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再告知!「今どき通信交流会」PR

「通信」に関しては人一倍思い入れがある「全国大会応援ブログ」管理人が取り持つ交流会です。
「そういえば最近、通信を書いていないな・・」とか、「通信を出した方がいいとは思うが、生徒が読まないからな・・」と感じているあなた、是非この交流会に参加してみて下さい。今や現場ではスマホの勢いに押され、その魅力が影を潜める「通信」を出す教師文化。果たして本当に「通信」を出す意味があるのどうか。再発見するのがこの交流会のねらいです。
<内容>
①持ち寄り通信(「今どき」でなくても構いません)(出してなくても)大交流
②通信作りに必要なこと100連発
③今現場の通信はどうなっている?
④「通信」やりたいことやれること
教師には様々な発信や情報共有を促す教育的裁量、つまり「通信を発行・発信できる」自由があるはずです。そんな教師の「通信」にまつわる現状や思いについて語り合います。
この交流会では、いくつかの「○○通信」が持ち寄られますので、作者の思いや工夫に触れられたりします。また、「大会応援ブログ」閲覧者に対して行ったアンケートの結果も報告します。現場に戻って通信発行のきっかけになること請け合いです。いえいえ、もちろん興味本位の参加も大いに結構。
終わったら、喉とお腹を潤すオプションツアーを用意。気楽に参加をお待ちしています。

 

※改めまして、トップ画面にある「交流会アンケート」にご協力ください。

※通信を出している方、出していない方、すべてを対象として行っています。

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大会参加申し込みは、110人を超えました

井沼です。

大会参加申し込みは、110人を超えました!さあ、あと200人。あと10日で増やそう。

大会しおり掲載予定の「大阪高生研会員が贈る“一筆以上とっておき100選”」も現在50を超えました。

これ、全国から来る人はとっても役に立つよ。

みなさん、あと2つ、3つ紹介してください。

大阪高生研会員が贈る“一筆以上とっておき100選”

【粉モン編】


ピザ
サンタアンジェロ なんばCITY南館

予備校の先生が「嫌いだったピザを食べることができた」と言っていたお店。さっくりしたピザが超オススメです。いつも行列なので予約がベスト。(谷口知美)


豚まん
551の豚まん

大阪で豚まんといえば、ベタですが551。おみやげに「551があるとき~!」と「ないとき~」では、子どものテンションは変わる?? お店でも食べられます。(加藤 都)


お好み焼き
てらまえ 長瀬(近畿大学の近く)

創業40年。奥ゆかしい自家製ソースの味が絶品です! 東大阪お好みグランプリ初代金賞受賞。


パン
天満橋から谷町6丁目界隈のパン屋

最近、新しいパン屋がどんどんできてきた。オススメは、gou^t、52丁目ベーカリー

(村上 剛)


餃子
餃子専門店としや/石切

丸正系の薄皮餃子。皮はぱりっと餡はトロトロと優しい甘み。アクセス不便。(西村康悦)


たこ焼き
わなか/難波

アツアツのまま頬ばって、カリッ、トロッ、フワッを楽しみ、やけど寸前にビールで口内を冷ます。大阪に来たらぜひ「わなか」のたこ焼き。なんばグランド花月前なので,よしもとも楽しんでって!                        (岡田祐輔)

あとは当日のお楽しみに。

 

 

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【大阪大会書籍コーナー①】熊本発・推薦本

熊本高生研から「推薦本」リストが送られてきました。
大阪大会の書籍コーナーは、「大阪一教育書がそろっている」と評判の東梅田・清風堂書店とタイアップして、「推薦本全部そろえよう」を目標に選書中。

