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文化祭はいま、生徒が育つ大切な場所 一般分科会5「文化祭を通して『対話』のできるクラスに」

昔と違って、今の文化祭は夏休みの前に実施しているところがあります。
就職試験や受験勉強に影響を最小限にとどめるため、学校運営の側からきている日程だと思われます。おそらくそんな学校の担任は、文化祭の指導や定期テストの成績処理、保護者会準備など、今の時期猛烈な多忙さを抱えているのではないでしょうか。
大会2日目午後の部、一般分科会5「文化祭を通して『対話』のできるクラスに」は、そんな夏休み前の7月最初に文化祭が行われている学校の実践です。
3年生の4月当初から文化祭に向けた取り組みが始まるのです。
生徒たちの熱量がほとばしるような報告になること請け合いです。
是非おこし下さい。

みなさんの学校やクラスではどんな文化祭が行われているのでしょうか。
HR企画を担任として采配したり、黒子に回ったり。担任の立ち振る舞い方で生徒は大きく成長するように思います。「文化」という大きなくくりで非日常を学校の場に作りだす作業は、互いの関係性の中で授業とは違った学びがつくれるのではないでしょうか。
あるいはこんなこともあると思います。
「もっと担任としてHRの生徒と関わりたいのに、部活や課外に追われて生徒も教師も時間がな〜い!」と。
ない時間をどう作るのか?
それこそがHR担任の文化祭づくりのキモではないでしょうか。

私は、生徒同士が顔を合わす時間が極めて少ない総合学科の高校で2年次のHR担任をやっています。生徒が秋の文化祭に向けて「ジェットコースター」の企画を持ち出してきました。
見通しはまだまだできていないのに、夏休み前に皆で顔をそろえるのはあと2日しかありません。
生徒会から支援される予算も少ない! さて、HR、どうする私!

安藤誠也

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交流会 学校へ行きづらいと感じている子どもたち(現地主催)

8月3日(土)の18時より、交流会があります。

現在のところ、「基調を読む」 と上記 「学校へ行きづらいと感じている子どもたち(現地主催)」の2つだけですが、当日は、さらにいくつかの交流会が開催されると思います。是非、参加して交流をして欲しいものです。

教師になって、37年。高校生の雰囲気は随分変わったように感じます。

3年B組金八先生が 始まったのは1979年ですが、80年代の学校は校内暴力や荒れが目立つ時代だったのではないでしょうか。

生徒たちが自分の意見や主張をある意味で言葉や行動で激しく表出した時代ではなかったのでしょうか。

しかし、現在はそのときの生徒のように、自分を外に出す生徒はほとんどいません。内にこもり、深く考え、学校に行けなくなる生徒が多くなったのではないでしょうか。

もちろん、短絡的にすべてをまとめて言うことはできませんが、学校が、子どもたちにとって魅力のない場所になりつつあるのではないかと思います。

青森では、初めて 不登校の生徒のための学校ができました。
「フリースクールあおもりサニーヒル」
子どもたちの未来のために
県内初のフリースクール「あおもりサニーヒル」は、子どもたちが無理なく安心して過ごすことのできる居場所です。学校に行くのが辛くなった時、家でぽつんと居るのがさみしくなった時、そんな時のためにサニーヒルはあります。『サニーヒル』という名前は、私たちが開設して来た「ひだまりカフェ」と、イギリスにあるフリースクール「サマーヒル」に由来しています。ひだまりには、日差しが降り注ぐ縁側のように暖かな場所にしたいと思いが込められています。サマーヒルは、世界一自由な学校と言われ、「自由を与えることで子どもたちは大きく成長する」という哲学をもって、世界の教育界に大きな影響を与えてきたフリースクールです。あおもりサニーヒルは、暖かくて、開放的で、未来が見えてくる…あなたの居場所です。

我が子もどの子も笑顔で学校で学び合える、時間を過ごせるために
あらためて、私たちは何をすべきか考えていきたいものです。

青森 吉田

以下はリーフレットから抜粋

不登校、さらには不登校には至らないまでも学校に行きづらいと感じている子ども(小中高)が増えているのではないか。かつて当事者であった大学生の語りや現場で見られる様々な事例を出し合い、意見交流する。

