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ユニークな運動会

 14日は本校の運動会です。たぶん、ユニークだな、と思う点を紹介します。自分の所もやっているよ、という学校があったら教えてください。今回は、陸上競技場が改修工事で使用できず、総合体育館の中での開催です。

1、地域で宣伝をする。

 6月初めは、全県総体で出校する生徒も教師も少ない日があります。授業が出来ないので、2時間ほどの特別時間割を組むのですが、いない生徒がいるのに授業を進めるわけにはいきません。結局、時間をもてあますわけです。それで何かできないか、ということで、間近に迫っている運動会の宣伝チラシを配ることにしました。4年ほどになります。今年は、隣の小学校へも生徒が出来るボランティアはないか、と聞いたところ、球根の植え替えなど手伝って欲しい、ということで、本職?の土木科の生徒が行きました。

2、見学者が多い。

 地域で宣伝をしたほかに、保護者へも案内を出します。そうすると、100名ほどの申込があります。申し込まない人や地域の人も合わせると150名くらいになります。自分の子どもをビデオに収めようと、結構大騒ぎです。

3、見て面白い。

 見学者が多いのは、自分の子どもの活躍が見たい、というだけではなく、見て面白いからです。以前は、走り高跳びや幅跳び、長距離走など、真面目な書目ばかりで、やる生徒も面白くなく、さぼる生徒が多かったのですが、生徒たちに種目を考えさせてから、さぼる生徒もいなくなり、見学者も「面白い」ということで、口伝えで広まっています。綱引きのは、教員チームにお父さんばかりではなくお母さんも何人か参加します。最後は科対抗リレーで盛り上がります。総合得点で優勝科が決まります。

 独特な種目は、ムカデ競争、くるくるリレー、台風の目、障害物競走、部対抗リレー、長縄跳び、玉入れ、などです。ただ、応援に関しては全く出来ていません。これからの課題です。

4、幼稚園児も参加。

 地域で宣伝をしたところ、幼稚園から見学したい、という申込がありました。せっかく来ていただくのなら、ということで、園児と手を繋いでかけっこ、の種目を作りました。190cmの高校生と小さな園児が手を繋いで走るのは、ほほえましく、高校生の心にもいたわりの気持ちが生まれるような気がします。

 今年はさらに、玉入れも行います。高校生が抱きかかえて玉入れをさせよう、というものですが、どうなりますか・・。         とらぬ狸@秋田

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