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東海ブロックゼミPR号「みえ高生研通信」、発送完了

みえのアンドウです。

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本日、先ほど、「みえ高生研通信2010第2号(年度表示)」の発送を終えました。

いつになく、編集や印刷作業に時間をかけました。

写真を見て分かるように、カラー印刷です。コンピューターのプリンターではありません。印刷機がカラーに対応しています。

前回の号は、発送作業の都合で、時間に制約がありました。案の定、編集ミスはあるわ、印刷もあまりきれいではありませんでした。今回は少し改善され、カラーの良さが出ていると思います。

「三重高生研通信」は、現在100名足らずの方に発送しています。年間発行回数は4~5回といったところ。県会費の大半がその発送料に使われています。大半は県内に送っているわけですが、2割弱は県外に送っています。私の元に届く県外の通信のお返しと、東海ブロックゼミでお世話になった方々へです。とても、「三重高生研通信会員」と称してお金を集めるほど、定期発行は無理なので、県の会員以外の方からはお金をもらっていません。(支援を申し出られる方からは、カンパとして受け取らせてもらっています。)

この「定期発行は無理」という問題。

逆に、自分の首を絞めているのではないかと考えるようになりました。一見、通信担当・編集担当・執筆者にも締め切りを気にせず、ぼちぼちできる雰囲気に感じられなくもない。しかし、通信発行といえど、目的を持って出されるもの。会議や学習会の報告が、いくら後に遅れるにしても限度があります。

また、編集側の気がゆるみ、原稿依頼すらおろそかになってしまってます。これではいくら時間をかけても出来上がりません。

勉強会でも、通信でも、活動原則を決めておくことが中身の充実につながると感じる次第です。

今回の「みえ高生研通信2010第2号」は、東海ブロックゼミのPR号の位置づけです。「これでバッチリ刷れた!」と仕上がった印刷を見てみて、ガクッと来ました。大同大学の鳥瞰図の上に書き込みを入れたはずが、印刷されていないのです。<東海ブロックゼミ分科会会場>とF棟に矢印をしたり、<久田研究室はここ>と示そうとしたことが、消えていました。おそらく、画像貼り付けの際に書き込み前の画像と間違えたのでしょう。載せたかったのはこの図でした。(なんか、間違い探しみたいになってしまいますが、通信を受け取られた方に、思い伝わりますように)

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全国通信はお手元に?

 京都の岸田です。

 今日、京都は予報より降らず、明日の入試に混乱がなければいいなと

思っております。ところで、このブログが始まって1カ月。先週「編集会議」

といってもネット上ですが、を行ないました。そのご意見を受けて、少し

雰囲気変えてみたいと、内容や仕様を工夫している最中です。

 また全国通信もお手元に届いたかと思います。京都から同封いたしましたピンクの要項、3月の「高生研&全生研KINKI教育ゼミナール」は、最初にコラボの話があった時点で竹内先生も「いくよ!」とおっしゃってくださってます。2月14日が第一次参加者集約ですので、チョコの受け渡しをきっかけに、あ、申し込み!と思い出して、各支部の担当の方か、

私のアドレス yasuko@fkc.ritsumei.ac.jp へ所属とお名前をメール下さい。資料準備や分科会会場決定のために参考にさせていただきたいです。どなたでも参加歓迎です。

 レポーターはベテランも新任の方もおられるし、全体会もおもしろいコラボになりそう、また当日申し込み可の懇親会も、高生研若手Mさん、Sさんと全生研若手Tさんとのコラボ。楽しくて学べる企画目白押しです。行こうかな、今のところ予定ないしというくらいでも、ぜひお申し込みください。

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続・京都例会報告~同僚Kさんの感想より~

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 レポートは、生徒会顧問としてのM先生のこの一年の活動報告。主に行事関して生徒とのやりとりのなかで起こったことへの反省と生徒の成長についてであった。

 担任として学校行事を経験しておらず、年間の流れというものを把握しきっていない状況で中学生徒会顧問を一人で担当。生徒部長・学年団のフォローはあったが、顧問の任務についての認識や方針などを持つ余裕なく任務にあたっており、“都度対応”するしかなかったという点で、生徒との意思疎通に困難があったのかもしれない。

 しかし、例会での討論を経て、以下のような生徒の成長を共有できたと思う。●M先生が貫いた、生徒同士が考えたものを「企画書」という形にしてまず持ってこさせるというところから、生徒は自分たちの意見を通すために、「積極的な試行錯誤」をすることができた。●教員や学校というもの対して、自分たちが「盛り上げたい」「変えたい」と思っていた生徒たちが、さまざまな経験をし考え抜いた結果「先生に頼るべき所は頼る」という、他者へ協力を求めるという「折り合いをつける」考えにたどり着いた。

 例会を通じて、生徒会顧問の任務はどこで知るのかや担当する教員の育成について課題があるのではないかとも感じた。私も含め、担任未経験で一人顧問というのは特殊な状況でのスタートであったということや他校の状況や取り組み方を具体的に聞くことができ、違いを知ることができた。今後はより詳しく実践例などを紹介し合えれば、さらに意義のある会になっていくと思う。生徒との意思疎通や生徒会執行委員会の進行方法などを有意義に進めていく方法なども学んでいくことが状況の改善につながるように感じた。

 一方で「顧問とは何をするべき存在か」という大前提で自分自身が躓きつつあることも痛感させられた。今回はそれに対して踏み込んだ議論はされなかったが、生徒に寄り添い、意見や活動を活発化させ、それをフォローしていくというやり方にもさまざまなケースがあり、対応が行われているはず。生徒会だけではなくクラブ活動なども含め、ぜひいろいろな方のご意見を伺いたいと思った。(K)

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京都市内例会も再開しました!

