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教師がつながる

 滋賀の藤本です。滋賀からの参加は現在、確定しているのが8名です。ささやかですが大会参加の呼びかけの取り組みについて書きます。
 メールアドレスを知っている人に何度かメールをしたり、職場の人に声をかけています。
 今や学びの共同体の拠点ととなった観のある学校づくりを推進してきた夏原さんですが、最初のメールには、その彼の次のような文章を載せました。
 「(前回の京滋大会)から20年あまり経ちました。教育基本法は『改正』され、新自由主義的な学校経営が全国的に広がっているにもかかわらず、いまの学校でまっとうな実践を展開できているのは高生研で学んだおかげだとつくづく思います。もし高生研と出会わなかったら私の教職人生はつまらないものになっていたでしょう。間違いなくそう思います。 ・・・」
 次のメールには、7月11日の大会ブログにあった望月さんの「京都大会の魅力」という文章を転載して送りました。「基調は実践のエピソードと主張があり、分かりやすく、当日は、ビジュアルナラティブ(スライドで実践を語る)もあり、酒田基調のイメージを鮮明に私たちに伝えてくれるでしょう。いま、注目されている政治学者、岡野八代さんのコメントも楽しみです。」
 ちなみに岡野さんは上野千鶴子も注目する新進気鋭の政治学者です。望月さんが基調とかみ合うように丁寧な打ち合わせをしてくれています。
 以下は、それらのメールに対するある女性の返事の一部です。
 「わくわくするお誘い文ですね。できる限りたくさんの日程、参加します。高生研、入りますね。やっぱり自主活動ですよ。クラスも生徒会も、まだまだいけるはず。最近、心折れていますゆえ、学校内では実践できていませんが…」
 次に紹介するのは、青年部の中心的な方で大阪高生研の方に研修会にきてもらったり、全国教研で絹村さんに出会ったりしている方です。大津であった近ブロには来られなかったので、どうかなと思いつつメールをさしあげたら次のような返事が来ました。 「高生研は、すごく魅力的なので、職場でも声を広げて、できれば参加したいと思います。」
 3つめ。私は今、通信部にいますがとなりの昼間部の先生と帰りが一緒になったときには、その途上で彼女の文化祭の取組みの話などをクラス運営の話を私が質問して聞いていきます。さながらミニ例会のようです。その彼女はベテランですが職場の若い先生を2人連れて参加してくれます。
 このあとも最後まで高生研と高生研大会の魅力を伝え、参加を呼びかけていきたいと思っています。
 
 話は変わりますが問題別分科会1の紹介を少し。藤木祥史さんは京都の中学校を今年退職された実践家。紀要に掲載するのは大津のいじめ事件が大きな問題になっている時期の講演を今回のためにテープ起こししたものです。彼の学年づくりの取り組みです。彼が赴任したときは大津の中学校とよく似た状況の学校でした。その学年づくりの実践は大津の中学校もこういうふうに別の展開もあり得たのではないかとイメージできるものです。その生活指導的な取り組みに学びながら私たちの高校現場に問われていることを共に考えていきたいと思います。

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