東北から元気を名古屋大会へ

 全国大会へ参加しにくいものにしているのは、時間のやりくりや経費です。内容さえ分かれば、「行きたい」となるはずなんですが。そこで、「ミニ大会」的感覚で分科会報告者をお招きして、「これが全国大会だ」と見せます。組合の教研ということで資金の裏付けをし、大会参加の意義を理解してもらいます。全国大会のおもしろさが分かれば、何とか時間を調整し、「自分にかける金」を捻出すると思います。

 7月16日、秋田高教組の教研として、大阪高生研の井沼先生に講演をお願いしました。それに佐藤先生と中村先生が一緒に来てくれるというので、「ぴらいち実践交流」もお願いしました。いつも思うことですが、大阪の「のり」で秋田では授業が出来ないだろうか、ということです。生徒も楽しく勉強すると思います。秋田の授業は・・・。

 当日は、秋田大学の望月先生が学生5名を誘ってくれました。1週間後には採用試験があるという時期ですが、非常に熱心に参加してくれました。一方の私たちも大いに刺激を受けました。さらに、本当に忙しい中、岩手の中先生も駆けつけてくれました。井沼先生の講演や佐藤先生・中村先生のワークショップに期待してのことです。

 講演というより高生研のワークショップ的なもので、「前座」として佐藤・中村コンビによるゲームと班分けが行われました。ゲームとなると先生方も熱中します。これによって、一気に和んだ雰囲気となり、井沼先生に引き継がれました。

 テーマは「キャリア教育」にからめて「高校で本当に必要な学びとは何か?」でした。多くの「学歴や資格で不利なスタートをせざるを得ないノンエリート高校生たち」が貧困社会を生き抜くために、教師はどんな力を伝えるべきか、を考えさせられました。生徒の実際のアルバイト「雇用契約書」を題材にして班討議が行われました。学校によっては、雇用契約書をアルバイト許可の条件とする学校もあるようですが、教師が雇用契約書を目にすることはあまりありませんし、内容についても知らないことがありました。身近で生徒にとって関心の高いものを教材とすることが、とても大切だということが理解できました。

 また、井沼先生の実際の研究授業風景も見せてもらいました。生徒の「つぶやき」を拾い上げて、みんなの共有とすることも分かりました。

午後からは、ぴらいちを題材にする予定でしたが、そんなに持参できないだろう、という講師の判断で、別バージョンで行われました(実際は、4名が持参)。班分けの後、「自分にとってこの1学期を漢字一文字で表すと何か」、という課題で各自紙に漢字を書きました。班毎でその説明をした後、その漢字に関わる8つの出来事を書きました。これが、臨時の「ぴらいち実践」ということになります。その発表に対し、「ほめ」と「けなし」、「アドバイス」が行われました。誰でも褒められると嬉しいし、けなされても「なるほど」と思うところがあるので納得しました。

 この教研に参加した学生さんも、名古屋大会に参加する、ということで現地での再会を誓い合いました。東北からレポート3本と学生たち。「がんばれ、東北」、そして「東北から元気を名古屋大会へ」。

     とらぬ狸@秋田

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