東洋大学は大会会場として、とてもぴったり① 藤川 秀一
私は宿泊地の浅草から東洋大学まで時間にして40分、いくら乗ってもたった二百円という都営バス(東京都はお金持ちですな)を利用出来たので、会場へのアクセスは問題ありませんでした。宿泊地次第では大変だった方もいらっしゃるかもしれませんが、東洋大学は大同大学と並んで大会会場としてぴったりの施設だったのではないでしょうか。具体的には全体会会場もほどよい広さで、分科会会場もほとんどが机の移動が出来て使いやすかったし。また2日目夜の大交流会も東洋大学の学生食堂を使わせていただき大変盛り上りました。学生食堂でのお昼も5百円で美味しくてボリュームのある定食をいくつかのなかから選ぶことが出来て幸せでした。お昼と言えば正門の前に蕎麦屋があって、松永さんと早速「蕎麦で一杯」をやることが出来て、これまた幸せでした。
2007年熊本大会では全国から10名以上の方が前泊して準備を手伝っていただきました。それ以来私はその恩義をお返ししなければと、これまで出来るだけ前泊してお手伝いをしてきました。今回は前日午後3時からと1日目朝からの準備をお手伝いすることが出来ました。前日午後3時からの準備は20名以上の方が参加されました。大学正門から会場の部屋まで人海戦術でたくさんのダンボール箱を運びましたが、幸い途中で群馬のMさんが台車を調達してくれましたので、グッと楽になりました。台車を大会準備の必須アイテムの一覧表に載せておいてもらいたいですね。最終日の撤収の時は日曜日なので事務所が閉まっていて台車が借りられないのではと心配しましたが、東洋大学を会場としてお借りする際にお世話になった船橋さんのお友達?の東洋大学の先生にお願いしたらすぐさま台車を準備いただきました。東京大会がうまくいったのはこの先生のおかげではないでしょうか。感謝!
5時までの準備の後は浅草の電気ブランで有名な神谷バーに10数名で繰り出しました。これまた熊本大会で前日準備のため全国から集まっていただいた方々と「郷味洲さき」で肥後の郷土料理で盛り上がったことを思い出しました。神谷バーでは台車をさっと調達してくれた群馬のMさんと隣同士になり、群馬の船橋さんをはじめとする和太鼓グループのことやMさんが顧問をしているボランティア部の話などを興味深くお聞きしました。「核を意識した学級」をレポートする松本さん、そしてMさん、お若い二人がいる群馬高生研は前途洋洋ですね。きっと来年の京都大会にはMさんもレポーターとして登場してくれるのではないでしょうか。楽しみです。
大会の3日間は群馬高生研の皆さんと滋賀の夏原さんとともに図書販売の係りをやりました。熊本高生研の皆さん、来年の京都大会に参加しようと思っている方は図書販売のような当日だけでもお手伝いできるような係りをやれば、そこから新しい面白い出会いがあると思いますよ。
(ふじかわしゅういち)<つづく>