島の少女殺害事件。報道によるときっかけになったのは、LINEに書かれた悪口だという。久々の1年担任をして、自分のクラスでも「LINEのなかでのケンカ」の指導に神経を使っていただけに、他人事とは思えない。

マスコミや大人は、バーチャルな世界でのトラブルとリアルな世界でのトラブルの境目がつかない若者の「未熟さ」を指摘したり、LINEが短文、感情的言語が多いことを指摘して、本当の対人理解のためにはちゃんと向き合って話しあうことが必要と提言する。
だけど、なんだか違和感がある。マスコミや大人(多くの識者とよばれる人たちも含めて)は、どうも、リアルな世界の対人関係こそ本物で、バーチャルな世界のそれは2次的副次的なものと捉えているようだ。そこには、リアルな世界の対人関係をうまく取り結べる人間が「大人」、「正常」であり、反対にバーチャルな世界の対人関係に依拠している人間は「未熟」、ときには「病的」とする見方が潜んでいる。

しかし、いま、1年生の担任をしていて思うのは、彼らにとってLINEは、リアルな教室空間と同じくらいリアルな世界なんだということ。最近、文化祭のクラス企画をめぐって、クラスが激しく対立したことがあった。どんどんアイデアを出す人たちが、何も意見を言わない人たちに苛立ち、「どう思ってるん?」と問いただしたときのことだ。「文化祭の話しあいで積極的に意見を言う人はいい人だ」という無言の正義の押しつけに対して、おとなしい男子が手を挙げ、「僕は気の強い人と話をするのが苦手で、言われるだけでドキドキしてしまいます。だから、LINEで議論しませんか?」と応じたのだ。
この提案で、教室の空気が変わった。意見を言わないとされた人たちが続々と話し出し、やがてお互いのテンションや性格の違いを理解し合おうという空気に変わっていったのだった。
このことは、LINEがいいか悪いかという問題ではなく、すでに、彼らにとって、人間関係のミクロポリティクスを読みかえ、編み直すためのリアルなツールになっていることを示しているのではないか。

とはいえ、LINEにはまる若者たちに問題がないわけではない。彼らが恐れるのは、何よりも「気まずい空気」になることであり、なんとかそれを避けようと慎重に言葉を選んだ応答が延々と繰り返される。しかし、ひとたびそれに失敗すると、トラブルを打開するよりも、自分か相手を「退場」させる、あるいは「ブロック」することで、「気まずさ」を解消しようとしがちである。リアルな世界での「退場」は、いとも簡単に退学、転学という結論になったりする。

だとしたら、「退場」や「ブロック」ではなく、バーチャルであれ、リアルであれ、「気まずい関係・空気」を突破する別のやり方をどう見いだすか。そこが、いま、教師の指導のキモだと思う。

もうすぐ完成する高校生活指導196号の巻頭を飾るのは、若手M先生のHR実践「LINEでは伝わらないこと」だ。ベテランといわれる高生研教師からは、つっこみどころ満載の実践だが、僕は彼の立ち位置や言葉から、LINE時代を生きる教師と生徒の「別のやり方」の模索を学んだ。196号は、8月1日に会員の元に届く予定。楽しみにしてほしい。

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京都大会の魅力2 グローバル社会を生きるための授業

ヒト、モノ、情報、マネーが地球上を行きかう時代に、高校生に必要な市民的教養とはどんなことでしょうか。相良先生の英語の授業を参観させていただいて、
こんな授業がこれからの高校生に必要だと思った授業でした。発達障害を抱える生徒も含んで相良先生の授業に惹きつけられてしまうのは、同時代を生きる同世代の異文化に出会わせているからなのではないでしょうか。
日本に生まれて日本国籍のない同世代、日本語を使ってはいけない朝鮮学校、文科省からの支援がないので建物も質素です。でも、彼・彼女は、誇りも志も高い。そんな他者に出会う学習経験が他者のなかに共通性を見出させ、共同の催しへと誘います。紀要には相良先生の指導枠組みしか書いていないので、難しそうだなあと思うかもしれません。でも、ぜひ、参加してみてください。
明日の授業を考える上で、これまでの視野を問い直すヒントがたくさんあると確信します。おすすめです。
望月
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京都の夏、進行中。あと85名!