以下、熊本推薦本です。
①三浦瑠麗『日本に絶望している人のための政治入門』(文春新書・780円+税)
②加藤陽子『戦争の日本近現代史』(講談社現代新書・760円+税)
③西原理恵子・佐藤優『とりあたま大学』(新潮社・1400円+税)
④鈴木邦夫(監修)『「右翼」と「左翼」の謎がよくわかる本』(PHP研究所・667円+税)
⑤池上彰・佐藤優『新・戦争論』(文春新書・830円+税)
⑥スエヒロ『【至急】塩を止められて困っています【信玄】』(飛鳥新社・926円+税)
⑦渡辺俊美『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス・1500円+税)
⑧「戦場体験」を受け継ぐということ(遠藤美幸 高文研 2200円)
⑨誰も戦争を教えてくれなかった(古市憲寿 講談社 1800円)
⑩戦場体験キャラバン(元兵士2500人の証言から 戦場体験放映保存の会 東京彩流社 2500円)
⑪愛と暴力の戦後とその後(赤坂真理 講談社)
⑫福島第一原発観光地化計画(東浩紀編 東京ゲンロン 1900円)+チェルノブイリダークツーリズムガイド(東京ゲンロン 東浩紀編 1400円)
⑬多数決を疑う・社会的選択理論とは何か(坂井豊貴 岩波新書 720円)
⑭日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか(矢部宏治 集英社インターナショナル 1200円)
⑮本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること(矢部宏治 東京書籍情報社 1300円)
⑯原発ゼロで日本経済は再生する(城南信用金庫吉原毅 角川oneテーマ21 800円)
⑰ひら漢ノート日本国憲法版(永江英夫 ホルス出版 600円)+たのしくわかる数学100時間 上・下巻 (黒田俊郎・西三数学サークル編著 日本評論社 各2100円(税別))
⑱アクティブラーニング入門 (小林昭文著 産業能率大学出版 1500円(税別))
⑲秘密保護法対策マニュアル(海渡雄一著 岩波ブックレットNo.921 520円(税別))
⑳生ごみ先生の元気野菜革命 (吉田俊道著 東洋経済新報社 1500円(税別))

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朝日新聞にプレ企画の告知が載りました。

「高校野球の関係で小さなスペースになってしまって……」と恐縮される朝日新聞の記者さん。
いえいえ、「多大な努力」に感謝します。

「翌8日から第53回全国大会」「ホワイトボードミーティングや文化祭のつくりかた講座も必見」など、「ぜひ書いて」とお願いしていた部分は残念ながらスペース足らなかったけど、「新聞見ました」という参加申し込みや、他紙、NHKほかのテレビ局からの取材申し込みなどが続々。

さあ、注目イベントになってきました!

<朝日告知記事(7月28日)>

「選挙権と学校」一緒に話そう

http://www.asahi.com/articles/ASH7S73J7H7SUSPT00H.html

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民間教育団体ハシゴしましょう企画③  全民研全国大会は、(あの)京都・同志社中高

高生研が50回大会を行った同志社中高で今年の全民研大会が行われます。
高生研プレ企画(8月7日)でコラボする杉浦真理さん(立命館宇治中高)が基調報告。
記念講演は、同志社大学教授(国際金融論)の浜 矩子さんです。

<以下>

全民研とは?
全民研は、社会科・公民科の教師を中心に、主権者の育成をめざす民間の教育研究団体です。

7月31日(金)全体会 13時30分~17時(特別報告、基調報告)懇親会(希望者)
特別報告①「原発反対の活動と私の歩み」
中嶌 哲演 師(福井県小浜市 明通寺 住職)
特別報告②「新島襄と同志社の教育」
竹山 幸男 氏(同志社中学高等学校)
特別報告③「大阪都構想を阻止した市民運動」
山上 俊夫 氏(本会会員)
基調報告「18歳選挙権と教育の課題、全民研での実践」
杉浦 真理 氏(立命館宇治中学高等学校)
8月1日(土)分科会 9時~17時
第1分科会 民主主義思想
第2分科会 憲法と政治・平和、経済
第3分科会 学力と授業づくり
第4分科会 自立と連帯を育てる
分科会報告の詳細は大会要項(PDF)をご覧ください。
8月2日(日)会員総会 9時10分~10時 記念講演 10時~12時
記念講演 浜 矩子 氏(同志社大学教授・国際金融論)
演題「今、生徒たちに伝えたいアベノミクスの現実」

