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書籍販売について

今年の「書籍」は、参加者自身が、自分が作成した本、売りたい本、
各地の高生研で作成した本などを持参し、書籍コーナーにおいて販売し、
売れ残った本は持参した人が持ち帰る、というものです。
売上げは持参した人にすべてお渡しします。
書籍を販売したい人は、本部(2202)で、書籍販売の受付をして下さい。
書籍コーナー(販売場所)は第2食堂です。
<書籍を販売したい人>
1.本部(2202)で書籍販売の受付をしてから、書籍コーナーに本を持って行って
下さい。
2.書籍販売の受付では、受付用紙に記入し、書籍販売用封筒に、持参者名、書籍名、
持参冊数、値段(原則として百円単位の価格設定にして下さい)、
販売期間(9日・10日・11日に○を付ける)、本のPR、等を記入して下さい。
  ※別の紙にさらにPRを書きたい人は、本部で紙をもらって書いて下さい。
3.販売場所の第2食堂は、毎日施錠しますので、書籍は置いたままにしておいて大丈
夫ですが、
その日の販売が終了したら、売上金は持参者が持ち帰って下さい。
書籍係は売上金の管理はしません。

以上、よろしくお願いします。

礒山 馨

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一般分科会5  判断を揺らし、認識の変容を促す授業

対話・討論・ディベートを通じて生徒を市民に遇しうる授業とは? 森俊二先生の実践(提起)をもとに考える分科会です。

  森先生は、 判断を深める教材を提示して、生徒が対話し応答する授業を仕掛けています。どんな発言でも否定せず、価値の探究に議論の焦点を当てていきます。また「教師が」仮説を提示します。あえて教師が自分の意見をつきだすことで、彼らの判断を生徒間で交差させる。森先生はこの主旨を個々の具体的な判断を明らかにする為(生徒に認識をより揺さぶる為)。またディベートの 2 項対立を乗り越える為だと説明します。

  今報告は社会科(高3現代社会)の実践ですが、授業作りにおける森先生の様々な関わり・仕掛けは、社会科に限られた話に留まりません。話し合いを授業作りの一つの柱として励んでいる先生であれば、自らの実践作りを振り返り、批判的に問い直す契機となるはずです。是非、ご参加下さい。(相良)

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一般分科会1 HRづくり分科会 S君との関わりの中で 大阪・城塚俊彦

 みなさん、こんにちは。城塚俊彦と申します。商大堺高校に赴任したのは7年前。5年前に初担任を持ち、2度卒業生を送りました。今年度は1年生のグローバルコースの担任を持ち、学年副主任・生徒指導学年チーフを担当しています。新入生の担任はまだ2回目なので、担任としても、一教員としてもどれだけのことを教えられたかわからないですが、どうにか1年半を終えることができました。その中で集団づくりをどのようにしていくか、と意気込んでいました。…(大会紀要原稿より)

 ところが、城塚先生、初日からS君に面食らいます。

「始業式の日、朝のHRは当然全員そろって挨拶を。と思っていたが彼(S君)は挨拶終了後10秒ほどして「あ~~~」と大きなあくびをしながら入って来た。「おはよう!早速どうしたねん?寝坊か?」と聞く僕に「いや別に……。教室わからんかったから」と答えた。手には紙パックのジュース「いちごミルク」を持っていた。…(その次の日もチコクしてくるS君)…「おはよう。おい、2日連続やぞ。どういうこと?」と聞くと「いや、別に……」とS君。手には同じく「いちごミルク」。…その日から彼のニックネーム?裏の呼び名は「いちごミルク」になった。そして、LINEで「いちごミルク君、変じゃない」「いちごミルク高校デビュー?」などがグループで書き込みされるようになる。…」(同上)

 S君は、入学にあたってこんな作文を綴っていました。

「落ちると思っていた。別にこの高校にどうしても行きたいって思っていた訳でもない。…小学校はずっといじめを受けていた。学校に行けば靴がなかったり、教科書が破られていたりした。殴られもすれば蹴られることだってあった。…中学では今思うと恥ずかしいくらい、いきがっていたと思う。自業自得。その言葉通りの中学生活。…気付くとまた一人だった。…この作文を読んで同情したりしてほしくない。過去について、別に気にしていない。ただ、書いた。それだけ。それ以上でもそれ以下でもない。」

 こうして、S君とクラスと城塚さんの波瀾万丈の1年間が始まります。S君はどうなったか。お楽しみに!

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7/29(火)現在の参加申込状況

北海道:1名
青森:4名
秋田:3名
岩手:1名
茨城:7名
栃木:1名
群馬:7名
埼玉:5名
千葉:6名
東京:10名
神奈川:2名
山梨:1名
長野:1名
静岡:4名
愛知:2名
三重:2名
福井:1名
滋賀:3名
京都:4名
大阪:6名
和歌山:1名
兵庫:1名
鳥取:1名
島根:1名
広島:1名
熊本:5名
沖縄:4名

計85名

まだまだどんどん申し込んでください。
申込先はこちらから→申込フォーム
簡単に申込ができます。

それからお薦めホテル(ホテルマークワンつくば(029-875-7272))の予約〆切りは7/31(喫煙室ですが・・・まだ若干空室があります。詳細はこちらから)。
お急ぎください!