京都市内例会も再開しました!

 

 園部例会を中心に進めてきた京都高生研ですが、このたび、京都市内例会も再開しました。サークルを続けることや世代交代には、どこのサークルにもいろいろな苦労のある時世だと聞きます。それでも集いたい、語りたい、聞いてほしい、聞きたい、知りたいという思いはあるのだと改めて実感した土曜の夕べとなりました。

 公立・私立・中高一貫・高校・共学・女子校・男子校とさまざまから13名・7校、京都高生研メンバー6、新メンバー6名の参加でした。「遅れるし…」「無理かも?」という方々も結局みなさん来られ、20代の方も目立ちました。

 濃いは深イイ話は出るわ…高生研の用語はあまりというかほとんど出ませんでしたが、「聞き込み例会」そのものでした。レポーターMさん<専任一年目・担任未経験での中学生徒会一人顧問>の“苦闘”が、参加者の質問や発言で立体的になっていき、生徒の成長が見えたり、レポーターは「孤軍」奮闘ではなく学年団に「支えられていた」と明らかになったりしました。会場は、3月の全生研とのコラボとなる平安女学院。懇親会も6名、さらに二次会は日付が変わってようやくおひらきに。レポーターの方も参加者の若手の方も、「責任感の強い発言」が目立っていたのですが次第にゆるみ、参加しておられた主任の方も「うちの学校に『光』が見えた」と。担当した私としては自分も励まされた会になりました。感謝です☆

 当分は、「授業について、いろんな教科の参加者が<生活指導>からみてみる」というテーマで進みそうです。次回の司会の方も、レポートについては3回分も決まり、今後の会場も決まりました。寄せていただいた感想を紹介します。ひきつづき、例会の記録・分析もご紹介できそうです。

~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~ 

 今日の「京都高生研 市内再開例会」、ありがとうございました。

 いろんな人が集まり、話の流れも深まる方向に進み、ああ、よかったなあと思います。動いていくぞ、と感じられます。少しずつ歩きだしてください。

 教科についての話とは違って、自主活動、生活指導の問題を扱う例会にはまた別のむずかしさがあることを感じました。『高校生活指導187号』で学んだ〈教育実践報告を読む〉作業を、復習するかのようでした学校や生徒の状況が事例ごとに一つ一つ違いますまた、教員の側の教育観、生徒観が、教科のおのずからなる枠に比べてはるかに広く多様なのですね実践報告を読む難しさと深さを実感します

 3月のブロックゼミナールにも参加させてください。視野を広げる努力をしてみたいと思いますゼミナールの内容も楽しみです

~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~

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青森高生研 冬の集会は47人

大阪から首藤先生、三木先生、佐藤先生

秋田からは望月研究室の生徒を含め12名

北海道、岩手からも参加いただきました。

ぴらいち学習会

首藤先生の講演

そして、夜の懇親会はエビカニダンスで盛り上がり

二日目は、生徒会のレポートで熱く話し合い

東北ブロックゼミ

そして名古屋大会に

北の国から熱い学びを運んでいきたいです。(*^-^*)

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再度、秋田方式学力対策!

 「勉強の仕方が分からない」「テスト前に、勉強するプリントと答えを教えてくれ」などと最近の生徒は言います。考えることは苦手です。本当に秋田の子どもの学力は日本トップなのか?

 義務制の先生の話を伺う会が、またありました。まず、「秋田型授業」というマニュアルがあって、最初に「目当て」を板書し、最後に「振り返り」としてまとめなければなりません。管理職が頻繁に授業を見回り、この形式に則っていないと指導されるそうです。「東大生のノート」のように、ノートを綺麗にとる指導もあり、地区で「ノート展」を開催し、良いノートをまねさせるとか。授業を視察に来て、子ども達が楽しく活発に発言していなければ指導されるとか。そうならないために、管理職が教室に近づいたら楽しそうに振る舞わせるとか。小学校高学年となると、週29時間の授業だとか。学力が向上したのかも知れないが、学級崩壊状態が増えていると言います。いろんな事の「検証」が求められ、時間がないと言います。

