久田さんの文で、「そう言えば、秋田にも愛知県にゆかりの人がいた。」と思い出しました。菅江真澄という江戸末期の人で、三河に生まれ、北海道・東北地方を旅して晩年は秋田各地を旅し亡くなりました。『菅江真澄遊覧記』と総称される旅日記、随筆や秋田藩の地誌など200冊以上の著作があり、近世の歴史民俗を記録した第一級の資料として高く評価されています。その足跡は県内隅々にあり、この能代の近くの八峰町にある手這坂は、菅江真澄が「手で這うような坂を下ると、突然、桃の花が咲き誇る村が現れ、その村の美しさに感動し『「桃源郷』と称えた」とされ、茅葺きの家を残した里づくりをしています。
また、先日のテレビ番組「秘密のケンミンSHOW」では、サツマイモで作った「鬼まんじゅう」が愛知の名物として紹介されていました。「ういろう」と味噌関連料理しか知らなくて、「愛知へ行ってもなあ」と思っていましたが、テレビを見たカミさんの「あれが食べたい」の一言で、愛知へ行く「大義名分」が出来ました。
ところで、今、能代はバスケットボールの「能代カップ」で賑わっています。出場チームは、新潟商・洛南・明成・沼津中央・延岡学園・能代工(女子)青森山田・秋田商・酒田商・能代北・能代です。初出場の沼津中央が、大会2日目で優勝を決め、今年のインターハイでは台風の目となりそうです。以前、愛知県の安城学園高校が出場し、優勝しています。顧問やコーチは能代工業OBです。
この週末は全国委員会です。飛行機で余裕のない旅となりますが、大会につながる場として楽しみに出かけます。
(八峰町観光協会)
とらぬ狸@秋田