先日、東京大会全体会Ⅰ「田村哲樹講演」に向けての
「熟議民主主義・プレ研究会」が東京大学で行われました。
私は担当のMさんから無茶振りで指定討論者を任され、
普段なら絶対読まないような政治学の本を読んで学習会に
のぞみました。
解説をしていただいたKさんの「闘技民主主義」と「熟議民主主義」
の違い等、大変わかりやすかったです。
しかし、さて「指定討論」となると、相変わらずわけがわからないままです。
同じ指定討論者のFさんとともに「自分のできる範囲でやるしかないよね」
ということで開き直り、「熟議民主主義を生活指導論から定義し直してやろう」
ととんでもないことを考え始めました。
というのは、今、いろんなところから「熟議」ということばが聞こえてくるから
です。
「熟議のすすめ」というパンフレットを文科省も出しています。
http://jukugi.mext.go.jp/archive/512.pdfこれに出てくる小学校の教師が先日のNHK「プロフェショナル」に
出演していましたね。観終わって、なんだかなぁ、って感想を持ちました。
どこが「熟議」なの?いやむしろ「熟議」を避けているだろう、って感じで。
「討議づくり」を通して「関係性の組み換え」を追求してきた高生研が、
巷で話題の「熟議」に「ちょっと待った!」と、分け入る隙がありそうです。
そんな、指定討論にしたいなぁ・・・
静岡・K