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青森高生研第105回研究集会 SUMMER CAMP in 八甲田

青森からこんにちは

応援ブログ担当の吉田です。

現在、東京大会の一般分科会、問題別分科会を毎日アップしています。

久しぶりの対面での大会です。(沖縄大会も対面でしたが・・・)

皆さん、東京でお会いしましょう。

 

さて、北国青森でも毎日30度越の暑い日が続いています。

教室にクーラーがついたので、夏季講習は快適ですが、体育館では練習ができないほどです。

今週末、青森高生研では酸ヶ湯キャンプ場で研究集会を開催します。

東京大会の基調発題の塚本さんにオンラインで参加していただきます。

キャンプ飯も充実。みなさん、暑い夏を楽しい時間で楽しみましょう。

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青森からこんにちは

皆さん、毎日暑い日が続いていますがお元気ですか?

青森も今日は最高気温30度近くになっています。

沖縄の全国大会が近づいてきました。

暑い夏にみんなで学びあうことで元気と勇気をもらいたいものです。

さて、青森高生研では毎年のように夏休みにサマーキャンプで学習をしています。

今年は昨年と同じ会場でテント泊ではありませんが、楽しいバーベキュー付きの学習会を企画しています。

今年度閉校になる六戸高校におけるビオトーププロジェクトを酒田さんが報告してくれます。

二日目は探究的な授業について。

暑い夏はちょっと涼しい北国へきて学び会いませんか?

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宮城からこんにちは

昨日、大会グループでは現地熊本のスタッフとともにZOOM会議を行いました。青森、静岡、滋賀、茨城、熊本と全国の方と顔を合わせ、話し合いをすることができました。まだ、不慣れなネット環境で戸惑いを覚える方もいましたが、今後の高生研の取り組みに明るい希望を感じました。今回はレポーターのひとりだった、宮城のAさんも参加。新卒4年目なのに、機関紙208号の実践記録を読んだ方も多いかと思いますが、素晴らしい若者です。彼女から現在の近況が届きました。

初めまして。仙台市の中学校で働いています。大学時代の友人の恩師が高生研に所属しているということで、友人に青森大会に誘ってもらって以来、高生研の先生方にお世話になってきました。 青森の吉田先生から、ぜひ学校の近況を教えてほしいということでお話をいただき、投稿させていただくことになりました。 私は初任3年を終え、この春から新しい学校で働いています。 仙台市は4/8に始業式、4/9に入学式を予定していましたが、4/6に学校再開の一週間延期が決定。延期している間の4/13に、授業再開はGW明けにし、始業式・入学式のみ実施することが決定。予定していた配布物に加えて休校中の課題を用意することも指示され、大量のプリントを用意して一人一人封筒に詰める作業も終わり、あとは翌日の始業式を迎えるだけ…という段階でしたが、4/14(つまり始業式前日)の夜21時半ごろ、始業式と入学式もGW明けまで延期されることが市長により発表されました。 この決定の遅さは市議会でも批判が殺到したそうです。 二転三転する指示、加えて生徒の顔を見ることができないという現状で、現場の先生方は疲れ切っている印象です。 ちなみに春からの勤務校では、始業式の前日にクラス発表のみ行っています。昼過ぎ頃に昇降口に掲示し、30分ほどで全員帰すという方法です。4月になってから初めて生徒が学校に来た日でしたが、始業式の前日だったために着任者である私は生徒の前に顔を出せず、少し切ない気分になりました。 初任校は着任時は全校生徒1200人、途中で新設校との分離を経て、現在では700人程度の大規模校だった一方、 春からの学校は全校生徒120人強の小規模校です。 1クラス19〜25人程度、2つの小学校から集まっていますが、その規模の小ささから、生徒はお互いのことをよく知っているようです。 山の近くの団地にある学校で、全生徒の4分の1程度が就学支援を受けており、家庭環境が複雑な生徒も多いそうですが いわゆる問題行動や大きなトラブルは少なく、「話を聞いてほしい」という類いの生徒指導が多いと聞いています。 人数が少ないからこそ、 お互いのことをよく知っていて、トラブルに発展する前にうまく対処できているのか それとも、人数が少ないがために人間関係が壊れるのを恐れ、生徒同士で本音が言えず、我慢して過ごしているのか 果たしてどちらなのか、早く生徒の様子を見たいと思って過ごしていますが… 職員室の雰囲気が後者に近いので、おそらく生徒同士の人間関係も同じようになっているのではないかと考えています。 この春からは予想外の副担任となり、担任ができない物足りなさを感じる一方、念願の生徒会担当になることができたので 小規模校であることを生かし、様々なチャレンジをしていきたいと思っています。 熊本大会は例年と同じ形では開催できませんが、形は変わっても、多くの学びを得られる場になればと思っています。

