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全国大会を哲学<その3>続・大会参加者の思いを推し量る

前回の続きです。

「温泉型」だの「都市型」だのいろいろ考えてきました。その上で、参加者の実態を考えると、「至れり尽くせり」を求める人と、時には「自由な行動」を求める人にタイプが分かれるように思います。

こんな人もいるのではないでしょうか。あまりに「至れり尽くせり」だと、「自由な行動」がしたくなったり、その逆、「自由な行動」ばかりだと、「至れり尽くせり」が欲しくなる人。私などはまさにこのタイプです。雁字搦めだと息が詰まりそうになるし、かといって、すべてが各自で行動となるとちょっと寂しい。勝手なものです。

次に、リピーターと初参加者の違いを考えてみましょう。

全国大会に毎年参加されている人は、ほぼ大会の全体像を把握しています。自分にとって一番勉強になるだろうところを意識的に回れます。その上で、そうでないところは少し肩の力を抜いて参加しているのではないでしょうか。

初参加者はそうはいきません。安くない参加費、それに見合うだけ吸収していこうと考えるなら、すべての日程に全力で関わるのではないでしょうか。

名古屋大会はこの違いを逆に活力にできないかと考えています。

全国実行委員形式で進めていきますから、全国委員をはじめ、初参加者以外は様々な大会運営に関わることができます。少し余力ができたところで大会運営に関わってもらうことが何よりなのです。特に、大会運営の諸実務(受付、書籍販売、交流会)は、担当者がときどき楽はできても、参加者にとって重要なものです。初参加者に向けての窓口でもあります。その気持ちで関わってもらえたら、いい効果を生むのと思います。

自らがリラックスして、初参加者のニーズに目を向ける。そんな大会運営が理想的だと考えています。

ところで、この大会において交流会への参加を積極的にPRしていく必要があると思います。それは、現場で疲れ、いっぱいいっぱいで参加されている人をホントの意味で受け止め、肩の力をほぐしてあげられて、たのしめる空間をづくりだすためにです。簡単ではないかも知れません。1つの交流会人数も多いと行き届かなかったりするかも知れません。また企画を立てる人間が何人ぐらいたってくれるのか未知数です。全国から来る参加者に応えられる、交流会の見通しも簡単ではないかも知れません。

しかし、応えるのは「人」、おもてなしも最終的には「人」になると思います。味噌カツ、手羽先などの名古屋飯をこえる「人相互のおもてなし」。そんなことを考えています。

3月に行う東海ブロックゼミでは、その交流会の打ち合わせを始めます。

アンドウ@三重

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