本日現在の大会申込は115名。滋賀・大阪の参加申し込みが増えてきました!
2101 今日は、京都府立高校の先生方に「おまかせHR研究会」のメンバーとして、大阪のNさんと一緒に教研のお手伝いをさせていただきました。もちろん、高生研大会へのお誘いもしてきました。来週は会場の同志社中学校、同志社高等学校、そして全私研が開催される城崎温泉でも、記念グッズを先行紹介しながら、現地メンバーは「お誘い」を続けていきます!2102

京都大会の見どころの一つは、高校生・大学生の活躍です。
「京炎そでふれ」の雅な演舞に続く趣向を凝らしたオープニングイベント(秘)は見逃せません。みなさま、ぜひ13:00までに到着して、全体会会場チャペルで開会をお待ちください。
大阪大会では私も担当していた「おもてなし」関連も、学生が登場。名札デザインや記念グッズ、飲み物など、参加者の学びの環境を全力でサポート。
京都の夏といえば、祇園祭と鱧。そして、今年はSince 1963 の高生研第51回大会。8月3日、同志社中高でお2103待ちしております。
PS 京都の「ガリレオ」と紹介した栗木久さん(立命館中高)は、本当に月9の「ガリレオ」の実験監修者と縁のある方です。2日目の分科会は、受講生徒も卒業生も参加します。
2104岸田 康子

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「女子は譲らない」

大会まであと半月ほど。基調発題、岡野八代氏の提起、分科会
交流会、全生研とのコラボなど企画は盛りだくさんです。
今年の大会は先ず基調討議が一つのメインです。
実践報告風の発題で、皆さんはきっと参加しやすいと思っています。
時間も4時間あります。じっくりと討議できます。
一般分科会は授業にHRに生徒会にどれも中身があります。
さらに問題別はいじめ、デートDV、実践記録の書き方、授業など
多彩にあります。
きっと参加者に満足を送れる中身だと確信しています。
あと半月、京都の頑張りに応えたいと思います。
私も埼玉の仲間に声をかけています。
是非皆さん、同僚・仲間にあと一声かけてお誘い下さい。

3年ぶりの担任、急遽3年の担任になりました。3年なのに生徒誰も
教えたことがなく、生徒はほとんど私のことを知らなかった学年・HRです。

5月体育祭のクラスTシャツ紛争、Tシャツづくりに立候補したA子たちの図案に
異議ありと、遅れて第2案を作成し始めたB子たち。両方の図案に対して
折り合いがつかず、両者が譲らない事態に。
HR総会を開き、やむをえず採決か?と思ったが、HR総会が日程上間に合わず
A子たちの先行案を朝のSHRでとり入れることになる。
A子たちは私のところに来て「先生、勝ちました!」
(いや、女子のこのこだわりは、すごい!)

特定指定難病を抱えているD子、彼女を2年から支えているE子
ところがある友人の問題で、2人は仲違い、ほとんど挨拶も交わさない仲に。
他の先生も「あの2人は最近おかしいね」と気がつくほど。
さて、これも難しい!

この譲らない女子たちを中心に、文化祭は太鼓とディズニーカフェーを作り上げる
という企画で今盛り上がっています。

   森 俊二

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細腕二年担任奮闘記⑥(最終回)

 沖縄の照屋です。沖縄は梅雨明け以降、雨がぱったりとふらなくなりました。個人的には、仕事から帰ってきて(夜中でも)洗濯してもすぐ乾くのでうれしいのですが、段々と水不足になっていかないか心配です。