詳しい内容は大会要項(PDF)をご覧ください。
HPからの参加お申し込みは、大会要項3ページの「参加申込書」の内容を
事務局までメールでお送りください。
会場
同志社中学高等学校
京都市左京区岩倉大鷺町89
京都市営地下鉄烏丸線「国際会館」駅下車、徒歩2分
(京都駅から約20分)

参加費5000円(講演のみは1000円)
※問い合わせは事務局まで。
http://heartland.geocities.jp/demokrashi/guide.html

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一般分科会7「定時制のHR担任・生徒会顧問としての3年間」運営担当の中村さんがPR

細川さん自身のが出たので、僕も。

はっきり言って、突っ込みどころ満載です。(誤解を恐れず言うと)ムチャクチャな実践です。でも面白いです。若い教師なら、少し経験済み者には、ベテランだったら…各々がそれぞれ問題関心を持てる実践だと思います。
3年間の大河ドラマ!?を、生徒会、Dという生徒とのかかわり、修学旅行(これを修学旅行と呼んでいいのか!?という議論もでるかも知れません)の三テーマに何とかまとめました。 ・実践者は生徒会という名のファミリーの一員になっている。
・生徒会は居場所という名の親密圏でしかない。
・ファミリーへの闖入者出現というピンチをどうチャンスに…
・母子密着型のDとのかかわりをどうみるか。
・修学旅行づくりを含めてのイベント主義から一皮剥けるには。
ちょっと指折るだけでもいろいろ論点が生まれてきます。
アト、意味不明な情緒的記述がいくつかあります。実は冗長な情緒的文学的形容語が多い実践記録で、かなり削ぎ落としたのです、そこはあえて残しました。 そこを参加者で分析できたら…という助平根性が運営側にはあります。
とにかく突っ込みどころてんこ盛り、です。

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Uコミュニティホテル残室最新

三木です。
Uコミュニティホテルに残室の確認をしたところ、以下のようになっています。

現在(7月25日)の確保数。

(3連泊の場合)
・シングル13室
・ツイン3室
・トリプル1室

(単泊の場合)
● 8月7日(金)プレ企画のみの宿泊可能な部屋
・シングル→25室

● 8月8日(土)のみの宿泊可能な部屋
・シングル→20室
・ツイン→1室

● 8月9日(日)のみの宿泊可能な部屋
・ツイン2室
・トリプル1室

近く残室をキャンセルするので、申し込みはお早めに。

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一般分科会7「定時制のHR担任・生徒会顧問としての3年間」細川千明さんPR

過去に、生徒会での映画づくり、遠足、Dという生徒との関わり、修学旅行の実践を大阪高生研で発表してきました。
今回の報告では、それらを数珠つなぎにして、怒涛のように過ぎていった3年間をじっくり見つめ直したいという思いでレポートを書き進めていきました。

「いいな」と感じたことを見切り発車にやってた実践です。計画性も、見立てもありません。
あったのは、「目の前の生徒たちにとってもきっといいものであるはず」という根拠のない確信だけです。それを踏みにじる修学旅行がラストにやってきます。
一緒に生徒会活動を通して汗を流した生徒たちが、誰一人と参加しなかった修学旅行。
それは一体なぜだったのでしょうか。

「書く」ことで初めて気づかされることの連続です。
正直、「こんなにもエネルギーがいるものか・・・」と何度か心が折れそうになりました。
ですが、5月に学習会で報告をし、自分の想像以上に学びを掘り起こしてくださった参加者の皆さんに、とても勇気づけられました。

