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充実した内容でお待ちしています

あと一週間で高生研全国大会が開催されます。
是非多くの皆さんの参加をお待ちしています。

さて、私が教えている大学の学生の一人が今回の大会のチラシを見て「充実した内容で大変興味深いです」と参加を約束してくれました。
今回の和光を会場とする東京大会の意義は幾つか上げられすます。

一つは沖縄からの高生研初の基調発題です。
今回の基調は、オキナワの人々の声なき声、現状を追認する人、そして闘うことばをもった人たち等々の苦悩が位置づいています。
「自分のことばで語る」とは難しいことです。自分の願いや思いをどのように自覚するのでしょう?
どのように他者とその思いを共有でき、ことばを発する世界をつくることができるでしょう?
大変興味深い教師の実践模様が語られます。大いに討論しましょう。

今ひとつは18歳選挙権です。
18歳選挙権に関わり、生徒会やHR、問題別分科会など多彩な分科会があります。
選挙権行使は政治主体になることです。
自分が主体になっていくことです。
どのように彼らは自分のことばを獲得し、主体になっていくのでしょうか?

そして和光高校の学校文化も感じ取って頂けることと思います。
オープニングに和光の生徒の登場があります。お楽しみにして下さい。

今回の高生研大会はSEALDSの学生も含め、学生の参加も少なくありません。
若い学生も現場教員の声を聴きたいと思っています。
世代を超えた学び合いと交流の場が東京・和光で開かれます。

 森 俊二

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この夏、高生研大会で

 18歳選挙権が実現し、いよいよ学校が真正の政治教育を進める場となりました。高生研の出番です。政治的判断力をつける授業や生徒会活動など、生活指導で培ってきた実践の知を高生研大会の場で、より明確にし、それぞれが実践できたら嬉しいです。
 大会は、10代の学生から60代のベテランまでお互いが対等に議論できる場、教師や市民がいまの課題をのりこえるヒントと元気をもらえる場です。これまで呼びかけた人を一回り広げて、声をかけ集いたいですね。懐かしい顔、新鮮な姿、楽しいゆったりした交流、目の前のことが違って見えてきます。夏に必須、全国規模でしかも自主的な研究会です。注目される和光の学校文化も味わえます。

望月

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あと1週間後、初日は和光大学です。

キャプチャ町田の地図

 

 

 

 

 

 

全国からお越し頂くみなさんは鶴川駅周辺をどの程度ご存じでしょうか?

今年の高生研全国大会は、和光大学で8/6の初日を行います。

8/7・8の2日目・3日目は和光高校に移って、分科会が行われます。

和光大学へは鶴川駅から歩いて行けますが、和光高校へはバスの利用となります。

お間違いのないように。

 

(上の図(リーフレットにもあります)は町田駅と和光大学が近く見えますが’’略図の綾”ですので気をつけて下さい。)

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学年主任 二度目の夏

北国も夏休みを迎えましたが、夏期講習やオープンキャンパスの引率、部活動などで日々多忙の毎日です。 我が校では夏休み前に野外炊飯遠足や球技大会、文化祭などの行事が続きます。授業ではあまり意欲的でない生徒や、特別なニーズを要する生徒たちが行事で輝く瞬間をいくつも見てきました。学びの意欲につながる種を行事の場面で見つけることもできます。 この夏の大会で一般分科会・第6「1年生と目指した公的な空間のあるクラスづくり」を担当することになりました。これまで、クラスのリーダーや生徒会長を軸とした生徒会活動が主流と考えて私自身、クラスづくりなどをしてきましたが、今回のレポーター「竹内てる」さんは、別な視点から、クラスづくりをしています。生徒ひとりひとりが自分のことばで語ること。クラス委員長がクラスを引っ張っていくのではなく、ひとりひとりが自分の役割を考え、発言し、行動していく。そして、自分と異なる意見をどのように受け入れ、話し合っていくのか。現在は、学年主任ですが、あらためてクラスづくりについて皆さんとともに学びあいたいと思います。この夏、東京でお会いしましょう。 青森 吉田DSC_3159 s CIMG9290 s

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The personal is political.

