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三重にて基調学習会を行いました

高生研において、毎年基調の事前学習会を行っているみえ高生研

今年も去る6/27(土)に早川さんを招いて実践レポートを中心に学習会を行いました。

参加者からは「私の学校ではまずここの場面でストップがかけられない。」とか、

「保護者会でのケガした子の親の発言はスゴイ。」という声が。

また報告者から説明される内容からは、通り一遍に読んでもつかみ取れないことが補強され実践的なイメージが広がりました。

即断しなければならない場面や地道に積み上げていく作業や、

基調発題として選ばれたレポートらしく、実践としてくみ取るべき内容がたくさんあります。

さて、全国大会ではどう理論と絡むのか、さらなる深い実践分析にも至るのか、

乞うご期待といったところでしょうか。

 

この日の学習会は若手生徒会顧問の報告もありました。6/27のビラ

転勤したばかりなのにバリバリ、センスよく顧問の仕事を進めている様子は

参加者に大きなエネルギーを与えてくれました。

機会があればどこかで報告できると思います。

(こちらも乞うご期待です。)

アンドウ@みえ

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【魅力満載! 大阪大会ここが見どころ25連発⑨】問題別分科会 「なめられる教師」が新しい教育の地平をひらく

静岡の田中幸恵さんの問題別分科会。

「強い指導」が大手を振る学校現場。「生徒になめられるな」という内と外からの声に身をすくませる教師。

しかし、人間としての対等性の認識のもと、生徒の声を聞き取り生徒の生活現実から指導の糸口を探ろうとする「なめられる教師」こそが、息苦しい教育を変えていく希望ではないか、と田中さんは問います。

「自分はだれのためにこんな指導をやってるんだろう?」

そんな疑問が頭によぎったアナタ。ぜひお越し!
(8月10日午前)

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おっちゃんらの「応援会議」

大阪・サトウです。

今日は大阪高生研の親戚部隊・おまかせHR研究会の「七夕例会」。
今年は大阪大会があるということで、例会前後に、「大会のスキマでどんな応援ができるか」のミーティングもします。

▽7月1日(水)スケジュール
夕刻  梅田清風堂集合。今夏高生研大会で販売する本の選定
その後、 天満・北区民センターにて「趣旨間違わない会議」
この場で「プレ企画アイディア会議」「参加者アップ会議」などやります。

会議後、 南森町「万両」にて、肉!
「天満でコスパ一番」と評判の万両。「おまかせ」創業以来続く「肉食系」です。

若手中心の大会業務の「スキマ」で何ができるか。
楽しく(おいしく)考えてきます。

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【立ち読み】大阪高生研「早蕨(さわらび)」6月号② 短期連載:わがまち東大阪3

みなさんが空路で来阪されるなら関空か伊丹、希に神戸空港に到着するだろう。ご存じのように、大阪には関空・伊丹(でも、大部分は兵庫県です)の2つの大きな飛行場(空港)がある。が、実はもう1か所、東大阪の南に隣接する八尾にも小さな飛行場があるのをご存じだろうか。うちの首長がここにオスプレイを持ってくると言って、地元住民(この首長は八尾出身です)から総スカンを食ったのは大阪では有名な話。

ところで、戦時中には東大阪の北にも盾津(たてつ)飛行場という陸軍の飛行場があった。“盾津”という地名は、いまの日本の象徴である家系の祖先が西から攻めてきたときに、「河内うみ」で遭難しかけ、盾を海に投げて荒波を鎮めたという故事に由来するらしい。が、“盾津”あたりの歴史はせいぜい戦国時代までしか遡ることはできない。なぜ、そんなに詳しいかというと、筆者が盾津出身だからである。現在勤めているかわち野高校は、統廃合で新しい名前になる前は“盾津高校”と言った。高校前の東南東から西北西に走る道路は、もとは盾津飛行場の滑走路で、東南東のドン詰まり、飛行機の格納庫があったところに現在は盾津中学校(筆者の出身中学)がある。私の中学時代は終戦から23~5年ほどたっていたが、グランドから長さ10センチほどの鉄砲の弾が見つかったりした。この盾津飛行場で操縦の訓練を受けて、特攻に駆り出された若者もいたという。城東商業(全国大会会場、大阪商業大学の前進)のグライダー部が、この飛行場でよく練習をしていたらしい。(つづく。西村康悦)

