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8月9日 高生研オンライン集会参加登録締め切りは8月5日24時まで

おはようございます。

高生研です。

8月9日(日)14:00~16:30

<高生研オンライン全国研究集会2020基調発題>

「震えるアンテナ」は人と人をつなぎ、学校を変える

この学習会の参加登録締め切りを

8月5日24:00とさせて頂きます。

まだの方はお急ぎください。

人は、独りでは立てない弱く未完成な存在、だから、お互いの声を聴き合いつつ、「失敗」をしながら、学び合って成長していきます。「震えるアンテナ」で、生徒・保護者・同僚の思いを汲みとり、対話を紡ぎながらつながり、だれもが居場所となる学年・学校をつくっていった渡部実践から学びましょう。

案内チラシはこちら。

いま一度、同僚、お知り合いに案内していただければ幸いです。

オンライン参加登録はこちら(8/5(水)24:00で締め切りました)

たくさんの参加をお待ちしてます。

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高生研オンライン基調討論会のすすめ  「ためらい」と「したたかさ」をつなぐ渡部翔子の「震えるアンテナ」

いじめやLGBTという難問については、自分が対応するだけでも困難であるが、学年主任という立場に立つと、意見を異にする同僚の同意をとるという難題もつけ加わってくる。同僚の中には「ダメなものはダメ」という強権をかざす年配者もいれば、「自信のなさ」を告白してくる若手もいる。

「排除されがちな生徒と一緒に修学旅行に行く」という困難な課題に挑むべく、渡部は考え方の違う同僚を説得し、繊細な感性の若手教師によりそっていく。そのさい、自分の良心と相手の価値観を考量するがゆえに「ためらい」が生じる。「ためらい」は、複雑な課題に対応する時にあらわれる倫理であるがゆえに、実践に深みを与えている。他の教師と信念のレベルで争わないで実践の実をとるとか、若手教師の成長に渡部自身が励まされるとか、渡部がためらいながら蒔いた実践の種は、修学旅行後の教師たちの明るい会話の中で実を結んでいる。今日、職員室で子どもの成長を話題にして明るく盛り上がる、ということは称賛に値することである。

「ためらい」の姿勢は困難な状況に臨んで複数の選択肢を用意するがゆえに、「したたかな」実践と結びつく。つまり、プランAでダメならそれで終わり、というのではなく、プランB・Cまで用意できるからこそ、自分の意見に同意してくれない人たちとも対話を継続できる。そして、「ためらい」と「したたかさ」をつなぐものが、渡部によれば、すなわち「震えるアンテナ」なのである。

渡部が「震えるアンテナ」としか表現できなかったことを、私たちなりに自分の言葉で語り直していきましょう。この作業が、基調を活かし・発題者の労に報いることになり、かつ自分の実践を更新していくことなるはずですから。

                    (熊本高生研、白石陽一)

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高生研オンライン全国研究集会2020

8月9日(日)14:00~16:30
<高生研オンライン全国研究集会2020基調発題>
「震えるアンテナ」は人と人をつなぎ、学校を変える
を実施します。
人は、独りでは立てない弱く未完成な存在、だから、お互いの声を聴き合いつつ、「失敗」をしながら、学び合って成長していきます。「震えるアンテナ」で、生徒・保護者・同僚の思いを汲みとり、対話を紡ぎながらつながり、だれもが居場所となる学年・学校をつくっていった渡部実践から学びましょう。

案内チラシを添付します。
同僚、お知り合いに案内していただければ幸いです。
申込案内とオンライン参加登録はこちら(https://kouseiken.jp)からです。

参加に際して、Zoomの操作が必要となり、双方向でのやり取りを行うことから、お名前とお顔の表示をお願いすることとします。
技術面、操作面についての問い合わせも受け付けます。
どうぞ気軽に相談ください。
大会グループ安藤a-seiya*cty-net.ne.jp(*を@にして)にまで連絡ください。
たくさんの参加をお待ちしています。

また、同日の夜
19:30~21:00に
「高生研2020年度総会」をオンラインで行います。
こちらは、会員のメルマガを通じて参加案内を送信します。
会員の方でメールの登録がまだの方はinfo@kouseiken.jpへ連絡してください。

