アンドウです。
2013年度4月も中盤
気象・気候、世の中の情勢は落ち着きません。
かなり寒かったかと思いきやここにきて昼間はそれなりの気温です。
淡路の地震も気になります。
国内の世情もほかではありませんが、海外のあら方もおちつきません。
一方、現場は少しずつ本格的な学校の姿が現れてくる頃でしょうか。
私の勤務校でも保健の行事であったり、新1年に対する事務的対応や
オリエンテーションが、授業と平行して進んでいます。
そろそろ、「さて、今年度はどんな授業の進め方をしようか。」とか、
「うちのクラスをどうもっていこうか。」と、気持ちや気合いが入ってきます。
最近読んだコラムに「記事の読み方」について書かれているものを見ました。
「・・・違和感や理解できないものに向かい合う姿勢が問われている・・」
というようなことを指摘していました。
「確かにそれは言えるかも。しかも、授業にも同じことが当てはまるような気がする!」
早速、3年生の授業の組み立てを考え直してみました。
食わず嫌いをそのままにしておかず、料理法を変えてみたり、
器や彩りを工夫することでホントの味を確かめさせます。
中には「やっぱりまずかった」と吐き出すものもいるかもしれません。
それでも中には「意外な味」とか
「へ〜こんな味がするんだ〜」としっかり受け止めてくれる生徒も出てきます。
もちろん私の担当は美術科です。
さしずめ、「素材」は教科書に取り上げられるような作品たち、
「器や彩り」「調理法」はプレゼン方法であったり語り口でしょう。
それまで「古典美術」に関して受け付けないそぶりを見せていた生徒にたいして、
多少の触手は引き出せたように思いました。
違和感と違和感がない世界と、つなぐのは授業かもしれない。
そんなことを考えながら仕事に追われています。