7月10日に参議院選挙が行われ、高校3年生も選挙に参加しました。期待したほど投票率は良くなかったようですが、まぁ、実際に投票に行ったかどうかは別として、現役の高校生に参政権が与えられたことは大きな変化です。
選挙に先立って、高校生の放課後や休みの日の校外での政治活動をどうするかということが大きな話題になりました。みなさんもご存知の通り、文科省は「届け出制」にできるという方針でした。これを受けて各自治体がいろいろな方針を出しました。愛媛県では、県教委が「届け出制」と決めたので県下59校全ての公立高校が「届け出制」になりました。岩手・秋田を初めとする15府県・8政令市は、県教委が「届け出の必要なし」としました。そのほかの28都府県6市は判断を学校に「丸投げ」しました。NHKの報道によると、それらの県の合計19校が「届け出制」にしたということです。
我が青森県も「丸投げ」でしたが、調査が急で職員会議で話し合う間もなく、ほとんど管理職の独断で決めて報告したようでした。その結果、15校が「届け出制」を選択しました。つまり、県の判断で「届け出制」にした愛媛県を除いて、学校の判断で「届け出制」にした全国19校のうち、実に15校が青森県だったのです。
私が勤務する学校も、管理職が他のクラブ活動やボランティア活動と同じように「届け出制」と決め県に報告したようです(新聞報道で知りました!)。ところが、私が規定や届け出用紙を確認したところ、実際には「届け出制」ではなく「許可制」でした。もしや、と思って他校をいくつか確認したところ、やはり確認した全てが「許可制」でした。「政治活動」の範囲も明確にされていませんので、例えば、生徒が休みの日に、候補者の街頭演説を聞きに行くのに、事前に担任から校長までハンコをもらって回る必要あります。これは実質的に、高校が生徒の政治活動を規制していることになります。「届け出制」にすること自体問題があるのに、「許可制」なんてもってのほかです。政治活動をする権利は、憲法で保障された基本的人権の一部です。なぜ、校則で憲法で保障された権利を規制できるのでしょうか。
そして、なによりも驚き呆れたのは、管理職を初めとするほとんどの教師が、このような「高校生の権利」ということに全く無頓着なことです。「生徒の意見を聞いてみよう」という意見ももちろんありませんでした。私の勤務する高校は、図書委員の仕事が女子の仕事だったり、部活動が全員入部制だったりと首を傾げることしきりだったので、さもありなんという印象です。
1960年代から70年代にかけての欧米の学生運動や女性解放運動のスローガンに「The personal is political.」というのがあることを最近知りました。「個人的なことは政治的なこと」という意味です。政治活動「届け出制」問題でも明らかなように、学校の中の学びが、現実の生活や政治から切り離されて、学校の空間の中で自己完結してしまっています。
今年の全国大会の基調発題は、沖縄の伊藤先生が「封じ込められたことばを解き放つ~小さな私が大きな世界と語るために~」と題して沖縄の現状を踏まえながら実践を報告してくれます。生徒たちの個人的な学びを、生活を豊かにし未来を切り開くための政治と、どのように結びつけていくか。また、生徒たちが「世界を変える」体験をどのように作り上げていくか、討論の中で深めていきたいと考えています。  酒田 孝

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高校生活指導202号ができました!

