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大阪高生研ウイークリーレポート⑫ 「職員会議を議論する」、40名参加で深まりました。

教師ばかりでなく、保護者や学生さん、研究者、議員さん、マスコミ各社の記者さん……属性もさまざまなら年齢構成もさまざまな会でした。

 若手の先生(定時制勤務・女性)の感想です。

<以下>
うちの職員会議は今年に入ってから管理職が二人合わせて40分しゃべり、その間に約半数が居眠り、ついには管理職から「人が話をしているときは話し手の声に耳と身体を傾けなさい」とのお叱りが・・・(そのせいで管理職への信頼がどんどん下がっていく有り様)。

そんななか「決議禁止」の話が上がっても、初めは何が問題かわからない、という思いは私にもありました。某部長のいわくつきの選挙が事例として身近だっただけに、管理職にゆだねる道もあり?と考える自分もいましたが、今日の勉強会の終わったあとは、「職会で異論を言える人になりたい」という思いが強くなっていました。

でも、そのためには話の流れがよくわかっていないといけないし、言葉選びに注意しなければならないし、あれこれ考えてたら発言のチャンスなくすなぁ。。。と思うと、なかなか今の自分にはハードルが高いとも感じました。常に学校で起きていることにアンテナを張って、自分の考えを伝えられるように整理しておけるほどの余裕はありません。経験の浅い教員へのご指摘がいくつかありましたが、どれも筋違いではなかっただけに、胸が痛みました。

最後に井沼先生もおっしゃっていましたが、教員の背中と目の前には常に子どもたちがいるし、公務員という立場上、府民が無意識に抱いている教師に対する期待に応えなければ、という思いも常に私は抱きながら仕事をしています。でも実際、同世代の同僚とその意識を共有できず、日頃のふるまいからも「モラルの低下」を感じずにはいられない・・・。そんな現状に付け込まれて管理職にすべての権限を奪われ、マニュアル化されたもはや専門職ではない教員が出来上がり、教育予算から人件費カット・・・とここまできてようやく全ての教員が自分事として受け止めたのでは遅いので、やはり私は今日勉強したことを、独り言レベルから徐々に現場に広めることからスタートしたいと思います。

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大阪高生研ウイークリーレポート⑩ 授業工房第2回は「集団的自衛権」を考える(7月13日)

みなさん、こんにちは。首藤です。前回ご好評をいただいた『授業工房』第2回のご案内です。周囲の方に広げていただけると幸いです。よろしくお願いします。

★大阪高生研・後援企画
☆ シリーズ『授業工房』(公民編)第2回「平和を守る!?集団的自衛権」

★日時:2014年7月13日(日)10:00~12:30pm(9:30受付) 

☆場所:大阪大学中之島センター 講義室405 〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53

TEL 06-6444-2100

京阪中之島線中之島駅 徒歩約5分 阪神本線福島駅 徒歩約9分 JR東西線新福島駅 徒歩約9分 JR環状線福島駅 徒歩約12分
地下鉄四つ橋線肥後橋駅 徒歩約10分 地下鉄御堂筋線淀屋橋駅 徒歩約16分

★参加費:500円

★模擬授業&発題:杉浦真理さん(立命館宇治高等学校)

★「授業工房」第1回「市民が国家をつくる方法」は充実の内容でした。社会科の先生ばかりではなく、国語科や大学の研究者、そして司法書士さんなど多彩な顔ぶれ。杉浦さんの模擬授業「立憲主義の国をつくろう」は市民革命をささえたロックやルソーの復習からはじまり、「理想の国家を作ってみよう!」ワークで参加者が話し合いながら思い思いの国家像を描き、それぞれユニークな国家像がでてきました。参加者の白熱した議論の中で、国家・権力と憲法の関係をより深く学びあえたと思います。

さて、第2回は、今まさにホットな話題の「集団的自衛権」をとりあげます。どこか
しら、曖昧な響きをもつこの言葉。いったい、何がどう問題なのでしょうか。この問
題を考えることは、どうすれば「平和的な国家と社会」そして「平和な世界」をつく
ることができるのか、その道筋を考えることだと言えるのではないでしょうか。生徒と一緒に考えてみたいとても大切なテーマです。

社会科以外の先生ももちろん大歓迎。みなさん、ぜひご参加ください。
★同日・同所午後2時より「みんなで“ 職員会議 ”を議論する!?」が開催されま
す。こちらもぜひ。
★第3回授業工房は9月開催を予定しています。
★主催:「授業工房」実行委員会 後援:大阪高生研
申し込み先:shutti21@yahoo.co.jp (資料準備の都合がありますので事前にお申込みください)