よろしくお願いします。

高生研大会グループチーフ 安藤誠也

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高生研オンライン全国研究集会2020 のプレ集会案内です。

6月28日(日)14:00~16:00にZOOMで行います。
「個人が生きたいと思える社会を言葉にするオンラインゼミ」
レポーター 浦和薫
内容 「個人課題研究」という学校設定科目で生徒は課題指導者(教師)とともに研究を進めます。受け持つ数名の生徒と、オンラインでの授業ゼミを計画。「話し合い」で豊かな学びを紡ぎ出しています。この話し合いにおける教師の指導性とはどのようなものでしょうか。レポートから読み解き、深めましょう。
※参加は無料です。高生研のHP「オンライン研究集会参加登録」より申し込んで下さい。(登録後、メール宛にZoom参加の案内とレポートダウンロードのリンクをお
伝えします。)
※接続に関してのお問い合わせも受け付けています。多くの方の参加をお待ちします。
なお、8月9日(日) 高生研オンライン全国研究集会基調発題では、「『震えるアンテナ』は人と人をつなぎ、学校を変える」発題者・渡部翔子を行います。(詳細は「案内」をご覧下さい。)

 

↑ クリックすると、PDFになります。
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高生研オンライン全国研究集会 2020の案内

2020年の高生研全国大会に代わるものとして、形を変えてオンラインで開催
することになりました。
「オンライン授業」あるいは「遠隔授業」の必要性が一気に押し寄せたこの4月・5月。Zoom、Meet、Teamsなど、ネット上で運営される様々なサービスを教育現場が飲み込み、使っていきました。地域差はあるにせよ、働き方、社会のあり方が問われ、不要不急、外出自粛が私たちの生活に大きく影響しました。そして6月に入っては、「宣言」が解除され、「適切な距離」は求められる中で「学校再開」が波となって打ち寄せています。
感染症対策がもたらした様々な価値の見直しと置かれた者の在り様はどのような形であったのか、現場から発信されることばをつなぐ意義は大きくなっているのではないでしょうか。
そこで、高生研では全国大会に代わるものとして、
6月28日(日)にプレ「研究集会」
8月 9日(日)に基調発題として高生研オンライン全国研究集会
9月20日(日)にアフター「研究集会」
と3回のオンラインでの学習会を行います。
参加へのハードルとなる情報機器の操作や手続きについて、サポートしていく取り組みでもあります。
どうぞ、気軽に問い合わせして下さい。

是非、参加登録をお願いします。

案内のフライヤーはこちら

オンライン研究集会参加登録はこちら

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果たして何を決意すべき時なのか

疲れの原因

最近、やたら疲れてしまう。
理由ははっきししている。緊急事態宣言と称され、休校措置が執られ、
学校現場は県教委の号令のもと、オンライン授業に取り組むことになった。
「オンライン授業」は、インターネットを介して自宅と学校とで教師と生徒が
双方向で授業に取り組むことを意味する。
聞こえはいいが、その為の通信機器は生徒自身が持つスマートホンで通信費は
保護者が対応することになる。
自宅にインターネット回線が引かれていない家庭は、携帯通信網を直に使い
学校のオンライン課題に取り組まなければいけない。前提なき個人負担が強いられている。

「しかたがない」で蹂躙

たちが悪いのは、「しかたがない」でいくつものことが蹂躙されていくことだ。
「生徒らはほとんどがスマートフォンでの対応しかできない。」「しかたがない。やらないよりましだ。」
「教師側から送っている画面に応答してこない!」「しかたがない。そんなに高いレベルは求めていない。」
「生徒たちのスマートフォンにどう映っているか分からない!」「しかたがない。その解説を示している余裕も時間もない。」
「オンライン授業で課題の提出の方法が教師も生徒も分からない!」「申し訳ないが、自分たち教員でその辺りを探りながらやってくれ。」
「あなたは、オンライン授業に導入されたツールを使えるのか?今の現状が分かっているのか?」「しかたがない。やれる範囲でやってくれ。」
「それは、この日本社会のアベノマスクを配ってしまうのと同じじゃないのか?」「しかたがない。やらないよりはましだ。その国の中にある県の方針の一貫だ。」
・・・・・どうしても疲れるのだ。(応答は想像した仮定)