                     編集長・絹村俊明
 全国大会に先立って、8月上旬、高校生活指導202号が皆さんのお手元にお届けできることになりました。
 今号の第1特集は、「性の多様性と学校教育」。2015年4月、文科省から教育委員会等に「性同一性障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等について」という通知が出され、本年4月には、その手引書のようなもの(「周知資料」)も公表されました。また、電通の最新調査によれば、8%がLGBTなどの性的マイノリティーであるという結果が出ています。
 男女2分法、スクールジェンダーに縛られている現在の学校は、多様な性を生きる生徒たちにとって大変生きづらいものとなっています。発達障害の生徒と同様、性の多様性を学ぶことは、どんな生徒にとっても生きやすい学校や社会つくるために不可欠なもののはずです。本特集は、性の多様性を学ぶことがどういう教育的な意味を持つのかを探り、性の多様性にかかわる教育実践の方向性を指し示すものとなっています。
 性の多様性にかかわる実践を集めることは困難を極めました。今の教育現場の実態を物語っていると思われます。そういう意味でも掲載された実践は、最前線で「苦闘」されている大変貴重なものであると思います。当事者からの、これまた大変貴重な報告・論文を掲載することができ、特集に厚みができました。今回、編集にご協力いただいた、渡辺さん(埼玉大)、松尾さん(静岡大)の論文も大変読みごたえがあります。
 第2特集は、「教育における政治的中立性とは」を提起するものです。これは、201号に続く第2弾です。先の参議院選ではじめて18歳選挙権が実現されました。今、私たちは、「政治教育」をどうのようにとらえ、そして実践していくのかが問われています。とりわけ各地で「紛争化」する気配もある「教育における政治的中立性」にかかわる問題について、実践を通して検証する企画となりました。実践は、模擬授業の首藤さん、生徒会実践の酒田さんというお馴染みのべテラン実践者に加え、今年の全国大会の一般分科会で報告する和光高校の橋本さんの授業実践が掲載されています。これらの実践を、三重の岡村さんが「教育における政治的中立性とは」を切り口にして分析しています。この岡村分析論文は、あいまいな「教育における政治的中立性」という問題を、「あいまいさ」を「引き受ける」ということも含みつつ、かなりクリアに整理した論文として際立ったものだと思われます。是非、岡村さんの提起に学びながら、教員への「思想弾圧」的状況に対抗していければと思います。
 最後になりましたが、この時期の高校生活指導といえば、当年度の全国大会の基調発題が、全国大会より一足早く読める号だということを忘れてはいけません。今年は、沖縄の伊藤香織さんの「封じ込められたことばを解き放つー小さな私が大きな世界と語るためにー」。沖縄の思いがぐんぐん伝わってくると同時に、そういう思いを表出する「ことば」を教育実践の中でどう紡いでいくかを学び合う基調発題になっています。機関誌の紙数の関係で、本番(大会紀要)よりも若干ダイジェスト的にはなっていますが、事前にお読みになって全国大会にご参加されると、討論に参加しやすいかと思います。
お楽しみに!

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みんなで交流しましょう♪

大交流会(8月6日夜20時から)は、地産地消を大切にしている、ワインダイニング「ルナ」で、ワイワイガヤガヤ楽しみましょう♪

初日、全大会が17時終わりましたら、いざ交流会へ!今年は3つ予定されています。

①基調発題を深める

②教育について語り合う:社会的な活動に関わる若者と(仮題)

③入門講座:班づくり~生徒同士の関わりを生む仕組みとして~

これらは約90分ですので、17時30分からおよそ19時まで。

今日も一日、よく考え・よく学んだ・頑張った!

町田に移動して、3つの交流会が合流しての大交流会。

全国から集まる先生方と、気楽に・ガヤガヤ・楽しみましょう♪

場所は、町田駅近くのワインダイニング『ルナ』。

http://www.manten-dining.com/luna/index.html

HPをご覧いただけるとわかりますが・・

せっかくなら町田を少しでも堪能していただきたいと、(町田の)地産地消を大切にするイタリアンを予約しました。

ピザも生パスタも手作りにこだわっているお店です。お店の内装も、天井からウッドベースがぶら下がってたりと、

怪しく面白い(特にトイレは、どう入ったら良いのか確実に悩まされます)。町田の私の好きな店大賞にも、系列店が選ばれたりしています。

美味しく食べて・飲んで、楽しめる会になればいいですね。

是非ぜひ、みなさんご参加下さい! (相良武紀)

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問題別分科会2PR「実践分析をより確かなものもとするために」

久田晴生

私には、多くのテレビ番組を予約録画して夜中こっそり一人で鑑賞するという、暗い趣味があります。その中で今一番興味を持っている番組が『総合診療医・ドクターG』です。総合診療医が実際に出会った症例を、NHKが再現ドラマ化し、3名の研修医がそれを見て病名を突き止めるという科学教養番組です。医師が患者や家族から聞き出したこと、患者のちょっとした症状、バイタルデータといったものをもとにして病気の真の原因にたどり着くさまは、まるで推理ドラマを見ているようです。
 いきなり何故こんなことを書いたかというと、この番組を見るたびに、高生研大会での実践分析に共通するものを感じるからです。
 研修医たちは、再現ドラマの中で出てくる症例を説明しようと、かれの持つ膨大な知識から病名を選び取っていきます。それに対して総合診療医は、「このような高熱が出るのはなぜ?」「その前兆はなかったか」「手足の脱力が意味しているものは何?」等々、研修医がその病名を上げるに至った根拠とその是非を問うていきます。そして、症例を矛盾なく説明できた時、答にたどり着き、最後にその患者へのケアを考えます。

