に投稿 コメントを残す

みっちり実行委員会

本日はみっちり実行委員会でした。

最近活動が停滞してしまっていた情宣係・谷口です。現在の大会参加申込数はまだ80名です(>_<)お一人あたり10名への声かけは進んでいるでしょうか?ひきつづき、声かけをお願いします。

暑くて狭い部屋に、18名が集まりました。大会前日から大会終了までの流れや各班の進捗状況を確認し、吟味し、未確定なことや不安な点を洗い出しました。まだ終わりは見えませんが、無理なときはヘルプを出しながら、前進していきましょう!

午前中、総務班の会議と歌の練習をしました。参加者は9名でした。

に投稿 コメントを残す

私が見る、大阪大会の魅力その1 全体会

 全体会の基調発題は、静岡の早川さんと鳥取の池上さんによるものです。発題は早川実践の分析を軸に提起されます。早川さんご自身の分析と、池上さんがそれをさらに発展させた分析をされ、基調発題としての提起になっています。
 早川さんの実践は発達障害を持つAくんのことが中心となっていますが、学校が大きく変わってゆく実践でもあります。しかし、池上さんも指摘しているのですが、校内のヘゲモニーを取って強いリーダーシップによりすすめた実践ではありません。まず職員会議で方針を提案して、・・・・・とは進まず、Aくんとコミュニケーションを成功させるところからスタートします。その結果が、担任を変え、養護教諭や学年主任を含むチームを作りました。さらに、Aくんの存在が学校で認知され受け入れられることにつながり、Aくんと向き合うことで授業担当の教師が、教頭までもが変わってゆきました。Aくんのことを小川さんと担任とでHRに説明し、HRはAくんを受け入れられるようになりました。
 こう見てゆくと、早川さんがAくんとのコミュニケーションを成立させた事実が、全ての始まりで、そこからいろいろなところ、チーム内で、Aくんと教頭、Aくんと授業担当、AくんとHRの生徒達で、コミュニケーションが成り立ち、連鎖していったとも見えます。
 コミュニケーション?
 そんなもの誰でもしているではないか、と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、今の世の中で、まっとうなコミュニケーションがどれほど成立しているでしょうか?
 「生きづらさ」が、いろいろなところでいわれますが、私はその正体が権力関係の蔓延とコミュのケーション不足・不全ではないかと見ています。そして、この基調発題はまさにそこに焦点が当たる提起になると見ていますので、とても魅力的なのです。
 全体会でお二人の提起にもとづき、皆さんと議論できるのを楽しみにしています。

に投稿 コメントを残す

おっちゃんらの「応援会議」

大阪・サトウです。

今日は大阪高生研の親戚部隊・おまかせHR研究会の「七夕例会」。
今年は大阪大会があるということで、例会前後に、「大会のスキマでどんな応援ができるか」のミーティングもします。

▽7月1日(水)スケジュール
夕刻  梅田清風堂集合。今夏高生研大会で販売する本の選定
その後、 天満・北区民センターにて「趣旨間違わない会議」
この場で「プレ企画アイディア会議」「参加者アップ会議」などやります。

会議後、 南森町「万両」にて、肉!
「天満でコスパ一番」と評判の万両。「おまかせ」創業以来続く「肉食系」です。

若手中心の大会業務の「スキマ」で何ができるか。
楽しく(おいしく)考えてきます。

に投稿 コメントを残す

【立ち読み】大阪高生研「早蕨(さわらび)」6月号② 短期連載:わがまち東大阪3

みなさんが空路で来阪されるなら関空か伊丹、希に神戸空港に到着するだろう。ご存じのように、大阪には関空・伊丹(でも、大部分は兵庫県です)の2つの大きな飛行場(空港)がある。が、実はもう1か所、東大阪の南に隣接する八尾にも小さな飛行場があるのをご存じだろうか。うちの首長がここにオスプレイを持ってくると言って、地元住民(この首長は八尾出身です)から総スカンを食ったのは大阪では有名な話。