全国大会では皆さんとの議論を通してさらに深め、一緒に実践を完成させてもらえたらと思います。

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「熊本高生研活動の1コマ」

7月例会お疲れ様でした。
中学生の皆さんをはじめとして、たくさんの参加があり楽しかったですな。
何より数十人を収容出来る会場、教室の存在は大きいですね。小林先生有り難うございます。
はるばる大阪からやってきてくれた佐藤さん、有り難うございます。
例会前半のレポーターを務めて頂いた意欲的な糸洲先生は、なんと大阪大学での教職課程で、佐藤さんたち大阪高生研の皆さんの教え子だったそうで、糸洲先生の熊本高生研に対する敷居もおかげで随分低くなったのではないでしょうか。ぴらいちへの参加意欲もなかなかのものだったのではないでしょうか。これも大阪高生研の皆さんのおかげでしょう。
熊本高生研の大阪大会参加予定者は現在8名ですが、大阪大会への参加をどうしようかと考えている方々、この際、思いきって参加しませんか。
懇親会も8名の参加で談論風発面白かったですね。懇親会の後、熊本農業の多和田先生と話したら、ひさしぶりの担任、それも女子生徒ばかりの生活科?は40年ぶりの男性教師の担任だそうです。
来年の1月ころレポートしていただけませんかとお願いしたら、前向きのお返事でした。
これで松村先生が3年間を振り返ってレポートしていただけると言うことなしですね。
松村先生、これを読んでますか。こんな時ガラケーにも「既読」機能がついていれば便利なんだけど、と昨日中学生に教えてもらったことを振り返っている藤川です。

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一般分科会5「特別支援学校での初担任実践〜A君と1組の指導」レポーター本人からのPR

伝えたいことを上手く伝えられないA君のもどかしさに気づいたのは、学級崩壊の寸前だった。若者ばかりの担任団は、なんとか危機を乗り越えた。1組は“仲の良いクラス”に生まれ変わった。
 報告者は、特別支援学校での勤務も、担任をするのも初めてです。最初は一つ一つの問題行動に気を取られて、生徒の気持ちに気づくことができなかったのです。A君は教師や生徒に暴力をふるい、クラスの中で徐々に孤立していきました。周囲の生徒はA君の行動にいらだち、暴言を浴びせました。
 私は戸惑いながらも先輩教員や子どもたちから学び、少しずつ彼らの気持ちを聞き取れるようになりました。3人の担任がぎこちないながらも連携して対応して、クラスの雰囲気は徐々に良くなっていきました。A君への指導の見直しは、A君をとりまく他の生徒への指導の見直しへとつながっていきました。初動の失敗、教員間の連携不足、特別支援教育の専門性不足等、課題の多い実践ではありますが、初担任の一年間の「学び」を皆さんと共に深く掘り下げていけるような分科会にしていきたいと思います。よろしくお願いします。

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「今どき通信交流会」PR <アンケートに協力してください>

大会グループ広報担当のアンドウです。

いよいよ、大阪での全国大会が2週間後に迫ってきました。

あちこちで大詰めの作業が行われていることだろうと思います。

参加申し込みについては、集約状況報告を随時行っていきたいと思います。

こてこての大阪のど真ん中で行われる大会です。

宿不足に負けず、熱い学びの場につどいましょう。

 

ここで、私からのPRです。

大会初日「今どき通信交流会」というのを行います。

かつて、担任は毎日のように学級通信を発行していた話をよく聴きました。

今やスマホ時代。「通信」という言葉の意味もかつてのような

担任などの情報発信のメディアという意味合いが薄れてきているのではないでしょうか?

昨年の交流会でも全国通信グループが主催になって、手書きの通信が持ち寄られ、

そのことについて語られたと聞いています。

果たして、通信は編集作業などのテクニックなのか、はたまた、「なんとか人に伝えたい」という思いなのか?

語るべきことは高生研の大会づくりにも絡むように思います。

「国民の共通認識・共通理解」という観点で取り上げられるニュースが飛び交っていますが、

教師自身の身の回りの意思疎通は果たして今どうなっているのか?