 私たちが教育実践を分析するときも同様です。「なぜA君は担任の指示を無視したのか」「彼がそのような行動を取るようになるまでに何があったのか」「彼が急に怒り出したのは何を意味しているのか」…
 かれら研修医と同様に、私たちも教育の場で日々問が突きつけられているのです。
 今大会の問題別分科会「実践分析…」を設定したのは、私たちが「分析」の根拠にしているものを、あらためて考えてみたいと思ったからです。
 医師たちは、膨大な科学的知見を根拠に症例を分析していきます。「教育では、医学のように原因と結果が直結するとは限らない」という反論があろうかと思いますが、それでもなお「分析の根拠となるものがあるはずだ。単なる経験から分析しているのではないはず。」と、私は考えるのです。

 これまでこのブログで高生研の意義について述べてきました。それをざっとまとめると、1つは自助グループとしての意義、2つは実践を出し合い聞き合うことであらたな実践へつなげていくという意義です。しかしここまでなら、他の民間教育団体、多くの民主的な運動を進めている団体にも当てはまることです。
 そしてもう1つの意義、それこそが高生研を高生研たらしめているものと思っています。それが、私たちが分析の根拠にしているものにあると、私は考えているのです。
 問題別分科会で議論しましょう。

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くまモンが来る!

大阪・サトウです。
いよいよ大会が近づいてきましたね。

さて、前回もお知らせした、勤務校の生徒が言い出しっぺで行う「熊本応援プロジェクト」。
大会前日の8月5日(金)に大阪で行います。

全容が固まってきましたので、お知らせさせてください。

大阪の高校生たちがたまたま行かせていただいた熊本。
その2週間後に地震が襲いました。

あのときに仲良くなった菊池高校生を今度は大阪にお招きし、実情を大阪の人たちに伝え、寄付を募って熊本に送る。
地元の区役所や商店街が後援してくれることになり、熊本高生研Yさん(商業科教員)につないでもらって映画会や物販も行います。

くまモンの来阪も決定しました。

高校生たち、クラスではあまり人に話しかけるのも苦手なメンバーたちですが、集まってわいのわいの。今日は区役所、今日は商店街、今日は熊本県大阪事務所、と、あちこちにコンタクトを取り、訪問するようになりました。

ネックは、500人ほど入る会場にどれだけ人を呼べるかということ。
ポスター貼ったりいろんなつながりたどったり、と、彼らなりに必死に宣伝しています。

どうぞ東京大会への途中下車で、お時間あれば高校生交流もみに来てやってくださいね。

<以下、彼女らがつくった「企画書」です>

タイトル:YELL〜おおさかからくまもとへ~

大阪府立旭高校生有志「熊本応援プロジェクト」
共催 旭区青少年育成推進会議
後援 千林商店街振興組合
協力 大阪府立旭高校生徒会
    熊本県立菊池高校「菊池川流域プロジェクト」実行委員会

問い合わせ先:旭区役所市民協働課(TEL06-6957-9734)

・趣旨
 映画上映、物産展、募金活動を通じて熊本にエールを届ける。

・活動経緯
 この企画に参加している一部の旭高校有志メンバーは以前より旭LINE同盟として大人を対象にLINEについての説明会を行っており、その企画で3月末に熊本に行く機会があり、そこで熊本県立菊池高校とのつながりができました。その約二週間後の4月14日に熊本震災が発生したときに菊池高校と連絡を取り合い、被災地の状況を知りました。そこで私たちにしかできない大阪から熊本への支援はないかと考えた結果、今回の企画を立案しました。

・活動目的
 今回の物産展での収益並びに募金の一部はプロジェクトの資金として使い、残りの全額を熊本に送ることで、少しでも熊本の復興の助力になればと思っています。

・日程
8月5日(金)