 知りあいの小学生を見ても、「自勉」と称してノートに課題を書き写し、答えを書き、自分で○付けをし、「振り返り」を書いて翌日担任に渡します。毎日、意味もない?「自勉」をさせられる子どもも大変ですが、全員のノートを点検して返す担任も大変です。結局それだけで、他の勉強はしません。全国や県の試験の前になると、「過去問」のプリントが配られ、何回も!繰り返しやらされています。同じパターンの問題の答えを覚えるだけです。4月と12月は、小中学生にとって一番楽しくない月だと言います。このような「秋田方式」がもてはやされ、各地から視察や問い合わせがあるといいます。

 「学ぶ」ことが、学力検査でで変質させられています。このままでは日本の教育が、子ども達が駄目になってしまう気がします。「全国学力テスト」に振り回されない都会だったらよいのですが、底辺?の県ほど血道を上げて取り組んでいます。順位を上げることが自分の県の未来を拓くと錯覚しています。

 高生研で学んだ、教材づくりや「市民に育てること」などをしっかり押さえておかなければ、高校でもこの渦に巻き込まれてしまうでしょう。高生研の必要性がますます高まってきていると思います。ほっといたら渦に巻き込まれてしまいそうな人を、何とか私たちの仲間に抱きかかえ上げることがこれからやるべき事かと思います。

                                                                       とらぬ狸@秋田

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ホットな名古屋の話題①-トリプル投票・その1 久田晴生

 これから安藤さんと交互に日曜日のブログを担当します。

 さて、地元で今一番ホットな話題は?と言うとやっぱり、今日行われた、愛知県知事

選・名古屋市長選・名古屋市議会解散の住民投票のトリプル投票でしょうか。皆さんも

ニュースを聞かれて、「名古屋、いったいどうなってんねん?」と思われた方も多いの

ではないですか。そこで、解説です。

 まず、愛知県知事選は任期満了に伴う選挙ということで、まあ普通の選挙です。しか

しあとの二つ、これがややこしい。

 2009年4月、史上最多得票で当選したK市長、その「1丁目1番地」の公約が「議員報

酬半減」と「恒久減税」でした。市長は率先して自分の報酬を減らすという議案は満場

一致で採択、ならば議員も、となったとき、市議会で否決されます。市長からすれば「

ワシの時は賛成したくせに」となるわけです。

 減税の方は、09年12月に可決されるのですが、翌3月に「1年限りの減税」に修正され

ます。一旦可決されたものを修正してもいいのかなという疑問がありますが、当時はま

だ私は京都にいたので詳しくはわかりません。で、K市長の支援団体が8月に市議会解

散の署名活動を始めたわけです。

 そもそもなぜこの時期に署名を始めたかと言うと、リコール成立 → 市議会解散・

市長も辞任 → 2月に知事選・市長選・市議会選を同時に、という思惑が市長側にあ

り、それに間に合わせるには8月に始めなければならなかった、と言われています。

 その署名、法定数を上回る46万余が集まりましたが、市選管が収集方法に問題有りと

して、署名審査を1カ月延長してしまいました。この段階で、知事・市長・市議会トリ

プル選のもくろみは崩れたわけです。そして、11月24日に法定数を下回るとの審査結果

が発表されます。ならばと、翌日K市長は辞任。出直し市長選が始まりました。しかし

よく考えてみると、リコールが不成立でも市長が辞任する必要はないわけです。K市長

はそこで「署名数が足りなかったけじめをつける」「県市一体の改革を進めるため民意

を問う」「市長選の公約の否定は不信任と同じ」という理屈をつけますが、要は、知事

候補の盟友O氏との相乗効果を狙っての辞任だったわけです。

 ところがところが、支援団体から異議申し立てで再審査が行われ、12月15日、今度は

法定数を上回るという結果が発表され、市議会解散の住民投票が行われることになった

わけです。それで今日のトリプル投票になったわけです。

 ところで余談ですが、各自治体で行われる原子力発電所の建設の是非を問うような住

民投票と、今回のようなリコール請求による住民投票は全然違うということ、皆さん知

っていました? 恥ずかしながら、私は今回初めて知りました。その違いは、前者は自

治体が独自に条例を作って行うもので、その結果に拘束されないのに対し、後者は地方

自治法で定められたもので、その結果に拘束されるということです。 (続く)

久田晴生

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消閑亭です。

 消閑亭です。名古屋大会応援ブログなのに、名古屋大会のことがあまり投稿されないので、少し書きます。

 先々週の土曜日に、東京・湯島の全生研会議室で、本年度第4回常任委員会が行われました。湯島の全生研会議室というのは、湯島天神の前の道を少し行った所のマンション内にあります。湯島天神では、既に紅梅が咲いていました。学問の神様ということで、受験シーズンでもあり、けっこうな賑わいでした。この日の出席者は、珍しく多く、11人。非常勤の方も何人か参加しました。

 会議は、前半が名古屋大会構想、5月に行なわれる全国委員会、それに第50回東京大会について、など。後半は、名古屋大会の基調討論発題草稿の吟味検討でした。

 名古屋大会の一般分科会については、この日の会議で、4つを確定しました。ほかにも候補がけっこうありますし、これからブロックゼミも行われるので、その様子を見ながら確定していきます。一般分科会は半日が4本、一日通しが3本の予定です。