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青森からこんにちは

皆さん
名古屋大会が近づいてきましたね。

青森から新幹線で名古屋まで行く予定です。
宿泊はホテルではなく、長男の部屋からです。

昨年の4月から名古屋の大学院に通っています。
大阪大会では、長男と次男と一緒に交流会に参加しました。

ご縁があって、2人の息子は青森から離れた西日本で学んでいます。

さて、青森高生研では名古屋大会のちょうど1週間前にサマーセミナーを酸ヶ湯キャンプで行います。

息子たちが小さな頃は、八甲田山の温泉近くの元小学校校舎にて、サマーセミナーを行い、子どもたちは川遊び、私たちはレポート分析を行い、夜はみんなでバーベキューで楽しみました。

その後、しばらく夏には学習会を行っていませんでしたが、2年前から、酸ヶ湯キャンプ場でサマーセミナーで学び始めました。

このセミナーで元気をつけて名古屋大会に参加しようと思っています。

参加できる方がいましたら、ご連絡ください。

青森 吉田

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一般分科会6「B太と歩んだ3年間」について …レポーター 坂杉隆通

「担任はいい!」私はいつもそう思っています。現在の勤務校が11年目と長くなった私は、今年4月から進路課長をしています。

この学校に残る限り、担任は持てないと思うと、春先は悲しくなりました。

昨年までは保健課長や学年主任と兼務でしたが、3年間HR担任をしました。

生徒たちに大切なことを教わり、実に楽しく充実した3年間でした。最大のトピックは、B太と出会い、共に過ごしたことです。

そんな私にとって、今大会で実践記録を書いて報告し、みなさんに分析してもらうのは総括するのに絶好の機会となりました。

活発な議論ができることを期待していますので、どうぞよろしくお願いします。

以下はリーフレットから抜粋

こだわりが強く、コミュニケーションをとるのが苦手なB太。生きづらさを抱えたB太を担任し、彼を理解することに努めながらHRで周りの生徒とのつながりをつくろうと意識した。数々の失敗や衝突を重ね、多くのことを学びながら、B太と歩んだ3年間を報告する。

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問題別分科会 1 新学習指導要領と探究学習とどう関わるか -生徒のための探究とは-

第3日目 8月5日(月)に行われる問題別分科会1 「新学習指導横領と探究学習」

皆さんは新学習指導要領の説明会で内容を確認されたでしょうか。
青森県では、昨年度より、夏休みにおいて説明会を県内3カ所で行っています。

私も7月30日(火)に行われる説明会に参加する予定です。
昨年度、参加した先生方からは、説明される内容が膨大で、説明する方がとても早口だったという話を聞きました。
また、教科編については各自がホームページからダウンロードするように指示されています。
(数学編・理数編は裏表で100枚ほどになりました。)

分科会のなかでは、大学共通テストのことも話題にするようですが、
今、入試改革が脇目もふらず、突き進もうとしている現状に危機感を感じています。

青森 吉田

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第9 一般分科会 「生徒会」 市民性を育む生徒会選挙のとりくみ

一般分科会は授業、ホームルーム、学年、総合学習、生徒会の5つ、9分科会があります。

教師の仕事は授業を教えるだけでなく、ホームルーム担任、分掌の仕事、部活動と 多岐に渡っています。

生徒会は私も20代のときと40代の時。2度体験しました。
私がこれまで経験した高校の多くでは、生徒会担当の仕事を若い先生や、臨時講師の先生に押しつけているような気がしていました。

しかし、生徒会はこれから大人として成長していく生徒にとって、民主主義の原点を学ぶことができる場所ではないかと考えています。

おかしいことはおかしいと言えず。はっきりと自分の意見を述べることを押さえつけ、毎年、決まった行事をこなすだけの行事屋になってしまっているのではないかと思います。

青森の酒田さんは、前任校では、保護者、教職員、生徒が話し合う三者協議会を開いたり、部活動の予算を生徒会会計担当の生徒がすべて行うということをしてきました。

今回の内容は、「選挙」ということですが、現実の選挙が目の前にあり、高校3年生生が選挙権を持っているという現在、深く学びあいたい内容ではないかと思います。 

青森 吉田

内容はリーフレットから抜粋しました。

選挙管理委員会の顧問として生徒会の選挙に関わってきた実践報告。生徒会選挙は生徒が民主主義を体験し、当事者性を獲得する絶好の機会なのに、それが十分に生かされていない。「本物そっくりの選挙」をキーワードに、民主主義を知識ではなく体験を通して学んでいきたい。

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一般分科会『授業』…スマホからも投稿できます。

今年の一般分科会は9つ。
授業の分科会は2つあります。

先日、青森県の教員採用試験を受ける講師の方々が集団討論を学ぶところで、
『不登校をこれ以上、増やさないためにあなたはどんな取り組みをしますか?』の問いで話し合ったところ、

