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青森からこんにちは

モスサミット 12705231_1015250671855084_6763124071875445733_n 12650923_1008791342501017_4088332761531758155_n 10399689_1008791485834336_3996291875189103789_n

北国青森はまだ雪がたくさんですが、2月6日(土)7日(日)に冬の集会を開催しました。

今年の夏、全国大会を開催する和光中高の相良さんに来ていただき、講演をしてもらいました。

詳しい内容は次回の全国通信に掲載予定です。

また、2月19日(金)には、三沢高校でモスサミット(3者協議会)、

その日の夕方に八戸で「18歳選挙権と政治教育を考える」講演会を開催しました。

講師は宮下与兵衛首都大学東京特任教授で、参加者は20人でした。

主催は青森高生研で、大学教授2名、弘前大学教育学部の学生など遠路はるばる多くの方々が参加してくれました。

 終了後は八戸の郷土料理「蔵」で講師を囲んで懇談会を開きました。参加者は7名で、八戸の海の幸に舌鼓を打ち、青森の銘酒「田酒」を堪能しました。

春3月、別れと出会いの季節ですが、8月の全国大会に向けて頑張っていきたいものです。

管理人Y

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【大阪大会書籍コーナー①】熊本発・推薦本

熊本高生研から「推薦本」リストが送られてきました。
大阪大会の書籍コーナーは、「大阪一教育書がそろっている」と評判の東梅田・清風堂書店とタイアップして、「推薦本全部そろえよう」を目標に選書中。

以下、熊本推薦本です。
①三浦瑠麗『日本に絶望している人のための政治入門』(文春新書・780円+税)
②加藤陽子『戦争の日本近現代史』(講談社現代新書・760円+税)
③西原理恵子・佐藤優『とりあたま大学』(新潮社・1400円+税)
④鈴木邦夫(監修)『「右翼」と「左翼」の謎がよくわかる本』(PHP研究所・667円+税)
⑤池上彰・佐藤優『新・戦争論』(文春新書・830円+税)
⑥スエヒロ『【至急】塩を止められて困っています【信玄】』(飛鳥新社・926円+税)
⑦渡辺俊美『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス・1500円+税)
⑧「戦場体験」を受け継ぐということ(遠藤美幸 高文研 2200円)
⑨誰も戦争を教えてくれなかった(古市憲寿 講談社 1800円)
⑩戦場体験キャラバン(元兵士2500人の証言から 戦場体験放映保存の会 東京彩流社 2500円)
⑪愛と暴力の戦後とその後(赤坂真理 講談社)
⑫福島第一原発観光地化計画(東浩紀編 東京ゲンロン 1900円)+チェルノブイリダークツーリズムガイド(東京ゲンロン 東浩紀編 1400円)
⑬多数決を疑う・社会的選択理論とは何か(坂井豊貴 岩波新書 720円)
⑭日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか(矢部宏治 集英社インターナショナル 1200円)
⑮本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること(矢部宏治 東京書籍情報社 1300円)
⑯原発ゼロで日本経済は再生する(城南信用金庫吉原毅 角川oneテーマ21 800円)
⑰ひら漢ノート日本国憲法版(永江英夫 ホルス出版 600円)+たのしくわかる数学100時間 上・下巻 (黒田俊郎・西三数学サークル編著 日本評論社 各2100円(税別))
⑱アクティブラーニング入門 (小林昭文著 産業能率大学出版 1500円(税別))
⑲秘密保護法対策マニュアル(海渡雄一著 岩波ブックレットNo.921 520円(税別))
⑳生ごみ先生の元気野菜革命 (吉田俊道著 東洋経済新報社 1500円(税別))

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「熊本高生研活動の1コマ」

7月例会お疲れ様でした。
中学生の皆さんをはじめとして、たくさんの参加があり楽しかったですな。
何より数十人を収容出来る会場、教室の存在は大きいですね。小林先生有り難うございます。
はるばる大阪からやってきてくれた佐藤さん、有り難うございます。
例会前半のレポーターを務めて頂いた意欲的な糸洲先生は、なんと大阪大学での教職課程で、佐藤さんたち大阪高生研の皆さんの教え子だったそうで、糸洲先生の熊本高生研に対する敷居もおかげで随分低くなったのではないでしょうか。ぴらいちへの参加意欲もなかなかのものだったのではないでしょうか。これも大阪高生研の皆さんのおかげでしょう。
熊本高生研の大阪大会参加予定者は現在8名ですが、大阪大会への参加をどうしようかと考えている方々、この際、思いきって参加しませんか。
懇親会も8名の参加で談論風発面白かったですね。懇親会の後、熊本農業の多和田先生と話したら、ひさしぶりの担任、それも女子生徒ばかりの生活科?は40年ぶりの男性教師の担任だそうです。
来年の1月ころレポートしていただけませんかとお願いしたら、前向きのお返事でした。
これで松村先生が3年間を振り返ってレポートしていただけると言うことなしですね。
松村先生、これを読んでますか。こんな時ガラケーにも「既読」機能がついていれば便利なんだけど、と昨日中学生に教えてもらったことを振り返っている藤川です。

