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「カンボジアに行ってきました」

 みんなさんこんにちは。秋田大学教育文化学部3年の遠藤大輝です。昨年の東京大会ではお世話になりました。今年の京都大会にも参加したいと思いますのでよろしくお願いします。
今まで高生研では、東日本大震災に関連しての故郷との関わりについて何回か活動報告をしてきましたが、今回は少し違ったテーマでお話しようと思います。
 少し前の話になりますが、今年の三月にインターンとしてカンボジアへ行ってきました。活動内容は主に子どもたちへの生活支援でした。そこでの体験を簡単にお話します。
 発展途上国であるカンボジアでは、日本と比べて生活水準がとても低く、小さな子どもたちでも当たり前のように働いています。日本では考えられないようなことがカンボジアでは当たり前のこと。というのも珍しくはありません。活動はアンコールワットで有名なシェムリアップを拠点とし、シェムリアップ郊外の小学校や孤児院を訪問してきました。カンボジアの小学校は午前午後の二部制で、勉強以外のどちらかは働きに出かけます。もちろん教育のシステムは日本と全く違い、これでいいのか?と、疑問に思う部分が多々ありました。そんなカンボジアの学校風景を見ていると日本の教育がどれだけ発展しているか実感しました。カンボジアは今、観光大国としての発展を目指しているそうで、ツアーガイドなどの観光サービスに従事できるよう、日本語を勉強している若者がたくさんいました。小学校では日本語を教えたり、一緒に子ども達と遊んだり、その他勉強道具の寄付などを行ってきました。とても元気な子どもたちにたくさんのパワーをもらってきました(笑)

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 一方、カンボジアでは家庭での収入が少なく、子どもを養えないという理由でたくさんの子どもたちが孤児院に入ります。日本人が訪れると、子どもたちは大歓迎!拍手が湧き起ります。家族と共に暮らすことのできない子どもたちはどのような心境なのでしょうか。現地で生活をしているといろいろな思いがこみ上げてきました。来ている洋服はボロボロに破れ、紐の通っていない靴を履き、とりあえず雨風はしのげるだろうかというような建物で生活していました。きっと多くの日本人はそれを可哀想、貧しいなどと思うでしょう。もちろん僕もそう思いました。しかし、子どもたちの目はすごく輝いている。子どもたちは大人になったらお金をたくさん稼いで家族と暮らしたいと話していました。僕たちが思う貧しさなどに子どもたちは負けまいと奮闘しているようにも思えました。子どもたちは自分の生活のために何をすべきなのか、子どもたちながらに一生懸命考えて生きています。日本ではどうでしょうか。豊かさで溢れている故に、そのようなことを考える必要もないし、考えなくても何とかなってしまう。先進国ではありますが、一度発展してからさらに発展はしていないんだろうなと考えさせられました。

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 カンボジアではいろいろなことを自分の肌で感じ考えてきました。カンボジアでの体験は、この記事ではほんの少ししかお話できていません。まだまだたくさんのことがあります!!!機会があればまたお話したいです。
 カンボジアでの体験を振り返ってみると、子どもたちと関わることすべてが教育なのではないかなと感じています。大学1年生の時に高生研と出会い、気づけば3年生。これからもさらに頑張っていきたいと思います!

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