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「教材教具展」は実践交流と情報発信の場です

青森高生研  木村 一男

開花から満開までの所要日数9日。1947年の観測開始以来の最長日数。弘前公園の桜は5月7日にようやく満開宣言となりました。そしてその桜も散り終わった今日この頃、津軽にはりんごの花だよりが聞こえてきます。

さて今日は、「青森の教材教具展」をご紹介します。青森高生研では、かなり以前より年2回(8月、2月)の1泊研究集会において、この教材教具展にかなり意識的に取り組んできました。1996年の初めての青森での全国大会(三沢古牧温泉)、2008年の2回目の青森全国大会でも、現地提案企画としてこの教材教具展に取り組みました。

HR・授業・学校行事・分掌などの教材や教具、通信、出版物、資料などを自由に持ち寄ってもらい、会場の一隅に展示することで実践の紹介と交流を図るというものです。

最近は県の学習会や全国大会、東北ブロックゼミなどの紹介にも力を入れ、全体として高生研の活動についての情報発信ができるよう心がけています。それは、特に初参加者や若い参加者の皆さんに高生研をよく知ってもらいたいという思いがあるからです。

優れた実践報告から学ぶと同時に、この教材教具展からは様々な実践上のねらいや創意工夫、そして各種研究集会の様子を感じ取ってもらいたいと思っているのです。

写真は今年2月、新代表の森俊二先生を講演講師としておいでいただいた第90回青森高生研研究集会の教材教具展の様子です。まずは森先生の紹介コーナーは学校の所在地地図、学校のHPからの資料、教育課程表の掲示。昨年夏の東京大会の紹介は①写真(模造紙に貼ってコメント入り)、②大会速報、③大会レポートや議案書など各種資料の展示、④会員登録の呼びかけコーナーなど。県やブロック集会の紹介も同様です。そのほかにも、機関誌・全国会員通信・他県の会員通信(大阪、熊本など)のバックナンバーや各県サークルの研究紀要・実践記録集なども。もちろん参加者持参の教材や教具が並びます。

教材教具展コーナーの前にはおやつコーナーも設けているので、参加者の皆さんは休憩時間にはおやつをつまみながら展示に見入っています。

会員登録コーナーの効果があったか、2月の集会では新たに私学の青年教師が全国会員になってくれました。東京大会で岸田先生からいただいてきた勧誘パンフと「優待券」、大変役に立ちました。実はかつて私が教職を勧めた教え子です。全日制・定時制掛け持ちでの時間講師やアルバイト、臨時講師などの苦労を経て、私学に採用となった青年です。今度は一緒に全国大会に参加するのが願いです。

夏の京都大会は青森の酒田孝先生が岩手の中純子先生とともに基調発題を担当。青森からも酒田・中応援ツアーを編成しなければと思っています。

新事務局、グループスタッフ、そして京都大会現地スタッフ皆さん、頑張ってください!!

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