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細腕二年担任奮闘記⑥(最終回)

 沖縄の照屋です。沖縄は梅雨明け以降、雨がぱったりとふらなくなりました。個人的には、仕事から帰ってきて(夜中でも)洗濯してもすぐ乾くのでうれしいのですが、段々と水不足になっていかないか心配です。

 さて、文化祭本番前日の金曜日。全校生徒、一斉に朝から夕方まで準備の日でした。
運悪く、僕は出張が入っていました。「最後の仕上げはみんなに任せた。みんななら大丈夫だと思うよ。(クラス全体としては、80%くらい仕上がりと感じていました。僕自身の仕上がりは60%くらいでしたが……)。でも、本番当日は(土曜日)朝7時には学校来るからね。もし、今日中にどうしても連絡取りたかったら、放課後メールちょうだい(うちの学校は携帯持ち込み禁止なので)。」
 木曜日、HR長と各リーダーにそう伝えました。「あつし先生、大丈夫だよ。まかせて!」
当日。7時に教室へ行くと、既に10名ほど集まって自主練習をやっていました。僕も早速加わり、
フィナーレで踊るダンスの練習。8時ころになると、ほぼ全員が集まりました。8:30から職員朝会が始まるので、劇全体を、確認しながら通し稽古をしました(本番では、スムーズに進むと約20分の劇でした)。職員朝会、朝のSHRが終わり、全校生徒がオープニングセレモニーの為に体育館に集まりました。一通りの挨拶が終わった後、真っ先に舞台に上がったのは近隣の保育園児童たちの
 可愛い「日本太鼓」のお披露目でした。かなり盛り上がり、生徒たちのテンションも揚がりました。
 セレモニーが終わると、生徒たちはそれぞれ自分たちのHR教室や待機場所に戻り、一斉に文化祭が始まる11時に(一般のお客さんが入ってくる時間)合わせて準備に入りました。
 僕らの本番は13時頃だったので、全員メイクと衣装を着て、HR教室に11:30に集合して最後のリハーサルをする事になりました。
 11:25。僕は「ウッディ」の衣装を着てHR教室に向かいました。途中、他の先生や生徒たちに見られる度に驚いた様子で「おお! ウッディですね。照屋先生似合ってますよ!/ 気合い入ってますね! / かっこいい!」と先生たち。生徒たちはストレートに「見てみて! ウッディがいるよ! / そっくりだ! / 体形そっくり(僕はヒョロっとしてるので)!」と、取りあえず「見た目」はオッケーかな(メイク一切無しでした)、と思いました。
 さて、HR教室。「おお!」今度は僕が驚きました。ほぼ全員、ハイテンションでした(普段通り大人しい子もいましたが)。全員がばっちりメイク(濃すぎる?という生徒もいましたが…..)して、衣装を着ているのを見るのは初めてでした。やはり変身できる「コスチューム」の力はすごいなあと
思いました。最終リハをすませて(仕上がり具合は80%くらい?僕も含めて)体育館に向かいました。舞台脇に集合し、息をすませて出番を待ちました。本番直前、HR長が、「みんな!円陣組んで気合い入れるぞ!とみんなに呼びかけ、僕も含めて気合いを入れました。
 舞台脇から覗くと、うちのクラスは前評判が良かったので、ほぼ満員状態でした。
 舞台が暗くなって、いよいよ本番。子どもたちの演技も見つつ、自分の台詞を飛ばさないように「(自分なりに大きな声で・全力で」演じました。最後のフィナーレダンスまで、無我夢中でやりました。
 最初から最後まで、かなり(?)ウケてました。子どもたちも、終了後「やったっ~!すごい盛り上がってたよ!」と興奮状態でした。ただ、この日は初日で、実は後日談があります。
 紙面がもうないので、後日談が聞きたい方は全国大会で会いましょう。

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          オープニングのダンス                  フィナーレのダンス

 僕の応援ブログもこれで終わりです。読んでくれてありがとうございました。

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