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「1ヶ月だけの演劇部」三沢高校 酒田孝レポート

今年の2月の青森高生研冬の集会で酒田先生の生徒会のレポートを分析しました。酒田先生も多忙でなかなか、レポートの内容をこのブログに書き込めないようなので、2月の冬の集会の様子を田村先生が書いたものを抜粋して載せます。

2月6日(日)9時から11時45分までの2時間45分間、酒田レポートの発表と意見交換を行った。青森高生研で一本のレポートで3時間近くレポート討議をするのは久しぶりだった。当初は、酒田レポートとぴらいちの優れたレポートとの2本立ても考えていた。しかし、2日目の参加者が20名程度だったことや酒田レポートが3時間に堪えうる濃い内容だったことから、1つのレポートで実施することとした。

 レポートの内容は、三沢高校の生徒会活動とその活動をベースに1ヶ月で作り上げた演劇の2つであった。三沢高校の生徒会は、生徒会執行部を中心として活発に活動している。特徴は生徒が自主的に体育祭、文化祭、球技大会を運営していること、生徒会の予算編成や出納などの仕事を生徒自身がやっていることである。

 酒田は生徒会活動の取り組みで大切なことを、決定機関での生徒同士の話し合いによる決定と行事以外での諸問題の自主的解決だと感じている。そのため、今回の主題である演劇をするための決定に、アンケート実施、職員会議での討議、2時間にわたる生徒総会の議論、生徒会執行部と文化祭実行委員会の話し合い、臨時生徒総会と緻密なまでに生徒同士の話し合いと職員の合意形成を図っている。その結果、生徒間の意志の共有、教職員の納得が得られている。このことが、この「一ヶ月だけの演劇部」を成功させる土台となっている。

 生徒に対する酒田の次の投げかけは「本物との出会い」をさせることであった。指導者捜しに苦労するが、なんとかすばらしい本物の演劇人(みちるさん)を探し当てることができた。酒田はすぐさま、彼女の経歴を盛り込んだ、魅力的なチラシを作り上げ、劇団員を募集した。この時点で本番までは約40日。演劇は生徒が脚本を書き、生徒が自分の言葉で演じ、舞台・衣装づくりから、照明など全てを生徒が担当することになった。この演劇で生徒がしたいことは、「コスプレ」「ダンス」「何か熱い役」「ミュージカル」などであったが、みちるさんはさらりと「みんなやりましょう」と生徒の心をつかんだ。脚本はなかなか完成せず、完成したのは約20日前。劇団員は発声練習に明け暮れ、不安を募らせていた。その間の生徒の不安と葛藤はレポートから手に取るようにわかる。しかし、酒田はそれを横目に見ながら、積極的に助言もせず、手伝おうとはしない。ライオンの親が子ライオンを崖から突き落とすように。そして、7月16日の本番を迎えた。

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この続きは酒田先生ご本人に書いてもらいます。

もうしばらくお待ちください。

青森 吉田

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