応答関係にない世界からの脱出

明確になってきたことがある。
応答関係をつくろうとしないところに、われわれが振り回されているからだ。
われわれは、ネット環境を多用するあまり、今までの日常にあった「自己複雑性」を喪失していっているという指摘がある。この「自己複雑性」は、人と会話するだけでも、会社に行って仕事の話をしたり、家に帰って家族と会話したり、場所と人を変え多様で複雑な日常があることを意味する。その複雑さが、ネット端末の前に喪失していくというものである。またこの喪失は、ストレス耐性をそぐ要因になるといわれ、疲れの原因の一つということができる。
ネット環境は、うまくいけば遠隔でのコミュニケーションができ、応答関係が結べるツールである。しかし、応答関係をリアルな世界でイメージしたとおりだと考えることはできない。日頃から、コミュニケーションが不得意な人は、仮想空間でも苦手な意識が働くだろう。ネット端末、情報機器、コンピューター、タブレット、スマートフォンというブラックボックス的道具がそれなりの壁として立ちはだかっている。ソフトの設計思想やインターネットの仕組み自体が、様々な目的で発展してきていることから、オンラインの取り組みが全て肯定されると捉えるべきではない。
コミュニケーションは互いに求めなければ成り立たないのだ。その為に「自ら意図し使える所はうまく使う」道具と見るべきだろう。

昔なかったものが照射する温故知新

コロナウィルスは、はっきり地球の空気をきれいにしてくれている。ウィルスは見えないが、都市封鎖などにより目に見えて世界の空気が澄んできている。間違いなく、星空が綺麗だ。
オンライン授業に取り組もうとする中であぶり出される様々な課題。これらは、リアルな世界のコミュニケーションのあり方を問うものである。
多様で複雑であるが故に、この世の中は価値が生まれ、そのこと自体が尊い。
教育のあり方、オンラインを含めたコミュニケーションのあり方を考えるまたとない機会だと捉えるべきではないだろうか。

大会グループ  安藤誠也  2020/5/12

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タブレットでオンライン授業

埼玉県の北部にある私立高校に勤務しています。今年のHR担任は2学年。4月8日にHR開きを行って、次の日から臨時休校となりました。

生徒たちは入学当初にタブレットを購入しています。普段は授業中の調べ学習、辞書、ロイロノートにクラッシーのポートフォリオの記載などに利用しているのですが、残念ながら生徒たちは動画やゲームに夢中になってしまっているのが現状です。理事長からの「こんな時こそ差別化をはかれ」と言わんばかりの発表があり、オンライン授業に乗り出しました。

 朝のSHRはzoomで行います。今はクラス替えをしたばかりなので1日5人ずつ自己紹介をしていますが、出席を取るだけではつまらないので、愛犬を登場させてみたり、私が出勤した日には、校内を徘徊していろんな先生に登場してもらったりと工夫して、参加して良かったと思わせるような工夫を凝らしています。

オンライン授業は、ロイロノートに動画と課題を配信します。その課題を担当者は確認して返却するのですが、現在のロイロノートの利用者数は、コロナの影響を受ける前の2.5倍もいるそうで、午前中は繋がりにくくなっています。

私の教科は家庭科で、科目は家庭基礎を2単位履修するのですが、単位数が少ない分、8クラス担当することになります。課題を400字の作文にしたので、300人ほどの生徒の作文を全部読んで返却するのにかなり時間がかかります。問題点は、自分の言葉で記すところをコピペで全て提出してきた生徒がちらほらいることです。読めば分かるので、そこはさらっと、「次は自分で考えよう!」とコメントしています。

 そして、もう一つ気になる点は、WiFi環境の整っていない生徒への対応です。学年330人中wifiがない生徒は10人ほどでした。我がクラスにも一人いて、保護者とお話をしたところ「ゲームを一日中やってしまうのではないかという怖さからwifiを入れるのはやめていたのですが、仕方がありませんね。」とおっしゃっていました。多分、他の生徒もいろんな事情があると思うと、何だか気が引けます。

 こんな状況がいつまで続くか分かりませんが、クラスづくりは人とのつながりが大切なので、何とかいろんな手法を考え、模索していくしかないのではと思います。1日も早い学校再開を願うばかりです。   埼玉 M