・場所
旭区民センター大ホール
千林商店会/千林ふれあい館
   ※事前申し込み不要、入場料無料

・準備物
プロジェクター、マイク、映画のDVD、募金箱、
熊本の特産物、ポスター、チラシ など

・企画内容
Ⅰ熊本物産展&募金
千林商店街内の千林ふれあい館で、熊本の特産物の販売と募金活動を行います。
10:00〜15:00

Ⅱ映画&トークショー
1,全編震災前の熊本県内で熊本出身の監督・俳優たちで撮影された映画「うつくしいひと」(行定勲監督・橋本愛・姜尚中・高良健吾 ほか出演)を2度上映します。
2,菊池高校・旭高校両校によるトークショーや、菊池高校の生徒が被災地へ行き、取材してきてくれたときの写真・映像を見ながら被災地の現状について伝えてもらいます。
3,震災前と震災後の熊本の写真を見比べ、熊本震災がどれほど大きな被害をもたらしたのかについて知ってもらうスライドショーを流します。(仮)
15:00〜      開場
15:30〜16:10    映画①
16:30〜18:00    熊本と大阪の高校生によるトークショーなど
18:30〜19:10    映画②
    ※映画の内容は①②とも同じ

・備考
熊本の特産品物販については菊池市の「七城メロンドーム」ほかと交渉中。
内容Ⅱ2の映像制作中。内容Ⅱ3は仮決定なので変更する可能性あり
当日のボランティア募集(旭高校生徒会が募集協力)
上映会の受付に募金箱設置予定
8月2日の千林商店街まつりでも、宣伝、募金活動を行う。

さてさて、どうなることやら。

この日のもようは、ぜひ、東京できいてくださいね。

(サトウ@おおさか)

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夏休みこそが忙しくなる?!

高生研全国大会応援ブログの担当をしていますと原稿のやりとりを通じて相手の忙しさが想像できたりします。
主にEメールで行っていますが、
数年前に比べてメール環境は大きく変わっています。
関係ない販促のメール、迷惑メールの多さからメーラー(メールを見るソフト)を立ち上げることすら煩わしく感じたりとか、FacebookやTwitterでしかやりとりしないとか、そういう方が増えているように思います。
そもそもこのような応援ブログを
どれほどの方がご覧になられているのかも心許ない状態です。

大会もあと2週間ほどに迫ってきています。
そんな昨今の状況に躓いている暇はありません。

夏休みに入りました。
今年度転勤したのですがクラブ活動が盛んな学校に変わりました。
総合学科で、物理的に部活の時間が長いのです。
必然的に生徒への教育的場面は、部活動が無視できなくなります。いくら教員にとって「部活はボランティア」といわれていても生活指導を意識する教員ならば手が抜けなくなると思います。

何が言いたいかというと
夏休みが部活で忙しいのです。
来週は合宿。8月に入ってからは地域の神社に壁画の制作始まります。
まだ、私は美術教員で美術部の顧問なのでいいものの、専門外の分野の顧問に就いてみえる先生は悲鳴を上げるのだと思います。

学校現場とは不思議なもので
時間を区切って無理して多くの内容を盛り込んいるように思います。
夏休みはその区切れがないので、すべて部活の顧問が区切るしかない。それなりに力もいるでしょうし労力もかかります。

おそらく同感してくれる方が全国に大勢いると思います。

こうなったら
自分自身の生活に区切り目を作って
リフレッシュするしかありません。

忙しいからこそ、
夏の高生研全国大会にぜひお越し下さい。
かくいう私もレポーターです!!

アンドウセイヤ

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問題別分科会3PR 「『 みんなの学校』から学ぶこと 」であるべき学校を社会を語り合いましょう!

絹村俊明
  大阪市立大空小学校は、「自分がされていやなこと、言われていやなことは、人にしない、言わない」というたった一つのきまりと、「すべての子どもの学習権を保障する」という教育理念のもと、障害のある子もない子もすべての子どもが、いっしょに同じ教室で学び合い、育ち合う「みんなの学校」です。教職員だけでなく保護者や地域の人たちも「サポーター」として教育活動に参加しています。この大空小学校の実践は、ドキュメンタリーとして2013年にテレビ放映され数々の賞を受賞し、2015年2月から映画が全国で公開されています。、
 この分科会では、実際のドキュメンタリー映像を視聴した後、3人の問題提起者が、①インクルーシブ教育への希望、②ケアにかかわる権利、③「みんなの学校」と育ち合うおとな、という3つの角度から「みんなの学校」の意味することに迫ります。そして、それを受けた参加者の討論で提起内容を深めていきます。
 「みんなの学校」が指し示す「あるべき学校」「あるべき社会」の姿について、参加者みんなで語り合いたい、それがこの分科会の主眼です。是非多くの方々のご参加をお待ちしています。