通信のこれからを見据え、是非、一緒に交流しましょう。

つきましては、この交流会に関わるアンケートにご協力ください。

こちらから。http://kouseiken.jp/Taikai/%E3%80%8C%E4%BB%8A%E3%81%A9%E3%81%8D%E9%80%9A%E4%BF%A1%E4%BA%A4%E6%B5%81%E4%BC%9A%E3%80%8D%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%88%EF%BC%91/

交流会への参加もお待ちしています。

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文化班(有志)練習会のお知らせ

7/25(土)ウェスティ(西文化会館)
※鳳駅付近

オープニング「花は咲く」
交流会「僕らに力を」
の練習を主に行います。

皆様のご協力あってこその文化班活動だと思っております。
少しでも多くの方と活動を盛り上げてゆけることを、切に願います。
(担当・岡田)

なかなかエンジンのかからなかった文化班ですが、ついにエンジン全開!です。
先週土曜日の文化班練習は、Iさん、Tさんが来てくれて、とても充実したものになりました(6人)。

歌う曲は2曲。
「花は咲く」。東日本大震災被災者応援の歌です。このユーチューブみてください。泣けます(>_<) https://vimeo.com/51717456
歌うたびに、辛い思いをしつつも生きる人々を想像し、連帯の思いがふくらみます。

もう一つは、前大阪大会(2009年)テーマソングだった「僕らにちからを」。
今、日本全国あらゆる世代に広がる「9条守れ!民主主義守れ!」の声と響き合う「僕らにちからを2015Version」です。
ちょっとすてきな演出も計画中。

大会オープニングで、8月9日夜の大交流会で、実行委員みんなで歌いませんか? うまい下手なんて気にしない。みんなで心ひとつになれたらすごくいい。
25日土曜の6時から8時、練習します。(場所は鳳ウェスティ2Fスタジオ)。ギターのKくん、合唱団のMさんも参加してくれる予定で、主要メンバーがはじめて揃います。
よかったら来て下さい。女性が足りないんだよなあ。

(以上、おかっち応援団、井沼でした)

 

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一般分科会6「『原発神話』を考える国語の授業」 久野里信夫さん のPR

 原発問題を国語の授業で取り上げた実践である。「原発神話」とは、原発に対して無反省に持ってしまっている印象・情報のことだと思うが、久野里さんは生徒たちの受け止め方にも「神話」的なものを感じたのだろう。久野里さんが取り上げる教材は、1957年の菊村到「原子の火ともる」、1975年の前川力「原子炉が爆発しないのはなぜか」、『メルトダウン』(NHK)、堀江邦夫の『フィアンセ』、溝口健二の『1977年6月』など。「原子の火ともる」は、東海村での実験用原子炉の点火がスタートしたことを、未来への希望と期待を込めて書かれたもの。「原子炉が爆発しないのはなぜか」は、原爆と原発との違いや原発の安全設計について解説したものである。
生徒たちの原発に対する意見は賛否両論ある。しかし、福島第一原発事故を知っている今の生徒たちからすれば、1957年の原子力に対する期待が「楽観」であり、1975年での安全設計への信頼が「神話」だったことは共通して感じていたようだ。「原子の火ともる」に対しては、「筆者はこの時点で原発に危険性を考えていなかったのか」という疑問がおこり、「原子炉が爆発しないのはなぜか」に対しては「前川さんの言うていることは、ちょっとおかしい」「事実と違う」という声が出ている。久野里実践が育てているものは、原発の情報・知識に対する可謬主義的な向き合い方なのかもしれない。
それ以外にも『フィアンセ』の読み込みや、そもそも原発問題などの政治テーマを国語で取り扱う意味・意義など、議論したいことはたくさんある。分科会参加者がどのように分析するのか楽しみである。                      (岡村昭弘)

