大阪高生研ブログ管理人・サトウです。
待ってました、応援ブログ開設。
大阪からも、「ウイークリーレポート」と称して、大阪ブログ抜粋を送らせていただきます。
(大阪高生研ブログ http://osaka-kouseiken.cocolog-nifty.com/blog/ )
まずは、いよいよ明日に迫った「史上最強の遠足」。
毎年この時期に、数々の「自分たちも楽しめる(一番楽しんでる?)遠足ねたの開発に励み、今年で5年目。
今年は京都に行きます。
<以下>
みなさん、こんにちは。大阪高生研の首藤です。
4月27日(日)「史上最強の遠足」が1週間後に迫りました。午前の「ミッション!遠足ネタを探せ!in京都」に続いて午後は「戦時中の体験を聞くat立命館大学国際平和ミュージアム」です。戦時中の体験・平和講座(14:00~質疑含めて60分を予定)は、「萱草の花野の果てに ~ある少年農学校徒の満州での戦争体験~」。講師は同館ガイドを務められているMさん(京都市在住 85歳)です。大阪高生研会員のTさんよりMさんの経歴を送っていただきました。一部を紹介いたします。
Mさん:1945年4月、東京農業大学専門部農業拓殖科に入学。ただちに満州の東京農大湖北農場(中国黒竜江省虎林県)へ学生勤労報告隊の一因として開拓実習に赴く。4月でも北満は凍土。やがて凍土が溶けて低地は水浸しとなり、蒙古風が吹き荒れて夏が来る頃まで、完達山脈の山裾から低地に広がる原野の開拓は重労働だった。
絶対的な食糧難、不衛生な宿舎、職員・学生は次々にアメーバー赤痢にかかる。それでも丹精込めた農場の作物は育ち、収穫期を迎えた8月9日、満州は戦場となった・・・・。1946年8月、ようやく引き揚げ船に乗り舞鶴に入港、帰国。しかし、96人の農学徒農地58人が北満の地に埋もれた・・・。
現在は、立命館大学国際平和ミュージアムのボランティア・ガイドを会館以来20年にわたって務める。」「私は、あの戦争を語るのは生き残った者のつとめであり、負い目であると思う」これをガイドの心情として、来館する各学校の平和講話でもこの体験を話している。「八月九日以降のわれらに暦なし」「少年の屍に花紅き野萱草」「流星や友置き去りしわれを責む」「西日あび鬼の目のわれ母へ帰る」(Mさんの句集「紅い花」より)
「絶望的な逃避行」「ソ連軍の空襲と略奪」「難民収容所での極限の体験」「慰霊の旅」等々。当日ぜひ詳しくお話を伺いたいと思います。
平和講座後、ガイドボランティアのみなさんに案内いただいて館内を見学します。
(16時半終了予定)午後からのみの参加もOKです。ぜひご参加ください。参加ご希望の方は、至急ご連絡ください。
集合は、JR京都駅 中央口(0番ホームに面した)改札を出て右に歩いたところ
さてさて、今や、大阪高生研の春の吉例行事となった「史上最強の遠足」。第5弾は京都で敢行!!
午前中はグループ行動。与えられたミッションをやり遂げながら京都の魅力を満喫しつつ、その魅力を遠足ネタに仕込んだ遠足を考えます。どんなミッションが与えられるかはお楽しみ。 午後は2時に立命館大学国際平 和ミュージアムに集合。戦時中の体験を伺い、質疑応答の後、館内を見学します。戦争体験の風化が危惧される中、戦争と平和をどう語り継いでいくか、考えたいと思います。というわけで、硬軟とりあわせた魅力的な大人(?)の遠足です。ぜひご参加ください。
★日時:2014年4月27日(日)9:30
JR京都駅 中央口(0番ホームに面した)改札を出て右に歩いたところ、
みどりの窓口と日本旅行の前付近集合
★ 「ミッション!遠足ネタを探せ!in京都」& 「戦時中の体験を聞くat立命館国際平和ミュージアム」
グループ分け:4~6人のグループに分かれます。与えられたミッション(お題)を完遂すべく京都市内を探索。 ミッションは当日のお楽しみ・・・。スマホやi-padなどネット環境 は必携か!?。 いやいや・・・そんなのなくても口と目と耳とガイドブックさえあればなんとでも!?お昼ご飯もミッションのうち!? 京都と言えばやっぱり〇〇は欠かせない・・・!?
13:50 立命館大学国際平和ミュージアムに集合 京都市北区等持院北町56-1 最寄バス停:「立命館大学前」「わら天神」 TEL. 075-465-8151
14:00 会議室でガイドの方から戦時中のお話を伺います(満州・引き揚げの体験談を予定) 16:30 終了 市バス等で移動
17:30 懇親会 (四条河原町を予定)
★主催:大阪高生研(大阪高校生活指導研究協議会) ブログ:大阪高生研で検索 参加費:実費 お申込み・問い合わせ:首藤広道 shutti21@yahoo.co.jp (数名なら、まだイケます)