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テストって何のため?

 京都の岸田です。秋田の教研の報告の一端を聞き、入学試験や卒業試験を

控え、複雑な気持ちです。「選抜」や「採用」にはまた別の難しい側面が出てくるでしょうが、いわゆる「全国学力テスト」という方式は、何のためなんでしょうか?誰のためなんでしょうか?

 フィンランドがよく比較に出されますが、いわゆるフィンランドの特徴ある教育を受けた子どものその後は、幸せな人生なんだろうか?関連はあると分析されているんだろうか?とふと思います。

 それにしても「検証」「評価」というものは本当に難しいと思います。

 ところで、学校って何するところ?教員って何するひと?というのがここ数年の私の謎です。正確にいえば「何をすることを求められているひとか」ということになるかもしれません。一昨年だったか、大阪高生研の企画で中塚久美子朝日新聞記者のお話、そして昨年山野則子大阪府立大教授のお話を伺う機会に恵まれました。そして、今回青砥恭埼玉大学教授のお話を聞き、謎は深まるばかりです。とはいえ、毎日朝はやってくるので、目の前の生徒に誠実に向き合うだけですが。

 今、中1と高2と高3の授業に行っています。特に中1のあと10分後に高3という時間割が、しゃべりが元に戻らなくて恥ずかしいセリフを注意するときに使ってしまったりしています。でも、「大好きだよ~」「愛してる~」

というのは学年に関わらず最高に効く注意ですね。

 「学力検証」というものについて、「教育活動評価」と「教員評価」と合わせて考えてみたい、それが私の今年の抱負です。名古屋大会の夜か休憩に「エデュケーション・カフェ」でもできたら楽しみだなあ。

 6ー0℃の京都より 

 

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