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コロジュウ(吉田が作った語、リア充の模倣) コロナによる充実した生活

 部活動、会議、イベントなどが次々と中止されこれまで休日返上で働いてきた私にとって休日の過ごし方が大きく変化した。何する?どうする?急に来たもてあます時間。これまでの時間の使い方では、埋め切れないほどの時間を一気に与えられ消化できないかもしれないと不安になった。

 不安な時には行動あるのみ 2月16日に人生初のフルマラソンに挑戦した。そして、これまた初の挫折を味わった。それなりに、自分なりに練習して臨んだ大会であったが、時間制限をクリアできずに第5ゲートで失格となった。係りのおじさんに「まだ走れます。走ってはいけないんですか?」「だめです、バスに乗ってください」雨に打たれ冷え切った体でバスに乗り込み、リタイアした人たちと車中で3時間過ごした。その時間はとても長く、みじめで時折ラインメッセージが鳴り、応援してくれた友人などへリタイアしたことを返信した。

 「よーし、1か月に200km走るぞ」月に20日走るとしても1日に10km走らなければならい。そんなに走れるのか?いや、この期間にできなければ一生できないかもしれない。絶好のチャンスだ‼ 3月は18日184km走った。4月は23日時点で11日144km走っている。あと7日で56km走れば目標達成である。行けるぞ、続けるぞ、そして2021年2月にフルマラソン完走するぞ‼ もてあますかもしれないと不安だった時間を充実した時間として使っている。通常に戻っても続けるための工夫は、これから考えます(笑) 熊本 吉田

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在宅勤務、出勤困難休暇、時休・年休そしてマスクづくり

青森の吉田です。青森では生徒は休校。先生方には在宅勤務ができると通達がありました。しかし、学校間に格差があり、計画的に在宅勤務を取るように指示する管理職もあれば、危機管理の意識がまったくない管理職もあり、在宅勤務を積極的に実施しない学校もあります。

 在宅勤務は1日単位であり、学校を離れることになぜか罪悪感を感じる先生が多く、先生方自身にも危機意識がありません。小学生などがいる先生方は出勤困難休暇を取得し、また年次休暇をとって学校を休む先生方がほとんどです。

 家庭科の先生の呼びかけで、マスクづくりに10人ほどの先生が参加しました。先の見えない毎日が続きます。皆さんの学校の様子はいかがでしょうか。

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Microsoftのteamsでオンライン授業

 茨城県にある、私立の中高一貫校に努めています。勤務校では、Wi-Fiが整備されていて、教室でも職員室でも教科準備室でもオンラインで問題なく生徒たちに連絡が取れます。Microsoftのteamsというツールを使って、4月13日(月)からオンライン授業が始まることになり、オンライン環境が整っているか、体調はどうかをクラスの生徒に確認することになりました。勤務校は高3だけはクラス替えがないため高2で一緒だった生徒たちです。電話でもよかったのですが、temasをつかって顔を見ながらひとりひとり話をしました。ある生徒はこの夏の大会がなくなると、引退になってしまうことを悲しんでいましたので、励ましました。受験がどうなるのか、不安な生徒もいました。でも、大方生徒たちは笑顔で元気そうでした。

 4月13日(月)には、学年集会を行いました。240人以上の生徒がむこうで聞いていると思うと緊張しましたが、なかなかできない体験でしたね。そのあと、クラスにわかれて、HRをしました。オンラインでは、生徒のマイクはオフにしないと授業にならないので、基本的に教師の声しか聞こえない状態です。そこで、生徒同士が声を聴いたりできたらいいなと思い、出席番号1番の生徒からしりとりをしました。なかなかみんな楽しそうでお互いに元気な声を聴くことができて安心できたのではないかなと思いました。このあともオンライン授業が続きますが、不安な時に、顔をみて励ましてあげるのが担任の役割かなと思っています。

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宮城からこんにちは

昨日、大会グループでは現地熊本のスタッフとともにZOOM会議を行いました。青森、静岡、滋賀、茨城、熊本と全国の方と顔を合わせ、話し合いをすることができました。まだ、不慣れなネット環境で戸惑いを覚える方もいましたが、今後の高生研の取り組みに明るい希望を感じました。今回はレポーターのひとりだった、宮城のAさんも参加。新卒4年目なのに、機関紙208号の実践記録を読んだ方も多いかと思いますが、素晴らしい若者です。彼女から現在の近況が届きました。

