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みっちり実行委員会

本日はみっちり実行委員会でした。

最近活動が停滞してしまっていた情宣係・谷口です。現在の大会参加申込数はまだ80名です(>_<)お一人あたり10名への声かけは進んでいるでしょうか?ひきつづき、声かけをお願いします。

暑くて狭い部屋に、18名が集まりました。大会前日から大会終了までの流れや各班の進捗状況を確認し、吟味し、未確定なことや不安な点を洗い出しました。まだ終わりは見えませんが、無理なときはヘルプを出しながら、前進していきましょう!

午前中、総務班の会議と歌の練習をしました。参加者は9名でした。

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【立ち読み】大阪高生研「早蕨(さわらび)」6月号⑤ 授業工房盛会御礼! “帝国のデモクラシ―”の意義と限界~

5月31日(日)13:20開会。阪大中之島センター。日本近代史の成田龍一さん(日本女子大学)を迎えての第8回授業工房(戦後70周年記念第2回)『大正から昭和戦前までの憲政史』~“帝国のデモクラシ―”の意義と限界~は,21名のご参加で盛会のうちに終了しました。めちゃめちゃ勉強になりました。

遠路東京からお運びいただいた成田先生、また、ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。自分のこれまでの教えが知識注入スタイルのステレオタイプだったなあと改めて反省しています。

(中略)

会の最後に、成田さんは次のようにまとめられました。焦点は「デモクラシーと戦争」だったのですが、戦争のイメージが固定化していないか、戦闘の開始と戦争は違う。戦争の中身も一枚岩ではない、そのイメージ、問題点を輻輳的に考えることが大切であること。戦争を多様な形で考えていくことが必要であること。歴史の授業とは何かにかかわるが、我々は後の歴史を知った目で過去を意味づけするけれども、当時の人は、行先はわからない中でいろんな選択肢の中でこれを選んだ。それが結果的にデモクラシーから戦争に至った。選択肢として現れたことが結果として意味をもった。つまり、同時代の人の目でみることと同時に今から見ればこういえるという2つの作業が必要で、結果を生徒に教えるのではなく、生徒の内在的な理解を促しながら、結果として当時の「善意」で選んだことがひどい問題を引き起こしたということを考えることが必要なのではないか。そのうえで、最終的にはあなた方の意見が結果として歴史をつくっているんだということが要になってくる。どういう選択肢があったのか、またこれからあるのか、それが自分たちに跳ね返ってくる。18歳選挙権が実現した時に、どんな道を選ぶのか、道をえらぶのは君たちなんだというメッセージが大切なのだ。

成田さんには新幹線の時間まで懇親会もご一緒いただき、ここでも、矢継ぎ早のいろんな質問に丁寧にお答えいただきました。改めて成田先生、参加者のみなさん。ありがとうございました。(首藤)

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一般分科会(2)HR「スクールカースト」を乗り越えるHR指導 PR

HR作りを「集団力学」として捉え、担任としての関わり方を考える分科会。

しばし、HR作りに関わる実践報告は、様々な課題を抱えた生徒(やその生徒の周りで起こる生徒間のトラブルなど)を中心に描かれがちだが、一般分科会(2)HR「スクールカースト」を乗り越えるHR指導で佐藤育実(東京)が、一番参加者と共に考えたかった視点は「集団力学」。どんなHRにも散見しうる生徒同士の小グループ、と、それらの明らかなすみ分け。またその間には、担任からすると、明らかなカーストとも言える序列関係が存在し、そんな引力関係は、それぞれの小グループ内でも働いている(が、生徒の捉えは、担任と一緒な様で一緒でもない・・)。

教員1人が、動き奮闘した所で解決されうる課題ではでない・・
しかし、一向に、自分達のこととHR作りを引き受けようとしない生徒達・・
そんな集団、そして不当に働くそんな引力関係は、どうしたら個々に解放されうるのか?
教員はどう関わることが出来るのか?

