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今こそ地方が奮い立つとき!!

 みなさんこんにちは。熊本からの応援ブログです。
 九州からの話題を紹介することで、第50回大会東京大会応援のエールとしたいと思います。
まず、この秋(10月20日~21日の土日)は九ブロ学習会を鹿児島市内で行います。復活大会から数えて8回目、熊本からの「押しかけ学習会」としては宮崎、福岡に次いで3回目の開催となります。この「押しかけ~」とは、九州各県が輪番で担当して主催するのがベストであるけれども、各県が主催する条件が整うまでの当分の間は、今現在活動ができている熊本が毎月の例会の一つとして県外に飛び出し、学習会を行う形態です。
 現地に一人でも(全国・熊本県)会員がいるというような手掛かりがあれば、そこでやる意味はあります。企画、運営、会場確保、宿泊、交通はすべて熊本でやり、現地にお願いするのは会場の紹介や参加の呼びかけ、夜の交流会の場所選定ぐらいです。そのことで、現地の方々同士が顔を合わせることができ、また九州各県からの参加者と交流ができれば良しと考えています。今ここで、「九州に血流を通しておく」ことが当面の目標です。今大会では、過去鹿児島高生研に関わってこられ、今現在は高校再編問題に取組んでおられる中島栄一さん(著作:高文研「私は学びたい。だからーいま青春」他にも数冊)の講演、熊本高生研出身で現在鹿屋工業高勤務の田邊憲史郎さんの実践報告がメインとなります。もちろん夜の天文館を中心にさつま焼酎巡行もあります。
 全線開通した新幹線でスピードアップした鹿児島までの距離感を是非体感してください。
 さて二つ目は、東京大会から僅か一週間後の8月の18日(土)、宮崎の「山下道也さんを訪ねる旅」を計画しています。熊本での高生研の発祥の地は矢部高校(水道橋である通潤橋で有名)であると言われていますが、そこに灯を点したのが山下さんです。彼は今、私的通信である「こんとん座」通信の発刊、「スローライフinみやざき」という地域交流会の運営、それと哲学サークル「水よう会」の主宰と84歳の御高齢でありながら、八面六臂の活躍をされている(元全国高生研常任委員で、「集団づくりのなかで1」「同じく2」(鉱脈社)の著作者)。この「こんとん座」通信第54号に、次のような記述があったのです。
 「わたし的に(若者表現を真似て)言えば、40年前から高生研の中で実践し考えてきた「集団つくり」のいちばん中心にあった(そのことも当時わたしはよくわからなかった)「核づくり」の意味が、ほんと今頃になってようやく見えてきた~」
 これをみて、「えっ!あの山下さんにして…」という驚きです。僕らの科白ならともかく。そして「核づくりが話題になって、水よう会は息を吹き返した」とあります。これはもう、行くきゃない。直接会って、今まで彼が捉えていた認識とどこの部分がどう違うのかを確認したい、そして水よう会のメンバーとまた会いたいという思いが同勤する藤川、正清(座席も隣)に高じ、先の「訪ねる旅」として具体化したのです。
 「授業中の活動で言うとまったく活動ができない最下位の者が、じつは集団に対してもっとも大きな影響力を秘めている」「この原則からみるとどうなるか。いちばんおくれている宮崎県は、日本に対してもっとも大きな潜在的影響力をもっている、ということにならないか。」と山下さんの著作「集団づくりのなかで2」のあとがきにあります。即していうと、九州が元気になることが、全国高生研の底上げになるのだといういうことです。えっ!なぜ最下位の者が大きな影響力を秘めているかって?それを詳しく聞きたければ、一緒に宮崎に行きましょう!!

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