初めまして。仙台市の中学校で働いています。大学時代の友人の恩師が高生研に所属しているということで、友人に青森大会に誘ってもらって以来、高生研の先生方にお世話になってきました。 青森の吉田先生から、ぜひ学校の近況を教えてほしいということでお話をいただき、投稿させていただくことになりました。 私は初任3年を終え、この春から新しい学校で働いています。 仙台市は4/8に始業式、4/9に入学式を予定していましたが、4/6に学校再開の一週間延期が決定。延期している間の4/13に、授業再開はGW明けにし、始業式・入学式のみ実施することが決定。予定していた配布物に加えて休校中の課題を用意することも指示され、大量のプリントを用意して一人一人封筒に詰める作業も終わり、あとは翌日の始業式を迎えるだけ…という段階でしたが、4/14(つまり始業式前日)の夜21時半ごろ、始業式と入学式もGW明けまで延期されることが市長により発表されました。 この決定の遅さは市議会でも批判が殺到したそうです。 二転三転する指示、加えて生徒の顔を見ることができないという現状で、現場の先生方は疲れ切っている印象です。 ちなみに春からの勤務校では、始業式の前日にクラス発表のみ行っています。昼過ぎ頃に昇降口に掲示し、30分ほどで全員帰すという方法です。4月になってから初めて生徒が学校に来た日でしたが、始業式の前日だったために着任者である私は生徒の前に顔を出せず、少し切ない気分になりました。 初任校は着任時は全校生徒1200人、途中で新設校との分離を経て、現在では700人程度の大規模校だった一方、 春からの学校は全校生徒120人強の小規模校です。 1クラス19〜25人程度、2つの小学校から集まっていますが、その規模の小ささから、生徒はお互いのことをよく知っているようです。 山の近くの団地にある学校で、全生徒の4分の1程度が就学支援を受けており、家庭環境が複雑な生徒も多いそうですが いわゆる問題行動や大きなトラブルは少なく、「話を聞いてほしい」という類いの生徒指導が多いと聞いています。 人数が少ないからこそ、 お互いのことをよく知っていて、トラブルに発展する前にうまく対処できているのか それとも、人数が少ないがために人間関係が壊れるのを恐れ、生徒同士で本音が言えず、我慢して過ごしているのか 果たしてどちらなのか、早く生徒の様子を見たいと思って過ごしていますが… 職員室の雰囲気が後者に近いので、おそらく生徒同士の人間関係も同じようになっているのではないかと考えています。 この春からは予想外の副担任となり、担任ができない物足りなさを感じる一方、念願の生徒会担当になることができたので 小規模校であることを生かし、様々なチャレンジをしていきたいと思っています。 熊本大会は例年と同じ形では開催できませんが、形は変わっても、多くの学びを得られる場になればと思っています。

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桜祭りもねぶたも中止

青森の吉田です。

青森はしばらくコロナウイルスの感染者がいない県ということでありましたが、あっという間に10名を超えました。八戸、青森、十和田と広がりを見せています。

青森市では4月から小中学校が授業再開となっていましたが、その直前に青森市で感染者が見つかり、現在、小中学校は休校です。しかし、高校は授業を行っています。また、特別支援学校も授業を行っています。保護者の中には、登校させるのが不安であることから、生徒を登校させない高校もあるようです。また、特別支援学校では、不安の声が教職員から出ています。