ところで、戦時中には東大阪の北にも盾津(たてつ)飛行場という陸軍の飛行場があった。“盾津”という地名は、いまの日本の象徴である家系の祖先が西から攻めてきたときに、「河内うみ」で遭難しかけ、盾を海に投げて荒波を鎮めたという故事に由来するらしい。が、“盾津”あたりの歴史はせいぜい戦国時代までしか遡ることはできない。なぜ、そんなに詳しいかというと、筆者が盾津出身だからである。現在勤めているかわち野高校は、統廃合で新しい名前になる前は“盾津高校”と言った。高校前の東南東から西北西に走る道路は、もとは盾津飛行場の滑走路で、東南東のドン詰まり、飛行機の格納庫があったところに現在は盾津中学校(筆者の出身中学)がある。私の中学時代は終戦から23~5年ほどたっていたが、グランドから長さ10センチほどの鉄砲の弾が見つかったりした。この盾津飛行場で操縦の訓練を受けて、特攻に駆り出された若者もいたという。城東商業(全国大会会場、大阪商業大学の前進)のグライダー部が、この飛行場でよく練習をしていたらしい。(つづく。西村康悦)

に投稿 コメントを残す

【魅力満載! 大阪大会ここが見どころ25連発⑧】いま、時代は「ノー天気」

午前だけの一般分科会でHRを扱うのは、北海道の佐藤理河さんの「今日もノー天気!生徒と私のHRづくり」。
「授業のために行事をけずれ」と言われてもやっぱりHRレクはしたい。「成果を早く出せ、失敗はゆるされない」と言われても、生徒が動き出すのをあせらずに待ちたい。

「みんなでもっと楽しいことやりたい!」と子どもたちが叫ぶHRづくり実践です。

に投稿 コメントを残す

【立ち読み】大阪高生研「早蕨(さわらび)」6月号➀ ガチで317人目指しています

大会まであと1ヶ月半となり、現地での大会準備も佳境に入っています。
昨年の9月に第1回の大会実行委員会を開催して、早くも9ヶ月が経ちました。この間大阪では、大会に向けてさまざまな取り組みをしてきました。

まず、大阪の若手が中心となって「若手七本槍」を結成し(後に八犬伝に昇格)、総務班として大会の方針を議論してきました。その中で、これまで大阪のベテラン陣が中心になって考えてきた例会も、「実行委員を増やすための月1学習会」として、若手で企画運営を進めてきました。その学習会の内容についても、「ベテラン教師に学ぶ」、「ホワイトボードミーティング」、「ホームレス支援をする若者から学ぶ」といった内容で実施し、「集団づくり」、「生活指導」といった理論も学びつつ、「生徒に話し合いをさせる手法を学びたい」、「市民について考えたい」といった、新たな学びの要求を掘り起こして学習会を作ってきました。

また、学習会前には情宣班が積極的に宣伝をしました。これまでは、大阪高生研ブログやMLでの発信が中心でしたが、FacebookやSENSEI PORTALなどのSNSも活用し、それぞれの学習会には30名前後の参加者がありました。「サークルに人が来ない」と言われがちですが、内容や発信方法を工夫すれば、多くの方と学びあえる機会を作ることができる、そんな可能性も感じました。

現地の実行委員それぞれが全力で走ってきた9ヶ月でしたが、現地としてはまだまだやりきった感はなく、「317人呼ぶためにもうひとがんばり」が必要な時期です。その一方で、「本当に317人も呼べるのか」という不安も感じています。実際にこれを書いている時点(※5月)での参加申込みは40名程度。目標の317人まではあと270人ほど開きがあります。

もちろん、単に目標人数を超えればよいというわけではなく、学びの中身が問われているわけですが、現在企画をしている大会前日のプレ企画の内容を見ても、6年前の大阪大会に劣らない企画を考えたという自負があります。また、今年は大交流会も復活し、大阪ならではのおもてなしをするとともに、文化班主導の合唱も行います。

