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一般分科会 [ HR ]夜間定時制でのRを巡る3年間

6月9日、北本市文化センターの研修室で埼玉県高生研のゼミが行われました。
参加者はオンライン含めて11名でした。

前半では渡部先生の実践の読み込みとディスカッションを行いました。実践を読み込むほど、渡部先生の生徒を想う気持ちの深さに感動しました。定時制という教育現場でもマイノリティな中でできることを模索し奮闘する姿や、色々と抱えている生徒からなるコミュニティだからこそ生じる問題に真っ直ぐ対応される姿から、多くのことを学ばせていただきました。
後半では交流会を行い、主に現場に立つ若手教員の悩みを打ち明ける機会となりました。

渡部実践は、大阪で行われる全国大会で発表されます。渡部先生の温かさをぜひ全国の舞台で味わって下さい!

吉村

<一般分科会  8月3日(土) 9:00~12:30>
2.[ HR ] 夜間定時制でのRを巡る3年間
夜間定時制高校に着任と同時に担任した12人は現在4年次までに半減した。それぞれに過酷な背景を持つ生徒たち。中でも不登校歴が最も長いRは、義務教育の9年間のうち、登校できた期間は3年にも満たない。九九もアルファベットも身近な漢字も身についていない。学習や愛着に課題を持ち、コミュニケーションがひときわ難しいRと行きつ戻りつ格闘した3年間のHR実践。

リーフレットより抜粋>