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大阪高生研ウイークリーレポート⑨ 若手がつくる若手のためのイベント「ウチらで創る ちょこっと先の教育」

井沼です。
ここ2ヶ月ほど、大阪高生研やNPOの若い人たちと、若手がつくる若手のためのイベントを温めてきました。

企画運営すべて20代。目標は、若い先生たち50人! ぜひ応援してください。拡散してください。

「ウチらで創る ちょこっと先の教育」

~若手教師×◯◯◯◯=新たな学校のカタチ ~

「生徒のために、新しいことに挑戦したいんやけど…いろんな壁があるわ。」「若い先生らは、どんなことで悩んでいるんやろ。でも、職場では聞きづらいなぁ。」若い私たちには悩みがたくさん。今こそ、学校の外とつながって、日々の「詰まり感」を乗り越える方法を探してみよう!

日時:7月6日(日)13:30~17:00(開場:13:00)

会場:此花区民ホール 第4・5会議室

(阪神電車・阪神なんば線 千鳥橋駅徒歩2分)

住所:〒554-0014 大阪市此花区四貫島1-1-18

地図:http://www.osakacommunity.jp/konohana/

参加費:1000円

お申込み

ウェブでのお申込み:下記サイトよりお申込みをお願いいたします。

http://kokucheese.com/event/index/181791/

協力:NPO法人DxP http://www.dreampossibility.com/

一般社団法人コアプラス http://coreplus.info/

大阪高生研

1部「若い先生のタテマエとホンネ」

学校現場にはタテマエがたくさん。若い私たちはそれに合わせるしかない!?たまにはホンネで語り合おう。新進気鋭の教育NPO代表が、日々悩む若手教師のホンネを引き出す。きっと、あなたも語りたくなる。

2部「外部連携のススメ」

学校外のNPOや企業とつながれば、今までに想像したこともないような授業ができる。2学期からすぐ使えるパンフレット付き。

3部「校内調整のリアル」

「ウチらの学校にも◯◯さん呼ぼうや!」せっかくのアイデア、実現できなきゃもったいない。あなたは、同僚を説得して職員会議を突破できるか。現場で活躍している先輩のテクニックを聞き出そう。リアルすぎてヨソでは話せない!?

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大阪高生研ウイークリーレポート⑧ 6月例会「ぴらっと1枚実践交流会in新世界」盛会

新学期が始まってちょっと落ち着いたこの時期に、参加者皆がA4版用紙1枚の実践記録を「ぴらっと1枚」持ち寄って行う、大阪高生研6月例会=「ぴらいち」実践報告会。
毎年、若手を中心ににぎやかに行われます。

今年は、通天閣真下の「新世界会館」にて、「商店会会長さんのお話をきく」という企画と一緒に行われました。

<以下・報告>

事務局長・三木です。6月例会お疲れ様でした。

大阪高生研では去年もこの時期に「ぴらいち」を開催しましたが、私は去年不参加だったので久しぶりの「ぴらいち」でした。

第一部の新世界商店会長さんのお話は、「新世界=怖い」という世間からのイメージとの格闘だ
なぁと思いました。

途中、我々に「『新世界=怖い』というイメージを持っている人?」という質問をし、ほとんどの人が手を挙げていても笑っていらっしゃいましたが、地元(大阪の人間)が来ない事実も相まってマイナスのまなざしを受けてきたのだと実感しました。

そんな中で、若い人が新世界を盛り上げるために意見を出し合ったり、「おもしろいこと」をやってみるという前向きな姿勢は学びたいと思いました。

個人的には、それぞれが一人誘って参加しようという考え方がおもしろかったです。

第二部は、若手のOさんが司会をして「ぴらいち」をしました。

気軽に実践報告をしあえ、日々の悩みを相談できる「ぴらいち」は、この時期にぴったりでした。

また、各班から出された一押しの中から選抜実践を決め、OさんEさんの実践を全体で交流しましたが、それぞれ25分という短い時間しかなく、消化不良となってしまったのは残念でした。

お二人の実践は、また後日例会で扱いたいですね。

私は全体での司会をさせてもらいましたが、「もうちょっとやり方があったかな」と思ったりもしました。

何はともあれ、20名の方が参加してくださり、その中で14名がアンダー40ということは、今後に生かたい好材料ですね。

お忙しい中参加してくださった方々、ありがとうございました。

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大阪高生研ウイークリーレポート⑦ 大阪高生研 6月例会 「新世界でぴらいち」