佐藤さんの文化祭を通しての実践を手掛かりに、参加者の皆さんと知恵を絞りたい!です。

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7月12日(日)は現地実行委員会

全国大会まであと1ヶ月となりました。

この時期はテストの方も多く、忙しい時期ではありますが、現地実行委員会は大会に向けてがんばっております。
さて12日(日)に実行委員会議を開催します。
連絡が遅くなりましたが、場所がやっと確定しました。
当初は商大を借りるとなっていましたが、場所は変更となり、鳳にある堺市立堺西文化会館ウェスティで実施します。
当日の流れですが
午前 9:00~12:00
   歌の練習(AVルーム)を中心に
午後 13:00~17:00
   実行委員会議 ダイニングルーム
となっていて、実行委員会議は午後からですが、午前は歌の練習をしますので、ぜひ午前中から参加をしてください。
歌の練習の詳細は改めて連絡いたします。
日時:7月12日(日)9:00~
場所:堺市立堺西文化会館ウェスティ
   JR阪和線鳳駅 徒歩10分くらい
   http://www.westy-ogbc.jp/access/index.html
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一般分科会4 今日もノー天気!生徒と私のHRづくり  レポーター 北海道・佐藤理河さん

報告者の佐藤さんは、実践の中で怒ったり、笑ったり、泣いたりと忙しい。生 徒たちも同じだ。「今日もノー天気!」という題名の通り、佐藤ク ラスの生徒 たちには、まるで学校を「遊び場」にしているような痛快さがある。学校行事の ジョギングでは「お花摘み」をして叱られたり、授業が うるさくて困ると他の 教師たちから苦情を受ける。担任の佐藤さんにとってはきっと苦しいことのはず なのに、読んでいてなんとなく微笑ましくな るのは何故だろう。
生徒たちは「プロジェクト」を次々に立ち上げて、遠足で「カレーコンテス ト」をやったり、卒業生のために雪像をつくったり、教師に断りもな く教室中 をハロウィンの飾りつけでいっぱいにしたり、やりたい放題。また、教師の発言 に腹が立った生徒たちが授業をボイコットする事件もおき る。
そんな楽しそうな学校でも、よーく実践を読むと、学校自体は日本中のどこに でもあるような「息苦しい」学校とさして変わりはないように見え る。どうし て佐藤さんのクラスの生徒たちは、こうも「ノー天気」で学校生活を楽しめるの か。その秘密を分科会に参加した皆さんといっしょに探 りたい、それがこの分 科会の中心テーマ。
「息苦しい」学校をどうにかして変えたい、生徒と楽しい活動をつくりたい、 そうお考えの方々の参加をお待ちしています。(運営担当・絹村俊 明)

 

 

北海道は1学年1クラスの学校がけっこうあります。全校生徒120人の小さな学校は、「さぞかしほのぼのとしている学校だろうな」と思われるかもしれません。でも、本校も全国同様に授業時数確保がぜったいで、行事がけずられHRの時間が服装指導や学力テストになって、HRイベントなんてありえないかんじです。
こんな雰囲気の中で、HR行事を決行するのはけっこう勇気がいります。しかも、HRがうるさく、授業が崩壊しているときなどはとくに。きっと全国のみなさんも同じだと思います。「もしかして、私って浮いてる?」と感じることもあります。
でも、きっと、いや絶対に他の先生は私のことをうらやましいと思っているはずです。本当は「いいなぁ、うちのクラスでもやりたいんだけど、ちょっと面倒だし・・・」と思っているはずです。
だから、いろんな先生を巻き込んでノー天気になんでもやってしまおうという話しです。
「先生、しっかりして」、「わかった、俺たちがやるから、先生は何もしなくていいから」と何度生徒に言われたことでしょう。最初はバレーボールさえまともにできなかった生徒たちが、自分たちで考え企画して、「楽しいことやりたい!」と叫ぶ。
そんな生徒の成長する3年間をふりかえり、みなさんの議論の中から勇気をもらいたいと思います。

(さとう りか)

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【立ち読み】大阪高生研「早蕨(さわらび)」6月号④ 短期連載:わがまち東大阪(下)

中小企業の街として知られている東大阪だが、最近売り出し中なのが“ラグビーの町東大阪”だ。高校ラガーのあこがれ、花園ラグビー場は近鉄奈良線東花園駅が最寄り。高校ラグビー以外にも、大学選手権、社会人リーグなど、年がら年じゅうラグビーの試合が行われている。そして、2019ラグビーワールドカップ日本大会の会場にも当然ながら選ばれた。ただ、東大阪の脆弱な財政が、近鉄からの購入費(建物は譲渡、土地代のみ)とワールドカップに向けてのリニューアル費に耐えられるかどうか?