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8月8日交流会で「釜ヶ崎夜回り」企画を新設

「大阪に行くなら釜ヶ崎に行きたい。そして、夜回りに参加したい」

そんな声にお応えし、日ごろ「野宿者ネットワーク」で活動しているメンバーにあっせんいただき、8月8日夜の交流会の時間に「夜回り」に参加する企画を新設しました。

定員10名。

19:30に 釜ヶ崎のふるさとの家に集合し、終了は、22:00ごろ。

当日、定員までの参加を受け付けますが、すでに参加希望の方は、大会申し込みの際に、もしくは大阪高生研までメールで申し込みください。

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民間教育団体ハシゴしましょう企画②  「第17回学びあう教材・授業づくり研究会」は7月19日(日)~20日(月)

「高生研がうらやましいのはスタッフが多くおられることです。
皆さんで研究会をつくっておられるのが伝わってきます」

とおっしゃってくださるのは、「学びあう教材・授業づくり研究会」を主宰される河原和之さん。授業ネタ研究会の常任理事で、「授業工房」にも来てくださってます。

熊本高生研のUさんも来られるという「学びあう教材・授業づくり研究会」でも、「どうぞ高生研大会の案内も置いてください」と快諾いただきました。

<以下>

第17回学びあう教材・授業づくり研究会

◆日時 7月19日(日)10:40~17:00(事前企画 9:40~)
7月20日(月)9:40~17:00
◆テーマ 敗戦70年、防災・減災を子どもとともに考える
◆会場  たかつガーデン
◆定員  70名
◆ 参加費 教員3000円(2日)2000円(1日)学生半額
◆ 懇親会 19日 17:15~19:00 3000円程度
◆ 参加申し込み 河原和之 メールqqt36ps9@tea.ocn.ne.jp

◆内容  19日 敗戦70年と憲法学習
<事前企画>
9:40~10:20 「授業方法でこんなに変わる授業10」
河原和之(立命館大学)
10:40~12:20
<A分科会 活用・探究型授業>
<B分科会  教材発掘と授業>

<全体会> 敗戦70年と憲法学習
13:30~14:10 模擬授業
「憲法はだれに向けて書かれているの?~えん罪と日本国憲法~」
菅間 正道(自由の森学園)
14:10~14:40 意見交換
14:50~15:20
「小学生と憲法」(仮題)千葉 保(国学院大学)
15:20~15:50
「立憲主義をどう教えるか」(仮題)福田 秀志(兵庫 尼崎小田高校)

16:00~17:00  講演「「いま、憲法教育をすすめるために」
久保田 貢(愛知県立大)

20日 敗戦70年と歴史教育、防災教育
<全体会>AM
9:40~11:40 講和「70歳から被爆体験を語る私のこと」(仮題)
飯田 清和 ほか
<全体会>PM 報告&討議&講演
12:40~15:20
「なぜ日本は戦争への道を歩んでしまったか~小学生が討論する素地をつくる~」
15:30~16:50 講演「解釈型歴史学習のすすめ」(仮題)
土屋 武志(愛知教育大)

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細腕旅行紀シーズン2(イギリス編)その⑤

こんにちは。沖縄高生研の照屋です。先週木曜日(7/9)、午前中の授業が終わった時に、教頭先生からの校内放送。「沖縄本島地方に台風9号による暴風警報が発令されました。生徒の皆さんは速やかに帰宅して下さい….」放送が終わらないうちに、あちこちから生徒たちの「やったぁ~!」という歓声が聞こえました。割と強い台風で速度も遅めだったので、木曜日の午後から金曜日まで臨時休校になりました。この原稿を書いている時点で、台風11号が本州に向かっているようです。気象庁のコメントみたいですが、大雨や土砂災害には気をつけて下さいね。