大阪高生研 6月例会 「新世界でぴらいち」

日時:2014年6月15日(日)13:30第1部スタート
▼第2部(16:00~19:00)「“新世界”紀行~新世界商店会の方からお話をきく&交歓会、もちろん串カツで一杯!)」もあります。

場所:通天閣下「新世界会館」
JR大阪環状線「新今宮」駅下車
または、地下鉄堺筋線「恵美須町」駅下車

参加費:串カツ宴会時価。

定員30名。現在、参加表明21名、そのうち7割は20~30代の「若手」。司会も若手Oさんです。

<第1部>「ぴらっと1枚実践報告」
おなじみ4人ひと組で、順に「報告」「ほめ」「けなし」「進行」を担当し、順繰りに短報告&検討会を行います。
参加者はA4版(もしくはB5版)1枚の短実践報告(レジュメでも可)を5部コピーして持参ください。
(印刷する環境がある人は35枚分お願いします)
新年度始まって2ヶ月。そろそろいろいろ見えてきたころ。肩肘張らず、気楽に、いま一番のあなたのトピックを持ち寄りください。

<第2部>「“新世界”紀行」
県外や外国からの訪問客は多いものの、地元大阪の若者の来訪が少ない「新世界」。それらのイメージ払拭も目標に、地元商店主さんたちと大阪の高校生とがタイアップし、「新世界探検隊=高校生目線MAP」を作製しました。
地元活性にかける商店主さんのお話をうかがい、交歓会。最強の遠足」づくりに励んできた大阪高生研としても何らかの有益な意見交換ができるかも。
その後、「高校生目線MAP」に従って新世界を小トリップ後、最後はもちろん、串カツほおばりながら、今日1日の交流会を行います。

※「いっぱい語ろう」がテーマですので、1,2部全参加を原則としています。
お問い合わせ、参加のお申し込みは、taikanokaisin@kd6.so-net.ne.jp

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大阪高生研ウイークリーレポート⑤ 法律家とのコラボ授業のようすがEテレで。

5/29(木)の「オトナへのトビラTV」のテーマは、「はたらくルール」。

ここで、大阪高生研メンバーたちが、弁護士さんや司法書士さんら法律の専門家と一緒に授業づくりをしていることがとりあげられています。

サトウと下川和男弁護士による授業風景ほかを、NPO法人「はたらぼ」の中嶌さんがヒャダインさんや吉本実憂さんと解説。

5月29日(木)19:25~、NHK・Eテレです。
(再放送は、6月3日(火)午前 0時25分~0時54分(月曜深夜))

さてさて、どう編集・コメントされているか、心配でもありますが。

とりあえず、予告編はこちらから。 http://www.nhk.or.jp/otona/

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大阪高生研ウイークリーレポート④ 全国フォーラムに参加してき ました。

こんばんは、首藤です。土日は久々に全国フォーラム(旧全国委員会)に参加してきました。前日から芝居見物やらなにやら遊び半分でしたが、土日はしっかり議論に参加してきました。次期事務局長を引き受ける身としては、いろいろ考えさせられるフォーラムでした。

全体の参加者は39名。入れ替わり立ち代わりでしたが、まあこんなもんでしょう
か・・・。土曜日はまず、各グループに分かれてお仕事。次に大会構想。20ページの第4次案を議論。大会グループの担当者、お疲れ様です。グループの熱意とご苦労がうかがえます。担当者曰く、「誰でもできるように形は整えられたらと思っている。あと2年は続けないといけない。」と覚悟の弁でした。

(中略)

2日目、 小玉(重夫・東大)さんの講演はおもしろかった。基調発題はかなり小玉カラーが出ることになるんだろうなあ・・・。「スクールカースト」とよばれるクラスの中あるいは学校の中の生徒の階層性を、生徒自身が自覚して「組みかえる」「はずす」「のりこえる」という「物語」・・・になるのか。

小玉さんは、「桐島、部活やめるってよ」「あまちゃん」のワンシーンをとりあげて、学校にある生徒の階層性をとりあげていたけど、そのシーンにからんでぼくが質問したくてしなかったこと「そこに教師の指導性はどうからんだのか」については関谷さんの実践から導きだされることを期待したい。

