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授業参観・学級懇談会

 今回の震災で失われた尊い命と代えがたい生活、思い出…なんとも言葉がありません。私の勤務校でも兄弟姉妹校を中心に、他校にも呼びかける活動が広がっています。避難所をはじめいろいろな場所で今までと全く異なる暮らしを強いられておられる方々を思うと、このブログに日常を綴ることがなかなかできないでいました。でも、今日は思いきって書くことにします。

 勤務校では今週、本年度第1回の学級懇談会がありました。学級委員さんの選出方法が変わりました。なかなか引き受けていただき手がないのが近年のようすです。この10年で大きな変わりぶりです。

 昨日は自分の子の学校の授業参観と懇談会もありました。仕事と重ならなかったので出席しました。年に1回くらいしか行けないのが実情なので、今年度は学級委員を受けました。

 参観中の保護者の私語、撮影、待ち合わせのためのケータイでのやりとりなど、こどもたちが授業に集中しにくい中、先生方は奮闘しておられました。娘の担任は実は卒業生です。参観ではつい、立派な教師として生徒に愛される姿にこちらが励まされ、またよそのクラスも他の学年の参観にも行き、廊下から覗いただけですが、いろいろと吸収して帰ってきました。

 一小一中の学区なのでこじんまりとしていますが、元気のある学校です。生徒の座高に合わせて机の調整を担任の先生がやっておられたのを「おやじの会」が引き受けたり、今年度からは懇談会の回数を増やして、保護者が司会をするなどいろいろ工夫も始まるようです。

 集団登校なので、親一人が付き添う「旗当番」が回ってきます。集合場所はお子さんはとうに卒業された方の玄関先。登下校には「見守り隊」の方が雨の日も暑い日も立って安全を見守ってくださいます。40年前に登校中に事故で生徒がなくなるということがあったそうです。「二度とそんなことがないように」と学校近辺は朝、車もバイクも通行禁止。大通りを横切る学区ですが、年配の方も多いボランティアのみなさんには本当に頭が下がります。地域の子は地域で、と思ってくださっているようです。

 子どもが育つことに関心を寄せてくださる方が多い町。回覧板も市民運動会も健在なここに8年前に越してきました。ご近所づきあいの経験がなかったですが、今はおかずのやりとりや井戸端会議の仲間入りもさせてもらいありがたいと思っています。

 勤務校は私学なので、地域性ということをどのように大事に築いていくか、

移転も決まっているので考えることが多いです。

 岸田康子

 

 

授業参観・学級懇談会」への1件のフィードバック

  1. こんばんは 
    今日23日は土曜日でしたが、我が高校は授業参観にPTA総会 保護者面談がありました。授業をしていたら、おしゃべりが気になりました。生徒ではなく保護者の方でした。

    来週の火曜日は次男の通う中学校に授業参観に行きます。保護者の立場として学校を見つめる視点も必要だと考えるので、子どもたちが幼稚園のころから、授業参観などには毎年出かけています。学校って変なところだなあと保護者の立場として思う場面も多いです。

    中学校には変な規則が多いと思う今日この頃です。

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