 問題別分科会も、この日の議論の中で4つを確定しました。問題別は、全部で5本の予定なので、あと1本です。

 ということで例年になく順調に、分科会設定の準備が進んでいます。3月の常任委員会のときには全部が確定されることでしょう。

 基調討論の発題は、満を持しての登場、氏です。草稿段階ではタイトルは「『なぜ』と問いあえるような関係性をつくろう」となっています。もちろんこれから変わる可能性もあります。

 草稿の中では、かなりのスペースが「教師が教育実践を書くことの意味」について費やされています。

 私は、個人的には、とても面白い着眼点だと思いました。最近、教師が実践記録を書かなくなった、書けなくなったと言われております。それは、どういうふうに書くかが継承されなくなっているということのなのか、教育の変容によって書けなくなっているのか…。

 いま、『高校生活指導』春号の編集制作中です。その第2特集のタイトルは、「ぴらっと1枚実践さがし」。もう長い実践記録よりも「ぴらっと1枚」の時代なのか。この特集では、実践記録は短くて簡単なものでも、受け手の参加者がそれをどう掘り下げていくかが問われる、というような内容になっています。

 まだこれから基調発題は、何回か書き直されて、皆さんのお手元に届くことになります。これまでにも草稿とは、様変わりした発題もありました。どうなることでしょうか、お楽しみに。

 終了後に新年会と称して、みんなで不忍池の南端近くにある四川料理の店、「六会館」(料理はおいしいです。本場の味ですが、頼めば日本人向けに辛さを和らげてくれます)に行きました。けっこう呑みました。終わってから上野駅の元駅長室のレストラン「ブラッスリー・レカン」(上野に来たときにオススメです。元駅長室なので、レトロな雰囲気があり、お値段も手ごろです)でまた呑み、F氏と帰りました。F氏はまたもや乗り越し、かなり遠方まで行ったとか。

 前に、F氏と新幹線に乗って帰ったことがあります。私は一駅先の大宮まで。F氏は、群馬のどこかの駅まで乗るのですが、乗り過ごして上田まで行ったことがあります。

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レモンさんのビタミントーク・山本シュウさん講演会

 高生研の活動の強力なサポーターで、芦屋のPTCA活動支援事業に携わっているPTA協議会長さんから、高生研に関わっておられるみなさまへとおたよりをいただきました。平日のイベントなのですが、大阪全国大会の現地企画「百花繚乱・実演授業」の講師もされていた山本シュウさんの企画ですので、この場をお借りしてご案内させてください。

 来週2月18日(金)10:30~受付 11:00~12:30 芦屋市のルナ・ホールでレモンさんの子育てビタミントーク!~We are シンセキを行います。

 インフルエンザの流行で学級閉鎖が増えてきていますが、レモンさんのビタミントークで元気になりましょう!

 教育や子育てをはじめすべての人間に関わる心配り、コミュニケーションのとり方、ベースにある愛、信頼関係の築き方などを、レモンさんこと山本シュウさんが熱く語ります。

 講演会終了後、サイン会もあります。一般参加400円・事前申し込み不要。あの暑い夏の阪大に駆けつけて模擬授業をしてくださった山本シュウさんが来週は芦屋に登場。

 この案内を下さった方は、阪大小野田研究室の学校ナビの取り組みに関心を持たれ、PTA活動をしながら「先生たちに元気でいてほしい」とさまざまに活動を広げておられます。教員ではない方が私たちの研究会活動を応援して下さっていることに励まされます。

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豪雪の青森からこんにちは

積雪126センチの青森です。

今日も電車が一部止まって学校にこれない生徒が数名いました。

大阪からの寝台列車日本海も運休です。

今週末、大阪から首藤先生、佐藤先生、三木先生が来青。

秋田の望月先生は秋田から総勢12名で青森高生研の冬の集会に参加してくれます。

宿泊33名、日帰りも含めると41名の参加者です。

(ここ数年で最多)

名古屋大会に向けて、新しい風を雪国から届けたいものです。

雪をも溶かす勢いで、大阪のぴらいちを青森で展開。

そして、夜の懇親会は美味しいお酒を飲みながら、

熱く語りあいたいと思います。

名古屋大会、受付もしてみたいなあ。

書籍もしてみたいなあ。

人と関わる仕事がしたいなあ。

応援ブログや「名古屋大会実行委員会ML」から発信されてくる

皆さんからのメッセージを見るたびに、わくわくしてきます。

名古屋大会、みんなで盛り上げていきましょう。(*^-^*)

青森 吉田

http://plaza.rakuten.co.jp/aomorikouseiken/diary/201101290000/

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東北ブロックゼミのご案内

 先週は、静岡でした。雪が無く、青空に映える富士山を見て、「いいなあ」と思いました。絹村さんに会いましたが、「新高生研」のことで頭がいっぱいのようでした。「アンケートに協力して!」と言われました。皆さんにもお願いします。

 東北では、2月6日7日の「青森高生研冬の集会」が浅虫温泉であります。今回は、秋田大学学生など40名ほどの参加だとか。詳細は青森高生研のブログを見てください。毎年、にぎやかで楽しい集会、もちろん「タメになる」集会を続けています。

