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問題別分科会3「生活指導をコミュニケーションと関係性の視点から捉え直す」

高生研大会応援ブログをご覧の皆さま、今日は。問題別分科会3で提起をする内田です。

 問題別分科会3は「生活指導をコミュニケーションと関係性の視点から捉え直す」と題しての提起を行います。コミュニケーションの原理と人格形成の関わりを手がかりに、生活指導を捉え直します。原理的な話には触れますが、具体的な実践、基調発題で述べられていることをベースに議論する予定です。

取り上げている実践は、中野譲さん(小学校/「地域を生きる子どもと教師」高文研)、城塚俊彦さん(「高校生活指導」206号)、小柴加奈子さん(基調発題)の3つで、コミュニケーションと関係性の視点から分析します。

 コミュニケーション??何を今更、と思われる方もいるでしょうが、生活指導を考えるうえで重要な視点なのです。私たちの周り、教師と生徒の間、生徒達の間でも、相互理解にならない会話が横行しています。相手を支配する、相手より自分がすぐれていることを誇示・確認するコンテキストが含まれている会話がけっこうあったりします。そして、生徒達がどんなコミュニケーションをしているかしていないかは、生徒達がつくる関係性の反映でもあるので、この点が生活指導を考えるうえで重要になります。

 また、人は周囲とのコミュニケーション、様々な体験などからいろいろと学習しています。それと人格の形成がどう関わるのかについても触れ、この点も生活指導実践の重要な視点として、議論したいと考えています。なお、この分科会の提起には、小柴さんの基調発題から触発された点がいくつかありますので、ゲストとして小柴さんをお呼びしています。

 多様な視点から議論をしたいので、多くの皆さまが参加してくださることを期待しています。

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