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問題別分科会5PR「ホンマにできるの? 今までもやってる!? 主権者教育~生徒が主権者に育つ授業・生活指導の道筋を探る~」

 参議院選挙が終わりました。注目された18歳選挙権ですが、選挙デビューの若者は18歳が51・17%、19歳が39・66%で、18歳と19歳を合わせた投票率は45・45%だったと言います(総務省調査速報値・読売新聞)。この間、多くの学校で旺盛に主権者教育がとりくまれました。元より選挙にまつわる教育が主権者教育のすべてではありませんが、今回の参議院選挙が主権者教育の絶好の機会であったことは間違いありません。全体の投票率が54%程度だったので、微妙な数字というところでしょう・・・。
 さて、問題別分科会の「5.ホンマにできるの? 今までもやってる!? 主権者教育~生徒が主権者に育つ授業・生活指導の道筋を探る~」は、各学校でとりくまれた主権者教育の事例をもとに、主権者教育の意義と課題を考えます。懸念されるのは、「18歳選挙権バブル」が終わるだろうということ。潮が引いたように生徒も教師も関心がうすれていく一方で、日本社会がかかえる矛盾は深化していくのではない
か・・・。そのギャップが怖いところです。一時的なブームで終わらせることなく、18歳の若者が市民・主権者として育っていくためにはどんなとりくみが必要なのか、みなさん、ご一緒に考えましょう。ゲストは、総務省・文科省「副教材」の執筆協力者で若者の政治参加の活動をすすめてきた原田謙介さん(NPO法人YouthCreate代表理事)。報告者には同じく副教材執筆協力者で公民科教育のエキスパート杉浦真理さん
(立命館宇治高校)。他に大阪の実践も紹介して、主権者教育を考えます。
ぜひご参加ください。

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閉塞した高校教育に風穴をあける >問題別分科会1PR 「18歳選挙権から学力の市民化を問う~「学力幻想」を超えて~」

 私たちは、学力をつけることが、自動的に、市民を育て、生徒のためになると思い込んでいたのではないだろうか?教師は、真理のエージェント(代理人)であって、真理をわかりやすく伝えることができれば、生徒は、自然と、市民に育ってくれるという幻想にとらわれてこなかったか?そしてそのような考え方は、過度の受験競争への暗黙の肯定、消極的容認を生み出し、市民を育てる意識的な教育を衰退させてはこなかったか?
 提起者の小玉重夫氏(東京大学)は、18歳選挙権をめぐってマスコミでもしばしばコメントが求められている論者である。氏の提起をもとに、そのような幻想に私たちがとらわれてしまったのはなぜか?そのような幻想が生み出された、歴史的背景を確認していきたい。
 また18歳選挙権時代にふさわしい学力のあり方として、小玉氏は、学力の市民化を提唱する。学力の市民化とは、たとえば、教師が真理のエージェントではなくパブリックな市民社会のコーディネーター(媒介者)となることであり、また、生徒が、民主主義の実践に絶えずさらされることであり、また学力を個人の資質と考えるのではなく関係性を含んだ概念として考えることであり、そのようなものとして学力を数値化し可視化することであり、教室や学校を論争的な対話空間に組み替えていくことであるという。
 これらの提起を受けて、授業や自治活動、高校教育の在り方について考え、閉塞した高校教育に風穴をあける道筋についてリアルに考えていきたい。(藤本幹人)