大阪の若手が中心となって作っている今年の大阪大会。317人という数字はそんな若手たちの夢物語ではなく、本気で317人を呼べる内容だからです。ぜひこの夏は大阪に来て頂いて、串カツ片手に大いに学び、大いに楽しみましょう。
(事務局長・三木)

に投稿 コメントを残す

国会で「18歳を市民に」

渡仏中の研究者・Oさんから、海を越えて日本の国会情報が送られてきました。

「杉浦真理先生が「18歳を市民に」という言葉もふくめて、発言されました。

http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

「政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会」をクリックして、6月10日、発言者名をいれると動画でみられます」

この間、近畿ブロックゼミや授業工房の企画で杉浦さんたちと取り組んできたことを、しっかり参議院で議員さん相手に述べていただいてます。

8月7日の全国大会前日プレ企画では、杉浦さんやこの間、模擬選挙を推進してこられた方々と一緒に、「18歳選挙権」についても考えます。

<以下、ご案内>

「18歳選挙権をどう授業化する」

降ってわいた感もある18歳選挙権。早ければ2016年夏の参議院選挙で、高3生が一票を投じる可能性も。彼らが豊かな政治的リテラシーを身につけ、投票を通じて社会づくりに参画していく授業、取り組みは? 「だれでもできる模擬投票」の実践報告や国の施策解説など、連続で取り組んできた「授業工房」や「法律家と教師による勉強会」企画の特別版をこの日に実現。「18歳を市民に」をかかげる高生研にとっても大きなテーマを議論します。

プレ企画の参加申し込みも、大会申し込みフォームから。

に投稿 コメントを残す

【魅力満載! 大阪大会ここが見どころ25連発④】8月7日プレ企画1

プレ企画の1つは、「18歳選挙権をどう授業化する」。降ってわいた感もある18歳選挙権。早ければ2016年夏の参議院選挙で、高3生が一票を投じる可能性も。彼らが豊かな政治的リテラシーを身につけ、投票を通じて社会づくりに参画していく授業、取り組みは? 「だれでもできる模擬投票」の実践報告や国の施策解説など、連続で取り組んできた「授業工房」や「法律家と教師による勉強会」企画の特別版をこの日に実現。「18歳を市民に」をかかげる高生研にとっても大きなテーマを議論します。

に投稿 コメントを残す

【魅力満載! 大阪大会ここが見どころ25連発➀】基調発題は早川さんと池上さん

高生研の全体会は、現代的課題に会員が自分の実践をもとに提起し、参加者全体で議論し、共有しあう企画。

今年、8月8日午後の基調発題では、早川さん、池上さんが共同提案!
ここ数年、生徒会指導担当や授業担当など、教員それぞれが自分の立場でどう「学校づくり」に関わっていけるかを実践的に追求してきた基調発題。今年は支援コーディネーターの立場から、特別支援からはじめて「新たな学校づくり」の展望を見出してきた早川さんの実践をもとに、大会参加者全員で議論します。

「18才を市民にする」と高生研は掲げている。でも、18才を市民にする学校とは、どのような学校なのか?

発達障害を抱える生徒が排除されず、他の生徒たちともども居心地のよい学校をつくることは、生徒の困っていることを注視することから始まったといいます。
コメントは、注目の岡野八代さんです。

に投稿 コメントを残す

高生研大阪大会、大阪府教委後援がつきました

全国大会の広報を担当していますアンドウです。

みなさま、お気づきでしょうか?