 さて、今年の東北ブロックゼミは岩手県盛岡市の「サンセール盛岡」で、2月19日20日に開催されます。担当の桑島先生から詳細が届きましたので紹介します。

 講演「37年間の教師生活の思い出」 藤田 健先生(岩手県青少年自立支援センター)

 レポート①「合い言葉は〈ぐるり〉、そして〈パッチギ!!〉」

        ~学びの意味を問い直す~

          中 順子先生(花巻東高校)

 レポート②「定時制での学び」

        ~卒業までにどんな力をつけさせるか~

          桑島有子先生(水沢工業高校)

 レポート③「持ち上がりのクラスの3年間の取り組み」

        ~「超氷河期」と言われる就職難とのたたかい~

          桑島宗一先生(黒沢尻工業高校)

 ワークショップ「発声レッスン」

        ~身体啓発教育を提起する佐藤学の実践編~

          海老名よしと先生(岩手ぶどう座)

 以上、東北らしい?真面目な報告です。

  申込、詳細問い合わせは、桑島宗一先生へ

        0197-43-2669 ℡&ファクス

   参加費と宿泊費の合計で1万円です。

 最後に、金曜日の伊藤さんの話題について。今、3年生は最後の試験中です。いつも、最後の授業で3年間振り返ってもらっています。そうすると、様々な体験や思いを書きつづってくれます。担任なら、「卒業文集」を作るのでしょうが、最近は作るという話をあまり聞きません。生徒の思いを先生たちに知らせたい、と思うのですが、絶対他人には見せない、という約束なのでそれもできません。

 今日の「深イイ話」で、モデルの冨永愛が「自分は子どもの時、長身でいじめられた。なら、それを生かそうと強くなった。自分の子どもは(いろんな事が起きる)公立へ入れたい。」と言ってました。いじめられる原因が、相手には無い自分の長所と考えてのことです。いろんな人間がいた方がよい、という考え方に共感しますが、教師はなかなかそう考えられないのでは、と思います。

                               とらぬ狸@秋田

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全国大会を哲学<その4>メーリングリストとブログ

アンドウです。

「全国大会を哲学」その4回目になります。

今回は、いまや実務とPRの強力な道具となっているML(メーリングリスト)とブログについてです。

昨日、第4回目の大会事務局会議を行いました。

そこで大会の実務体制について意見を出し合ったのですが、「受付の人手がたらない?!」という話になりました。いままでの全国大会の場合、おおかた現地の人間が受付を担当していたように思いますが、その目処が立たないかもしれないということなのです。全国委員会の折に受付係に立候補してくれた方が3人。それだけでとうてい回せるものではありません。

2つの考え方が出ました。

「地元の特に初参加者を大事にして、『来てくれたから』といって安易に受付業務など負担させるべきでない。」

というのと、

「せっかく遠くから来てもらっているのに、希望してない人まで分科会の時間帯に受付に回ってもらうのはどうか。」

というもの。

当然、業務内容の精選と合理性は追求していくとして、その次にどう担い手をお願いしていくかという問題です。

すでに「名古屋大会実行委員会ML」に名を連ねている人は、このことについてご存じでしょう。早速、本日、オカムラさんから「受付HELP」の声が上がりました。23:30の時点で「わたし、やってもいいよ」の声が4つも上がっています。MLの威力抜群です。MLの使い方はこう使うとよいという、見本のような状況が生まれています。

「どの県でもできるような全国大会のつくり方」を探るのは、こんなMLや「応援ブログ」を、活用することにも意味があるように思います。まだまだ、このすばらしい「応援ブログ」を活用しきっていないと考えている私なのですが、次回からアンドウ以外からも現地情報を発信していきます。どうぞ、御贔屓に!

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自分を語るということ

金曜日担当の伊藤です。

金曜日って忙しいんですよね。

昨日も遅ればせながらの新年会で、

先週は週が明けてから気づいて、

誰かが書いてくれてたのでそのままにしちゃいました(^^;;;

すみません。

で、今、本当に、まったく余裕がなかったりします。

先々週少し触れた案件がものすご~~~く大変で、

保護者とも話さないといけないので

六時半から面談、なんてのもザラだし、

加えて家族が入院中なので病院にもいかなくちゃいけないしで

まぁ、とにかくいろいろ厳しいので、

大目に見てやってください。

今、面談中の子は、

「自分の本当の気持ちを、誰にも話したことがなかった」と

言ってる子です。

大きな問題を起こしてしまい、

クラスにいるのが厳しい状況になっているのですが

なんとか、自分の気持ちをクラスに伝えて

戻れるようにしようと担任と頑張って来たのですが、

先日、ケース会議のなかである生徒指導部の教師に

「いくら問題起こしたからって、クラスの前で

絶対に自分のこと話さないといけないんですか」と言われました。

どうも、「自分のことを話す」というのが罰だと思われてるらしいと

気づいたのは、この飲み込めない発言意図について一晩考えた後でした。

自分の思いをまったく話せない、と訴えてる子に

そのままでいいという方がずっと懲罰的だと思うのだけど、

世間一般ではそうでもないらしいです。

(それともこれもうちの学校特有?)

