消閑亭です。名古屋大会応援ブログなのに、名古屋大会のことがあまり投稿されないので、少し書きます。
先々週の土曜日に、東京・湯島の全生研会議室で、本年度第4回常任委員会が行われました。湯島の全生研会議室というのは、湯島天神の前の道を少し行った所のマンション内にあります。湯島天神では、既に紅梅が咲いていました。学問の神様ということで、受験シーズンでもあり、けっこうな賑わいでした。この日の出席者は、珍しく多く、11人。非常勤の方も何人か参加しました。
会議は、前半が名古屋大会構想、5月に行なわれる全国委員会、それに第50回東京大会について、など。後半は、名古屋大会の基調討論発題草稿の吟味検討でした。
名古屋大会の一般分科会については、この日の会議で、4つを確定しました。ほかにも候補がけっこうありますし、これからブロックゼミも行われるので、その様子を見ながら確定していきます。一般分科会は半日が4本、一日通しが3本の予定です。
問題別分科会も、この日の議論の中で4つを確定しました。問題別は、全部で5本の予定なので、あと1本です。
ということで例年になく順調に、分科会設定の準備が進んでいます。3月の常任委員会のときには全部が確定されることでしょう。
基調討論の発題は、満を持しての登場、F氏です。草稿段階ではタイトルは「『なぜ』と問いあえるような関係性をつくろう」となっています。もちろんこれから変わる可能性もあります。
草稿の中では、かなりのスペースが「教師が教育実践を書くことの意味」について費やされています。
私は、個人的には、とても面白い着眼点だと思いました。最近、教師が実践記録を書かなくなった、書けなくなったと言われております。それは、どういうふうに書くかが継承されなくなっているということのなのか、教育の変容によって書けなくなっているのか…。
いま、『高校生活指導』春号の編集制作中です。その第2特集のタイトルは、「ぴらっと1枚実践さがし」。もう長い実践記録よりも「ぴらっと1枚」の時代なのか。この特集では、実践記録は短くて簡単なものでも、受け手の参加者がそれをどう掘り下げていくかが問われる、というような内容になっています。
まだこれから基調発題は、何回か書き直されて、皆さんのお手元に届くことになります。これまでにも草稿とは、様変わりした発題もありました。どうなることでしょうか、お楽しみに。
終了後に新年会と称して、みんなで不忍池の南端近くにある四川料理の店、「六会館」(料理はおいしいです。本場の味ですが、頼めば日本人向けに辛さを和らげてくれます)に行きました。けっこう呑みました。終わってから上野駅の元駅長室のレストラン「ブラッスリー・レカン」(上野に来たときにオススメです。元駅長室なので、レトロな雰囲気があり、お値段も手ごろです)でまた呑み、F氏と帰りました。F氏はまたもや乗り越し、かなり遠方まで行ったとか。
前に、F氏と新幹線に乗って帰ったことがあります。私は一駅先の大宮まで。F氏は、群馬のどこかの駅まで乗るのですが、乗り過ごして上田まで行ったことがあります。