「串カツ写真」の下、オレンジ色の文字が変わっているのを。

そうです、リーフレットが更新されています。

以前にUPされたのが5月15日。

それから約半月後に大阪府教委の後援がつきました。

夏期の自主研修として参加されるの打って付けです。

そろそろ、夏休みの期間の予定が組まれる頃でしょう。

 

応援ブログも大会に向けて残すところ2ヶ月あまりとなっています。

毎日更新の勢いで、大会PRと全国の声を届けていきます。

ですから、大会申込がまだの方はまずは「申込フォーム」から。

ピコピコっと申込が出来ます。

それからそれから、今年の大会の頃にインターハイが関西で開催されます。

宿泊予約についても、お早めに予約されることをお勧めします。

 

に投稿 コメントを残す

細腕旅行紀シーズン2(イギリス編)その③

こんにちは。沖縄高生研の照屋です。GWもなんだかあっという間に終わった気がします。
沖縄は梅雨入りしましたが、雨は降らずに蒸し暑い日々が続いてます。夕方になると多少は涼しくなりますが、日中の最高気温は29~30℃台です。来週から中間テストも始まるので、この
原稿を書き終えたらテスト問題&解答も作成しないといけません。やる事たくさんあるなぁ。

さて、イギリス訪問の話の続き。ホストマザーに案内されて家の中に入る時、僕はてっきり
「靴をはいたまま」上がると思ってました。でも、彼女は玄関で「靴を脱いでね」と言い、靴を脱ぎました。僕も靴を脱ぎ、大きなスーツケース(二週間滞在用)を二階の部屋まで運びました。「欧米(古い言い方かな?)では靴をはいたまま家に入る」のが常識だと思っていましたが、家庭によって異なるのだと実感。簡単に荷ほどきをしていると、「夕食食べなさい」とマザーが声をかけてくれました。そこで彼女はきさくに色々な事を話してくれました。彼女はマヌエラ・ヤングさん。60歳半ばですが、魅力とバイタリティ溢れる女性です。元弁護士で、バツ1ですが元夫と娘たちには頻繁に会っているそうです。弁護士引退後も様々な活動に関わっているとの事。ipadを最近購入し、情報を集めたりメールで多くの人たちとやり取り・執筆活動も活発に行っています。なんと、4カ国語を話します(英語・フランス語・ドイツ語・ポルトガル語)。元々ポルトガル出身ですが、弁護士になってからイギリスに移住したそうで、ほぼ一年中、ホストマザーとして海外からの滞在者を受け入れているとの事でした。
日本にはまだ行った事がないらしく、僕の名前「あつし」、「沖縄」という言葉の響き(発音)がとても新鮮だったらしく、しきりに「アットゥシ…・オッキナゥア…」と繰り返してました。夕食後、沖縄からのお土産(紅型の敷物・シーサーのミニ置物)を渡すと、かなり喜んでくれました。そのうち疲れた僕は彼女におやすみを言い、ベッドでぐっすり寝ました。翌朝、土曜日。近くにすてきな公園があるからと、朝食の後で彼女が運転する車で僕を連れていってくれました。車はマニュアル車で日本製。出発してかなり驚いたのですが、マヌエラさんが僕を迎えに来てくれた夜の運転とは違い、日中は細い道をかなりのスピードで運転します。車と車がなんとかギリギリすれ違うくらいの幅しかない道路を(しかも中央分離帯もない)、60kmくらいでビュンビュン行きます。対向車もスピードを落とさないので、すれ違う度にドキドキしました。もしも、ちょっとしたハンドル操作ミスで正面衝突したら、絶対にお互いの車が大破してしまうような感じです。だから運転中のマヌエラさんには極力話しかけないようにしましたが、逆に彼女の方が親切にも「あの建物は実はね…..この地域は、昔はね…..このバーとても雰囲気いいのよ…..」などと色んな事を「僕の方を見ながら」運転しながら説明してくれました。僕はその都度(そんなに丁寧に、しかもこっちを見て運転しないでくれ〜!運転中はしっかり前を見てくれ〜!)と内心で必死に祈ってました。なので彼女が僕に見せたい目的地に着くと本当にほっとしました。
イギリスで過ごした最初の週末、彼女は色んな場所に僕を連れていってくれましたが、運転中はずっと緊張してました。
不思議なもので、滞在して一週間ほど経つと彼女の運転に慣れてしまいましたが。
さて、月曜日から現地の学校へ生徒と僕ら引率教員がお世話になります。生徒たちはネイティブの教員から英語で授業を受けて、僕らはそれをそばで見守る形式だとの事でした。
マヌエラさんの家から学校までは4kmほどで、一人の生徒がその近くにお世話になっていたので、朝は一緒に歩いていくことになりました。日曜日にマヌエラさんに学校まで連れていってもらい、場所を確認しました。方向音痴のぼくでも迷わずにいけそうな道順でした。
月曜日の朝。トーストとティーの朝食を摂り、マヌエラさんからランチを渡されました。
サンドイッチ・クッキー・リンゴ・スナック、そしてミネラルウォーターでした。
7:30頃、一緒に通う生徒が玄関までやってきました。
いよいよ学校へ!さて、初日の学校での生徒たちの様子は? 
次回乞うご期待。