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桜祭りもねぶたも中止

青森の吉田です。

青森はしばらくコロナウイルスの感染者がいない県ということでありましたが、あっという間に10名を超えました。八戸、青森、十和田と広がりを見せています。

青森市では4月から小中学校が授業再開となっていましたが、その直前に青森市で感染者が見つかり、現在、小中学校は休校です。しかし、高校は授業を行っています。また、特別支援学校も授業を行っています。保護者の中には、登校させるのが不安であることから、生徒を登校させない高校もあるようです。また、特別支援学校では、不安の声が教職員から出ています。

中学校でネットを使っての授業の取り組みがニュースで流れていました。

皆さんの学校、地域ではどのようになっていますか。青森は弘前桜祭りが中止になりました。弘前公園そのものが封鎖です。また、ねぶた祭りも中止。

今、私たちがするべきことは何か。学びとは何か。大きく問われているのではないでしょうか。 皆さんの声をこの応援ブログに是非、載せてください。 

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さつき沼ビオトープ プラスアルファ 酒田さんより

今、学校で取り組んでいるビオトーププロジェクトの一環として、試験的にメイプルシロップ作りに取り組む事になりました。

舘野公園には楓の大木がたくさんあります。これからメイプルシロップを作って商品化しようという訳です。

今日は天気も良く、気温は10度くらいまで上がりました。とりあえず学校の楓の木でやってみることにしました。残念ながら生徒がいないので、先生たち数人で始めました。

およそ2リットルの楓の樹液を煮詰めて40ミリリットルのメイプルシロップができました。50分1に煮詰めたことになります。最初は強火でも大丈夫ですが、最後は一気に煮詰まるので火加減が難しいということが分かりました。危なく焦がすところでした。
鍋の残りを舐めてみましたが、感動的な美味しさです。 (酒田)

酒田さんの務める高校の地区はメイプルタウンと呼ばれています。でも、道の駅で売っているメイプルシロップはカナダからの輸入品とか。自然の中で生徒が学ぶことは多いはず。そして、自分たちの住む町の素晴らしさを自分たちで見つける取り組み。酒田さんの実践は今後、ますます発展しそうです。こうご期待。

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さつき沼ビオトープ化プロジェクト その1

青森高生研は2月8日(土)9日(日)に第100回研究集会を行いました。初日のレポート分析は酒田さんの総合学習の探究の時間に行った「さつき沼ビオトープ計画」。高校生活指導にも掲載している内容です。

レポート発表は、数年後に閉校が決まっている県立高校における「総合的な探究の時間」(以下「総探」)を使った地域貢献の取り組みについてであった。報告者の酒田氏が中心となり、一学年の生徒たちは高校の近くにある沼のビオトープ化プロジェクトを始動した。彼らは、動植物の採取や観察による生態系の調査を行い、ビオトープ化の具体的プランを作成し、調査結果やプランを様々な場所で発表した。このプロジェクトは、その過程で他の教師達や専門家、町の理解と協力を得て遂行されてきた。教師が学校の外の世界ともつながり、様々な人たちを巻き込みながら、子どもたちが地域社会に主体的に参加する場を作り出したダイナミックな実践だった。写真に写る生徒たちの熱心に作業に取り組む様子、満足そうな顔が印象に残っている。この実践は、多くの学校で試行錯誤している「総探」の素晴らしいモデルを示しただけでなく、地域の高校の存在意義という点で、強いメッセージを発している。上級学校への進学希望者が少ない地域の高校において、学校は生徒たちにどんな場を提供できるのかということを深く考えさせられた。

酒田さんの実践は現在も続いています。ビッグニュースも飛び込んできました。そのお話はのちほど。

各県における実践についてのブログ掲載もお待ちしています。

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名古屋大会リーフレット完成。参加は申込みフォームにてお願いします。