授業の充実を話した先生がいました。

とても、印象深く、いいなあ。と自然に思いました。

何のために、学ぶのか。

教師になって私たちは生徒たちにどんなことを伝えたいのか。

名古屋大会の分科会とは視点が違うかも知れませんが、交流会などでそんなことも話し合いたいと思っています。

今日は完全休養日。自ら働き方改革をするために、家でもパソコンを開いて仕事はしません。この記事は、スマホから投稿しています。毎日ブログ更新を目指していますが、そろそろ苦しくなってきました。分科会担当の方、現地の方、名古屋大会参加の皆さん。ブログ更新の記事をお願いします。

青森 吉田

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基調発題 教師の「傷つき」を意識することから、学校の寛容性を「耕す」

みなさん こんにちは
名古屋大会まで1ヶ月足らずとなりました。
2年間、毎日学級ブログを書いたことがある青森の吉田です。

さて
今年の基調発題は茨城の小柴さんです。
今年の2月の青森高生研・冬の集会(第98回)に来ていただき、
「 頑張らない、生活を犠牲にしない、生徒を縛らない教師になるために」という演題で
講演していただきました。

2019 青森高生研_冬の集会_(第98回)のサムネイル

名古屋で再び学びあえることを楽しみにしています。

ちなみに、青森高生研は
第99回大会を 2019年7月27日(土)~28日(日)
酸ヶ湯キャンプ場(毎冬、日本一雪が多いと報道される酸ヶ湯温泉に隣接)で
サマーセミナーを行います。
詳細は後ほど。

そして、記念すべき第100回大会は
2020年2月8日(土)9日(日)
青森教育会館にて実施する予定です。

名古屋は8月は暑いのでしょうか。
お天気情報も現地からいただけると嬉しいです。

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47都道府県最後の出店となったコメダ珈琲青森店

皆さんおはようございます。
8月の名古屋 とても楽しみにしています。
名古屋の美味しいものを食べたいと思っていますが、
先月、青森市にコメダ珈琲が出店しました。
なんと、47都道府県最後だそうです。

名古屋は喫茶店の聖地と言われているようですね。
美味しいモーニングを味わえるところを、現地の皆さん教えて下さい。

現地からの、食の情報をお待ちしています。

よろしくお願いします。

青森 吉田

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生徒とのかかわりをどうつくってきたか ―若いあなたが教師であり続けるために―

3日目の問題別分科会(第4)は若い先生方が教師であり続けるために
何が必要なのかを語り合える分科会ではないでしょうか。

誰もが若いときがあり、先輩教師や仲間と一緒に
生徒のことを語り、教師にとって何が大切なのかを自問自答してきたのではないでしょうか。

「日本の高校教育が 1990 年を境に構造転換」とリーフレットに書かれていますが、
何があったのか、どう変わったのか、今、私たちはどう生徒と向き合えば良いのか。

若い先生も、経験を重ねた先生も一緒になって考えていける分科会ではないでしょうか。

吉田

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初めての学年主任

みなさん、こんにちは
青森の吉田です。

名古屋大会の第2分科会は「初学年主任の試み」―弱音の吐ける学年―   です。
私も、5年前、初めての学年主任になりました。担任は何度も経験しましたが、
学年主任は初めて。

3年間、毎月、学年通信を出しました。
生徒の声、担任の声を、管理職や、進路部・生徒部の先生に届けること。
ここでは、とても書けないことも経験しました。

名古屋で、ともに学び合えることができればと思います。

H29 3nen_tuushin01のサムネイル

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7月になりました。皆さん、8月に名古屋でお会いしましょう。

高生研の皆さん
こんにちは 応援ブログ担当の青森の吉田です。

7月になりました。
青森では、多くの高校が7月に文化祭があります。
我が校は校舎がロの字型で、中庭で3年生6クラスの模擬店が行われます。
1年から3年までがクラスの旗を作り、2年生はゴミ箱を制作します。

名古屋大会の一般分科会では
第1分科会で「文化祭におけるベンチ製作」
第5分科会で「文化祭を通して「対話」のできるクラスに」

と文化祭に係わるものが2つあります。

文化祭でジェットコースターを作った方もいましたね。
大阪の文化祭見て歩きも興味深いものでした。

文化祭を通して生徒が成長していく姿を数多く見てきました。
名古屋大会でも全国の先生方と交流できればと思っています。

青森 吉田