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問題別分科会3 「クラスに溶け込めるようになるための方法あれこれ」PR

ワークショップ形式の研修会は、教育現場に限らず多くの分野で行われている。私が教師に成り立ての頃は、ワークショップという言葉も知らなかったのではないだろうか。そんな、体を使った(参加者の活動を意図的に盛り込んだ)分科会は、いつの間にか市民権を得ている。もちろん、その効果に理由があっての内容となっているのだが、大方、参加者はその進行にあまり口出しできないことになっている。ファシリテーターといわれる<介入・促進者>があらかじめ描いた内容に即する進行にならざるをえない。

 

私は、どうもこの「とってつけられたような」進行が苦手だ。「はい、今からお互いに<話し手>と<聞き手>に分かれて、自己紹介をしあってください!」とファシリテーターは言う。まあ、それなりに従い、自己紹介をやり合う。特段、嫌な感じもしない。むしろ、真剣に相手に<傾聴>されるので安心感はある。問題は、その先の話し合いのテーマである。そこにはどうしても「とってつけた感」丸出しの内容になってしまう。

 

高生研では、大阪を中心とした「おまかせHR研究会」が、<行商>と称したワークショップを全国各地で展開している。私もそれには参加したことがあるのだが、このワークショップは上記の「とってつけた感」がかなり薄まっている。そもそも、話し合いの内容が教師に卑近なものであるからだろう。ただ、「薄まっている」というのは、「とってつけた感」が0にはなっていないということだ。つまり、その会で身につけようとする参加者の目的と、運営側が狙う意図と、ずれがあったり、あるいはずれがなくても狙いが見えなかったりすることによるものだと思う。

 

そもそも私は、身を任せるということが苦手な人間なのかも知れない。

 

さて、前置きが長くなった。久田さんが提起する問題別の分科会である。

想定されているのは、教師の教室での身のこなしや、生徒間での話し合いがどのように成立するのかを深めたいと考える参加者だろう。紀要原稿を見るに、ワークショップのような進行場面があるものの、すべてがそのワークショップに終始するものではない。むしろ、その合間や後に行う考察や協議の題材になるもので、「とってつけた感」が(仮に)あったとしてつきまとうものではない。さらに言えば、そのワークショップは、極めて旧来の高生研の分科会進行的な要素を持っているのではないかと感じた。古いというのではない。アプローチや進め方は決して押しつけがましくなく、行動心理にも相応ているものだと思う。それはあたかも、「おまかせHR研究会」がHow toといいながらワークショップの中から100連発を引き出していく手法にも通じているし、討議づくりを訓練論の理論の中から紡いでいるようにも感じる。

 

真価は全国大会にて明かされます。多くの方の参加をお待ちしています。

 

<文責  アンドウ@みえ>

 

 

 

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一般分科会>第4分科会「細腕学年主任奮闘記 season Ⅰ~Ⅱ」PRその2

■みなさん、こんにちは。首藤です。第4分科会「細腕学年主任奮闘記」の運営をし
ます。すでに藤本さんが概要をブログにアップされています。
私もこの3月まで学年主任をして卒業生を送り出しました。照屋さんも「心がけたこ
と」を書いておられますが、全体として共感するところ大でした。
思えば学年主任とはどんな役回りなのでしょうか。自分をふりかえってみれば、あれ
もやりたいこれもやりたいとずいぶん引き回してしまった感があります。
うまくいったこともあればそうでないことも・・・。担任団との協働をどうつくりだ
し、学校全体の調整をどうはかっていくか、なかなか難しいところもあります。
照屋さんの実践は生徒会の運動ともつながって「学校づくり」という視点でもたいへ
ん興味深い報告です。楽しみです。

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文化祭が終わった。

文化祭が終わった。
4ヶ月以上の準備期間を費やし、準備と片付けを含めて6日間に及ぶ学校最大の行事は大成功だった。
課題だったクラス展示も今年は好評だったし、主張大会(弁論大会)も驚くほどレベルが高かった。
閉祭式のフィナーレは恒例のテーマソングの大合唱とジェット風船の「発射」で、体育館は地鳴りのような音と感動に包まれた。今年転勤してきた50代の先生から「あの(閉祭式の)光景を見れただけでも高校の教師になった甲斐がある」と言われた。大きな事故もなく天気にも恵まれたこともあって、来客数は昨年を大きく上回わり過去最高となった。
月曜日。片付けが終わった後の全校集会で、校長に「私もこの学校で文化祭をやりたかった」とほめられ、さらに生徒指導部長の私に「この12年で最高の文化祭」とほめられて生徒たちは相当うれしそうな顔をしていた。嘘でなく一人ひとりが主役になれた文化祭だったと思う。
その日の放課後に執行部のメンバーが生徒会室に集まって反省会。大成功ながらも反省点が列挙され黒板を埋めていく。閉祭式が始まる前にさんざん泣いて、閉祭式の挨拶ではもう涙が出なかったという生徒会長に対しては、「生徒会長はもっと泣け」という反省も出された。
そして来年に向けた改善やアイディアがつぎつぎと出され、2年生の顔が引き締まっていった。

青森高生研 酒田 孝

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一般分科会2 「学年主任の苦労とやりがい 3年間を振り返って」

地域の「底辺校」と言われる普通高校で、学年主任として
何にどのように挑んできたか、3年間にわたる実践の報告。
不登校やいじめ、問題行動などの「事件」に、学年主任の立場から
学年教師たちとともにかかわり、学年行事を通して学年生徒集団づくり
に挑みます。
そして、最後に、退学処分になる生徒のために、学年生徒たちが立ちあがって
校長に「嘆願書」を提出・・・。

スーパー教師のスーパー実践ではなく、
どこにでもあるような学校で、どこにでも起こりうる事件を通して、
生徒や教師集団にどう向き合ったらいいのかを
参加者がいっしょに学び合う、「等身大の実践」です。
学年主任でなくても、担任として、はたまた学年所属の教師として、
いろいろな立場からこの実践を読み解くことができます。