全国大会会場が近鉄奈良線沿いなので、そちらのことばかりを書いてきたが、東大阪の北にはJRの学研都市線(旧片町線)が走る。徳庵・鴻池新田という2つの駅が東大阪に位置する。名前の通り“鴻池新田”一帯は江戸時代の豪商鴻池善右衛門が新田開発したところだ。駅前には鴻池新田会所と呼ばれる史跡があって、内部も見学できるようになっている。大東市の平野屋新田会所が、存続運動の甲斐も虚しく取り壊されてから、ますますその価値が増している。また、江戸時代、東大阪を縦横に流れていてたびたび氾濫を起こした大和川を、いまの大阪市と堺市の間を流れるように付け替えた功労者の中甚兵衛は盾津地区の今米村の出身である。

昔の人だけではない。現在の東大阪出身の有名人と言えば、1番にあげられるのは若干50歳でノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥さんだろう。彼は、小学校3年まで東大阪の枚岡にいて、その後奈良の学園前に移った。もう1人、現在囲碁4冠王(4月現在)の井山裕太さんも忘れてはならない。囲碁を知らない私でも、彼の凄さは伝わってくる。彼も東大阪の孔舎衙(くさか)中学校出身。
会場周辺のおいしいお店の話などは現地に来てから案内することとして、いささか尻切れトンボの観も否めないが、いちおう3回にわたる案内を終了します。この拙文を読んで少しでも大阪大会に参加してみようと思われた方がいらっしゃったら幸いです。大阪の高生研メンバー一同、皆さまのご来阪をキリンさんのように首を長くしてお待ち申し上げておりま~す。
(西村 康悦)

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私が見る、大阪大会の魅力その1 全体会

 全体会の基調発題は、静岡の早川さんと鳥取の池上さんによるものです。発題は早川実践の分析を軸に提起されます。早川さんご自身の分析と、池上さんがそれをさらに発展させた分析をされ、基調発題としての提起になっています。
 早川さんの実践は発達障害を持つAくんのことが中心となっていますが、学校が大きく変わってゆく実践でもあります。しかし、池上さんも指摘しているのですが、校内のヘゲモニーを取って強いリーダーシップによりすすめた実践ではありません。まず職員会議で方針を提案して、・・・・・とは進まず、Aくんとコミュニケーションを成功させるところからスタートします。その結果が、担任を変え、養護教諭や学年主任を含むチームを作りました。さらに、Aくんの存在が学校で認知され受け入れられることにつながり、Aくんと向き合うことで授業担当の教師が、教頭までもが変わってゆきました。Aくんのことを小川さんと担任とでHRに説明し、HRはAくんを受け入れられるようになりました。
 こう見てゆくと、早川さんがAくんとのコミュニケーションを成立させた事実が、全ての始まりで、そこからいろいろなところ、チーム内で、Aくんと教頭、Aくんと授業担当、AくんとHRの生徒達で、コミュニケーションが成り立ち、連鎖していったとも見えます。
 コミュニケーション?
 そんなもの誰でもしているではないか、と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、今の世の中で、まっとうなコミュニケーションがどれほど成立しているでしょうか?
 「生きづらさ」が、いろいろなところでいわれますが、私はその正体が権力関係の蔓延とコミュのケーション不足・不全ではないかと見ています。そして、この基調発題はまさにそこに焦点が当たる提起になると見ていますので、とても魅力的なのです。
 全体会でお二人の提起にもとづき、皆さんと議論できるのを楽しみにしています。

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模擬投票と「偏向」

知り合いの新聞記者さんが、こんなコラムを載せた。

政治教育は「偏向」にあらず

http://digital.asahi.com/articles/ASH6R43D5H6RUSPT001.html

(2015,7,3『朝日』)

「そうそう。これから18歳選挙権を有効なものにするため、どれだけ学校で「だれでもできる」取り組みができるかが大切だな、と思っていたら、翌日、山口県でこんなことがあった、と大きく報道。
安保関連法案:山口の高校授業で模擬投票…県教委は問題視
http://mainichi.jp/select/news/20150704k0000m040115000c.html
(2015,7,3『毎日』)

