沖縄の照屋です。先日、生徒会主催の陸上競技大会がありました。近隣の陸上競技場を学校で
借り上げてトラック・フィールド競技をやるのですが、当日はあいにくの雨。途中、激しい雨で何度か中断しましたが、なんとか最後の競技まで終了。僕は二年生担任なので、生徒たちの写真を撮るのに忙しく、開会式から昼食時間まではほとんど休みなく動き回っていました。
午後には「全学年HR全員リレー」(一番盛り上がる)があり、その二年生の部で、なんと担任しているクラスのアンカーとして走ることになってしまいました。15年(?)振りくらいで100mを全力疾走。頭の中で進んでいる距離よりも、実際に進んでいる距離の差は10mくらい遅れていた感じです。その時の筋肉痛が、今きています………。
さて、「カーディガン着用許可」について前回からの続きです。せっかくカーディガン着用が認められたのに、よりによって三年生の違反者が増える中で「何かいい手はないものか?….」と思っていた時(去年12月頃)のことです。元生徒会長S(三年生)が、「朝のSHR時に、校内放送で『カーディガン着用違反者が増えている事に関して』注意喚起を呼び掛けたい」と生徒会担当の先生に申し入れがあったとの事。さすがにこのまま何も手を打たなければ、違反者が累計15名を突破してしまうと思ったのでしょう。(※累計15名を突破すると、その時点からどんなに寒くても「着用禁止」に戻ってしまう)生徒会が職員に了解を取り、申し入れ通り校内放送をやることになりました。
翌日。Sは「①自分たちで希望してカーディガン着用を認めてもらったのに、それを自分たち自身で破るなんて本当にそれでいいのか ②もしこれで再度着用禁止になったら、今後何かを学校に認めてもらう事がかなり難しくなる ③先生方に注意される前に、お互い同士で注意しあっていこう」という点を中心に全生徒に呼びかけました。教師からではなく、元生徒会長Sからの呼びかけ。
僕らの言葉よりも生徒たちに届いているに違いない。今後は違反者がいなくなるだろうと思っていました。しかし、その校内放送をした同じ週に、またまたカーディガン着用で違反者が二人出てしまいました!しかも二人とも三年生……これで違反累計11名。もはやこれまでか?…(次回に続く)