皆様、こんにちは
応援ブログおよびリーフレット作成担当の吉田です。

8月3日(土)~5日(月)の日程で大同高校(名古屋市)で行われる大会のリーフレットが完成しました。
今年は一般分科会が9つ、問題別分科会は5つです。

一般分科会では授業、ホームルーム、総合的な学習、生徒会
問題別分科会は新学習指導要領、生徒指導、生徒との関わり方など
どの分科会も参加してみたいと思う内容となっています。

部活動、進学指導、悩みを抱えた生徒との関わりなどで
忙しい毎日だとは思いますが、

名古屋に集い、全国の先生方、大学生、保護者の方と交流することで
明日の元気と勇気をもらいましょう。

参加は申込みフォームでお願いします。

青森高生研 吉田 雅浩

青森は一番爽やかな季節となりました。

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青森高生研サマーキャンプに参加しませんか?

昨年に引き続き、青森では夏休みにキャンプをしながら学習することにしました。

10年ほど前は、家族参加型の夏の学習会(サマーキャンプ)を開催していました。

何年かぶりに昨年度開催しました。

参加者は多くありませんでしたが、学習はもちろん、みんなで夕食を作り、

たき火を囲みながらの語らいは学校や生徒のことだけでなく、いろんなことを

ともに話し合える貴重な時間を過ごすことができました。

先生だけでなく生徒もどこか疲れ切っている今の学校。

自然の中で、時間をゆったりと過ごし、仲間と一緒に過ごすことは明日への元気と勇気に

繋がると思っています。

涼しい青森の酸ヶ湯温泉キャンプ場で楽しい学びの時間をともに過ごしませんか。

青森 吉田

8月4日(土)
13:30~15:30 講演 竹原 幸太 氏(東北公益文科大学)
「子ども・学級の相互発見を促す揉め事の解決方法とは?」
15:30~18:00 テント設営・夕食準備・温泉入
18:00~20:00 夕食懇親会 場所 キャンプサイト
8月5日(日)
7:00~8:00 朝食 バイキング
9:00~11:00 レポート発表・分析 場所:管理棟会議室
11:00~12:00 片付け・昼食準備
12:00~13:00 昼食・閉会集会

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静岡でお会いしましょう。

いよいよ明日から高生研静岡大会が始まります。

今年から応援ブログを担当しましたが、なかなかブログ原稿を集めることができなく難儀しました。

でも、ここ数日は一般分科会の担当の方から何本も応援ブログの原稿をいただくことができました。

明日から8月8日まではパソコンを使用することができませんが、8月9日以降、大会に参加した感想をいただけるとありがたいです。

メールマガジン、FACEBOOK、メール等で大会情報を流していますが、双方向の伝達手段にはなっていないように感じています。これからの応援ブログについて、大会期間中に多くのご意見をいただければと思っています。

また、写真やイラストなども多くいれる必要があるのかなと感じています。

全国から静岡に集まるのですから、学びとともに静岡の素晴らしい景色・食・伝統などにも触れてみたいものです。

昨年の夏休みも静岡を訪れました。

静岡県庁別館21階富士山展望ロビーは無料で、静岡市内が見渡せます。運が良ければ富士山も見ることができます。:【平日】4月~12月8:30~20:00、【土日祝休日】4月~12月10:00~20:00、

静岡おでんも再び味わいたいものです。

静岡に来たら会いましょう

静岡に来たら飲みましょう(冷たいお茶も美味しかったです)

皆さん、三日間の静岡での大会を盛り上げていきましょう。

ブログ担当

青森高生研 吉田 雅浩

追伸 昨日のブログで紹介した機関誌の中の特集記事「部活動」に執筆しました。部活動についてはいろいろな意見があると思います。大会期間中にこのことで交流できればと思っています。また、スマホからも応援ブログに記事を書くことができるようです。大会期間中の様子をアップできるかやってみたいと思います。

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夏休みは静岡で!!

6月も残すところ、わずか。

7月の扉を開けるともう夏休みが間近です。

青森では、ほとんどの学校行事が夏休み前にあります。

我が校では5月に炊事遠足。

6月に球技大会

そして7月は文化祭です。

文化祭は秋に行うところが多いのでしょうか?