「困難」をかかえた生徒にどう向き合ったらいいの?
教師同士のつながりをどうつくったらいいの?
生徒自治をどう育てたらいいの?
「ゼロトレランス」に頼らない学校をどうつくったらいいの?
こういうすべての疑問や問題意識に応えてくれる分科会づくりをめざします。
時間はたっぷり。一日かけて学び合います。
是非、皆さんのご参加をお待ちしております。
(運営担当者)

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大阪高生研ウイークリーレポート⑫ 「職員会議を議論する」、40名参加で深まりました。

教師ばかりでなく、保護者や学生さん、研究者、議員さん、マスコミ各社の記者さん……属性もさまざまなら年齢構成もさまざまな会でした。

 若手の先生(定時制勤務・女性)の感想です。

<以下>
うちの職員会議は今年に入ってから管理職が二人合わせて40分しゃべり、その間に約半数が居眠り、ついには管理職から「人が話をしているときは話し手の声に耳と身体を傾けなさい」とのお叱りが・・・(そのせいで管理職への信頼がどんどん下がっていく有り様)。

そんななか「決議禁止」の話が上がっても、初めは何が問題かわからない、という思いは私にもありました。某部長のいわくつきの選挙が事例として身近だっただけに、管理職にゆだねる道もあり?と考える自分もいましたが、今日の勉強会の終わったあとは、「職会で異論を言える人になりたい」という思いが強くなっていました。

でも、そのためには話の流れがよくわかっていないといけないし、言葉選びに注意しなければならないし、あれこれ考えてたら発言のチャンスなくすなぁ。。。と思うと、なかなか今の自分にはハードルが高いとも感じました。常に学校で起きていることにアンテナを張って、自分の考えを伝えられるように整理しておけるほどの余裕はありません。経験の浅い教員へのご指摘がいくつかありましたが、どれも筋違いではなかっただけに、胸が痛みました。

最後に井沼先生もおっしゃっていましたが、教員の背中と目の前には常に子どもたちがいるし、公務員という立場上、府民が無意識に抱いている教師に対する期待に応えなければ、という思いも常に私は抱きながら仕事をしています。でも実際、同世代の同僚とその意識を共有できず、日頃のふるまいからも「モラルの低下」を感じずにはいられない・・・。そんな現状に付け込まれて管理職にすべての権限を奪われ、マニュアル化されたもはや専門職ではない教員が出来上がり、教育予算から人件費カット・・・とここまできてようやく全ての教員が自分事として受け止めたのでは遅いので、やはり私は今日勉強したことを、独り言レベルから徐々に現場に広めることからスタートしたいと思います。

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一般分科会>第4分科会「細腕学年主任奮闘記 season Ⅰ~Ⅱ」PRその1

 例年30%弱が2次募集で入学してくるという学校。照屋淳は、2年で学年主任となり、春の遠足の学年レクや体育祭、修学旅行と生徒たちの自主性を育てていく。学年最後の終了式には自分たちで学年全体レクを企画・運営できるまでになった。 
 3年生に持ち上がり、5月の生徒総会で、生徒たちはカーディガンの条件付き許可を認めさせる。生徒指導部の出した条件は、女子は指定ジャージの下に、男子は学ランの下に着用、色は紺や黒のみ。お試し期間を設けて累計15人以上の違反者がでれば着用は認めないというものであった。
 11月の総合学習の時間には、それまでの大学の出前講座をやめて「卒業生から実際の仕事についてリアルに話を聞く」という企画をおこなう。話を聞いてみたい職種を生徒にアンケートし、公務員、ツアーコンダクター、警察官、保育士など10の職種のグループに分かれ、それぞれの職種別に分かれた生徒グループが司会や教室の配置や装飾、質問役を決めるなど、自主活動の要素を取り入れたユニークな企画である。生徒と卒業生との交流も深まり、好評を得る。
 総合学習が終わり、卒業まで後何日というカウントダウンボードが掲示されるころ、寒くなるにつれ違反のカーディガンを着用するものが出てきた。それもほとんど3年生。12月中旬には累計9人。この後、生徒の動きが生まれる。
 そして感動的な卒業式。
 事実がよく書き込まれた良い実践記録です。記録をもとに、生徒の自主性、自治的な活動をどうつくっていけば良いかを共に考えていきましょう。(藤本)

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問題別分科会5「特別支援教育と学校改革」

「特別支援教育」というのは「特別な支援」が必要な生徒たちへの
「支援」をする教育、というだけの意味なのでしょうか?

「定型発達」ではない生徒たちの生きづらさを和らげることは、
そういう生徒たちを、「普通」に適応させることだけでいいのでしょうか?

「すべての学校に特別支援教育を」と叫ばれ始めて6年。
「普通ではない」生徒たちの存在は、実は「普通」だと思いこんでいる
私たちの学校の日常や文化を問い直しているのではないでしょうか?

