喜びと悲しみの卒業式

3月1日は多くの高校で卒業式がありました。私が所属する高校も3月1日が卒業式。卒業生を送り出す担任団は1年次より変わらず、7人の担任と学年主任の8人がガッチリとスクラムを組んで3年間を楽しく過ごすことができました。30年の教師生活の中で、これほど学年のスタッフに恵まれたことはありません。50代、40代、30代と年齢のバランスがとれ、それぞれが持ち味を出し合い、生徒の進路達成にむけて日夜奮闘してきました。

遠足、球技大会、文化祭、運動会などの行事も積極的に生徒とともに頑張りました。1年の夏と2年の春に行われた学習合宿では真剣な学びに取り組みました。地方の進学校は経済的理由により、多くの生徒が国公立大学を目指しています。7クラス275名のうち、今日でちょうど100人の生徒が国公立大学に合格し、その他に私立大学や公務員試験に合格して、半分以上の生徒が進路を確定しました。

卒業式は彼らにとって、大きな節目の1日となりました。ともに、卒業するはずだった一人の女子生徒が、卒業式直前の2月18日に突然の病のために亡くなりました。1年生の時は私のクラスの生徒でした。明るく朗らかで、テニス部のエースでキャプテン。インターハイにも、全国選抜大会でも活躍しました。卒業式は喜びだけでなく、悲しみの卒業式でもありました。

我が高校には送辞と答辞がありません。東高校賛歌という歌がその代わりです。卒業生退場の際に、ひとりの大柄な男子生徒は声を詰まらせ、泣きながら担任にお礼の言葉を言ってくれました。私は、最後のクラス。生まれて初めて、男子生徒たちに胴上げされました。やんちゃな彼らに、この1年間は苦労させられましたが、不思議と嫌な感情は抱きませんでした。

担任からのクラスの生徒たちへのプレゼントは3年間のフォトスライドショー。3年間、いろいろな場面で写真を撮ってきました。あっという間の3年間。担任は本当に疲れますが、教師という仕事は本当にいいなあと思う今日このごろです。      (よしだ まさひろ)

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