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年に一度の汚れ落とし

 こんにちは。沖縄高生研の照屋です。沖縄は梅雨入りしました。程よく(?)雨が降っているので少なくとも水不足に悩まされることはなさそうです。うちの学校では来月中旬に文化祭があります。僕のクラスでは、オリジナル脚本での劇をやる事になりました。今のところ生徒たちが自主的に動いているので、僕は出来る事だけをサポートしているといったところです。

 さて、沖縄県の高校では、いわゆる「ワックス清掃作業」という清掃活動を年1回行います。

 午後の授業をカットして行います。まず教室内や廊下を清掃後、机や椅子、教卓等全ての物を外へ出します。その後、「ポリッシャー(円形のブラシが回転して床を磨き上げる機械。操作がなかなか難しい)」や「スカッチブライト」を使って床をゴシゴシ磨きあげ、水を流して洗い、ぞうきんやワイパーで水分を拭き取ります。床が完全に乾いた後、「ワックス」を薄~く均等に塗布し、それが完全に乾いたら、外に出した物を教室に入れて完了です。2月に行う学校が多いんですが、うちの学校は7月中旬に行います。まるまる3時間ほどかかります。ほぼ全ての生徒が、真剣かつ楽しそうにやります。最初の床磨き作業は、洗剤を使うので生徒たちや先生たちは裸足です。気をつけないと滑って転びます。実際、「すってんころりん」して頭を強打し、出血した生徒もいたそうです。

 でも、僕ら先生たちも含めてみんな楽しそうです。普段の授業では見ることの出来ない生徒たちの一面や(学校生活ではとても静かな生徒が、テキパキ仕切ったりする)、先生方の案外おっちょこちょいな姿(僕も含めて)があちこちで見られます。気合いを入れて床を磨くと、びっくりするほど汚れが落ちますが、わざと「模様」が浮かび上がるような磨き方をするクラスもありました。

 去年までは全体を取りまとめる立場でしたが、今年は担任として生徒たちとワイワイガヤガヤしながらピカピカにしようと思います。次回のブログは、文化祭について書くつもりです。

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