どこにでもあるような「進学指導」を軸とする普通高校で、
発達障害の生徒に対して学校をあげての「ケア」に取り組んでいる
学校・教師がここにいます。
名前は早川恵子。
彼女の実践から、普通の高校の「特別支援教育」が
「通路」と化している高校を、本当の出会いと育ち合いのある学校に
変えていく希望を紡ぎ出します。

共に学校変革への可能性を学び合いましょう。

(運営担当者)

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<理解し・共に働く社会に> 発達障害者の就労をサポートする 友遊舎 カフェ・ベルガ

『常陽リビング』2014年7月5日号より

障害者の社会参加を応援しようと、障害者の親や関係者が会社を立ち上げて1996年に開店したカフェ・ベルガ(つくば市竹園)では、2012年9月に茨城県指定障害者福祉サービス事業所として発達障害のある人の就労支援を開始。カフェで社会訓練をしたり、サポートオフィスでスキルトレーニングを行う一方、企業には発達障害への理解と雇用を働きかけるなど「特性を生かした就労ができるよう」奮闘している。

カフェ・ベルガの厨房で社会研修中のBさん
カフェ・ベルガの厨房で社会研修中のBさん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カフェ・ベルガを運営する有限会社友遊舎(吉田美恵代表)は、障害者の親たちによるつくば市福祉等連絡協議会の有志が設立し、つくばカピオの開館に合わせて隣にオープンした。

サポートオフィスでの取り組みは、平成24年度茨城県新しい公共支援事業「提案型モデル事業」の一環としてつくば発達障害就労支援協議会(ウニベルシタスつくば、NPO法人艫づな会、(株)Kaien、茨城県保健福祉部障害福祉課、つくば市保健福祉部障害福祉課)が実施主体となった「発達障害のある若年層への就労支援モデル事業」を引き継いだもの。

つくば市天久保に事務所を構え、おおむね20歳~35歳の発達障害者および発達障害の傾向がある人で障害福祉サービス受給者証を取得している人(ない人の相談可)を対象に、さまざまな訓練を行う。

主な内容は

▽ビジネススキル・トレーニング

(パソコンの基礎や電話応対などビジネスの基礎力を学ぶ)

▽ワークサンプル・トレーニング

(さまざまな職種の疑似体験)

▽就職セミナー

(就職活動プロセスの理解から履歴書の書き方まで)

▽キャリアカウンセリングなど。

訓練期間は最長2年間。

「その間に、一人でも多くの人を社会に送り出したい」と願う指導員たち。理解不足による企業側の壁もあるが「発達障害の能力の偏りを理解してもらい、得意なところを生かせる仕事はたくさんあると思います」と代表の吉田さん。

◇   ◇   ◇

発達障害者支援法が定める発達障害とは、自閉症、アスペルガー症候群、その他の広汎性発達障害、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、その他これに類似する脳機能の障害。中にはそれらが重なり合うこともあって状態はさまざまだが、見た目は健常者と変わらないため理解されにくく、見過ごされてうつなどの精神障害や不登校、ひきこもりなどの二次障害を発症することもある。

現在、訓練中のAさん(31歳)は、大学に入学した18歳の時に発達障害という言葉に出合い、しばらく後に発達障害と診断された。自分も親も初めて知る結果だったが、自身の胸の内では長年の違和感に答えが見つかった気がした。

「例えば時間の管理が苦手で朝起きられないとか、学習意欲の減退、自分のことばかり話す、人が笑っている理由が分からないなどちょっとしたズレです」とAさん。

次第に授業についていけなくなり、卒業を目指すものの8年間通った末にやむなく退学。それでも中学時代から磨いてきたパソコンスキルは優れ、自分に合う仕事を見つけたいと訓練に励んでいる。

また、カフェ・ベルガの厨房で社会研修しているBさん(27)は以前、飲食店で働いていたが別の店に異動になって多忙を極め、プレッシャーから仕事を続けられなくなった。しばらく休んでいたものの働く意欲が湧き、カフェで実習を積みながら社会復帰を目指している。

Bさんには「自分から話しかけるのが苦手」という特性があり、スタッフから積極的に声掛けをするなど具体的に支援する。

月1回のケース会議で話し合う指導員たち
月1回のケース会議で話し合う指導員たち

 

 

 

 

 

 

 

そうした一人ひとりの特性と問題を見極め、能力を伸ばしていくために指導員(計10人)は毎月1回ケース会議を開いている。

仕事上の注意や言葉掛け、タイミング、褒め方、普段の観察など情報交換は細部にわたり、「ここでの目標は自己理解、自己変容、問題解決能力です。そのためにどのようにフィードバックするかにかかっている」と意思統一。

そんな地道な支援が実り、過日も地域のスーパーに一人就職。先輩に続こうと実習や体験を希望する訓練生が増えている。

「誰もが働きやすい職場や環境があれば彼らの能力が発揮されます。社会に貢献できる人材が活用されないのはもったいない。まずは見学や体験で彼らを受け入れてほしい」と吉田さん。

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一般分科会 第6分科会(授業・午後) 物理で白熱?! ―学習集団の指導と授業実践― 群馬:松本源太郎さん の実践報告について

運営担当:西村康悦(大阪)より

 大阪の西村です。今回、上記の分科会の運営担当になりました。私も一応は理科の教師なので、抜擢されたのでしょうが、理科という教科は実は専門によって全くやっている内容が異なるのです。物理・化学・生物・地学、これらはまるで、イギリス(UK)のサッカー協会がイングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドに分割されているごとくだと、他教科の先生には説明しているところです。なので、物理の授業は私にとって世界史の授業と同じぐらいかけ離れているのです。ちなみに、私の専門は生物で、物理は高校時代から大の苦手でした。
 ところが、松本さんから分科会のレジュメと授業風景のDVDが送られてきて、私の懸念は完全に払しょくされました。わたしも高校時代にこのような授業を受けていたら、物理嫌いにはならなかったでしょう。今年の近畿ブロックゼミナールの“授業祭り”理科分科会は、化学の実験を取り上げたのですが、その中で「実験って、なんやかんやどうなるか考えながら行う予備実験のときが一番楽しいよね」という話が出ました。そんな、予備実験の雰囲気をそのまま授業に導入したのが、松本さんの授業風景です。
 松本さんは5年にわたり“班”を使った授業を行って、学習集団の指導に取り組んでこられました。そして、この学習集団に関する思想を“指導案”にまとめられました。分科会では実際の授業に即して、指導案の内容を皆さんで分析・共有していけたらと、個人的には考えております。ぜひ、物理、そして理科以外の教科の方のご参加を期待しています。