私が高校1年生の時には文化祭は秋でした。

ところが、3年生のときにはなぜか7月になっていました。(2年生はちょっと忘れました)

理由は、共通一次テストの元年の生徒だったからです。

授業の時より、行事で輝く生徒たち。3年間の成長を見ることができます。

静岡大会までこの応援ブログに各県の状況や、分科会・交流会・現地からのニュースを

掲載していただくようにお願いします。

ブログ担当 青森高生研 吉田

5年前の生徒たち。球技大会で優勝しました。

担任が良かったなあ。(*^-^*)

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青森高生研は今年、久しぶりに夏の学習会を開催します。

青森高生研では毎年、厳冬期の2月に研究集会を行っていますが、以前は夏にもアウトドア型の研究集会を開催していました。八甲田の山の中に廃校を利用した無料の少年の家(体育館が大広間、校庭がキャンプ場、校長室が温泉になってた!)があって、そこで子どもたちと一緒に学習会を行っていました。しかし、子どもたちも大きくなり、学校の夏休みも忙しくなり、いつしか開催できなくなりました。少年の家がなくなってしまったことも大きな理由でした。ところが今年、水産高校に勤務するメンバーの一人が、冬に遠洋実習に行くため、冬の集会に参加できないから夏にやろうということになり、久々に夏の研究集会開催の運びとなりました。
日時は8月10〜11日(全国大会の翌週です)、場所は酸ヶ湯(すかゆ)温泉キャンプ場です。酸ヶ湯は八甲田山の北側の標高900mほどの所にあります。豪雪で有名な場所で、毎年4mほどの積雪がありますが、2013年2月26日に現存する観測地点としては日本史上最大の積雪566センチを記録しています。ここはまた、巨大な混浴の秘湯「千人風呂」でも有名です(女湯もちゃんとあるので女性の方も安心してください)。この酸ヶ湯温泉から歩いて5分ほどのところにある森の中のキャンプ場です。目立たない静かなキャンプ場ですが、環境省が管理しているのでとても綺麗に整備されています。管理棟の会議室を予約したので、ここで学習会を行い、懇親会と宿泊はテントサイトで行う予定です。
以前はキャンプ中心になってしまい、学習がなおざりになりがちだった夏の集会ですが、今年は学習の時間をしっかり確保し、キャンプはキャンプ、学習は学習として全員がキャンプと学習にかかわるようにします。
学習会の目玉となる講演は、望月一枝先生(元秋田大教授・現日本女子大客員教授)のジェンダーとシチズンシップに関する講演、2日目はレポート発表と分析を準備しています。
真夏の青森の高原の温泉付きサマーキャンプに是非、家族と一緒においでください。

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学年主任 二度目の夏

北国も夏休みを迎えましたが、夏期講習やオープンキャンパスの引率、部活動などで日々多忙の毎日です。 我が校では夏休み前に野外炊飯遠足や球技大会、文化祭などの行事が続きます。授業ではあまり意欲的でない生徒や、特別なニーズを要する生徒たちが行事で輝く瞬間をいくつも見てきました。学びの意欲につながる種を行事の場面で見つけることもできます。 この夏の大会で一般分科会・第6「1年生と目指した公的な空間のあるクラスづくり」を担当することになりました。これまで、クラスのリーダーや生徒会長を軸とした生徒会活動が主流と考えて私自身、クラスづくりなどをしてきましたが、今回のレポーター「竹内てる」さんは、別な視点から、クラスづくりをしています。生徒ひとりひとりが自分のことばで語ること。クラス委員長がクラスを引っ張っていくのではなく、ひとりひとりが自分の役割を考え、発言し、行動していく。そして、自分と異なる意見をどのように受け入れ、話し合っていくのか。現在は、学年主任ですが、あらためてクラスづくりについて皆さんとともに学びあいたいと思います。この夏、東京でお会いしましょう。 青森 吉田DSC_3159 s CIMG9290 s

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The personal is political.

