茨城高教組・青年部学習会の講師を依頼された私は『高校生活指導』188号第2特集「ぴらっと一枚実践さがし」をやりませんか、と提案しました。そして、4月29日、土浦市で、茨城高教組青年部主催の「ぴらいち学習会」が開催されました。
188号の特集記事を頼りに見よう見まねでやってみました。
事前に準備されたレポートは2本、参加者は若手(?)4人、ベテラン(?)4人の計8人でした。ベテランと若手2人ずつ4人の班を2つ作り、それぞれにレポーターが入る形で、「ぴらいち」本来の参加者全員がレポートをする形ではありませんでしたが
、報告者、司会兼まとめ役、ほめ役、けなし役の役割分担を決めて、報告を全員で深めていきました。役割が決まっているので、割と発言しやすかったようです。しかし、私も含め、全員が初めての経験のため、それぞれ割り振られた役を十分にはこなせなかったようですが、参加者が報告を聞くだけの受け身の学習会でなく、報告に対して自分の意見を述べなければならないことで、主体的な学びができたようです。
茨城高教組青年部は今後も県内の各地に出向き、「ぴらいち」学習会を開催していく予定だそうです。「ぴらいち」が茨城高教組青年部に広まっていき、教職員としての悩みや日常の些細な実践を気楽に報告し、気軽に実践を交流したり、教育の課題についてともにに考える機会となればいいな、と思っています。<常任・I>