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アンデスの音色に魅せられて

『常陽リビング』2014年5月24日号より

ケーナ奏者 渡辺大輔(わたなべ だいすけ)さん
ケーナ奏者 渡辺大輔(わたなべ だいすけ)さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

南米ペルーやボリビア発祥の民族楽器「ケーナ」に魅せられた渡辺大輔さん(つくば市、33歳)は、2013年春8年間務めた公務員を辞めプロ奏者としてスタートを切った。日々「究極の音色」を求めながら、伝統音楽のほか幅広いジャンルの音楽に取り組み、源流は紀元前にまでさかのぼるというケーナの可能性を引き出そうと活動。5月31日(土)には「音楽世界紀行」と題したコンサートをかすみがうら市とつくば市で開く。

朗々とした音色は、遥か遠くまで響き渡る。

「丸い息やとがった息、板状の息をどんな角度で当てるとより良い音になるか、日々試行錯誤しています」

楽譜がなく、先人の演奏やアンデスに伝わる歌を階名や奏者の「耳」で伝えてきたとされるケーナは音程によって長さもさまざま。表裏7つの穴を指で押さえて音を操るが、大事なのは息の吹き込み方。練習では一音に3時間以上かけ音を磨き上げることもしばしば。

尺八とフルートとオカリナを足して3で割ったような音と説明されることもあるが「ケーナにはそのどれにも当てはまらない、美しい音があるんです」。

中学でXJAPANにはまりエレキギターを手にしたが、ある程度のレベルに達すると限界を感じた。そんなロック少年に運命の出会いが訪れたのは筑波大学入試の帰り道。まずまずの出来に満足しながら大学構内のバス停に立っていると、付近の茂みから聞こえてきた音に体が震えた。

南米の伝統曲「リャキルナ」のメロディーラインに、かつて夢中になったXJAPANや久石譲の音楽に通ずるものを感じた。

入学後にその演奏者を探し出してフォルクローレ愛好会に入り、毎日のように夕方から翌朝まで練習に没頭しめきめきと上達。

四六時中ケーナと一緒だったが、3年生の時スランプに陥った。限りなく完璧に近い音が出せた前年冬の演奏会の成功体験がどうしても忘れられなかった。

そんなある日、ある漫画で宮本武蔵が力任せに太刀を振り回す描写を目にした。肩の力を抜き、再び武蔵が刀を振るうと太刀はうなりを上げた。

それは、良い音を出そうと躍起になり周囲に自分の能力を見せびらかそうとしていた自分を思い起こさせ、無駄な自尊心は音に微妙な雑味を生み出すことを気付かせてくれた。

やがて就職活動や卒業論文のため半年ほどケーナから遠ざかると、無性に吹きたい気持ちがこみ上げ「ケーナが本当に好きなんだ」と再認識した。

頭の片隅で「いつかプロに」と思ってはいたものの、国内のプロ奏者はごくわずか。

卒業後は紆余曲折ありながらも25歳で土浦市役所に就職。環境や障害者福祉の分野を担当し、市のイベントや施設のクリスマス会などで演奏を披露した。

また、フォルクローレの国内トップを走るグループ「マヤ」にも認められ、コンサートやツアーに参加。そんな日々でもプロへの夢は断ち難かった。

かつては両親と進路を巡って大喧嘩になるなど「家族が賛成してくれる夢を何度も見ましたよ。うれし泣きして目が覚め、『ああ、また夢か』と」。

ところが2012年秋、突然母親から「やりたいことをやりなさい」と逆に背中を押された。職場でも遅咲きの挑戦を祝福してくれた。

守谷でのライブの様子
守谷でのライブの様子

 

 

現在はライブ活動や個人レッスンのほか、公民館講座の講師や自身のセルフプロディースなど多忙な日々が続く。

今後はフォルクローレという音楽の枠を超え、ケーナが生きる音楽ならばアイリッシュや北欧のメロディーなどどんなものにでも挑戦したい。

そのためにも大学2年のコンサート以来ほとんど出せていない「あの音」を常に出せるようにしたい。

ケーナの長い歴史の中で誰も出したことのない「究極の音」を確立することが、さまざまなプロが技術を競う中で自分に残された最後の領域だと思っている。

同時に、18歳の運命の日に聞いたあの感動を多くの人に伝えたい。

原点である「リャキルナ(人々の悲しみ)」に込められた情感を風に乗せれば、アンデスの響きは山を越えて谷を越え、聴く人の胸に届けられる。

 

ライブの問い合わせ:090(9108)8357/渡辺さん

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細腕学生旅行紀シーズン1(インド編)⑤

こんにちは。沖縄高生研の照屋です。梅雨が明けて、連日30℃を超える暑さが続いています。
先週は台風で火・水曜日と二日間休校になりました。かなり強い台風だったので、僕の住んでる
アパートでは夕方から明け方まで7時間くらい停電になり、久しぶりに懐中電灯を使いました。
期末考査は終わりましたが、夏休み中にも講座(一日4時間)があるのでその準備でまだまだ
忙しさは続きそうです。