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「授業のユニバーサルデザイン」

「授業のユニバーサルデザイン」という発想が私の職場に広がり始めたきっかけは、数年前の2年生教科担当者会議でした。その席上で、A先生がTくんのことを話題に出して「1組Aくんは授業での板書をまったく書写しない。ノートを取ることをしない。提出物も出さない。定期テストの点数も悪い。進級できないかも…」と言ったのです。確かにTくんはぎりぎりで1年生から進級してきた生徒でしたが、A先生の発言に対して若いB先生から「Tくん、絵はすごく上手ですよ。授業のことも耳からは入っているみたい。問いに対して答えることはしてくれるし。」というTくん像が語られました。
複数の教科担当者からTくんについての話題がひとしきりやりとりされた後に「Tくんは文字の認識に困難を抱える一種の学習障害かもしれない。」という理解が共有されていったのでした。この時の議論がきっかけで、「様々な学習上の困難を抱える生徒が潜在的にいる、ということを常に頭に置いて授業をデザインする必要がある」ということが教員間でじわじわと了解され始めました。
「もっとも困っている生徒に合わせる授業デザインが、ひいてはすべての生徒がさらに学びやすくなる授業である」という認識のもとに、いくつかの工夫がじわじわと広がってきました。たとえば……授業の最初に黒板の端にメニューを書いておく―これは落ち着きのない生徒たちが、授業の見通しを持つことができて有効です。英語の授業は英文をワークシート化しておく―書写に困難を抱えている生徒が難なく授業に入れます。プリント類の活字を11ポイント以上にし、行間を十分空ける―視覚からの認識に困難を抱える生徒の苦労を減らします。成績評価のために筆記テストだけでなく口頭試問や発表、作品制作など、多様な評価法を取り入れる―今年度はすべての教科でこのことを実践に取り入れていきたいと思っています。

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一般分科会1.生徒会 「生徒会活動と地域イベントの融合」PR

大阪大会チラシに紹介されている、8月9日(日)午前午後通しの一般分科会1.生徒会 「生徒会活動と地域イベントの融合」 吉田 真一(熊本菊池高校)「 地域に根差した教育活動を実践していると、本市(菊池市)に「コミュニティーカレッジ」を創設し、本校(菊池高校)を「コミュニティースクール化」することが目標となった。地域の方々を本校教育活動に取り込み、これまでの取り組みをいかに繋げるかを模索する。」という壮大な吉田実践の1次稿を熊本高生研では、2月と4月に月例会で検討しました。それを基に決定稿が制作されました。
その決定稿を読んだ藤川の感想です。
決定稿では、吉田先生と生徒会執行部の生徒との応答がすごく具体的にレポート化され、ワクワクしながら読み進めることが出来ました。その中でも特にEさんの「先生!民主主義って面倒ですね」という素晴らしい言葉をレポート化出来たことが印象的です。
吉田先生はレポートの最後で、「2013年京都大会で報告した時、「これからがはじまり」と言っていたが、今回も「まだ始まったばかり」で報告を終わらせてもらう。」とありますが、そうではないと思います。
生徒会執行部生徒の皆さんの成長振りを見ますと、強固な基礎づくりが出来て、その上に(今までも壮大な実践だったのですが、これからは質的にやや異なる)壮大な建物が創られようとしていることが読み取れます。
大阪大会に参加予定の皆さん、ぜひ吉田分科会でその奥深い実践を味わいましょう。

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【魅力満載! 大阪大会ここが見どころ25連発⑧】いま、時代は「ノー天気」

午前だけの一般分科会でHRを扱うのは、北海道の佐藤理河さんの「今日もノー天気!生徒と私のHRづくり」。
「授業のために行事をけずれ」と言われてもやっぱりHRレクはしたい。「成果を早く出せ、失敗はゆるされない」と言われても、生徒が動き出すのをあせらずに待ちたい。

「みんなでもっと楽しいことやりたい!」と子どもたちが叫ぶHRづくり実践です。

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リーフレット更新最新版は改訂6月23日2015osaka0623完成版③.pdfです

リーフレット内、
一部分科会が変更になりました。

分科会詳細PRを追って発信していく予定です。

今後とも「高生研2015大阪大会応援ブログ」をご贔屓に!

