大阪・佐藤です。
2012年以降の新高生研仮事務局で、「新高生研を考える」担当の1人をしています。
出版不況がすすむなか、教育雑誌は「売れない」のが常識。ほかの民間教育団体の機関誌も同様で、「廃刊」「休刊」等が続いています。
そんななか、新高生研は、「高生研型」の「活動の基軸としての機関誌」をめざし、この間、3度にわたる構想会合を開いてきました。
・5月28日 東京:湯島にて(5名で)
・6月17日 大阪:上本町にて(4名で)
・6月18日 京都:京都駅前にて(6名で)
「拡大機関誌会議」と称し、高生研草創期を知る方から最近、深く関わるようになったという方まで意見やアイディアを出し合う。出版社との交渉や雑誌編集・発行経験者からの聴き取りなども行ってきました。
京都駅前の某ファミレスで4時間近く粘って行った今日の会議で確認した、「新機関誌」の編集コンセプト。出された意見を列挙します。
・相互の応答がある
・全国の実践をさがす1つの手段
・理論と実践をつなぐ手段
・複数立場、視点からの分析
・目の前の生徒から、教室からの視点を明確にしたもの」
・読者参加型(「すごい実践」から「ちょっとした取り組み」までにぎやかに)
・新しい教師がつながるマガジン
・いっぽうで「あぁ、こんな見方ができるのか」と気づくことができるもの
(下略)
せっかくの「チャンス」ですから、かなり「大胆」な機関誌提起をしたいもの。
「機関誌を考える」ことが、そのまま「新高生研で何ができるのか」を考えることになるなあ、を実感しています。
7月18日に行われる仮事務局会議で確認したあと、名古屋大会での会員総会で提起しますので、旺盛な議論を期待! です。
どうぞお楽しみに。