7月10日に参議院選挙が行われ、高校3年生も選挙に参加しました。期待したほど投票率は良くなかったようですが、まぁ、実際に投票に行ったかどうかは別として、現役の高校生に参政権が与えられたことは大きな変化です。
選挙に先立って、高校生の放課後や休みの日の校外での政治活動をどうするかということが大きな話題になりました。みなさんもご存知の通り、文科省は「届け出制」にできるという方針でした。これを受けて各自治体がいろいろな方針を出しました。愛媛県では、県教委が「届け出制」と決めたので県下59校全ての公立高校が「届け出制」になりました。岩手・秋田を初めとする15府県・8政令市は、県教委が「届け出の必要なし」としました。そのほかの28都府県6市は判断を学校に「丸投げ」しました。NHKの報道によると、それらの県の合計19校が「届け出制」にしたということです。
我が青森県も「丸投げ」でしたが、調査が急で職員会議で話し合う間もなく、ほとんど管理職の独断で決めて報告したようでした。その結果、15校が「届け出制」を選択しました。つまり、県の判断で「届け出制」にした愛媛県を除いて、学校の判断で「届け出制」にした全国19校のうち、実に15校が青森県だったのです。
私が勤務する学校も、管理職が他のクラブ活動やボランティア活動と同じように「届け出制」と決め県に報告したようです(新聞報道で知りました!)。ところが、私が規定や届け出用紙を確認したところ、実際には「届け出制」ではなく「許可制」でした。もしや、と思って他校をいくつか確認したところ、やはり確認した全てが「許可制」でした。「政治活動」の範囲も明確にされていませんので、例えば、生徒が休みの日に、候補者の街頭演説を聞きに行くのに、事前に担任から校長までハンコをもらって回る必要あります。これは実質的に、高校が生徒の政治活動を規制していることになります。「届け出制」にすること自体問題があるのに、「許可制」なんてもってのほかです。政治活動をする権利は、憲法で保障された基本的人権の一部です。なぜ、校則で憲法で保障された権利を規制できるのでしょうか。
そして、なによりも驚き呆れたのは、管理職を初めとするほとんどの教師が、このような「高校生の権利」ということに全く無頓着なことです。「生徒の意見を聞いてみよう」という意見ももちろんありませんでした。私の勤務する高校は、図書委員の仕事が女子の仕事だったり、部活動が全員入部制だったりと首を傾げることしきりだったので、さもありなんという印象です。
1960年代から70年代にかけての欧米の学生運動や女性解放運動のスローガンに「The personal is political.」というのがあることを最近知りました。「個人的なことは政治的なこと」という意味です。政治活動「届け出制」問題でも明らかなように、学校の中の学びが、現実の生活や政治から切り離されて、学校の空間の中で自己完結してしまっています。
今年の全国大会の基調発題は、沖縄の伊藤先生が「封じ込められたことばを解き放つ~小さな私が大きな世界と語るために~」と題して沖縄の現状を踏まえながら実践を報告してくれます。生徒たちの個人的な学びを、生活を豊かにし未来を切り開くための政治と、どのように結びつけていくか。また、生徒たちが「世界を変える」体験をどのように作り上げていくか、討論の中で深めていきたいと考えています。  酒田 孝

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青森からこんにちは

今年の大会テーマは『生きづらさをかかえる生徒から学校を見直す』です。私は、4月から初めての学年主任として毎日を過ごしています。昨年のつくば大会で静岡の塚本先生の『学年主任の苦労とやりがい 三年間を振り返って』の分科会に参加して、学年主任をやりたいと思うようになりました。生徒と直接関わる担任はもうできない年齢になってしまったので、最後のチャンスだと思って学年主任をやりたいと管理職にアピールしてきました。学年280名のうちの半分以上の151名が国公立大学に行く高校の進路部長でしたが、志願して学年主任になることことができました。3月に校長に呼ばれた時には学年のスタッフについて要望を聞かれました。三年間を見通した学年経営に必要なことは何かをこれまで高生研で学んだことを生かして頑張っていきたいと考えています。 毎月一回の学年通信は私が担当しています。特別なニーズを抱える生徒に対応するために、本校ではエンカウンターやハイパーQUなどが養護教諭を中心に行われていますが、違和感を感じる先生方も少なくありません。入学して2ヶ月が過ぎましたが、生きづらさを抱える生徒の存在がいくつか出ています。 なんでも話し合える7人の担任とこれから素敵な学年集団を作っていきたいと考えています。