以前のものをお持ちの方は
お間違いなきようお願いします。
こちら確認ができます。

よろしくお願いします。

全国大会広報担当 アンドウ

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【立ち読み】大阪高生研「早蕨(さわらび)」6月号➀ ガチで317人目指しています

大会まであと1ヶ月半となり、現地での大会準備も佳境に入っています。
昨年の9月に第1回の大会実行委員会を開催して、早くも9ヶ月が経ちました。この間大阪では、大会に向けてさまざまな取り組みをしてきました。

まず、大阪の若手が中心となって「若手七本槍」を結成し(後に八犬伝に昇格)、総務班として大会の方針を議論してきました。その中で、これまで大阪のベテラン陣が中心になって考えてきた例会も、「実行委員を増やすための月1学習会」として、若手で企画運営を進めてきました。その学習会の内容についても、「ベテラン教師に学ぶ」、「ホワイトボードミーティング」、「ホームレス支援をする若者から学ぶ」といった内容で実施し、「集団づくり」、「生活指導」といった理論も学びつつ、「生徒に話し合いをさせる手法を学びたい」、「市民について考えたい」といった、新たな学びの要求を掘り起こして学習会を作ってきました。

また、学習会前には情宣班が積極的に宣伝をしました。これまでは、大阪高生研ブログやMLでの発信が中心でしたが、FacebookやSENSEI PORTALなどのSNSも活用し、それぞれの学習会には30名前後の参加者がありました。「サークルに人が来ない」と言われがちですが、内容や発信方法を工夫すれば、多くの方と学びあえる機会を作ることができる、そんな可能性も感じました。

現地の実行委員それぞれが全力で走ってきた9ヶ月でしたが、現地としてはまだまだやりきった感はなく、「317人呼ぶためにもうひとがんばり」が必要な時期です。その一方で、「本当に317人も呼べるのか」という不安も感じています。実際にこれを書いている時点(※5月)での参加申込みは40名程度。目標の317人まではあと270人ほど開きがあります。

もちろん、単に目標人数を超えればよいというわけではなく、学びの中身が問われているわけですが、現在企画をしている大会前日のプレ企画の内容を見ても、6年前の大阪大会に劣らない企画を考えたという自負があります。また、今年は大交流会も復活し、大阪ならではのおもてなしをするとともに、文化班主導の合唱も行います。

大阪の若手が中心となって作っている今年の大阪大会。317人という数字はそんな若手たちの夢物語ではなく、本気で317人を呼べる内容だからです。ぜひこの夏は大阪に来て頂いて、串カツ片手に大いに学び、大いに楽しみましょう。
(事務局長・三木)

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生徒を関係性の視点で見る

現場では、生徒を関係性の視点で見る意識は希薄だ。個別の成績の良し悪しや授業態度で、教師はその生徒を評価する。授業は、教師の一方的な授業になりがちであり、せいぜい教師と一部の生徒とのやりとりで終わる。4人班のグループ学習を取り入れ、意見の分かれる問題について班で討論し、全体で班の意見を発表するという授業を続けている。私語が増えたり、まったくグループでの学習ができない班があったりするが、うまくいくこともある。集団的自衛権の行使を認める安保法制について、憲法審査会で3人の憲法学者が違憲であると述べたが、国民の信を得て議会で多数を占める与党と政府は法案採決を考えている。この政府の対応についての賛否を聞いた。各班で、政府の対応について賛成か反対か、そう考える理由を小さなボードに書いてもらい黒板に貼り付ける。生徒は、クラスの他の生徒がこんなことを考えているのかを知り、関係性をつくる機会となっていると思う。(エバンス)

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Uコミュニティホテルの部屋確保を増やしました。

現在の確保数。
(単泊の場合)

8月7日(金)プレ企画のみの宿泊可能な部屋
・シングル→40室

● 8月8日(土)のみの宿泊可能な部屋
・シングル→25室
・ツイン→6室

● 8月9日(日)のみの宿泊可能な部屋
・シングル→1室
・ツイン4室
・トリプル1室

詳しくは、右記「大阪フェイスブック」のページへGO!

