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全県で節電行動!

 6月15日は、全県一斉の節電行動の日でした。学校へも、15%を目標とした節電が要求されました。節電と言われても、出来ることは照明を消すことぐらいです。結局、指定された午後1時から3時まで、教室や職員室の照明を消しました。その効果は、本校の統計で11%減ったと言うことでした。それ以来、職員室の照明はいつも消えています。「窓際族」の年齢となった私にとっては、晴天のときは良いのですが、少し曇ると見えにくくなります。確かに無駄は良くないと思うものの、原発が動かないと大変だぞ、という脅しと感じられ、こんなにまでしなければならないは誰のせいだ、と思うと憤懣やるかたなくなります。

 北国といっても、冬が寒いだけで、夏は結構蒸し暑くなります。しかしエアコンはありません。夏の節電はばっちりです。とはいうものの、窓を開けますから、今年からは放射能が心配です。福島から100km離れていますから、それほどの心配はないのでしょうが、「直ちに心配はない」とはいきません。放射能の心配をしすぎだ、とも報道されます。しかし、20年後、30年後経って子ども達がガンなどの病気になったら、やはり「想定外だった」と言われてお終いなのでしょう。自分の身は自分で守らなければならなくなったようです。このことが、どんな勉強より今一番大切な勉強ではないかと考えています。

 前回の柴原洋一さんが、小出裕章さんのインタビュー映画「福島原発で何が起こっているのか」を使った分科会を紹介していましたが、全国委員会でそのDVDを購入し、地元で連続上映会を行いました。参加者はお年寄りがほとんどでしたが、とても良かった、と言ってくれました。小出さんのDVDの続編も出ています。ぜひ各地で上映して欲しいと思います。もちろん、全国大会で柴原さんからの説明を受けると、もっと良く理解できると思います。

     とらぬ狸@秋田

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