さて、イギリス訪問の話も大詰めです。あっという間に2週間が過ぎました。帰国2日前に、お世話になったホストファミリーたちと「お別れパーティ」をすることになりました。
生徒たちは各自で相談しあい、感謝の意を伝えるべく、限られた時間で精一杯パーティの準備をしていました。本番は、学校の図書館で8時から。僕は少し遅れて8時過ぎに学校に着くと、殆どの生徒たちとファミリーが揃っていました。各家庭から軽食やお菓子が持ち寄られていて、図書館内はささやかながら華やかな雰囲気でした。全員が揃った時点で、パーティが始まりました。生徒たちはグループ・個人で日本や沖縄の文化を紹介し、最後にお礼を述べるという形式でパーティは進んで行きました。折り鶴の作り方を紹介した生徒が印象的でした。その子はまずその場にいたホストファミリー全員に折り紙を配り、全員に行き渡ったところで実際に折り方を見せます。その他の生徒たちはそれぞれファミリーごとに散らばり、折り方を手ほどきするというものでしたが、とても好評でした。パーティ後半、僕も感謝の意を込めてサプライズ(?)で「涙そうそう」を歌いました。生徒たちには何も言ってなかったので驚いていましたが、僕のホストマザーが一番驚いてたようです。パーティの最後が「イギリス研修修了書」を全員が受け取り(僕も)、記念撮影&会食で、和やかな雰囲気の中終わりました。

翌日、イギリス滞在最終日。パッキングした荷物を抱え、ホストマザーに大型スーパーまで送ってもらいました。到着初日に迎えに来てもらった場所です。ホストマザーには前日の夜、「絶対に沖縄に招待しなさい。あなたの結婚式でね。」と約束してしまいました。
いつになるやら….マザーとハグし、最後の握手。生徒たちもホストに送られて、全員揃ったところでバスに乗り、最後のロンドン巡りに出発しました。ホストファミリーたちは、僕たちが見えなくなるまで駐車場に残ってくれていました。バスの運転手さんはとても気さくな人で、「どこから来たのか」「イギリスの食事はどうか」「ロンドンまで長い間かかるが、トイレは大丈夫か」等、色んなことを話しました。そのうちお腹がすいたので、マザーが作ってくれた最後のランチを食べながら2時間ほどバスに揺られ、ロンドンに到着。僕らは最初にナショナルギャラリーを訪れました。なんと!ゴッホの「ひまわり」が2つ展示されていて(一つは元々ナショナルギャラリー所有、もう一つはアムステルダムからの作品)、二枚同時に鑑賞する事が出来ました。しかも、入場無料(イギリスでは、大英博物館を含め、ほとんどの博物館・美術館が入場無料)でした。世界各国の、「教科書でみたことある」ような作品が数多く展示されていました。
次に、生徒たちが一番行きたがっていた「コベヴェントガーデン」へ。色んな雑貨屋・レストラン・ブランドショップ・ミュージカルシアター・博物館、はては大道芸人さんのパフォーマンスも見れるような一帯で、生徒たちには2時間の滞在時間は、十分なお土産を買うには短かすぎたようです。
さて、いよいよ帰国。コヴェントガーデンからヒースロー空港へ。ここで、生徒たちにとって最後の難関が待ち受けていました。機内預けのスーツケースが20kgを超えると、超過料金が加算されます(1個あたり10,000!!)。僕のスーツケースはなんとか19kgほどでしたが、生徒たちは半数くらい20kgを超えていました。なぜ重量がわかったのかというと、ヒースロー空港には入り口付近に「スーツケース用秤」があり、うっかりした旅行者も、そこで重さを計ることか出来るからです。重量オーバーした生徒たちは慌ててスーツケースを明けて(出国審査があるのであまり時間がない)、どれを捨てようか本当に悩んでました(ほとんどはお土産)。
僕ら引率教員もアドバイスを与えながら、生徒たちに不要な物を廃棄させ(廃棄専用boxがある)、何とか出国審査を済ませ、飛行機にのる事が出来ました。
まだまだエピソードはありますが……みなさん8月の全国大会で会いましょう。

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民間教育団体ハシゴしましょう企画➀ 新英研大会は新潟・赤倉で

