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地方進学校の呪縛の中で

 北国にもようやく春が訪れ、もう少しで桜が咲く季節になりました。豪雪の影響でまだ日陰となるところでは雪が少し残っています。学校のグラウンドも雪解けが遅く、高校野球も1週間ほど春の大会が遅れました。
 今年、30年目の教師生活を迎えることになりました。地区2番手の進学校の3年担任。数学の主担当。長男も大学受験、二男は高校受験と精神的に追い込まれているというのが実情です。国公立大学に何人入るのかを問うのは邪道だと多くの人は言うでしょうが、実際にその渦中にいると、土曜講習や平常講習など地方の進学校ではせざるを得ないジレンマの中にいます。
 ひとりひとりの進路を達成するために、どんなことができるのか。学年主任を中心に7人の担任ががっちりとスクラムを組み、ひとりひとりの生徒を大切に3年間育ててきました。今年、新任で来た校長は20代の時に、リーダー研修会でともに生徒のために話し合った方。高生研の話をすると笑顔で対応してくれました。
今年も学級通信、学年通信、そして学級ブログで生徒たちや保護者のかたにいろんな情報を伝える取り組みをしています。
 また、授業や学年集会で積極的に生徒が発言し、行動を起こせるようなしかけも考えています。ぴらいち学習会をAO入試や推薦入試などの指導にも活用できないかも模索しています。部活動もバドミントン顧問になって20年目の節目。進学校であるが故の練習時間の少なさの中で、昨年は県ベスト8。今年はさらにその上を目指しています。
 30年目の教師生活を経て高生研での学びが今こそ必要と考える今日このごろです。
 新クラスになっての最初の行事は5月の炊事遠足です。3年連続となる今年の生徒たちの手料理を今から楽しみにしているところです。 (よしだ)
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