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最後の最後までクオリティを上げよう

 沖縄高生研の照屋です。慌ただしかった1学期もようやく終わり、今週から学校は夏休みに入ります。ただし、同時に夏季講座も始まります。午前中の4コマだけですが、前期二週間、二週間の休みをはさんで後期二週間という日程です。実質的に完全な休みは二週間程度なので、生徒たちはもちろんですが、僕ら教員も「夏休み」というよりは、「夏季講座の間に休みがある」という感じです。1学期終業式の後、早速三者面談も始まります。早朝の講座をこなした後、16時過ぎまで三者面談が続くので、担任は大変です。
 さて、6月19(日)・20(月)でのうちのクラスの劇の話。うちの生徒たちはK(台本・舞台監督・演技指導ほぼ全ての面で関わっていた)を中心に劇を完成させようと奮闘していました。しかし、前日の音響業者との打ち合わせやリハーサルではあまりうまくいかず、また衣装も完成していませんでした。文化際前日、下校時間ギリギリまで話し合いをしたり衣装や各道具を作っていましたが、完成出来ずに不安を残したままみんな帰宅しました。当日の朝6:30、衣装作成メンバーと役者が5名登校し、家庭科被服室でミシンを使いながら衣装を作り始めました。うちのクラスの初日の出番が最初(オープニングで10:30開演)だったので、朝から衣装を作る必要があったからです。和やかな雰囲気の中、1時間ほどでようやく全ての衣装が完成しました。準備は整いました。あとは本番を全力で演じるだけです。さて、8:50の開会式は体育館ですが…..衣装作成のTが、「先生、Kがまだ来てない!」、僕「えぇ!?」彼女が来ないと、かなり困る事になります。急な発熱か、
 それとも力尽きたのか,,,,,,,もし休んだらどうしようか,,,,考えていたら、開会式開始直前で、ダッシュで体育館に入ってきました。よかった。さて、いよいよ本番。体育館には三分の二ほどの観客が入ってました。みんなで円陣を組んで気合い!の後、幕が上がりました。いくつかの場面で、役者のセリフ抜けや音響のタイミングがずれる等のトラブルはありましたが、完成度は高かったと思います。一回目の終了後、中心メンバーが集まって本番での映像を確認し、うまくいった所や改善すべき所を話し合いました。生徒たちはそれぞれ文化祭を楽しみながらも、各班で衣装作り。照明・音響の再打ち合わせ・脚本の手直し等、翌日の公演に向けて作業を始めました。結局、その日も下校時間ギリギリまで作業や話し合いが続いていました。二日目の公演。一日目に比べてミスもほとんどなく、クォリティも高まった劇になりました。みんなをまとめ、時には嫌われ役になったKにもようやく笑顔が見られ、友達と文化祭を楽しんでいました。生徒たちはもちろん、僕自身にとっても、色んな事を学べた文化祭でした。それでは来月、全国大会で会いましょう。

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高生研2016全国大会 申込、お急ぎ下さい!

現在の各県の申込状況は

都道府県別 申込数
北海道 1
青森県 1
秋田県 1
茨城県 3
埼玉県 3
神奈川県 1
千葉県 2
東京都 3
静岡県 5
愛知県 4
三重県 2
滋賀県 1
京都府 1
大阪府 4
島根県 1
熊本県 1
沖縄県 3

実行委員会で仮押さえしてあるホテルは、残りわずかとなりました。
15日現在の予約状況は、
6日が27人で残りあと3 
7日が23で残りあと7 
となっています。
また、20日が予約の締め切りとなります。
ホテル予約が必要な方は、早めにお申し込み下さい。

大会実行委員長 内田 理(埼玉)

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学校に居場所がないと訴える生徒たちにどのように向き合い、実践を紡いでいくか 一般分科会7HRに「居場所がない生徒たちにどうかかわるか」PR

 新任の太田さんが初めて担任となった2年A組。
 1年生の時には「厳しくしつけてきた」ため「お利口」な学年だと自信をもっている持ち上がりの同僚教員。けれども実際は……

「学校へ行きたくない」、「学校をやめたい」、と訴える生徒たち。
 そんな生徒たちとの出会い、対話を通じて太田さんは「学校に居場所がない……」という問題意識を持つようになり、本報告へと結びつきます。
 居場所がないため退学を検討するそれぞれの生徒たちの生き方とどのように向き合い、実践を紡いでいくかを検討することは、まさに生活指導の探求と言えるでしょう。

(上森 さくら)

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一般分科会6PR HR「1年生と目指した公的な空間のあるクラスづくり」       