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三重にて基調学習会を行いました

高生研において、毎年基調の事前学習会を行っているみえ高生研

今年も去る6/27(土)に早川さんを招いて実践レポートを中心に学習会を行いました。

参加者からは「私の学校ではまずここの場面でストップがかけられない。」とか、

「保護者会でのケガした子の親の発言はスゴイ。」という声が。

また報告者から説明される内容からは、通り一遍に読んでもつかみ取れないことが補強され実践的なイメージが広がりました。

即断しなければならない場面や地道に積み上げていく作業や、

基調発題として選ばれたレポートらしく、実践としてくみ取るべき内容がたくさんあります。

さて、全国大会ではどう理論と絡むのか、さらなる深い実践分析にも至るのか、

乞うご期待といったところでしょうか。

 

この日の学習会は若手生徒会顧問の報告もありました。6/27のビラ

転勤したばかりなのにバリバリ、センスよく顧問の仕事を進めている様子は

参加者に大きなエネルギーを与えてくれました。

機会があればどこかで報告できると思います。

(こちらも乞うご期待です。)

アンドウ@みえ

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「授業のユニバーサルデザイン」

「授業のユニバーサルデザイン」という発想が私の職場に広がり始めたきっかけは、数年前の2年生教科担当者会議でした。その席上で、A先生がTくんのことを話題に出して「1組Aくんは授業での板書をまったく書写しない。ノートを取ることをしない。提出物も出さない。定期テストの点数も悪い。進級できないかも…」と言ったのです。確かにTくんはぎりぎりで1年生から進級してきた生徒でしたが、A先生の発言に対して若いB先生から「Tくん、絵はすごく上手ですよ。授業のことも耳からは入っているみたい。問いに対して答えることはしてくれるし。」というTくん像が語られました。
複数の教科担当者からTくんについての話題がひとしきりやりとりされた後に「Tくんは文字の認識に困難を抱える一種の学習障害かもしれない。」という理解が共有されていったのでした。この時の議論がきっかけで、「様々な学習上の困難を抱える生徒が潜在的にいる、ということを常に頭に置いて授業をデザインする必要がある」ということが教員間でじわじわと了解され始めました。
「もっとも困っている生徒に合わせる授業デザインが、ひいてはすべての生徒がさらに学びやすくなる授業である」という認識のもとに、いくつかの工夫がじわじわと広がってきました。たとえば……授業の最初に黒板の端にメニューを書いておく―これは落ち着きのない生徒たちが、授業の見通しを持つことができて有効です。英語の授業は英文をワークシート化しておく―書写に困難を抱えている生徒が難なく授業に入れます。プリント類の活字を11ポイント以上にし、行間を十分空ける―視覚からの認識に困難を抱える生徒の苦労を減らします。成績評価のために筆記テストだけでなく口頭試問や発表、作品制作など、多様な評価法を取り入れる―今年度はすべての教科でこのことを実践に取り入れていきたいと思っています。

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生徒を関係性の視点で見る

現場では、生徒を関係性の視点で見る意識は希薄だ。個別の成績の良し悪しや授業態度で、教師はその生徒を評価する。授業は、教師の一方的な授業になりがちであり、せいぜい教師と一部の生徒とのやりとりで終わる。4人班のグループ学習を取り入れ、意見の分かれる問題について班で討論し、全体で班の意見を発表するという授業を続けている。私語が増えたり、まったくグループでの学習ができない班があったりするが、うまくいくこともある。集団的自衛権の行使を認める安保法制について、憲法審査会で3人の憲法学者が違憲であると述べたが、国民の信を得て議会で多数を占める与党と政府は法案採決を考えている。この政府の対応についての賛否を聞いた。各班で、政府の対応について賛成か反対か、そう考える理由を小さなボードに書いてもらい黒板に貼り付ける。生徒は、クラスの他の生徒がこんなことを考えているのかを知り、関係性をつくる機会となっていると思う。(エバンス)