 

 

 

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熊本高生研5月例会学習会報告 「熱き思いをぶっつけよ!」

5月学習会の報告です。例年、この5月は教員採用「選考考査」の第二次考査である「模擬授業」とそれに続く「模擬面接」に取り組んでいますが、今回もこの夏、実際に受検される国語と社会のお二人の先生にお忙しい中お願いしました。
まず国語のS先生、快調に「エアー質問」を飛ばす中、生徒の傾注を集め、生徒の答えに対しフォローしそれにコメントを添えていく普段の授業の様子がよく伝わってきました。本人の感想によると、「これまで、生徒の課題に応じた言語活動をどのように取り入れれば、『国語』という教科が授業として成立するかを悩んできたが、今回の模擬授業がその突破口となり得た。」「本番の会場に近い環境で臨むことができた。」とほぼ満足の反面、今後の課題として、「知識にあやふやな面があったり、目あての設定が粗かったりするので、言葉選びを慎重に行っていきたい。」「構想時間(15分間)内に発問を考えたい」と反省材料も得られたということです。今まで、なんと発問はずっとその場の思い付きだったそうです!?聞いてびっくり!一昨年からS先生の模擬授業を受けていますが、発問がその場の思いつきだったとはとても信じられないのですが…。また「パフォーマンスもまだまだ!『実際に生徒が教室にいるような!』と言われるような模擬授業を目指したい。」と
いうことです。S先生は常に指導法を研究し開拓され、今回の模擬授業もやる気満々で、いち早く引き受けて頂きました。
さて次の、日本史が専門のО先生の授業は、戦国時代の終焉を欧州諸国の海外進出と関連させた内容でした。「エアー」ではあったのですが、ICTを取り入れて視覚的な面からも生徒の興味を引くように工夫溢れるものでした。やはり、歴史の授業においては、実物(模造でもよいが…)やその画像に現れた事実がなによりも「歴史を語る」のではないか。そして教師の役目はその「語り」を「通訳すること」ではないかと、当時のヨーロッパ世界をスライドで示すО先生のエアー模擬授業を受けながら、考えさせられました。彼の反省点は「知識的な発問ばかりでなく、もっと考えさせる発問を出せたら良かった」ということです。模擬授業に同席した私たちも通じる反省点です。この3月に「完全退職」された同勤のF先生が職員室から銃(もちろん模造銃)を担いで授業に行かれる姿を見かけましたが、その「銃が語るもの」をどう「通訳」されて、生徒にどう考えさせておられたのだろうか、この報告を書きながら参観しておけば良かったと後悔しています。
授業後の質疑・討論の中で得られたものがあります。面接官役を担われたМ先生から、「問われた質問にただ答えるのではなく、面接官の印象に残るようなインパクトのあるものに!熱き思いをぶっつけよ!」が飛び出しました。目の前の生徒をどう捉え、日頃の授業にどんな工夫しながら取り組んでいるのか。自分の実践に絡めて、答えていくことが大切。アッピールの機会はここしかない。「この15分間の授業」より「のびしろ」を示すことが大切。そういう事だと私は受け取りました。若いお二人だけでなく、老兵ながらまだ現役の私にまで「喝」を入れられた次第です。
模擬授業司会担当 正清

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【魅力満載! 大阪大会ここが見どころ25連発⑦】問題別1 大阪の若手起業家たちと考える、「学校」「教育」

10日の午前は、問題別分科会。大阪の若手起業家たちと考える、「学校」「教育」は、これまでに大阪高生研の学習会にかかわってくださった武田緑さん(一般社団法人コアプラス代表)と川口加奈さん(NPO法人home door代表)を中心に。18歳選挙権が話題にのぼるなか、若者たちの社会関心の乏しさが喧伝される昨今。しかし一方で、旺盛、大胆に社会参加を行う若者たちも多数存在する。