結果としては、昨日、一時間ほど私と話した後、

その子は自分の思いを敢然と書き綴り始め、

なんと原稿用紙13枚にわたって魂の叫びとも言うべき

文章を書きました。

そして、とても晴れやかな気持ちだと語ってくれました。

あの教師が、彼女の作文を読んでどう思うのか、楽しみです。

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京都の宿情報~高生研&全生研KINKI教育ゼミナール2011~

 「高生研&全生研KINKI教育ゼミナール2011」

  今年は、上記のようにコラボで行なわれる「近ブロ」。

 3月5(土)~6(日)に京都・平安女学院大学が会場ですが、

 2月10日までなら、「SATOツーリスト」で若干数、宿泊予約しています。京都は週末(土曜)の宿が高いので、「激安」ではないですが、

素泊まり7000円程度のホテル数件。 学校共済がきく「ルビノ堀川」もおさえているので、各県補助がきくものもあります。

 徐々にキャンセルしていきますので、「京都、泊まるよ」という方は、早めにメールください。SATOツーリスト  taikanokaisin@occn.zaq.ne.jp 

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北の札幌大会でまかれた種が、この春、南の沖縄で芽吹きます!

大阪・サトウです。

北の札幌大会交流会でまかれた種が、この春、南の沖縄で芽吹きます。

春に沖縄に行こうという話しが持ちあがっています。

●昨年夏。夏の高生研札幌大会の問題別分科会、交流会にゲストとして参加してくださった西谷文和さん(ジャーナリスト)にとっても、沖縄の比嘉靖さんとのコラボは刺激的だったようだ。そのうえ、大会後のアフターツアーで大阪高生研メンバーたちとのハチャメチャ行で意気投合、「次は一緒に沖縄に行こう!」で話は盛りあがりました。

●その後、沖縄・某高校のリーダー研修会の講師をつとめた佐藤(大阪高生研)は、マイレージ航空券で来沖したくせに同校から多額の交通費を提示され、ビビる。「そんなタイソウな仕事はしていません。また別に呼んでください」と交通費返上と、「おまかせHR研究会による行商」を申し出ました。

●年末、忘年会で顔を合わせた西谷さんから佐藤宛てに「アレはどうなってんネン」と本気の問い合わせ。沖縄高生研諸氏たちからも「おもしろそうですね。協力しましょう」と好感触。これに意を強くし、ここに上記スタディツアー挙行とあいなりました。

 その後、詳細が決まってきましたが、話はどんどん大きくなり、沖縄・名護在住の輿石正さんのご尽力により、西谷さんと伊波洋一前宜野湾市長のコラボが実現。

(以下、大阪高生研ブログをご覧ください)

 http://osaka-kouseiken.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-4fb6.html

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フィンランドに学ぶべきは…

 このたび、京都高生研の新メンバーになった大野です。

 高生研との関わりはこれまでもあり、大阪企画の「竹内塾」や全国大会や近ブロなどに参加したこともあるのですが、「近ブロ」(今回は「高生研&全生研KINKI教育ゼミナール2011」)の会場校に勤務校がなったこともあり、その1週間前の同じ会場の教研のご案内をさせてください。

 今年度の京都私学教研は2月27日(日)に平安女学院大学・烏丸キャンパスで開催されます。午前10時から教科別分科会・課題別分科会、午後1時15分からは講演会を行います。

 講演会では、講師に「フィンランドに学ぶべきは『学力』なのか!」(かもがわ出版)の著書もおありの佐藤 隆先生(都留文科大学教授)をお招きします。

 

 2009年実施の「国際学力調査(PISA)」の結果が昨年12月に発表され、日本の15歳生徒の「学力低下」に一定の歯止めがかかったという報道がありました。フィンランドの教育事情はもちろんのこと、カナダやアメリカの動向についても触れていただきながら、教育を取り巻く社会が今どうなっているのか、またその中で教師は何を目指していくべきなのかをお話しいただければと考えております。

 

 私学では入学生確保に関して一層厳しさを増す情勢ですが、今一度ここで立ち止まって、教職員として「教育の原点」について考える機会として、公立・私立関係なくお気軽にご参加ください。分科会の詳細は、また来週に紹介させてください。あの「おまかせ」のみなさんにもご協力いただいています。

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「ふたき旅館」閉館と高生研

 “ふたき旅館が7月で閉館…”

 12月12日(日)、全国委員会が終わったその日のうちに、いつものように大阪の首藤先生から丁寧な全国委員会報告がMLメールで発信されました。(首藤先生のリアルタイムな速報発信にはいつも脱帽です。)

 そのなかに“ふたき旅館が7月で閉館することとなり、会議の席上、ご主人からご挨拶があったと”とのことを知りました。私は椎間板ヘルニアの手術で退院直後だったため、やむなく全国委員会を欠席していたものですから、思わず“あーっ”と天井を仰ぎました。