さて、インド滞在シリーズ最終回「宿編②」。インドについて二週間ほど過ごし、宿を選ぶポイントもかなりつかんできました。ニューデリー→アグラーに滞在し、次にバラナシへ向かう事にしました。
ガンジス川のほとりで、沐浴で有名な場所でした。ガイドブック「地○の歩き○」に『旦那さんがインドの方で奥さんが日本人夫婦が経営している「久美子ハウス」』の情報が載っていたので、駅を降りてそこへ向かう事にしました。いろんな人に道を聞いて、一時間半くらい?(補足説明:インドの人は基本的に親切。ただし、自分が知らない事でも「知らない」とは言わない。なので道を尋ねられたら「ジャパニー、お前の行きたい場所はこの方向だ!」と自信たっぷりに教えてくれますが、尋ねる人は全て別の方向を指さします。詳しく聞きたい人は全国大会で。)かかってようやく久美子ハウスにたどり着きました。ドアを開けると久美子さん?らしき人がいましたが念のため「ナマステ」と声をかけたら」「….日本の方ですか?」と答えてくれました。久しぶりに聞いた日本語にほっとして、「あっ、はい。日本人です。しばらく宿泊したいんですが?」「え~っと….今はドミトリーしか空いてないけどいいですか?」「あっ、はい。全然大丈夫です。」その当時、久美子ハウスは二食付き(朝食+夕食)で一泊45ルピーでした。かなりリーズナブルな料金で、宿泊客のほとんどが日本人でした。
長く滞在している人はベッドがあてがわれます。僕みたいな「新入り」は、ベッドがあくまでひとまず「床で寝袋」でした。部屋に入るとベッドが五台ほどで、残りは10名ほどが床での宿泊でした。ベッドにいる「先輩」達に軽く挨拶した後、夕食まで少し眠りました。
 さて、夕食。いきなりトラブルがありました。食堂に15名ほど集まって二つほどの大きなテーブルで一斉に食事をします。雰囲気としては、体育系部活の合宿という感じです。先輩方の様子を観察していると、どんなにお腹がすいていても、全員に配膳が済んでから「いただきます」を言ってから食べ始めるという暗黙のルールがあるようでした。ほぼ全員が静かに配膳を待っていましたが、その時若い男性が二人(恐らく「新入り」食堂に遅れてやってきました。「おぉ~、食事あるぞ。ハラへったぁ~。食おうぜ!」と、周りがまだ食べていないにも関わらず、パクパク食べ始めました。それを見て先輩が穏やかに「この宿では、食事は全員に行き渡ってから一斉に食べ始めてます。食べるのはもうしばらく待って下さい(というような感じの事を言ったと思う)。」するとその男性二人はいきなり「なんじゃ~われ!ハラ減ってんだよ!いちいち指図すんな(というような感じの事を言ったと思う)!」とキレて怒鳴り声で反論しました。僕を始め、その場の全員が凍りつきました。「先輩」はもう一度、「みんなが揃ってから食事を始めます。この宿のルールに従って下さい。」と穏やかに言いました。その二人組はそれを無視してそのまま食事を続け、お腹いっぱいになった頃に食堂を無言で出て行きました。残った僕らも「いただきます・ごちそうさま」以外はほとんど会話がないまま食事を終えました。今後の食事時間は気まずい雰囲気になりそうだな、と思いながら寝る部屋に戻りました。荷物を整理したら、沖縄から姉が持たせてくれた黒糖を見つけました。それをかじっていると「先輩」が、「あのぉー…それ、おいしそうですね。一つ下さい。」と声をかけてきました。一人にあげると二~三人が「私にも下さい」と寄ってきて、あっという間に全部なくなりました。そこで少し部屋の雰囲気が和やかになり、いろんな話をしました。平成になった日本をしらない人(その当時は平成6年。つまり少なくとも6年間日本に帰ってない!)大学に合格後、入学式の日からいきなり休学し、世界中を旅している人、南米での「歩いてる人から靴を奪う強盗」の話を聞かせてくれた人….
いろんな話を聞きました。すると、さっき食堂で勝手に食べ始めた二人組が、僕らの部屋に入ってきました。「またトラブルか?」先輩も含めて僕らは一瞬身構えました。
 でもその二人は「さきほどはすいませんでした。初めての宿でルールがよく分からず、お腹もすいていたのでついつい怒鳴ってしまいました。今後はキチンとルールに従います。」と神妙に謝ってきました。「先輩」は「うん。わかりました。」というような事を言ったと思います(はっきりとは覚えてません)。 久美子ハウスは居心地が良く、一週間ほど滞在したと思います。

その後も、インド滞在中に数え切れないほどのエピソードに遭遇しました。興味がある方は全国
大会で僕に声をかけて下さい。それでは、8月に会いましょう。

ガンジス川のほとりで商売を営む家族の姉妹。(名前はピンキー&リンキー)
ガンジス川のほとりで商売を営む家族の姉妹。(名前はピンキー&リンキー)
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大阪高生研ウイークリーレポート⑪ 早蕨6月号できました。

つくば大会では1日開催の一般分科会で報告する城塚さんが大阪高生研機関誌「早蕨」6月号の編集長。
編集長からのおコトバです。

<以下>

 今号の編集長・城塚です。

 また、表紙に力を入れてしまった。私は何でも形から入ってしまう。もしかしたら、クラス運営も形から入っているのでは?と自己反省しながら編集後記を書いている。

 もちろん表紙だけでなく中身にもこだわった。今回は、初担任・担任2年目の先生の奮闘記を特集した。私も若い時?は同じ悩みを抱えていたっけ(もう30歳。若さに任せてイケイケどんどんと言う訳にはいかなくなった)……と懐かしく思いながらも、自分のクラスでも同じような苦しみを抱えていることを思い出す。