(最初に連れていってくれた公園にて。中央に映っているのは僕)
(最初に連れていってくれた公園にて。中央に映っているのは僕)
に投稿 コメントを残す

若者教師の学びと大阪大会

大阪大会は、若者教師たちが学びを軸に大会を作り上げるスタイルで進んでいます。学校の仕事が若者教師に重くのしかかっているなか、大会の準備に集っているのです。だから、楽しみや面白さを見出さないことにはやっていられないと、したたかに、軽やかに。
会計・受付、学習、速報、情宣、文化、おもてなし、大交流会、保育
それぞれの係を担当できる人が集まっていることがすごいです。
寸劇やカレーパン、楽しみにしていまあ~す。        望月

に投稿 コメントを残す

「細腕旅行紀シーズン2(イギリス編)」その②

 こんにちは。沖縄高生研の照屋です。新年度が始まり、発足職員会議・入学式・授業開き・土曜講座と最初の一週間がやっと終わりました。僕ら教員はパタパタしてましたが、それ以上に生徒たちもしんどかったと思います。特に1年生は情報過多でオーバーフロー気味に見えました。そして僕はこの学校で初めてその1年生を担当する事になりました。かなり久しぶりの40人一斉授業で、2クラス教えます。これまで勤務してきた学校では、ほとんどの英語の授業(僕は英語の教員です)では習熟度で生徒が分かれていて、1クラスで20~30人程度でした。英語科の先生方から色々なアドバイスをもらいながら、目をキラキラさせながら説明を熱心に聞いてくれる彼らに試行錯誤で授業を行っている最中です。

