去年の夏は猛暑。秋近くになっても30度を超える北国でした。
冬は豪雪と猛吹雪
自然の厳しさを感じながらも北国に住む若者は3年間の高校生活を終え
新たな旅立ちをすることになりました。
我が高校の生徒の多くが大学へ進学します。
地元の大学だけでなく、北海道から東北、関東。
新潟や京都の大学に進む生徒がいます。
彼らと一緒に歩んできた3年間。
学年主任と担任7人の計8人は3年間変わりませんでした。
学年だけの職員室はいつも笑いが絶えませんでした。
生徒たちも素直で明るくそれぞれが新しい道を歩もうとしています。
ただ、残念なことは、入学してきた全員が卒業できなかったこと。
そして、3月の卒業前に、ひとりの生徒を病気で失ったことです。
何度も卒業生を出してきましたが、彼らと10年後に出会うことが本当に楽しみです。
進学校では、模擬試験の結果や国公立大学の数など目先の数字にこだわる先生も多いです。
教師になって30年。高生研で学んだことが、どこの学校にいても役立っています。
地元の大学の後期試験の集団討論の練習では、
大阪高生研から学んだゲームを取り入れ、
からだと心を開かせながら、討論させました。
まだあちこちに雪山がありますが、確実に雪解けは進み、春が近づいています。
教育学部に進んだ生徒たちや今年、新しく先生になる卒業生に声をかけて
京都大会に参加したいものです。
よしだ まさひろ(あおもり高生研)
北国の桜は5月のゴールデンウイークです。(*^ー^*)