若手教員は今疲れ切っている。精神的にも追い込まれ、原因不明の体調不良で若手教員のマスクが外れない。「問題を抱えている生徒が増えてきている」とここ最近言われるようになった。私もその言葉に甘えているのかもしれない。私のクラスのS君は、クラス活動のすべての面でハマらない。文化祭や体育祭。日常においても……。そんな彼は「ここ最近増えてきている問題を抱えた生徒」である。ハマらない生徒は「問題を抱えた生徒」として扱い、なんとかハメようと必死で戦ってきた。

大阪高生研代表中村先生は、20年ほど前に「オギちゃん」という生徒を担任した。中村代表は当時担任2年目。このクラスのテンションは、修学旅行に向けて右肩上がり。それにハマらなかったオギちゃん。そのオギちゃんは修学旅行に来なかった。中村代表は当時のことをこう振り返る。

「ムード最高潮の修学旅行の間、僕はずっとオギちゃんのことを考えていた。少なからぬショクを受けたのだ。クラスのムードに乗れない生徒のことなんかに、この間思いを馳せたことは一度もなかった。」「一人ひとりが確かな居場所があるクラスとは?そんなクラスづくりをするにはどうしたらいいのだろう?これが僕のテーマになった。高生研に顔を突っ込みだすのはそれからだ。」

 今も20年前も教員は同じ悩みを抱えながら奮闘していたんだ、と早蕨特集2の原稿を編集しながら、今や大阪高生研重鎮の先生たちの奮闘ぶりを眼に浮かべた。

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現地企画のご案内

○2日目昼食時の企画

齋藤さだむ写真展「不在の光景」

つくば市在住のフリー・フオトグラファー齋藤さだむ氏が2011年被災地福島で撮影した写真の展示を行います。この写真群は2012年4月にいわき市美術館で展示された作品です。
齋藤氏は筑波大学芸術学系技官を退職後、フリーの写真家として独立、個展やグループ展への出品も多数あります。また今回、齋藤氏の写真と福島在住の詩人若松丈太郎氏、アーサー・ビナード氏がコラボレーションして作った単行本「ひとのあかし」(発行清流出版)の展示、即売も行う予定です。8月10日、筑波学院大学第2食堂が展示会場です。

八郷の食品販売・歌・踊り・昔話

八郷とは、茨城県石岡市の中にある地域のことで、学園都市から筑波山を挟んで反対側に位置しています。筑波山のふもとにある八郷には、美しい農村が広がり、米やさまざまな野菜、そして季節の果物が栽培されています。もともと八郷で暮らしていた人々の他に、他県から移住した人々が住んでいます。つくば大会での食品販売をお願いした佐藤ゆりさんは、約10年、障害をもっている人ももっていない人も共に地域で生活し、働くということで活動している市民団体「わっぱの会」(名古屋)で生活支援の仕事をされていました。その後、2005年スワラジ学園で半年、あとの半年は鹿苑農場で研修生として、1年間百姓暮らしを学ばれました。2006年10月から石岡市(旧八郷町)に住み、百姓暮らしをしています。つくば大会2日目の昼食時に八郷で百姓暮らしをしている佐藤さん夫婦や八七技耕夢展さんがいらして八郷の農産物を使った加工品や食べ物の販売を行い、手作りシロップをかけたかき氷などが食べられる予定です。昼食場所のつくば大学院第2食堂で行います。

とまきゅう

農家

○交流会企画(1日目 9日夜)

カフェ・ベルガでの美味しい食事と就労支援のお話販売所

つくばカピオホールの敷地内にある、総ガラス張りの素敵なカフェがベルガです。そのお洒落な外観からは意外ですが、ここは就労支援事業A型を実施している施設でもあります。若者の就労支援の現場を見て、責任者の吉田さんから事業の概要を話していただきます。また、八郷で農業分野での若者支援をされている佐藤さんのお話も伺います。夕食付なので、参加費は2000円です。(軽食+ワンドリンク)

 

青年教師、学生のつどい

初めて会った同士でも気がねなく話ができ、かつみんなの意見も聞けるといいですね。つくば大会での青年交流会は、ワールド・カフェでやりましょう。「何?それ」と思う皆さん、ぜひ参加してみて下さい。交流&話し合いのファシリテーターとして、つくば市民大学の徳田太郎さんをお願いしています。ワーク・ショップの運営に興味関心がある方の参加も歓迎です。場所は学院大学内を予定しています。食事を持ち寄っての交流になるよう、検討中です。カフェという名前ですが、飲み物は出ません。でも、差し入れはあるかも!
※太鼓集団「響」と太鼓を楽しむ もあります! 詳しくは「開会行事のご案内」で

 

開会行事のご案内

フォクローレ演奏家グループによる南米音楽演奏

 

オープニング企画として、地元つくば市を中心に活動している若手フォルクローレ演奏家グループによる南米民族音楽をお楽しみいただきます。リーダーの渡辺大輔さんは、筑波大学在学中にケーナの演奏を始め、学内のフォルクローレ演奏サークルで活躍しました。卒業後はペルーやボリビアを旅行、帰国後は地方公務員として勤務の傍ら演奏活動に従事しましたが、2013年プロ奏者に転向、現在は演奏活動のほか、ケーナの普及や指導にも取り組んでいます。茨城県南地区に配布される情報誌[常陽リビング]にも5月中頃1面で取り上げられた演奏家です。今まで南米音楽になじみがなかった方も楽しめる企画になると期待しています。

 

太鼓集団「響」の太鼓演奏

 

