4月23日(日)、静岡高生研常任委員会兼静岡大会現地実行委員会事務局会議を開催しました。議題は、サークル例会報告、春ゼミ総括、静岡大会に向けて、などでした。沼津サークルでは4月15日(土)、「全国大会基調発題」について、執筆者の前田さんを交えての学習会を行いました。「なめられる教師」「ケアの倫理」「エンパワー」など言葉の定義が議論されたとのこと。基調発題に出てくる教師は「なめられる教師」なのか?との指摘あったそうです。常任委員会での議論では、「管理を指導と勘違いしている教師は多い。どんな教師も「なめられる教師」の視点を持つべきというのが、この基調の趣旨」との意見が示されました。静清志榛サークルでは4月16日(日)、T先生から「教師の楽しさとやりがい」をテーマに1年間のHR運営の報告がありました。不登校、発達障がい、複雑な家庭環境、指導に手がかかる生徒も多い。しかし、困難さからも学べるという前向きの報告でした。この実践は機関誌『高校生活指導204号』にも掲載されます。
静岡高生研は、月例で常任委員会を開くことができていて、サークル例会も毎月行われています。しかし、静岡も会員は頭打ち、例会に新しい先生や若い先生が来ることはまれな状況です。実践や理論的な部分は誇れるものがあります。全国大会開催をきっかけにして、まだ高生研を知らない先生方にその良さを積極的にアピールしていき、静岡高生研の活動に参加してもらい、高生研運動の拡大につなげていきたいと考えています。堅実な大会づくり、静岡ならではの工夫、しっかり学べて楽しい大会になると思います。全国の皆さん、ぜひ静岡においでください。
静岡高生研事務局 長房 利夫