“ふたき旅館での最後の全国委員会に出れなかった!!”と。

 ご存じのように、ふたき旅館は本郷三丁目交差点から東大赤門前を過ぎ、東京空襲の戦火を免れた住宅地に入った一角に位置する古い旅館です。近くには樋口一葉の寓居跡など、江戸から明治・大正の時代を彷彿とさせる歴史的建造物やたたずまいが残る実に魅力的な町並みの中にあります。

 高生研が5月と12月の全国委員会や、9月の常任合宿などで本当に長年にわたりお世話になってきた会場です。

 次回5月の全国委員会が、06滋賀大会に続き、開催地名古屋で行うことになっていましたから、12月の全国委員会が文字通り「ふたき」での最後の全国委員会になってしまったのです。

全国各地から「ふたき」に集い、多くの実践や運動が報告され、同時に幾多の討議や激論が交わされてきた場でもありました。現場でヘトヘトになっていても、なぜか「ふたき」にたどり着くと元気が出て、夜を徹しての交流にお酒もはかどりました。翌日は二日酔いで多少具合が悪くても、会議が終わってまた帰るときには、“また頑張るぞ!”という気持で「ふたき」の玄関を出たものでした。

いわばある意味で、「ふたきは高生研の聖地だった」と言っても過言ではないような気がしているのです。

私、木村は退職して2年目になりますが、1986年(昭和61年)、県事務局長になって初めて全国委員会に参加するようになりました。かれこれ25年の「ふたき」とのお付き合いになります。多くの思い出や出来事は次回に回しますが、私にとって特に「ふたき」が忘れられない理由があります。

皆さんはお気づきだったでしょうか。「ふたき」の従業員の方々はほとんど全員、青森からの季節あるいはほぼ通年の出稼ぎの方たちだったのです。

はじめての全国委員会。緊張の連続でしたが、休憩時間にふと廊下に出ると、奥の方から聞こえてくる従業員のおばさんたちの会話から津軽弁のイントネーションが聞こえてきたのです。すぐに帳場(フロント)でいつものご主人にうかがったところ、やはり青森県西津軽郡出身の皆さんでした。ちなみに、ご主人の奥様も青森県ご出身とのこと。そんなこんなで、特に「ふたき」が私にとって身近に感じる存在になったのでした。

「ふたき旅館と私」。そんなテーマで一筆、感謝と思い出を綴り、お世話になった「ふたき」にみんなでプレゼントするというのはどうでしょうね。「ふたきを語ること」は「私と高生研を語ること」。そんな気がしているのです。

名古屋大会、私も一実行委員として頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

青森高生研 木村 一男

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雪は秋田!

 連日の雪で、除雪に関する死亡事故が続いています。屋根から転落した、落ちてきた雪に埋まった、などですが、多くは70~80歳代です。死に方にも「格差」がある時代です。秋田でも私の住んでいる所は今年は雪が少ないのですが、それでも道路の雪をよせなければなりません。中・高生の子どもがいるはずなのに、除雪している姿を見ることはありません(除雪している子どももいると思いますが)。その一方で「○○高校の野球部員が、一人暮らしのお年寄りの家の除雪をした」とテレビに出ます。(なんかなぁ~)

 学校も寒いです。燃料費が少ないとかで、すぐ暖房が止まります。薄着がモットー?の女子生徒は、体調を崩しがちです。今は、進路の保護者面談をしていますが、教室でふるえながらの面談です。いつもお金がないという知事は「甲子園で勝つための戦略を、県や県教委、県高野連などが協力して練り上げていく」と発言。学力や体力が日本一の勢いで、甲子園でも活躍を、と県教委が高校の尻を叩く図です。「目指せ東大、甲子園」がキャッチフレーズの県立高校がありますが、秋田県全体にひろがりそうです。(なんかなぁ~)

 さて、名古屋の応援です。実は給料や手当、ボーナスの減少がかなり効いています。家を建てたり、子どもを大学へやっている人はかなり厳しい。それでも、高生研全国大会に参加したい、と思うのはなぜでしょうか。「行けば分かる」と言えば、それはその通りでそれまでですが、初めての人に「行ってみたい」と思ってもらうことが必要です。そこで、この応援ブログでそんなことを紹介できたらよいのでは、と思います。

 私にとっての魅力は、いろんな人に会えることです。青森・岩手・宮城・山形・福島は東北なのでもちろんですが、北海道や大阪や沖縄、他にもたくさんの人と知り合い、深くつきあえることです。じっとしていたら「アリエナイ」ことです。これが財産だと思います。そして、いろんな実践を知ること。参加者は必ずと言っていいほど、「学校が始まるのが楽しみだ」と言います。8月下旬になって「あ~あ、もう学校か!」ではないのです。これがあるから、今まで続けて来れたのかも知れません。皆さんはどうですか?