武田さんとは、「ちょこっと先の教育」を一緒に企画した仲。
川口さんはこの間の学習会で話しをうかがい、釜ヶ崎めぐりでもお世話になった。

福祉や教育の分野で活躍される20代お2人の活動から、主権者を育てるため、「学校」や「教育」に何ができるのかを考察します。

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細腕旅行紀シーズン2(イギリス編)その④

こんにちは。沖縄高生研の照屋です。先週、無事に文化祭が終わりました。今年は、体育館での舞台発表(演劇・ミュージカル・音楽コースの演奏会等など)のほぼ全てを鑑賞する事が出来ました。特に音楽コースの演奏会は「音楽と映画」をテーマにしたもので、個人的に好きな映画音楽とダンスで構成されたパフォーマンスには、涙が出るくらい心ゆさぶられました。
しかし、体育館内は暑かった!例年よりも二週間ほど早く沖縄地方は梅雨があけました。最高気温は32℃ほどで、沖縄に来た事がある人はわかるかもしれませんが、夕方7時ころまでは割と明るくて、8時頃になってようやく日が暮れて少しだけ涼しくなります。9月下旬まではこの暑さが続きます。

さて、イギリス訪問の話の続き。イギリスケント州アシュフォードに到着し、生徒たちと一緒に初めて現地の高校へ登校。朝8:30頃に到着すると、ほとんどの生徒たちが来ていました。
「あっ、せんせー!おはようございます」と口々に挨拶してくれる生徒たちはみんな元気そうでした。そこへ現地コーディネーターのピーターさんもやってきて「Good morning, girls! How are you today?」とにこやかに生徒たちに話しかけて来ました。ピーターさんは夫婦でコーディネーターをしていて、彼自身は60歳代(だと思いました。直接は聞かなかったけど)くらいの年齢。とにかく明るくて、いたずら好きなお茶目な人で、うちの生徒たちに大人気でした。
生徒みんなが揃ったところで、ピーターさんの案内で校内へ。お世話になる学校は、イギリスで「6th form」と呼ばれる学制で教育を行っていました。簡単にいうと、小一〜中三までは男子生徒だけで、それ以上の学年になると大学進学を目指した男女共学クラスになります。
低学年の生徒たちは、(初めて見る?)日本人の一行に興味津々そうでした。感心したのは、小学3年生くらい?の子でも、相手がたとえ誰で(年上だろうと、女性であっても)あろうとも、ドアを先に開けて「After you」などと言って通してくれる事でした。Gentlemanの国だなあ、と妙に納得しました。教頭先生(多分、ジェイミーさんだったと思います)の挨拶を受けて、ぼくら一行は図書館わきにある一室をあてがわれました。基本的にここで英会話やイギリスの歴史・文化等を学び、昼食は校内の食堂で食べて、タイミングがあえばその学校の生徒たちと一緒に授業を受けるという内容でした。初日は、うちの生徒たち専任の教師であるマットさんが授業を担当してくれました。マットさんは40歳代半ば(だと思いました。直接は聞かなかったけど)くらいの年齢で、高身長の渋いミドルエイジ、という感じでした。
生徒たちに色々なアクティビティをさせて日本人同士で英語を使うことの抵抗感を段々となくしていく授業展開でした。登校してから2時間ほどたった頃、最初の休み時間。ほとんどの生徒たちは、男子生徒たちと話そうと教室の外へ飛び出していきました。
様子を見てみると、うちの生徒たちはたどたどしくも何とか英語を使い、会話が成り立っているようでした。モジモジして結局誰にも話しかけられなかった生徒もいましたが。
イギリスでの毎日は、生徒たちももちろんですが、僕にとっても刺激的で、あっという間に過ぎていきました。学校では時折スペイン語や音楽、コンピュータ美術や体育の授業に参加したり、ロンドン市内(ビッグベン・タワーブリッジ・バッキンガム宮殿・大英博物館等)やカンタベリー大聖堂・ケンブリッジ等を生徒たちと一緒に楽しく見てまわりました(いろんな失敗談もありますが)。
滞在10日目頃、僕がお世話になっている家に、もう一人スペインから生徒引率でやってきた男性がホームステイする事になりました。
彼の名はセザール。サッカー好きの好青年でした。
彼とマヌエラさんが話しだすと、とても早口になるので、     