青森高生研 よしだ まさひろ

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文化祭が終わった。

文化祭が終わった。
4ヶ月以上の準備期間を費やし、準備と片付けを含めて6日間に及ぶ学校最大の行事は大成功だった。
課題だったクラス展示も今年は好評だったし、主張大会(弁論大会)も驚くほどレベルが高かった。
閉祭式のフィナーレは恒例のテーマソングの大合唱とジェット風船の「発射」で、体育館は地鳴りのような音と感動に包まれた。今年転勤してきた50代の先生から「あの(閉祭式の)光景を見れただけでも高校の教師になった甲斐がある」と言われた。大きな事故もなく天気にも恵まれたこともあって、来客数は昨年を大きく上回わり過去最高となった。
月曜日。片付けが終わった後の全校集会で、校長に「私もこの学校で文化祭をやりたかった」とほめられ、さらに生徒指導部長の私に「この12年で最高の文化祭」とほめられて生徒たちは相当うれしそうな顔をしていた。嘘でなく一人ひとりが主役になれた文化祭だったと思う。
その日の放課後に執行部のメンバーが生徒会室に集まって反省会。大成功ながらも反省点が列挙され黒板を埋めていく。閉祭式が始まる前にさんざん泣いて、閉祭式の挨拶ではもう涙が出なかったという生徒会長に対しては、「生徒会長はもっと泣け」という反省も出された。
そして来年に向けた改善やアイディアがつぎつぎと出され、2年生の顔が引き締まっていった。

青森高生研 酒田 孝

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生徒から学ぶこと

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2年前に卒業した生徒は現在大学2年生。

野外遠足では行き帰りのバスの中、大声で叫び続け。

球技大会は全校21クラスで優勝に尽力したものの足を骨折。

文化祭では前日祭の司会で活躍したK君。

3年生の夏休みも仲間と一緒に近くの海で遊び

気づいたら学年で下位の成績。

 

しかし、彼は現在○○大学の2年生として頑張っています。

 

先日、本校PTA主催の大学を見学する研修旅行がありました。

 

その企画の中で、大学生による保護者への学校紹介という場面で

K君と同じ学年であったSさんの二人が話をしてくれました。

(私が二人に依頼しました)

 

この研修旅行には偶然でしたが、彼らの保護者の方も参加していました。

それぞれの妹が現在本校に在籍。

 

我が校では兄弟で同じ学校に入学してくる生徒たちがかなり多いと感じていました。

 

K君の10分以上にわたる話を聞いて、涙が出てきそうになりました。

K君も涙声で話していました。

「僕は高校1年生のときに、280人中、後ろから数えて10番以内。

好きなサッカーやバンドをやってきました。勉強はほとんどしませんでした。

3年生の7月の文化祭が終わっても勉強しませんでした。夏も遊びました。

でも、自分でそれではいけないと考え、懸命に勉強を頑張りました。

結果がようやく出てきたのは3年生の11月の模試でした。

ここにいるお父さんやお母さんにお願いがあります。

それは、子どもさんたちに、他の生徒はもっと勉強しているよ。とか

他人と比較して話さないで欲しい。そして、美味しいご飯を作って

見守って欲しい・・・・・・」

K君とは3年生のわずか1年の出会いでしたが、こんなにも逞しく成長している姿を見て

とても嬉しく思いました。

 

生徒は日々成長し、明日を見つめている場面に出会うと勇気と元気が湧いてきます。

 

今年のつくば大会の一般分科会、午前と午後の通しの

「学年主任の苦労とやりがい 3年間を振り返って」塚本 徹さん(静岡)

 

担任を離れて2年目。願いが叶うのならば学年主任をしてみたいと思っています。

皆さん、つくば大会でお会いしましょう。

 

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青森高生研 よしだ まさひろ

 

 

 

 

 

 

 

 