                               とらぬ狸@秋田

 

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全国大会を哲学<その3>続・大会参加者の思いを推し量る

前回の続きです。

「温泉型」だの「都市型」だのいろいろ考えてきました。その上で、参加者の実態を考えると、「至れり尽くせり」を求める人と、時には「自由な行動」を求める人にタイプが分かれるように思います。

こんな人もいるのではないでしょうか。あまりに「至れり尽くせり」だと、「自由な行動」がしたくなったり、その逆、「自由な行動」ばかりだと、「至れり尽くせり」が欲しくなる人。私などはまさにこのタイプです。雁字搦めだと息が詰まりそうになるし、かといって、すべてが各自で行動となるとちょっと寂しい。勝手なものです。

次に、リピーターと初参加者の違いを考えてみましょう。

全国大会に毎年参加されている人は、ほぼ大会の全体像を把握しています。自分にとって一番勉強になるだろうところを意識的に回れます。その上で、そうでないところは少し肩の力を抜いて参加しているのではないでしょうか。

初参加者はそうはいきません。安くない参加費、それに見合うだけ吸収していこうと考えるなら、すべての日程に全力で関わるのではないでしょうか。

名古屋大会はこの違いを逆に活力にできないかと考えています。

全国実行委員形式で進めていきますから、全国委員をはじめ、初参加者以外は様々な大会運営に関わることができます。少し余力ができたところで大会運営に関わってもらうことが何よりなのです。特に、大会運営の諸実務(受付、書籍販売、交流会)は、担当者がときどき楽はできても、参加者にとって重要なものです。初参加者に向けての窓口でもあります。その気持ちで関わってもらえたら、いい効果を生むのと思います。

自らがリラックスして、初参加者のニーズに目を向ける。そんな大会運営が理想的だと考えています。

ところで、この大会において交流会への参加を積極的にPRしていく必要があると思います。それは、現場で疲れ、いっぱいいっぱいで参加されている人をホントの意味で受け止め、肩の力をほぐしてあげられて、たのしめる空間をづくりだすためにです。簡単ではないかも知れません。1つの交流会人数も多いと行き届かなかったりするかも知れません。また企画を立てる人間が何人ぐらいたってくれるのか未知数です。全国から来る参加者に応えられる、交流会の見通しも簡単ではないかも知れません。

しかし、応えるのは「人」、おもてなしも最終的には「人」になると思います。味噌カツ、手羽先などの名古屋飯をこえる「人相互のおもてなし」。そんなことを考えています。

3月に行う東海ブロックゼミでは、その交流会の打ち合わせを始めます。

アンドウ@三重

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サークルつれづれ≪1≫  京都から…

 岸田です。京都高生研の事務局をお受けするご縁がありまして…と、私の職場とは別の私学に勤めておられる大先輩にお話しました。私事で恐縮ですが、ちょうどその秋、私はすごく大きなお別れを経験し、何かしていなければかなしくてかなしくてたまらないという時でして、その先輩が心配してお手紙を下さったのでした。そして話が教育サークルに及び、これまで「高生研」とは深く関わられてはいなかったのですが、10回ほどの連載になるでしょうか。このたび、原稿を寄せてくださることになりました。その一部を紹介させてください。

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 教研のサークルというと、「居酒屋教研」がよく言われます。半ば冗談で、あるいは誇大な言い方として触れることがありましたが、本当にそれを実感したのは、十年前の金沢ででした。

 私フェス(私学フェスティバル)の会計をしていた時、HさんやIさんに勧められて、金沢の父母懇主催の会に京都私学フェスティバルのことを話に出かけました。案の定話は不出来で、どうしていつもこんなに下手なんだろうと、いやになります。金沢は私の郷里(富山県)がその文化圏に入っているなじみの町ですし、一泊して皆さんとご一緒しようと思っていましたので、5時過ぎからの20人余の懇親会に参加し、二次会のカラオケにまで行きました。金沢は楽に日帰りできる町だからでしょう、大概講演者はすぐ帰るそうです。懇親会に参加した私は、すごく喜ばれました。夜の10時ごろ、すっかり酔った先生がホテルまで道案内してくれました。

 その懇親会には、私学教員、大学の人、父母などがおられましたが、こうやって集まれる学校は、ほんの二、三校だということです。いつも同じ顔触れともいえるでしょう。その先生方が、私らはこんな居酒屋でしか教研ができないんですよ、と真顔で言いました。毎月とはいかなくても、ほんの数人が寄って、B5一枚でいいから何か話題を持ってきて、呑みながら話すのだそうです。それはとても貧しい状況であると、やや卑下したような口ぶりも混じります。当事者としての思いは分かりますが、私には、それはとてもいい集まりで、豊かなものを感じました。幾つも私学はあるはずですが、どうしても二、三校の人にしか広げられない中で、続けられています。続けられている限り、どんな可能性が次に生れてくるか、私には楽しみに思えました。そして、本物の「居酒屋教研」に出会ったのだと思いました。

 隣の富山県、私の郷里は、どうなのでしょう。寄り集まることができなくて苦しい思いをしている先生が多いのではと、勝手に想像しました。

 何も大仰に言うこともないかもしれませんが、ある方向から光を当てると、やむにやまれぬ集まりに違いありません。以来、サークルのことを考えると、いつもこの時の様子がまず思い浮かびます。(つづく)

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