「特別支援教育」というのは「特別な支援」が必要な生徒たちへの
「支援」をする教育、というだけの意味なのでしょうか?
「定型発達」ではない生徒たちの生きづらさを和らげることは、
そういう生徒たちを、「普通」に適応させることだけでいいのでしょうか?
「すべての学校に特別支援教育を」と叫ばれ始めて6年。
「普通ではない」生徒たちの存在は、実は「普通」だと思いこんでいる
私たちの学校の日常や文化を問い直しているのではないでしょうか?
どこにでもあるような「進学指導」を軸とする普通高校で、
発達障害の生徒に対して学校をあげての「ケア」に取り組んでいる
学校・教師がここにいます。
名前は早川恵子。
彼女の実践から、普通の高校の「特別支援教育」が
「通路」と化している高校を、本当の出会いと育ち合いのある学校に
変えていく希望を紡ぎ出します。
共に学校変革への可能性を学び合いましょう。
(運営担当者)