(セザールとマヌエラさん)
(セザールとマヌエラさん)

最初のうちはなかなか理解できずに大変でしたが、
二日ほど経つと段々と耳が慣れてきました。
さて、イギリス滞在も残りわずかになってきました。まだまだ
いろんなエピソードがありますが、次回でこのブログも最終回。
「さよならパーティ」と滞在最終日のロンドン巡りを中心に伝える予定です。
それではまた来月。

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全国大会実行委員会&「ぴらいち」学習会盛況御礼

「私は今、悩んでいる生徒について報告しました。悩みながらもやったことを評価してもらえる/助言してもらえて、明日からまた頑張ろう!と思える素晴らしい会でした」

「午前中は実行委員会。8月7日のプレ企画は、分科会ごとにつまってきたり方向性を変えたり。でもどれも自信をもってオススメできる内容」

右部(→)「2015年 高生研 大阪大会 コミュニティFacebook」で紹介いろいろ。

クリック GO!

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青森からこんにちは

今年の大会テーマは『生きづらさをかかえる生徒から学校を見直す』です。私は、4月から初めての学年主任として毎日を過ごしています。昨年のつくば大会で静岡の塚本先生の『学年主任の苦労とやりがい 三年間を振り返って』の分科会に参加して、学年主任をやりたいと思うようになりました。生徒と直接関わる担任はもうできない年齢になってしまったので、最後のチャンスだと思って学年主任をやりたいと管理職にアピールしてきました。学年280名のうちの半分以上の151名が国公立大学に行く高校の進路部長でしたが、志願して学年主任になることことができました。3月に校長に呼ばれた時には学年のスタッフについて要望を聞かれました。三年間を見通した学年経営に必要なことは何かをこれまで高生研で学んだことを生かして頑張っていきたいと考えています。 毎月一回の学年通信は私が担当しています。特別なニーズを抱える生徒に対応するために、本校ではエンカウンターやハイパーQUなどが養護教諭を中心に行われていますが、違和感を感じる先生方も少なくありません。入学して2ヶ月が過ぎましたが、生きづらさを抱える生徒の存在がいくつか出ています。 なんでも話し合える7人の担任とこれから素敵な学年集団を作っていきたいと考えています。

青森高生研 よしだ まさひろ

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【魅力満載! 大阪大会ここが見どころ25連発⑥】プレ企画2 高校生たちとジャーナリスト・西谷文和さんが共演

②「関西各地の「がんばってる高校生」たちがジャーナリスト・西谷文和さんを「使って」市民向け企画を創って実施する」

関西各地で活躍する高校生たちとジャーナリスト西谷文和さんとがプレ企画でコラボ。その名も「関西各地の「がんばってる高校生」たちがジャーナリスト・西谷文和さんを「使って」市民向け企画を創って実施する~」。
長ベタネーミング御免、最新のイスラム・イラクなどの報告をその場できいた高校生たちが相互交流しながら企画、後日、実際に行おうと予定しています。

高校生が行うワークショップは、まわりの大人たちは(発言したいのをガマン?して)見学のみ。
その後、高校生も大人も一緒に議論します。

▽タイムテーブル(今のところの案です)
➀各地の参加高校生たちの活動紹介(5分× )
②西谷文和さんスペシャル講演 (45分)
「がんばっている高校生に伝えたいこと。がんばっている高校生たちと一緒に伝えたいこのこと」(仮)
③「西谷さんを「使った」市民向け(もしくは若者向け)企画」を高校生グループがつくるワークショップ(40分)
④企画発表、質疑応答
⑤西谷さんをまじえ、参加者全体講評、全体討議(④⑤で45分)
(その後、希望者で)番外:高校生交流会
▽展開
・戦後70年イベントを企画している自治体ほかの後援を取り、後日、高校生たちが考えた企画を実際に行う。
・当日のもようは戦後70年の平和企画として、マスコミ取材が入る可能性があります。了解ください。