 さて、文化祭本番前日の金曜日。全校生徒、一斉に朝から夕方まで準備の日でした。
運悪く、僕は出張が入っていました。「最後の仕上げはみんなに任せた。みんななら大丈夫だと思うよ。(クラス全体としては、80%くらい仕上がりと感じていました。僕自身の仕上がりは60%くらいでしたが……)。でも、本番当日は(土曜日)朝7時には学校来るからね。もし、今日中にどうしても連絡取りたかったら、放課後メールちょうだい(うちの学校は携帯持ち込み禁止なので)。」
 木曜日、HR長と各リーダーにそう伝えました。「あつし先生、大丈夫だよ。まかせて!」
当日。7時に教室へ行くと、既に10名ほど集まって自主練習をやっていました。僕も早速加わり、
フィナーレで踊るダンスの練習。8時ころになると、ほぼ全員が集まりました。8:30から職員朝会が始まるので、劇全体を、確認しながら通し稽古をしました(本番では、スムーズに進むと約20分の劇でした)。職員朝会、朝のSHRが終わり、全校生徒がオープニングセレモニーの為に体育館に集まりました。一通りの挨拶が終わった後、真っ先に舞台に上がったのは近隣の保育園児童たちの
 可愛い「日本太鼓」のお披露目でした。かなり盛り上がり、生徒たちのテンションも揚がりました。
 セレモニーが終わると、生徒たちはそれぞれ自分たちのHR教室や待機場所に戻り、一斉に文化祭が始まる11時に(一般のお客さんが入ってくる時間)合わせて準備に入りました。
 僕らの本番は13時頃だったので、全員メイクと衣装を着て、HR教室に11:30に集合して最後のリハーサルをする事になりました。
 11:25。僕は「ウッディ」の衣装を着てHR教室に向かいました。途中、他の先生や生徒たちに見られる度に驚いた様子で「おお! ウッディですね。照屋先生似合ってますよ!/ 気合い入ってますね! / かっこいい!」と先生たち。生徒たちはストレートに「見てみて! ウッディがいるよ! / そっくりだ! / 体形そっくり(僕はヒョロっとしてるので)!」と、取りあえず「見た目」はオッケーかな(メイク一切無しでした)、と思いました。
 さて、HR教室。「おお!」今度は僕が驚きました。ほぼ全員、ハイテンションでした(普段通り大人しい子もいましたが)。全員がばっちりメイク(濃すぎる?という生徒もいましたが…..)して、衣装を着ているのを見るのは初めてでした。やはり変身できる「コスチューム」の力はすごいなあと
思いました。最終リハをすませて(仕上がり具合は80%くらい?僕も含めて)体育館に向かいました。舞台脇に集合し、息をすませて出番を待ちました。本番直前、HR長が、「みんな!円陣組んで気合い入れるぞ!とみんなに呼びかけ、僕も含めて気合いを入れました。
 舞台脇から覗くと、うちのクラスは前評判が良かったので、ほぼ満員状態でした。
 舞台が暗くなって、いよいよ本番。子どもたちの演技も見つつ、自分の台詞を飛ばさないように「(自分なりに大きな声で・全力で」演じました。最後のフィナーレダンスまで、無我夢中でやりました。
 最初から最後まで、かなり(?)ウケてました。子どもたちも、終了後「やったっ~!すごい盛り上がってたよ!」と興奮状態でした。ただ、この日は初日で、実は後日談があります。
 紙面がもうないので、後日談が聞きたい方は全国大会で会いましょう。

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          オープニングのダンス                  フィナーレのダンス

 僕の応援ブログもこれで終わりです。読んでくれてありがとうございました。

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問題別分科会4.教師の抱える困難ー福島の女性教師の実情からー

 大会応援ページをご覧の皆様今晩は。
 大会1日目夜の交流会「魂の脱植民地化とは何か」を主催する、埼玉の内田です。これは「魂の脱植民地化」(青灯社)の著者である深尾葉子さん(大阪大学)をお招きしての交流会です。
 私は問題別分科会4「教師の抱える困難~福島の女性教師の実情から~」の運営も担当しますが、「魂の脱植民地化」と福島の現状にはつながりがあると考えています。福島の教師達は、放射能の影響を過小評価し、「安全」を押しつけてくる言説に翻弄されてきました。また、とっくに崩壊したはずの安全神話が形を変えて復活してゆくかのような現状には、共同体至上主義と言ってもいいような社会の問題があります。(この点についても深尾葉子さんは「魂の脱植民地化」の中で、「福島ディアスポラ」として1つの章を書かれています。)
 問題別第4分科会では、福島の女性教師である大貫昭子さんに「福島の教育の現状」をお話しいただき、教師がどのような困難を抱えているのか参加者とともに検討し、その背後にある問題を少しでも明らかにしたいと考えています。
 もし少しでも興味を持たれた方は、できればつなげて検討したいと思いますので、この交流会と問題別題4分科会の両方にご参加いただけるとありがたいです。

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「安宿」、最終のご案内です。

SATOツーリストです。

24人定員のビジネスホテル(会場近く。地下鉄1本)を今のところ全館貸し切っていますが、7月19日付けで空室を返却します。

お申し込みは、7月19日正午までに、以下 SATOツーリストへ。

● 宿泊人数増えれば増えるほど安くなるビジネスホテル」

○京都イン加茂川 (地下鉄鞍馬口 歩8分)http://www.jalan.net/yad338876/

ツインor和室
・1泊 4750円(じゃらんと同じ料金)
・1泊 20人で 4600円
・1泊 23人集まると 4200円
(定員は24名)

