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多忙な日常

 三重の川喜田です。名古屋大会では現地の財政担当をします。先週、愛知の加賀先生が紹介されていた「お伊勢さん」のある伊勢市の学校に勤めてます。

 今日は日曜であるにもかかわらず学校で仕事をしてました。昨日も午前中は学校にいました。忙しさを自慢してはいけないし、学校の多忙さはいずこも同じで、こと改めて紹介するようなことでもないのですが、少し書いてみます。

 この木曜に期末テストが終わりました。ちょっと前までは「テスト中は会議を入れない」という不文律があったのですが、いつの間にやら「テスト中の午後は絶好のチャンス」とばかりに会議が入るようになりました。というか、学年主任という立場上、会議を入れる側に回っている始末です。勤務時間中にテストをつくることも、採点することもなかなか出来ず、今日も採点と提出物の点検。

 3学年なので進路指導部と一緒に小さな職員室にいるのですが、ちょっと遅めに学校に着いたら、すでに担任二人が仕事してました。昼には部活動を終えた担任が一人戻ってきました。昼食から戻ると、今週木曜にある合唱大会の練習に出てきてたクラスの担任が「やっと終わった!」と戻ってきました。聞けば、午前中に終わるはずだった合唱練習が午後まで延長したのだそうです。1学年8クラスですから、半分の担任が職員室にそろいました。

 地方とはいえ「地元のトップ進学校」です。センター試験まであと200日を切ったのに、生徒たちは合唱大会に燃えています。合唱大会だけではありません。その前にある球技大会の早朝練習のために、学年ごとに時間を区切って体育館を開放しているのですが、生徒たちは7時に出てきた練習します。「文武両道」の校風です。「充実した学校生活」なのですが、その中になにやらスッキリしないものが潜んでいます。

 期末テスト第1日のことです。監督で3年生のクラスへ行きました。テスト1日目だというのにどうやら合唱練習をしていたようです。そのことは「頑張っとるな!」と評価したい気持だったのです。しかし、机の配置が元に戻りきってなかった。おそらく、机を教室の後ろに下げて練習をしていたのでしょう。生徒たちの机は一応元に戻ってはいました。しかし、教卓が教室の中央に置かれていました。もう数分でテストが始まります。教卓の上でテストの仕分けをしなければなりません。近くにいた生徒に指示をして教卓を元の場所に戻させました。(もちろん私も一緒にやりました。)

 そのことはどうってことはないのです。しかし、違和感を感じたのはその時の生徒たちの反応です。教卓を戻すように指示を受けた生徒は「なぜオレがするの?」という表情でした。他の生徒も冷ややかでした。「すみません。すぐに戻します」と言って欲しいとは思わないのですが、せめて「申し訳ない」という表情くらい返してよ!

 このクラスは今日、練習に出てきてたクラスです。担任は幼い子どもを持った女性教員です。彼女から愚痴は聞きませんが、時間を作るのはたいへんなハズです。もう止めますが、些細なことです。しかし、こういうのが溜まってくると結構厄介です。

 ちっとも応援ブログになってないですね。しかし、こんな日常だからこそ、思い切って学校から外に出ることが必要なんだなと実感した1日でした。

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