もうひとつの論点は「アマチュアリズム」。これだけ社会の問題が複雑化する中で、専門家でないアマチュアがどう政治的な判断を下せる市民として育ちうるのかという課題。小玉さんは「学力の市民化」と言ってたけど、ハンナ・アーレントの議論も引きながら、展開していた。難しい議論を井沼さんがうまくまとめたらしいけど、この時も僕は金勘定していて聞き逃す。でも、終始、ぼくは「スクールカーストってなんや?」「そんなん実践の焦点になるんかいな?」と思って聞いていた。ま、基調発題はおもしろそう。

(後略)

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大阪高生研ウイークリーレポート③ 若手からの「軽~いレポート」

「軽~いものでいいいから、ときどきメールで送って」
 そんな依頼に、若手のKさんがときどきメールを送ってくれます。

 今週は「遠足編」。

◎◎◎

若手の軽~いつぶやき――初の遠足――

先日,1年生の春の遠足がありました.担任としての初めての遠足だったので,多くの不安がありましたが,大きな問題もなく,帰ってくることができました.

中でも,材料を生徒たち自身で用意をさせて行う昼食のときには,やはり「焼きそば」が多かったのですが,「餃子」や「焼きめし」や「マシュマロ」などもあり,見ていて飽きないメニューがいくつもありました.
また,買いすぎて食べきれないという班もたくさんありました.

集合に手間取る場面もありましたが,教室では見ることができない生徒たちの一面を垣間見ることができて,私にとっても楽しい遠足でした.
生徒たちにとっても,そうであればいいなと思っています.(K)

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大阪高生研ウイークリーレポート② 「近畿ブロックゼミ2014in大阪」の報告を、ここで。

2013年度も終わりが近づいた3月2日、大阪大学にて近畿ブロックゼミナールが開催されました。今年は大阪が主になって開催をし、私も新事務局長として企画・運営に携わりました。

今回の近ブロのテーマは「授業祭り!!~魅せましょう!授業の底ヂカラを!!~」ということで、ズバリ「授業」に力を入れました。その甲斐もあってか、当日は78名の参加があり、なんと初参加の方が33名という盛況ぶりでした。この背景には、「授業」というもの若手に限らず多くの教師にとって向き合わなければならない問題であり、「少しでもよい授業がしたい」という思いがあるのではないかと感じさせられました。また、大阪や京都、滋賀だけでなく、和歌山や福井、岐阜、沖縄からも参加者がおり、遠くからもたくさんの参加があったことは非常にうれしいことでした。

 当日のラインナップは詫磨先生による「文化祭みて歩き」ビデオの上映&解説、「国・社・数・理・英」5教科の分科会。午後からは実践検討会が3分科会あり、そして全体会形式での授業分科会のふりかえりと交流ということで一つひとつの内容が濃いものでした。これまでも「英語」や「国語」といった特定の教科に絞って授業講座はしてきましたが、今回は5教科全部でやるという方針を立て、なおかつ「生徒がおもしろいと感じる授業」と銘打ったことは、参加する側にとっても興味を引くものであっただろうし、運営側とっても本気で人が集まるような企画にしなければと襟を正して臨めたのだと思います。そのような姿勢で臨むことができたからこそ、1週間前までは20名程度しか参加者集約ができていなかった状況から、事
局のメンバーがそれぞれのつながりを生かして声かけをすることで、結果として目標の70名を超えて、大盛況といえる78名の方の参加を呼びこめたのだと思います。

 また、今回の近ブロを通じて他教科の授業講座に出る楽しみを発見したり、一回限りの「授業祭り」ではなく「Part2をぜひ開催したい」という思いを持つことができたということは、意義深かったと言えるではないでしょうか。だからこそ、今回の「大盛況」を一回限りで終わらせてしまうのではなく、次回以降も継続して参加したくなる企画を考えていくことで、若手も増えていけばいいなぁと思いました。

(三木啓司。「早蕨」4月号より。http://osaka-kouseiken.cocolog-nifty.com/blog/

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大阪高生研ウイークリーレポート① 迫る、「史上最強の遠足」

