船山万里子です。ブログでは初めまして。
中学時代の生徒会執行部経験から、生徒会に何となく胡散臭さを感じてきた私。
高生研に携わるようになってからも、いちばん苦手な分野が「生徒会」でした。
そんな私が酒田孝先生の基調づくりをお手伝いするようになり、「生徒会ってこんなに夢があるんだ!」と思うようになりました。
今年度夏の大会第五分科会でご発表される吉田先生の実践もまた、「夢のある」生徒会のお話です。
でも、「夢」って「理想」であって「非現実的」であって、結局名人芸じゃないの?
酒田基調を聴いてそんなふうに思う方がいらしたら、ぜひ本分科会にいらして、「現実的に夢を見る」方法を一緒に探りませんか?
「現実的に夢を見る」は、私の大学院の師匠である教育学者・佐藤学さんの言葉です。
教育は、ロマンがなければできないけれど、現実には様々な障害や制約があって、ロマンはロマンのまま終わりがち。
じゃあ、どうすれば現実に即しながら夢を見続けられるだろうか?
そんな思いが込められた言葉だと思います。
吉田実践は、地域の方たちと結びついた1000人BBQの実現に向かって、現実の制約の中で、少しずつ着実に、一歩を踏み出されています。
どうやって現実と交渉しているのか? 発想の源は? このあと、生徒会とどうつながろうとしているのか?
そんな問いを投げかけながら、吉田実践を一緒に紐解き、少しでも生徒会実践で「現実的に夢を見る」方法を探ることができれば…。
そんな思いで運営できたらと思います。
「出る杭は打たれる、でも出過ぎた杭は打たれない」「どうやって打って良いか、わからないぐらいの杭になれ」…吉田先生が以前のご同僚に投げかけられたというこの言葉が、とても印象的な実践記録。
第五分科会でお待ちしています☆