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まもなく文化祭です。

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7月になりました。

青森県の高校の多くは7月に文化祭があります。

3年生は模擬店を行います。クラス全員で準備・買い出し・調理・販売を行います。

たかが模擬店・されど模擬店です。

10年ほど前に、前任校でクラスの生徒の中にひとりの男子生徒がいました。

彼は数学は得意。でも、国立大学への進学ではなく短期大学を選びました。

将来の夢は料理人。

文化祭では2カ月も前から自宅でクラスの仲間とともに

模擬店で販売する冷たいパスタを試作していました。

クラスには不登校の男子生徒が二人。

でも、模擬店は全員でやりきることができました。

パスタを作った生徒は食物栄養科で2年学びながら

夜は居酒屋でバイト。料理の道に一生懸命でした。

今、彼は青森市内の西欧料理店で店長として活躍しています。

クラスの生徒たちが高校を卒業したあとに

元気でいきいきと頑張っている姿を見ると

先生って本当に素敵な仕事だなあ。と思います。

多忙の中に自分を見失いがちですが、生徒たちから元気をもらっています。

今は、進路部主任ということで学校行事で生徒と関わることが少なくなりました。

担任はもう無理なので、学年主任がやりたいなあ。と思う今日この頃です。

つくば大会で1日とおしの分科会で学年主任のレポートがあります。

みなさん、つくば大会でともに学び合いましょう。

青森高生研

よしだ まさひろ

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青森からこんにちは

皆さんお元気ですか。

つくば大会ま2カ月足らずとなりましたね。

ブログ担当なのに投稿せず申し訳ありませんでした。

今年2年目の進路指導部長。

そしてバドミントン部顧問。

青森は5月に県春季大会、6月に高校総体があり

頑張る部活の生徒のために土日も休まずに頑張りすぎました。

今週はテスト期間のため、少しばかり余裕ができました。

さて、8月のつくば大会ですが、全日程参加を申し込みました。

簡単フォームを利用しましたが、間違って2回送信してしまったようです。

受付担当の方、すみませんでした。

宿泊は用意してくれたマークワンつくばに予約電話をいれました。

来週は球技大会、来月は文化祭。

でも、担任でないので、ちょっと残念。

一方、部活動はバド東北大会。国体予選。青函対抗。市民大会。

勉強と部活動の両立に苦しんでいます。

8月の大会で、全国の皆さんと会えるのを楽しみにしています。(*^-^*)

青森

よしだ まさひろ

 

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青森からこんにちは

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皆さん、こんにちは。

青森高生研の吉田です。

北国青森もようやく雪が融け春になりました。

桜はこれからゴールデンウイークにかけて

2月に行われた青森高生研冬の集会&東北ブロックゼミは大学生がたくさん参加

4月から教壇に立つ大学4年生も参加してくれました。

若者の元気で前向きな発言で仕事に疲れた私たちに勇気とやる気をもらいました。

私は2年目の進路指導部長です。進学校で280名のうち半分以上が国公立大学に合格しました。

真の学びについて。高校で学ぶべきものはなにか。

高生研で学んできたこと。高生研で出会った仲間とのつながりを大切に

今年1年間頑張ろうと思います。

8月 つくばでお会いしましょう。

青森高生研 吉田 雅浩

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さあ、京都に集いましょう。

京都大会までちょうど1週間になりました。26日時点で参加者は140名。青森高生研からは7名の参加者となっています。青森からの参加者は、ここ数年では、最も多いのではないでしょうか。

私にとって京都はもっとも多く訪れている町です。高校生の時の修学旅行、そして教師になってからの修学旅行で7回、大阪大会のときは、寝台特急日本海で京都駅下車しました。今回の全国大会参加で10度目の京都です。

大会事務局から発信されるメールの内容は、新しい高生研のはじまりが躍動的で笑顔に満ち溢れているものに感じられます。青森高生研からは酒田さんが、基調発題をするのも私にとっては意味深いものです。

20代のときに初めて高生研全国大会に参加しました。教師として自信を失いかけていたときでした。1996年には青森で初めての全国大会を三沢小牧温泉で。(開会行事の演劇「振鈴」にわき役で出演)。2008年には青森で2度目の全国大会を事務局長として関わりました。滋賀、熊本、大阪、札幌、東京の大会では元気と勇気をもらいました。私にとって高生研の学びはなくてならないものだと、今強く感じています。

全国の仲間がいること、大学生を含め若い先生方が意欲的に積極的に熱く教育のことを語る場面を間近にみることができること。自分が20代のときに、悩んでいたころを懐かしく思う今日この頃です。

さあ、大会に参加する皆さん、新しい高生研の全国大会をみんなで盛り上げていきましょう。世の中が混沌とする今だからこそ、教育の力は大切です。生徒にとっても保護者にとっても、そして私たち教職員にとって学校が笑顔と喜びに溢れるように、京都大会でたくさんのことを学び合いましょう。

(青森高生研 吉田 雅浩)

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(フォトは2008年 青森大会より)