響8月9日、大会1日目のオープニングが始まる前には、太鼓集団「響」の素敵な演奏をお楽しみください。「響」は、埼玉県立浦和商業高校定時制の太鼓部を母体とする太鼓集団です。つくば大会に駆けつけてくれるのは、イギリス公演でも中心に活躍した方です。「響」は、 事務所を桶川市に、稽古場(響スタジオ)を本庄市児玉町飯倉に構え活動しています。2014年事務所のある桶川に響プロデュース、若者たちの居場所HIBIKICafé(ゆったりしていてコーヒーがおいしい)をオープン、映画「月明かりの下で」の夜間定時制高校で、若者の居場所の必要性と意義を発信しています。映画では、2002年の入学から2006年の卒業までの4年間、そしてその後へと、生徒一人ひとりに寄り添った貴重な映像が、テレビ放映を経て、ドキュメンタリー映画となりました。
8月9日、夜の交流会では、「響」の指導者のもと参加者が太鼓をたたき交流を深めます。プロのすごさと太鼓の楽しさが味わえる貴重な機会です、ぜひ、ご参加ください。

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速報!ホテルマークワンつくば 空室情報(7/13 17:20)

今回の高生研全国大会で利用に便利なホテルといえば、

ホテルマークワンつくば 029-875-7272

「高生研」で50室確保してあるホテルマークワンつくば
「高生研」で50室確保してあるホテルマークワンつくば

私も本日予約しました。

電話すると「混み合ってる・・・・」という音声案内が出て

「お得なインターネット予約が・・・・・」とアナウンスされますがそれを無視して下さい。

高生研の確保した部屋がありますので

それを予約するためには電話でないと予約できません。

確認したところ7/13 17:20現在

34・5名分の高生研の部屋が残っていることが確認できました。

ホテルの従業員も「団体予約が入っていて満室」と答える場合があります(私の場合そうでした)

「その団体は『高生研』ではありませんか?」と確認してみるとまさしくそれ。

まだまだこのホテルに泊まれます。

電話予約お急ぎ下さい!

 

アンドウ@みえ

 

 

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大阪高生研ウイークリーレポート⑩ 7月13日(日)午後、いま、話題の“ 職 員 会 議 ”を議論する―「「言質(げんち)を取った」的個人攻撃は厳禁」の会なんです。

「応援ブログ」の「大阪記事率」が減ってきました。
いい傾向!ですね。

さて、大阪市立中学校での民間出身校長と教職員の軋轢(あつれき)、校内人事選挙をめぐる報道に端を発して、大阪の公立学校では、校務分掌長などを決める校内人事で「職員による選挙禁止」、またこれに合わせて、学校の教育活動全般を話し合う職員会議でも、「職員の採決原則禁止」が出てきました。

いっぽうで、「校長のリーダーシップを確立するには必須の措置」「全国標準だ」という声もあります。

“これまで”と“これから”、何が問題でどんな問題が予想されるでしょうか。

ということで、7月13日、「大阪の教育の明日を考える会」主催で、こんな「緊急拡大学習会」を行います。

13日の“ 職 員 会 議 ”を議論する学習会は、

「校長先生も担任の先生も教育委員会の方も研究者も学生さんもマスコミの方も、立場は違えどみな等しく親になりうる―わが子の豊かな成長のためにあるべき学校の姿とは何か、参加者みんなで考えあいたい」

が、趣旨。

これに応えて、現役の校長先生が参加されるほか、教委指導主事さんや維新の議員さんも参加を検討。「学校の職員会議がどんな状況なのかわからない」という大学生や保護者の方とともに語りあいます。

以下の「ルール」を了解いただく方が参加者です。

●参加者ルールです。 

1.参加者は、「大阪の教育の明日がよりよいものとなる」ことを共通の願いとして集まっています。「「敵」をたたきのめそう的発言はNG」の会です。
2. 個人の特定につながるような、本集会の内容や写真のブログやHPアップはご遠慮ください。特に、「言質(げんち)を取った」的な個人攻撃は厳禁でお願いします。
3.本日はマスコミ関係者の取材も予想されます。テレビカメラや写真等に撮影されることについて差し障りのある方は、その旨、主催者にお申し出ください。マスコミ関係者の方はご配慮をお願いします。
4.マスコミ関係者の方は、本集会を記事や番組報道される場合、発言内容につき個人の特定につながらないようご配慮願います。個別取材を希望される場合はご本人の了解の上にお願いします。
5.ICレコーダー等での録音・記録は主催者のみとさせていただきます。 集会の模様は後日、会のHP等の媒体で公表することがありますが、本集会で出された意見は個人が特定されないよう、最大限の配慮を行います。

  <記> 

7月13日(日)午後は、いま、話題の“ 職 員 会 議 ”を議論する

大阪の教育の明日を考える拡大緊急学習会

「みんなで“ 職 員 会 議 ”を議論する!?
~校内人事選挙・職員会議採決・校長のリーダーシップ~」

日時:2014年7月13日(日)13:30受付 14:00~17:00
会場:大阪大学中之島センター 講義室507
〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53
TEL 06-6444-2100
京阪中之島線中之島駅 徒歩約5分 阪神本線福島駅 徒歩約9分 JR東西線新福島駅
徒歩約9分 JR環状線福島駅 徒歩約12分
地下鉄四つ橋線肥後橋駅 徒歩約10分 地下鉄御堂筋線淀屋橋駅 徒歩約16分

◆参加費・資料代:500円
◆主催:「大阪の教育の明日を考える会」(代表:小野田正利(大阪大学大学院))
■参加申し込み・お問い合わせは taikanokaisin@kd6.so-net.ne.jp まで