 さて、前回の続き。ロンドンのヒースロー空港から生徒たちと僕ら引率教員2人(合計20名)、そして現地のガイドさん(日本人女性)はバスに乗り、アシュフォード州へ。最初こそ、生徒たちは見慣れぬ車外の風景を見ながらワイワイしてましたが、一時間も経つと殆どの生徒は眠ってしまいました。長いフライトの後だったので、僕もウトウト。ガイドの方の「みなさ〜ん、起きて下さい。そろそろ着きますよ。」の声で目が覚めましたが、それが夜の7時頃だったと思います。事前に送られてきたプロフィールによると、僕がお世話になるホストマザーは仕事を退職されて一人暮らし、ノンスモーカーでペットは飼っていないとの事でした。二週間もの間、外国で、しかも他人の家で生活するのは初めてだったので、生徒たちもそうですが、僕もかなりドキドキしてきました。そうこうしているうちに、バスはホストファミリーが待つ大型スーパー施設内の駐車場へ停車(ファミリーたちはみんな車で迎えに来ていたので)!バスの窓から眺めると、一家総出で迎えに来たらしいファミリーもいました。みんな僕らに手を降ってました。生徒たちは「うわーっ!すご〜い!たくさんいる!誰が(私の)ファミリーかな(もちろん、生徒たちはファミリーの顔をまだ知りません)? 」と興奮気味。僕らがバスの中で待機してる間に、ガイドの方が先に降りて現地のコーディネーターの方と打ち合わせをしていました。間違ったファミリーに引き渡すと大変なので、かなり念入りに名簿をチェックしてました。
 チェック終了後、いよいよ生徒たちがファミリーと対面します。一人一人名前が読み上げられ、バスの外での出迎えです。ファミリーに紹介されると、恥ずかしそうにモジモジしている生徒たちをファミリーたちが次々とハグし、彼女たちの荷物を運びながら車まで連れていってくれます。生徒たちがファミリーに出迎えられる度に、バスの中では歓声があがってました。生徒たちが全員ファミリーに出迎えられた後、いよいよ僕ら教員がファミリーと会います。
 にこやかに僕を出迎えてくれたのは、愛嬌のある笑顔としっかりとした眼差しを持つ素敵なladyでした。挨拶をして(緊張していたので、僕の挨拶はぎこちなかったと思います)荷物を車に運び、お世話になる家へ向かって出発しました。車内での最初の会話は、多分ロンドン近郊の大雨と洪水のことだったと思います(僕らが到着する前、記録的な大雨が降り、洪水が起こった地域もあったので)。

 10分ほどして彼女の家に着きました。

(マザーが用意してくれた最初の朝食)
(マザーが用意してくれた最初の朝食)

さて、彼女に案内されて家の中に入ろうとすると、僕が持っていた「アメリカやヨーロッパでの常識」について予想とは違っていた事が一つありました。
それは………..(その「違い」については次回)

に投稿 コメントを残す

『18歳を市民に 高校生活指導』200号をお楽しみに!

                                静岡・絹村俊明

 高生研の機関誌、『18歳を市民に 高校生活指導』の編集を担当している絹村です。私が編集長になって2号目、通算200号の『高校生活が、第54回高生研大阪大会直前の7月末に発行予定です。現在、依頼した原稿が続々と集まりつつある段階です。
 200号記念ということで竹内常一さんが特集論文を飾ります。竹内さんは、1962年、高生研結成準備会の事務局長となり、手書きのガリ版印刷で『後期中等教育をすべてのものに』(高生研通信)を発行し、翌年の高生研結成を導きました。この『後期中等教育をすべてのものに』が出発点となり、半世紀以上の時を重ねて現在の『18歳を市民に 高校生活指導』200号に至っているわけです。竹内さんは、高校生活指導運動の生みの親であり、「生き証人」でもありますから、「ここは、あなたしかいない!」と逡巡される竹内さんを説得し、200号記念論文の執筆を引き受けて頂きました。ただ、常に自身の生活指導論を更新している竹内さんのことですから、過去を振り返ってどうのこうのというより、今現在、そしてこれからの生活指導実践と生活指導運動のあり様について語っていただけるのではないか、と期待しています。高校生活指導誌では久々の登場の竹内論文を是非、お楽しみに。
 特集実践も200号記念にふさわしいものです。第1特集のテーマは「生徒の声を聞き取ることから」。生活指導とは、「生徒の声を聞き取ること」から生徒の生活現実をつかみ取り、その生活現実を変えていくことを促すことで生徒の成長を図る営みです。そうした生活指導の原点を実践の中から探ろうという試みです。
 第2特集は、「ジェンダー視点から見た高校教育」。私たちの「18歳を市民に」という課題をジェンダーの視点から見たとき、高校教育実践や授業教材、学校組織やそれをとりまく教師や職員、保護者などにどのような課題がうかびあがるのかを検証します。その課題とは、私たちの、社会変革を見通した新たな学校づくりの地平をひらくものとして登場するのかもしれません。乞うご期待です。
 ついでに、来春201号企画の私案もご披露します。ひとつは「18歳選挙権と高校教育」。18歳選挙権が現実味を帯びてきた昨今、今、高校生の「政治教育」はどうなっているのか、またどうあるべきなのかを問いたいと思います。いまひとつは「『なめられる』教師が新たな教育の地平をひらく」。夏の全国大会問題別で田中幸恵さんが提起する「なめられ教師論」にかかわっての特集です。以上は、まだまだ私案の段階です。「いや、こういうテーマのほうがもっとおもしろいよ」という意見がありましたら是非編集グループに寄せてください。それから、全国各地で報告された実践を是非、ご紹介ください。「優れた」実践である必要はありません。等身大の「ちまちま」と生徒と格闘している実践、大歓迎です。