※男女別相部屋が原則です。
※原則は2泊宿泊ください。「1泊だけ泊まりたい」は要相談。
※「シングルで使いたい」は8400円です。

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京都の「ガリレオ」こと、栗木 久さんと一緒に、学びの原点を体験しよう! ~2日目一般分科会 京都 立命館中学校・高等学校 栗木 久氏~

「学ぶことで、目では見えないことが見えてくる。どんどんイメージが膨らんでくる。物理が嫌いだった私が、もっと学びたいと思う。――
ある日の学級日誌より。

京都の「ガリレオ」こと、栗木 久氏のアクティヴ・ラーニングな授業実践は大変刺激的だ。栗木氏曰く……0002
「国外ではノーベル物理学賞を受賞したファイマンをはじめ、さまざまな学者が、シンプルな図と最小限の数式(算数)を使って、物理をわかりやすく説明している。自分の学校でもそのように教えることはできないか。日常生活で重要なのは科学的・物理的な考え方のはず。しかし、物理を受講する生徒のほとんどは「受験で必要だから」「理系の学部に進学するから」と選択している。そこで生徒から期待されるのは、教科書に書いてある公式をどのように使うのか、公式を使ってどのように問題を解くのかをわかりやすく説明する授業だ。生徒同士の教え合いを中心とした授業展開をすすめ演習の時間を多くとるようにしたところ、生徒の理解は深まったし、演習そのものを否定するつもりはない。しかし、やはり「現象の理解の深さ」という点では物足りない…」とこだわる栗木氏。0003
一方、文系コースの生徒が栗木先生の物理の授業で体験するのは「『わかり方』がわかる愉しさ」だ。「もっと身近なもので、身近な言葉で、ほとんど公式を使わずに物理現象を広く理解する手段はないものか」と考えていた栗木先生の挑戦は、文系コースの生徒の高い支持を得て、年を追うごとに受講希望者が倍増。それが「高3文系物理」。
栗木先生の分科会には、現在高校生として授業を受けている生徒、去年まで受けていた卒業生も10名以上参加する。教職志望の学生もいる。近ブロでは限られた時間枠だったが、全国大会では一日分科会設定としたので、私たち現役教師も、教科を越えて「学び手が学習過程で遭遇する困難の原因とそれを解決していく方法の探求」が可能になるはずだ。
栗木実践では、伝統的な授業形態では払拭することが困難な「誤概念(習ったはずの正しい概念を、経験的な自然発生的な思い込みによって間違って再構築したもの)」を学習者自らの手で克服していくことができると証明される!!「月9」で難事件を次々解決した福山演じる湯川帝都大准教授をはるかに越える、栗木氏の「ブレないこだわり」が静かに炸裂する。その現場に一緒に立ち会いませんか? 8月4日(日)9時、同志社高校102号教室集合! 京都 岸田康子

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一般分科会1.HR 「思いは、伝わる」 澤山 春(沖縄)

新年度が始まる前の三月、出校日。副担任と共に、学級通信0号を携えて「フライングHR」をクラスで決行し、予想に反する大きな拍手で迎えられた澤山さん。県内でも有数の、「進学に特化した」学校で数年勤務し、進学校ならではの教員と生徒の学校価値観に違和感を持ち続けていた澤山さん。生徒たちの個々の能力は高いものの、人や社会とつながり、理不尽な事には異議を唱えるという経験をしたことがなく、教員(学校)が指示する事には「従う」という選択肢しかなかった生徒たち。そつなく物事はこなすけれど、「やらされているようでいやだ」と感じていたり、周りの教員たちからは「まとまりがない」という評判の中、フライングHRでの大拍手や、LHRでの「男女の仲のいいクラスにしたい」という生徒たちの思いの中で澤山さんが感じたのは、「思いはあるけれども、伝えられないでいるのでは?」というものだった。様々な行事や学校に対する要求活動を通し、「思いは、伝わる」という事を肌で感じ、それを通じて社会に積極的に関わっていけるようになって欲しいと思い取り組んだ、わくわくする実践です。みなさんの参加お待ちしてます