中学校でネットを使っての授業の取り組みがニュースで流れていました。

皆さんの学校、地域ではどのようになっていますか。青森は弘前桜祭りが中止になりました。弘前公園そのものが封鎖です。また、ねぶた祭りも中止。

今、私たちがするべきことは何か。学びとは何か。大きく問われているのではないでしょうか。 皆さんの声をこの応援ブログに是非、載せてください。 

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私たちにできることはなにか

私の勤務校は、予定通りの日程で新年度が始まりました。
同じ県内でも、開始を遅らせた県立高校がある中で、かろうじてその区割りから外れたのでした。
予定通りといっても、学年によって時間をずらしたり、集会を教室待機の放送に切り替えて実施したり、マスクや3密回避、それなりの感染症対策を織り交ぜながら日程をこなしています。
今日は、対面式(!?)も放送で行われました。生徒会長と1年生の代表生徒との放送による挨拶を全校生徒が聞くものでした。
クラブ紹介はなくなり、例年、1年生だけ体育館に集めて行われていたものでし
た。今日はそうそうに放課にされた後、クラブをやっているところを1年生が見
て回る形式が取られました。所々で生徒会執行部が立って、案内するのでした。
吹奏楽部は中庭に繰り出し演奏。卒業式や入学式で発揮できなかったものを目一杯発散しているようで、美術室の窓からその賑わいが聞こえてきました。
ベランダから覗くと山岳部がテントを張るデモンストレーションをやるなどしていて
「外とはいえ、やや密集では・・?」と少し水を差す感覚がありつつも、「高校
らしい風景だなぁ〜」と見守る感情がありました。

「ホントに晴れて良かったですよ。」と生徒会顧問の先生。

隣の県や都会では、こんな風景とはほど遠い状況である事を思い浮かべてしまいます。
目の前の生徒や学校の風景を見つつ、とりまく世界やこの先のことにどうしても気が行ってしまいます。

皆さんの学校の風景は今どうなっていますか?

2020年4月9日 みえ あんどう


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高生研全国大会2020熊本大会の中止を決定しました

高生研は4月2日、みんなが安心して参加できる大会開催を目指し、会場使用をお願いしていた熊本中央高校と打ち合わせを行いました。会場校としても、新年度の始業が大きく遅れることや行事予定の見通しが立たないなどを聴き取り、会場を日程通り確保できることが難しい と判断し、今年(2020年)の高生研全国大会2020熊本大会の中止を決定しました。

大会参加のご予定された方につきましては、まことに申し訳ありません。

大会のために準備してきたものを、高生研として別の取り組みができないか検討を始めています。決まりましたら、あらためてご案内させて頂きますのでよろしくお願いします。

2020年4月4日   高生研 大会グループチーフ 安藤誠也

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2019年度が終わりました。

今日は、本来であれば終業式・離任式。

しかし、3月初めから始まった学校休業は4月5日まで。

途中、2年生は出校日がありましたが、1年生は出校せずに新年度を迎えることになりました。

明日から春休みですが、学校開放ということで、体育館やグラウンドで2時間程度、体を動かすことが認められました。

青森でもコロナウイルスに感染した方が複数いることがわかりました。

4月から高校は授業を再開することが決まったようですが、部活動の試合は4月~5月にかけては中止の方向に動いています。

今日は朝会で、ささやかではありますが、退職される先生、転任される先生がたへのお別れのセレモニーを教職員だけで行いました。生徒に別れの言葉を話したかったという方もいました。

4月、入学式、そして授業はどうなるのでしょうか。

送別会がなくなったので、皆さんにお菓子を用意しました。(親睦会幹事長の役目もこれで終わりです。)
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静岡高生研の春ゼミ兼東海ブロックゼミに行ってきた

よく晴れた3月21日(土)
静岡の三島で行われた静岡高生研の春ゼミ兼東海ブロックゼミに行ってきました。
三重から静岡まで車で片道3時間あまり。大きな雪の富士山がお出迎えをしてく
れました。
新型コロナウイルスの関係で開催するかかなり熟慮されたようですが、
「積極的には誘わなくとも、やることはやろう!」ということで予定通り開催し
たそうです。
10時から始まった午前中の「入門講座」は、席替えをクラスの取り組みとして
大事にするHR実践レポートを読み解きながら班討議を重ね、HRづくりの視点
について考えていきました。
午後は、初担任のHR実践レポートの実践分析。
誰とでも気軽に会話ができるようにという思いを持ってHRをつくっていこうと
班編成を取り込みながら進める実践でした。実践者の思いが明確で、課題はない
ことはないが役職のある生徒の話を担任が受け止めながら進めている点は大切と
いう意見が出ていた。
なんと6人が初参加者ということで合計20数名の参加。
静岡高生研の人たちが用意したお昼のおにぎりやパンをタダでもらい、お菓子や
飲み物もたっぷりと用意されていて、至れり尽くせりの学習会に参加で、ほっこりできました。