新英研第52回全国大会(新潟大会)プレ集会 関西ブロック第1回例会の案内
気軽に学び、交流しましょう
さて今回の大英研の例会は、新英研関西ブロックの第1回例会、そして新潟大会の
プレ集会として行います。参加者のみなさんもプリントなどをお持ちください。
気軽に授業の交流をしましょう。ぜひ誘い合ってご参加ください。
日 時:7月18日(土)午後1:30受付 2:00開会
場 所:大阪国際交流センター 3F会議室(TEL 06-6772-6729)
    近鉄 大阪上本町駅より徒歩約7分 地下鉄 谷町九丁目駅より徒歩約10分
参加費:500円(学生300円)
問い合わせ:
鎌田(かまだ)栄一 大阪新英研:新英語教育研究会大阪支部(大英研)事務局
kamada2007@sky.plala.or.jp
レポート
(1)つながり広がる平和人権教材
              西田 陽子(京都・乙訓高校)
始まりはアレンネルソンさん、そしてフリーダムライターズ。つながって広がって、
そしてアンネフランクハウスで学んできたことを報告します。
(2)誰でもできる授業の型紙 〜主婦が英語の先生になった一年間
中嶋 せき子(元高槻市中学校)
素人の私が何とか一年間授業でやってきたことは、自分がやりやすい授業のパターンを作って
生徒をそれに乗せたこと。それはどの先生のどの授業でもされていることだと思います。
そんなささやかな取り組みを聞いてください。
なお、新英語教育研究会第52回全国大会(新潟大会)は、
7月31日(金)~8月2日(日)
新潟県赤倉温泉 ホテル太閤
新潟県教育委員会・妙高市教育委員会後援              です。
「新英研全国大会」で検索してください。
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書くことで気づかされる世界ー一般分科会3「パートナーとの対等な関係を考える」小柴架奈子

大会分科会のレポートを書くことになりまして、やっとできあがりました。
「パートナーとの対等な関係を考える」という家庭基礎の授業です。
レポートを直していく上で、アドバイスをいただいた方といろいろ話して、
ジェンダーについて考えさせられました。
この授業、最初は「異性」という言葉が出てきていたのですが、彼氏彼女が異性ではない人もいるわけです。
考えが浅かったです。
それからというもの、勤務校の様々なところが気になり始めました。
例えば、部長以上の人に女性がひとりもいないこと、生徒の出席番号は男女別が当たり前になっていること、
大半の女子はスカートよりズボンがいいと思っていること・・・。
高生研に参加していると、自分に足りなかった視点を発見できるので、
鈍感で疑問を持たないダメ教師の私にとっては大切な場となっています。

今年、大阪ではどんな出会いがあるのか今から楽しみでなりません。
若い人たち(私も高生研では若い人)がたくさん来てくださるといいなあ。
よろしかったら、分科会で一緒に議論しましょう。

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 私が見る、大阪大会の魅力その2 全体会から分科会へ

 その1で「権力関係の蔓延とコミュニケーション不足・不全」が生きづらさのもとではないかと書きましたが、それは前回大会での基調論議で議論になった“スクールカースト”の問題とつながります。そして、それをHR実践の中で取り上げたのが、一般分科会2「HR『スクールカースト』を乗り越えるHR指導」(佐藤育美)です。
 この分科会の運営担当者が、すでにこのブログで「生徒同士の小グループ、と、それらの明らかなすみ分け。またその間には、担任からすると、明らかなカーストとも言える序列関係が存在し、そんな引力関係は、それぞれの小グループ内でも働いている」に焦点を当て、「HRの集団力学」を分析をしたいと述べています。
 私も運営の一人なのですが、この「序列関係」と生徒同士がつくりだすコミュニケーションの内実をできれば分析することで、何か糸口が見えると考えています。全体会での議論ともつながるところがありますので、この分科会での分析・議論も大会の魅力です。