高生研大会応援ブログをご覧の皆さま
1学期も終わり、少しほっとされていることと思います。
さて、全国大会も、開催まで、あと2週間を切りました。
今年の全国大会のテーマは「『なめられる』教師が教育の新たな地平をひらく」です。
いま学校は、生徒をしたがわせなければならない、なめられてはいけないという強迫観念にとらわれてはいないでしょ うか?
1日目の全体会では全国大会のテーマと同名の基調討論発題をもとに討論が行われます。この基調討論発題のサブタイトルは「『ケアの倫理』に導かれる自治実践を構想する」です。
ケアの倫理とは、生徒のひそやかな声に、そして自分自身のひそやかな声に耳を傾けることだと私は思っています。声にならない声を聞くこと、そこからしか自治は始まらない
ような気がしています。そしてそのようにして教育の新たな地平をひらいていけるのではないかと思っています。全体討論で深めていきましょう。
2日目の一般分科会は、若い先生からベテランまで、生徒をどう育てようとしたか、困難な学校で何をしてきたか、生徒会の指導をどのようにおこなってきたか、グループの授業をどう取り組んできたかなどが語られます。
3日目の問題別はアクティブラーニング、学校づくり、ケアの倫理について深めます。困っていることを相対化するワークショップもあります。
こんな教育でいいわけがないと感じておられる先生!職場でしんどいなと思っておられる先生!とにかく、みんなで 集まって、語り合いましょう!そしてじっくり考えましょう。18歳を市民に。生徒たちを市民に育てたい。そんな教師が、全国から集まる全国大会です。このような場に集うことが、いまほんとうに大切なことだと思うのです。
是非ご参加ください。
申し込みは、申し込みフォームから、詳しい内容は、公式案内をクリックしてください!
2017.7.27 高生研代表 藤本幹人