大阪高生研ブログ管理人・サトウです。

 待ってました、応援ブログ開設。
 大阪からも、「ウイークリーレポート」と称して、大阪ブログ抜粋を送らせていただきます。

大阪高生研ブログ http://osaka-kouseiken.cocolog-nifty.com/blog/

 まずは、いよいよ明日に迫った「史上最強の遠足」。
 毎年この時期に、数々の「自分たちも楽しめる(一番楽しんでる?)遠足ねたの開発に励み、今年で5年目。

 今年は京都に行きます。

<以下>

みなさん、こんにちは。大阪高生研の首藤です。

4月27日(日)「史上最強の遠足」が1週間後に迫りました。午前の「ミッション!遠足ネタを探せ!in京都」に続いて午後は「戦時中の体験を聞くat立命館大学国際平和ミュージアム」です。戦時中の体験・平和講座(14:00~質疑含めて60分を予定)は、「萱草の花野の果てに ~ある少年農学校徒の満州での戦争体験~」。講師は同館ガイドを務められているMさん(京都市在住 85歳)です。大阪高生研会員のTさんよりMさんの経歴を送っていただきました。一部を紹介いたします。

Mさん:1945年4月、東京農業大学専門部農業拓殖科に入学。ただちに満州の東京農大湖北農場(中国黒竜江省虎林県)へ学生勤労報告隊の一因として開拓実習に赴く。4月でも北満は凍土。やがて凍土が溶けて低地は水浸しとなり、蒙古風が吹き荒れて夏が来る頃まで、完達山脈の山裾から低地に広がる原野の開拓は重労働だった。

絶対的な食糧難、不衛生な宿舎、職員・学生は次々にアメーバー赤痢にかかる。それでも丹精込めた農場の作物は育ち、収穫期を迎えた8月9日、満州は戦場となった・・・・。1946年8月、ようやく引き揚げ船に乗り舞鶴に入港、帰国。しかし、96人の農学徒農地58人が北満の地に埋もれた・・・。

現在は、立命館大学国際平和ミュージアムのボランティア・ガイドを会館以来20年にわたって務める。」「私は、あの戦争を語るのは生き残った者のつとめであり、負い目であると思う」これをガイドの心情として、来館する各学校の平和講話でもこの体験を話している。「八月九日以降のわれらに暦なし」「少年の屍に花紅き野萱草」「流星や友置き去りしわれを責む」「西日あび鬼の目のわれ母へ帰る」(Mさんの句集「紅い花」より)
「絶望的な逃避行」「ソ連軍の空襲と略奪」「難民収容所での極限の体験」「慰霊の旅」等々。当日ぜひ詳しくお話を伺いたいと思います。

平和講座後、ガイドボランティアのみなさんに案内いただいて館内を見学します。
(16時半終了予定)午後からのみの参加もOKです。ぜひご参加ください。参加ご希望の方は、至急ご連絡ください。

集合は、JR京都駅 中央口(0番ホームに面した)改札を出て右に歩いたところ

さてさて、今や、大阪高生研の春の吉例行事となった「史上最強の遠足」。第5弾は京都で敢行!!

午前中はグループ行動。与えられたミッションをやり遂げながら京都の魅力を満喫しつつ、その魅力を遠足ネタに仕込んだ遠足を考えます。どんなミッションが与えられるかはお楽しみ。 午後は2時に立命館大学国際平 和ミュージアムに集合。戦時中の体験を伺い、質疑応答の後、館内を見学します。戦争体験の風化が危惧される中、戦争と平和をどう語り継いでいくか、考えたいと思います。というわけで、硬軟とりあわせた魅力的な大人(?)の遠足です。ぜひご参加ください。

★日時:2014年4月27日(日)9:30
JR京都駅 中央口(0番ホームに面した)改札を出て右に歩いたところ、
みどりの窓口と日本旅行の前付近集合

★ 「ミッション!遠足ネタを探せ!in京都」& 「戦時中の体験を聞くat立命館国際平和ミュージアム」

 グループ分け:4~6人のグループに分かれます。与えられたミッション(お題)を完遂すべく京都市内を探索。 ミッションは当日のお楽しみ・・・。スマホやi-padなどネット環境 は必携か!?。 いやいや・・・そんなのなくても口と目と耳とガイドブックさえあればなんとでも!?お昼ご飯もミッションのうち!? 京都と言えばやっぱり〇〇は欠かせない・・・!?

13:50 立命館大学国際平和ミュージアムに集合  京都市北区等持院北町56-1            最寄バス停:「立命館大学前」「わら天神」 TEL. 075-465-8151

14:00 会議室でガイドの方から戦時中のお話を伺います(満州・引き揚げの体験談を予定) 16:30 終了  市バス等で移動  

17:30 懇親会 (四条河原町を予定)

★主催:大阪高生研(大阪高校生活指導研究協議会) ブログ:大阪高生研で検索   参加費:実費  お申込み・問い合わせ:首藤広道 shutti21@yahoo.co.jp (数名なら、まだイケます)