○2日目昼食時の企画
齋藤さだむ写真展「不在の光景」
つくば市在住のフリー・フオトグラファー齋藤さだむ氏が2011年被災地福島で撮影した写真の展示を行います。この写真群は2012年4月にいわき市美術館で展示された作品です。
齋藤氏は筑波大学芸術学系技官を退職後、フリーの写真家として独立、個展やグループ展への出品も多数あります。また今回、齋藤氏の写真と福島在住の詩人若松丈太郎氏、アーサー・ビナード氏がコラボレーションして作った単行本「ひとのあかし」(発行清流出版)の展示、即売も行う予定です。8月10日、筑波学院大学第2食堂が展示会場です。
八郷の食品販売・歌・踊り・昔話
八郷とは、茨城県石岡市の中にある地域のことで、学園都市から筑波山を挟んで反対側に位置しています。筑波山のふもとにある八郷には、美しい農村が広がり、米やさまざまな野菜、そして季節の果物が栽培されています。もともと八郷で暮らしていた人々の他に、他県から移住した人々が住んでいます。つくば大会での食品販売をお願いした佐藤ゆりさんは、約10年、障害をもっている人ももっていない人も共に地域で生活し、働くということで活動している市民団体「わっぱの会」(名古屋)で生活支援の仕事をされていました。その後、2005年スワラジ学園で半年、あとの半年は鹿苑農場で研修生として、1年間百姓暮らしを学ばれました。2006年10月から石岡市(旧八郷町)に住み、百姓暮らしをしています。つくば大会2日目の昼食時に八郷で百姓暮らしをしている佐藤さん夫婦や八七技耕夢展さんがいらして八郷の農産物を使った加工品や食べ物の販売を行い、手作りシロップをかけたかき氷などが食べられる予定です。昼食場所のつくば大学院第2食堂で行います。
○交流会企画(1日目 9日夜)
カフェ・ベルガでの美味しい食事と就労支援のお話
つくばカピオホールの敷地内にある、総ガラス張りの素敵なカフェがベルガです。そのお洒落な外観からは意外ですが、ここは就労支援事業A型を実施している施設でもあります。若者の就労支援の現場を見て、責任者の吉田さんから事業の概要を話していただきます。また、八郷で農業分野での若者支援をされている佐藤さんのお話も伺います。夕食付なので、参加費は2000円です。(軽食+ワンドリンク)
青年教師、学生のつどい
初めて会った同士でも気がねなく話ができ、かつみんなの意見も聞けるといいですね。つくば大会での青年交流会は、ワールド・カフェでやりましょう。「何?それ」と思う皆さん、ぜひ参加してみて下さい。交流&話し合いのファシリテーターとして、つくば市民大学の徳田太郎さんをお願いしています。ワーク・ショップの運営に興味関心がある方の参加も歓迎です。場所は学院大学内を予定しています。食事を持ち寄っての交流になるよう、検討中です。カフェという名前ですが、飲み物は出ません。でも、差し入れはあるかも!
※太鼓集団「響」と太鼓を楽しむ もあります! 詳しくは「開会行事のご案内」で
開会行事のご案内
フォクローレ演奏家グループによる南米音楽演奏
オープニング企画として、地元つくば市を中心に活動している若手フォルクローレ演奏家グループによる南米民族音楽をお楽しみいただきます。リーダーの渡辺大輔さんは、筑波大学在学中にケーナの演奏を始め、学内のフォルクローレ演奏サークルで活躍しました。卒業後はペルーやボリビアを旅行、帰国後は地方公務員として勤務の傍ら演奏活動に従事しましたが、2013年プロ奏者に転向、現在は演奏活動のほか、ケーナの普及や指導にも取り組んでいます。茨城県南地区に配布される情報誌[常陽リビング]にも5月中頃1面で取り上げられた演奏家です。今まで南米音楽になじみがなかった方も楽しめる企画になると期待しています。
太鼓集団「響」の太鼓演奏
8月9日、大会1日目のオープニングが始まる前には、太鼓集団「響」の素敵な演奏をお楽しみください。「響」は、埼玉県立浦和商業高校定時制の太鼓部を母体とする太鼓集団です。つくば大会に駆けつけてくれるのは、イギリス公演でも中心に活躍した方です。「響」は、 事務所を桶川市に、稽古場(響スタジオ)を本庄市児玉町飯倉に構え活動しています。2014年事務所のある桶川に響プロデュース、若者たちの居場所HIBIKICafé(ゆったりしていてコーヒーがおいしい)をオープン、映画「月明かりの下で」の夜間定時制高校で、若者の居場所の必要性と意義を発信しています。映画では、2002年の入学から2006年の卒業までの4年間、そしてその後へと、生徒一人ひとりに寄り添った貴重な映像が、テレビ放映を経て、ドキュメンタリー映画となりました。
8月9日、夜の交流会では、「響」の指導者のもと参加者が太鼓をたたき交流を深めます。プロのすごさと太鼓の楽しさが味わえる貴重な機会です、ぜひ、ご参加ください。