みえ@安藤

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明日から3連休

学校休校から3週間になろうとしています。皆さんの学校ではどのような対応がされていますか。

青森では、県立高校の卒業式は卒業生と保護者と教職員だけの学校が多数です。高校入試は面接試験がなくなりました。また、3月末に行われている新入生説明会もこれまでとは異なる対応がされています。47都道府県の中でコロナウイルスに罹患した人がいないのは青森県を含め10県のようです。

すでに、授業が再開されているところもあるようですね。部活動はどうなっているでしょうか。一部の学校ではすでに部活動を実施しているところもあるようです。

終業式や離任式は中止になったところもあれば、登校させて放送によって実施するところもあるようです。

明日から3連休。生徒はもちろん教職員もどのように過ごすのでしょうか。

海外では国境封鎖や戒厳令状態になっているところもあるとか。

4月、入学式は無事行われるのでしょうか。

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さつき沼ビオトープ プラスアルファ 酒田さんより

今、学校で取り組んでいるビオトーププロジェクトの一環として、試験的にメイプルシロップ作りに取り組む事になりました。

舘野公園には楓の大木がたくさんあります。これからメイプルシロップを作って商品化しようという訳です。

今日は天気も良く、気温は10度くらいまで上がりました。とりあえず学校の楓の木でやってみることにしました。残念ながら生徒がいないので、先生たち数人で始めました。

およそ2リットルの楓の樹液を煮詰めて40ミリリットルのメイプルシロップができました。50分1に煮詰めたことになります。最初は強火でも大丈夫ですが、最後は一気に煮詰まるので火加減が難しいということが分かりました。危なく焦がすところでした。
鍋の残りを舐めてみましたが、感動的な美味しさです。 (酒田)

酒田さんの務める高校の地区はメイプルタウンと呼ばれています。でも、道の駅で売っているメイプルシロップはカナダからの輸入品とか。自然の中で生徒が学ぶことは多いはず。そして、自分たちの住む町の素晴らしさを自分たちで見つける取り組み。酒田さんの実践は今後、ますます発展しそうです。こうご期待。

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週末がやってきた

一斉休校になってから2週間になりました。卒業式、高校入試などがありましたが、毎日定時の下校。部活動もないので、残業も休日出勤もありません。

これまで当たり前のように、放課後部活動の指導をし、土日も出勤。教師の仕事とは何かを、私たち自身が考えなければならないのではないでしょうか。

生徒も毎日、ゲーム三昧の日々でしょうか。何かを考えているのではないでしょうか。保護者もまた、学校の教師の役割について考えることがあるのではないでしょうか。

皆さんは、週末どのように過ごしますか。

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さつき沼ビオトープ化プロジェクト その1

青森高生研は2月8日(土)9日(日)に第100回研究集会を行いました。初日のレポート分析は酒田さんの総合学習の探究の時間に行った「さつき沼ビオトープ計画」。高校生活指導にも掲載している内容です。

レポート発表は、数年後に閉校が決まっている県立高校における「総合的な探究の時間」(以下「総探」)を使った地域貢献の取り組みについてであった。報告者の酒田氏が中心となり、一学年の生徒たちは高校の近くにある沼のビオトープ化プロジェクトを始動した。彼らは、動植物の採取や観察による生態系の調査を行い、ビオトープ化の具体的プランを作成し、調査結果やプランを様々な場所で発表した。このプロジェクトは、その過程で他の教師達や専門家、町の理解と協力を得て遂行されてきた。教師が学校の外の世界ともつながり、様々な人たちを巻き込みながら、子どもたちが地域社会に主体的に参加する場を作り出したダイナミックな実践だった。写真に写る生徒たちの熱心に作業に取り組む様子、満足そうな顔が印象に残っている。この実践は、多くの学校で試行錯誤している「総探」の素晴らしいモデルを示しただけでなく、地域の高校の存在意義という点で、強いメッセージを発している。上級学校への進学希望者が少ない地域の高校において、学校は生徒たちにどんな場を提供できるのかということを深く考えさせられた。

酒田さんの実践は現在も続いています。ビッグニュースも飛び込んできました。そのお話はのちほど。

各県における実践についてのブログ掲載もお待ちしています。