大阪の井沼です。
先日、大阪高生研の会員通信「早蕨」4月号を発送しました。
昨年に続き、4月号は派手なカラー表紙です。
制作してくれたのは、こだわりのイケメン王子Sさん。表紙写真(満開の桜の下を風に髪をなびかせて歩く2人の女子高生)は、ネットのどこかからとったものではなく、
、この表紙のために生徒にモデルを頼み、人工的に(?)風を起こして撮影されたもの。チョー忙しい新年度の始まりの時期に、何という遊び心でしょう!
(Sさんは新1年の学年副主任でもあります)
早蕨の歴史をふり返ってみると、ほとんど途切れかけていた会員通信を復活させたのが1997年秋だったかな。わずか6ぺージの手書きでした。それから多いときは年10回、最近は年6回、休むことなく2回の全国大会(98年、09年)を経て16年目を迎えました。現在は全国の200名弱の読者に支えられています。うれしいことです。
当時30代の後半だった大阪高生研のメンバーも50代半ば。かつて2代目早蕨編集長だったIさんが、「早蕨は大阪高生研そのものです」と言いましたが、まさにそのとおりで、早蕨が出し続けていることが、大阪高生研の活動がしぼむことなく相応の規模で続いてきたことを示していると思います。
でも、これって考えたらかなりすごい地域サークル運動ですよね。24~32ページほどの記事集め、編集、毎回200名近くの読者への発送作業、購読料徴収など、大阪高生研事務局+早蕨編集委員会10人くらいでやっていますが、必ずしも順風満帆というわけではありません。特に新年度で忙しい4月号と秋の行事が重なる10月号の発行はなかなか大変です。
大阪メンバーが全国高生研の一部を担うこともあり、20011年総会では「早蕨年4回化」(購読料値下げ)も論議されましたが、一般会員からの「やっぱり年6回」の強い要望が。その代わり編集の大変さを会員でバックアップしようと、Sさんたちが積極的に4月号編集を買って出てくれたという経緯があります。
というわけで、4月号の異色な早蕨は、SさんとSさんの学校の同僚が中心になって作ってくれたもの。大阪高生研の会員でない人も執筆したり、折りを手伝ってくれていて、たくさんの人の手でできあがりました。
さて、早蕨4月号から、大阪高生研の春の活動3連チャン。
4月29日(月) 今年もやります。史上最強の遠足第4弾!歴史と文化と茶菓子のまち堺フィールドワーク 10時南海本線堺駅集合
5月10日(金) かとっちょ先生に聞いてみな!~加藤昌孝先生講演会~ 18:30~エルおおさか南館103号室
5月26日(日) おおさか“教育条例”制定から1年 おおさかの教育どうなるン!?立ち止まってじっくり検証してみよう集会 14:00~ 大阪大学中之島センター7階セミナー室(おおさかの教育の明日を考える会に協賛)
おおさかの人限定ではありません。全国からようおこし!