「民主的な人格を育てる」ことを教育目標とし、自治活動を育てている校風がある高校。クラス替えは三年間なく、担任だけが毎年替わる高校の1年生担任のクラスづくり。体育祭、クラス合宿、文化祭などの行事を通して生徒の「個々の力量」を基礎としない「集団づくり(生徒の自治活動)に関わる実践。私たち大人でも組織論や役割・立場論の前に、「人の力量」にゆだねる自治論が根強い中で、そうではなく、集団的な動きになるための、視点(日程や決め方、新しい組織的な動き方)を積極的に提案している。必ず双方的な視点で、誰が悪い・出来ていないという総括にはさせず、どちらにも必ずや引き取るべき総括があるという様なことばを、先生の問いかけの中で、気付かせ・自覚化させる。そういう総括が、クラスのものになることに努力されている。公的な空間を作るための担任の関わりについて、深く学び合いたいものです。

青森高生研

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一般分科会2PR「生徒会『2/3の生徒会』」で、生徒会自治づくりを学ぼう!

                                  絹村俊明
 分科会タイトルを見て、「2/3」って何だろうと思う方もいらっしゃるかもしれません。その意味は分科会に参加していただければわかるとして、この分科会は、現在、生徒会顧問をやっていたり、これからやる予定である方々はもとより、生徒会指導に少しでも興味がある方にとって、生徒会自治活動づくりについて基本的なことから学べる場になると思います。
 実践者である安藤さんの学校は、生徒会規約に生徒総会が位置づいていない、生徒総会という言葉が文面としても載っていない、いわば「生徒総会のない学校」です。生徒総会がないということは、本来、直接民主制であるはずの生徒会に最高決議機関がない、ということですから、どんな生徒会自治なのか、学校・教職員と生徒の関係はどうなっているのか、は容易に想像がつきます。実は、生徒総会が規約にはあっても実質開催されていない学校も含めれば、こういう学校は全国的には少なくないのかもしれません。
 安藤さんは、そういう学校の生徒会顧問となり、生徒会執行部に生徒会の活動が「見える」ようになるための実務を教え、体育祭や文化祭の改革を地道にすすめながら、ついに生徒総会開催に行き着きます。
「主権者教育」が叫ばれる昨今、生徒会の自治的活動も主権者を育む教育活動として意味づけなおされつつあります。政治教育としての生徒会指導の重要性は今後も注目されていくでしょう。
 安藤さんが目指している「生徒による、生徒自治、学校自治への政治的参加」はどのように実現できるのか、その可能性を実践分析の討論の中でいっしょに探り合おうではありませんか。多くの方々のご参加をお待ちしています。

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おすすめ分科会PR一般分科会5「生徒会、県を動かし、水飲み場を増設!」

タイトルを見るだけでは、何か大掛かりな取り組みのように思われるが、一貫していたことは「生徒会活性化」の一言である。しかも、それに向けた指導の一つひとつは文化祭アート、生徒会通信の工夫、生徒総会の討論の組織・・・おそらく多くの先生方も個別には取り組んだことがあるものでしょう。しかし、それを生徒が自治を学ぶ(教育としての自治)上での積み上げが行政を動かしうる極めて妥当な要 求をまとめ、その仲介の労を校長が買って出るに至ったのである。つまり、「教育としての自治」から実際の「住民自治」(行政を動かす)は思いのほか近いと言える。この取り組みはまだ「道半ば」であり今後の展開を議論する中で、参加者の現場における「高校の生徒」から行政を動かす「地域の住民」(市民)になりゆく道(経験)を見通せる分科会になるのではないかと自負するところである。(運営担当:北海道高生研 井上大樹/札幌学院大学)
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一般分科会7PR「HRに居場所がない生徒たちにどうかかわるか」

「クラッシュしても壊れない関係を読み解く、つくる、発展させる」

物語や文脈を持たずに生きているように見える現代人。しかし、そこには、読み解くべき物語や文脈があると考える。それは人間関係が衝突するときにこそ、鮮明に見えてくるものである。その現象は学校現場ではより凝縮されて見えてくるものかもしれない。映画「クラッシュ」をヒントに教師と生徒、生徒と生徒の衝突を書き綴った内容です。実践と呼べるような中核になるテーマや活動があるわけではありませんが、3人の生徒との衝突や関わりをもとに、どんな物語が浮かび上がるのか読み解いていきたいです。私自身、経験が浅く、生徒のどのような思いや願い、関係が埋まっていたのか読み解けていない部分があると思います。ぜひ、みなさんのご経験やお知恵をお借りし、分析していきたいと考えています。よろしくお願いします。