こんばんは、首藤です。土日は久々に全国フォーラム(旧全国委員会)に参加してきました。前日から芝居見物やらなにやら遊び半分でしたが、土日はしっかり議論に参加してきました。次期事務局長を引き受ける身としては、いろいろ考えさせられるフォーラムでした。
全体の参加者は39名。入れ替わり立ち代わりでしたが、まあこんなもんでしょう
か・・・。土曜日はまず、各グループに分かれてお仕事。次に大会構想。20ページの第4次案を議論。大会グループの担当者、お疲れ様です。グループの熱意とご苦労がうかがえます。担当者曰く、「誰でもできるように形は整えられたらと思っている。あと2年は続けないといけない。」と覚悟の弁でした。
(中略)
2日目、 小玉(重夫・東大)さんの講演はおもしろかった。基調発題はかなり小玉カラーが出ることになるんだろうなあ・・・。「スクールカースト」とよばれるクラスの中あるいは学校の中の生徒の階層性を、生徒自身が自覚して「組みかえる」「はずす」「のりこえる」という「物語」・・・になるのか。
小玉さんは、「桐島、部活やめるってよ」「あまちゃん」のワンシーンをとりあげて、学校にある生徒の階層性をとりあげていたけど、そのシーンにからんでぼくが質問したくてしなかったこと「そこに教師の指導性はどうからんだのか」については関谷さんの実践から導きだされることを期待したい。
もうひとつの論点は「アマチュアリズム」。これだけ社会の問題が複雑化する中で、専門家でないアマチュアがどう政治的な判断を下せる市民として育ちうるのかという課題。小玉さんは「学力の市民化」と言ってたけど、ハンナ・アーレントの議論も引きながら、展開していた。難しい議論を井沼さんがうまくまとめたらしいけど、この時も僕は金勘定していて聞き逃す。でも、終始、ぼくは「スクールカーストってなんや?」「そんなん実践の焦点になるんかいな?」と思って聞いていた。ま、基調発題はおもしろそう。
(後略)