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揉め事の先には…

 大阪のKです。東京大会、参加できることになりました!しかも父と2人で、青春18切符で10時間かけてのんびり上京します(父はのんびり東京観光をするようです)。いつも全国大会では元気をもらえるので、今年も楽しみにしています♪
 5月のブログ以来、顧問をしている女子バレーボール部の内容を記してきました。今回で最終回、最近の部活動の様子を書いてみます。
 6月の第2週から、新チームが発足。体育会系の部活ならでは?と思う節々が見えてきます。体育館の練習時、日が入り眩しいので、練習開始前にギャラリーのカーテンを閉めます(ギャラリーは体育館フロアより高い位置にあり)。練習後はそのカーテンを開けて、消灯して体育館を定時制に空け渡します。ある日の練習後、1年生が体育館ギャラリーのカーテンを開けるのに戸惑っていると、2年生5人が「もう、やり方教えたのに全然できてへんやん」「遅いわ-」「はよ(早く)しろや」と言って円陣を組んで、必死に頑張る1年生の方を見上げていました。部活動の最後、集合をするために私もその場に居合わせました。2年生の声にイライラして、私「そんなに言うなら、あなた達2年生も上がってカーテン開けるのを手伝ってあげたら?」- 副キャプテンのTさん「一度、やり方を教えたんです。」この言葉に私は結構呆れてしまいました。「一度で全部を理解できていないことが今わかったのだから、何度も教えてあげるのが上級生の役割でしょう。」私がこう言うと、2年は渋々「はい」と返事をしました。
 その日から程なくして、1年生3人が退部届けを取りにきました。理由は「1年生同士での雰囲気が悪い。」話しを聞くと、練習後の更衣室で同じ1年の女バレの選手から悪口を言われているとのこと。この件は2年生の耳にも入り、何度もミーティングを重ねました。訴えてきた1年生と2年生がまず話しをし、1年生同士でも話し合い、顧問も入って全体ミーティングを行いました。悪口を言ったことになっている女子の言い分は「1年で決めた、練習時間の30分前には集合して準備に取り掛かるというルールが守られていない」「練習中も声が小さい」「先輩に注意されたことが改善されていない」というもの。彼女から見ると、退部したいと言う3人の態度は鈍臭く見えるようでした。全体ミーティングで、2年生は全力で3人を引き止め、1年生の中には泣きながら引き止める人もいました。キャプテンから、K先生からも一言と言われ、「辞めるも辞めないもあなた達次第だけど、コートに戻って来ると決めるなら、相当の覚悟が必要になるんやで。」あえて引き止めませんでした。このミーティングの直後、退部希望者のうち2名が私のところにやってきました。「K先生の言う『覚悟』が私達にはありません。」退部していきました。
 体育館の耐震工事がこの7月より始まり、8月末まで体育館が使えない状況にあります。グラウンド練習を放課後に毎日行うようになり、バレー部なのに選手達は日焼けをしながら頑張っています。7月9日より外部コーチの先生をお迎えしました(年間30回の技術指導)。2年生は、新チームとしての方針も考えながら「自分たちで」1勝できる工夫を考えてくれています。男子バレーボール部のN先生のお計らいで昨日(7/17)、近隣校の体育館をお借りしての合同練習&練習試合が実現しました。試合の時の選手の表情を見ていると、楽しそうでいきいきとしていました。そんな彼女達の表情が、正直女バレと関わることがしんどいと思っていた私の背中を押してくれました。この選手達のために、この夏は練習場所をたくさん押さえたいと思います。

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