199号は現在発売中!!
199号は現在発売中!!

に投稿 コメントを残す

春のよそおい、全国通信誌面

IMG_0171

通信171号、ご苦労さまでした。

応答が遅くなりすみません。

171号が手元に着いた時、まず表紙のデザインの明るさに感動しました。

桜と女子高生の写真、そして3月に相応しくトップに「担任のアイデア吟選」は

(元編集長、井沼さんの企画ですか?)

会員でない職場の若手に「読んでみて」とコピーしてすすめました。

そして「生徒と出会えたとき」の特集は今、なかなか生徒と「出会えない」教師の仕事に

対して、高生研が発信する意義がある角度のある特集だと思います。

ところで今日私の職場で若手5人とベテラン4人が集まって、「語り場」をやりました。

テーマは「ここはどうする新担任」です。

5人のうち3人が新担任予定。学級通信に何を書く? 席がえの生徒の要求があった時、頭髪指導のトラブルのときなどなど

若手とベテランの違いもみえた、意義ある交流がありました。

この171号を読んで、全国のネットワークを駆使ししている点、対論で基調の再論が出来たこと

など硬軟あって意義ある点は多彩にありますが、世代の更新と世代の違いが浮き彫りにみえて

、実に読んでいて楽しかったです。

本当にご苦労さまでした。

次号も楽しみにしています。

 森 俊二

に投稿 コメントを残す

高生研2015大阪大会応援ブログスタートしました

大阪高生研の三木です。今日から高生研2015年大阪大会の応援ブログがスタートします。それに伴い、大阪高生研の事務局長をしている私が、オープニングの投稿をすることになりました。もうすでに全国フォーラムや全国通信で大阪大会の情報が流れているので、重複する部分があると思いますが、現地の大阪がどのような状況になっているのかをお知らせします。
大阪高生研では元気な50代のベテランと、高生研歴が浅い20代~30代の若手が一緒になって学んでいます。ですが、これまでは若手が主体となって学習会をつくるという機会があまりありませんでした。そんなときに、「2015年の全国大会を大阪で」ということが決まり、事務局長も若手である私に移りました。突然バトンを渡され、「若手で大会を」となり、正直なところ不安を感じたり、元気なベテラン陣相手に事務局長が務まるのかなぁとしばらく思ったりしていました。
ですが、実行委員として活動して4ヶ月が経ち、たくさんのことを考えてきました。
今回の大会のコンセプトである、「串カツのような大会」や「大人の文化祭」という言葉。「若い教師が参加しようと思うような、若手プロデュースの学習会」、高生研のいいところやこんな大会にしたいという想いを話し合った「若手七本槍座談会」など、一つひとつ丁寧に考えて活動しています。まだまだ、至らない点もある若手一同ですが、全国のいろんな方からの応援を励みにがんばっています。また、今回の大会ではFacebookも駆使して大阪での活動や、大会の案内をしていきます。こちらもぜひご覧ください。
さぁ、「マジで317人呼ぶぞ」を合い言葉に、大会まで盛り上げていきますので、ぜひ、今年の夏は高生研大阪大会にお越しください。お待ちしております。