三重高生研の第31回研究集会(6月18・19日、アスト津・三重県)をPRします。
テーマは『経営品質と教師の仕事の困難』
三重高生研では、昨年の東海ブロックゼミを行うにあたり、「教師の仕事と職業教育」というテーマで熊沢誠さんを招聘しました。静岡高生研がテープ起こしをして、その講演の内容は高生研の中でもかなり知られるものとなっています。詳しい内容はここでは触れませんが、「教師は今や未組織労働者であると言えます」という言葉が、印象に残っています。
なぜ、三重高生研が「教師の仕事」というものに着目しているのか?
理由は、三重高生研に関わる教師に早期退職や病気休養をとるケースが増えていることがあります。高生研の教師だからこそ教師という仕事に対してもクランクに対峙できると分析できるかも知れませんが、体調を崩してしまったり、先の見通しなく辞めてしまうのはそれにはあたりません。おそらくは、三重に限定される状況ではないはずですが、その現実をどうとらえるかは、直面する課題なのです。
今回の講演者として、学校の経営を率先して進めてこられた方に来て頂きます。進学校で取り組まれたその進路指導の取り組みは、いまや三重県下の進学校に影響しています。「三重県型学校経営品質」というものが県教委主導で進められおり、その功罪も気になるところです。三重高生研としてこの学校の経営に関わる問題を検証すべき対象だと考えました。
案内についてはこちら。
日程2日目には、名古屋大会基調発題「実践記録を書くことの意味」を本格的に議論します。もちろん、執筆者の船橋さんにも来て頂きます。「教師の仕事」に絡めて、議論したいというのが三重のアプローチの仕方です。
アンドウ@みえ