要は、生徒に配布した資料が朝日と日経だけだったことが問題視されたというわけだな。

さぞや産経はこのことを大きく「攻撃」してるんだろうと思って見てみたら、確かに「朝日と日経だけ」を問題にはしてるけど、必ずしも批判一辺倒の記事では、なかった。

高校授業の安保法案資料は朝日と日経だけ 「模擬投票の中立性不十分」山口県教育長が謝罪

ここで識者のコメントとして語っておられるのは竹内常一さん。
かなり長く答えておられる。

「これについて、教育現場に詳しい竹内常一国学院大名誉教授(教育学)は「教育長がこうした否定的な発言をすることは、いわば『やめろ』と言っているようなものだ」と批判した。

http://www.sankei.com/west/news/150704/wst1507040027-n1.html

学校で行う主権者教育、正念場だと思います。

▽8月7日(金)大阪大会プレ企画では、長年模擬投票に取り組んで来られた方や選挙管理委員会の方とも一緒に、 「18歳選挙権と学校」を考えます。

詳細は、「プレ企画」チラシをご覧ください。

 

 

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【立ち読み】大阪高生研「早蕨(さわらび)」6月号③ 短期連載:わがまち東大阪(中)

て、大阪商業大学であるが、この大学は近鉄奈良線河内小阪駅の北東に位置する。河内小阪駅から点対象の南西には大阪樟蔭女子大学がある。この大学は大阪近辺のいわゆる「お嬢様」が通う女子大の1つだった。大阪のおばちゃん、田辺聖子はこの大学出身の有名人である。ごちゃごちゃした家並みが密集している東大阪で、樟蔭女子大の南東あたりが唯一瀟洒な住宅街になっており、司馬遼太郎が人生の後半を過ごした街でもある。現在は旧居が“司馬遼太郎記念館”として公開されている。小阪駅から徒歩12分、10:00~17:00開館で月曜日は休館。小阪駅から記念館に向かう途中に商店街があり、そこには大阪城ならぬ小阪城が聳えている。といっても、地元の散髪屋さんが趣味で屋上にこしらえたお城のミニチュアだ。そういった、つまらないけどおもしろいものが好きな方はぜひ。

司馬遼太郎記念館からさらに南に20分ほど歩くと、志願者数2年連続日本一の近畿大学に辿りつく。近畿大学では、全国大会と全く同じ日程で“科教協”の全国大会が開かれる。大会の目玉は、やはり近大マグロらしい。東大阪には、この3大学の他に東大阪大学がある。(つづく。西村康悦)

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三重にて基調学習会を行いました

高生研において、毎年基調の事前学習会を行っているみえ高生研

今年も去る6/27(土)に早川さんを招いて実践レポートを中心に学習会を行いました。

参加者からは「私の学校ではまずここの場面でストップがかけられない。」とか、

「保護者会でのケガした子の親の発言はスゴイ。」という声が。

また報告者から説明される内容からは、通り一遍に読んでもつかみ取れないことが補強され実践的なイメージが広がりました。

即断しなければならない場面や地道に積み上げていく作業や、

基調発題として選ばれたレポートらしく、実践としてくみ取るべき内容がたくさんあります。

さて、全国大会ではどう理論と絡むのか、さらなる深い実践分析にも至るのか、

乞うご期待といったところでしょうか。

 

この日の学習会は若手生徒会顧問の報告もありました。6/27のビラ

転勤したばかりなのにバリバリ、センスよく顧問の仕事を進めている様子は

参加者に大きなエネルギーを与えてくれました。

機会があればどこかで報告できると思います。

(こちらも乞うご期待です。)

アンドウ@みえ

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【魅力満載! 大阪大会ここが見どころ25連発⑨】問題別分科会 「なめられる教師」が新しい教育の地平をひらく

静岡の田中幸恵さんの問題別分科会。

「強い指導」が大手を振る学校現場。「生徒になめられるな」という内と外からの声に身をすくませる教師。

しかし、人間としての対等性の認識のもと、生徒の声を聞き取り生徒の生活現実から指導の糸口を探ろうとする「なめられる教師」こそが、息苦しい教育を変えていく希望ではないか、と田中さんは問います。

「自分はだれのためにこんな指導をやってるんだろう?」

そんな疑問が頭によぎったアナタ。ぜひお越し!
(8月10日午前)