HR作りを「集団力学」として捉え、担任としての関わり方を考える分科会。
しばし、HR作りに関わる実践報告は、様々な課題を抱えた生徒(やその生徒の周りで起こる生徒間のトラブルなど)を中心に描かれがちだが、一般分科会(2)HR「スクールカースト」を乗り越えるHR指導で佐藤育実(東京)が、一番参加者と共に考えたかった視点は「集団力学」。どんなHRにも散見しうる生徒同士の小グループ、と、それらの明らかなすみ分け。またその間には、担任からすると、明らかなカーストとも言える序列関係が存在し、そんな引力関係は、それぞれの小グループ内でも働いている(が、生徒の捉えは、担任と一緒な様で一緒でもない・・)。
教員1人が、動き奮闘した所で解決されうる課題ではでない・・
しかし、一向に、自分達のこととHR作りを引き受けようとしない生徒達・・
そんな集団、そして不当に働くそんな引力関係は、どうしたら個々に解放されうるのか?
教員はどう関わることが出来るのか?
佐藤さんの文化祭を通しての実践を手掛かりに、参加者の皆さんと知恵を絞りたい!です。